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2024-01-30 1:14:12

#10【ヤング≒アダルト】後編 想像力と表現すること

ジェイソン・ライトマン監督、シャーリーズ・セロン主演「ヤング≒アダルト」を深める回後編

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人で埋めるのはやめよう / やっぱりクソな町 / 過去の栄光 / マットの妹との会話 / ミニアップルとビッグアップル / 敷居を下げようとするメイビス / 終わったタワマン / 自分一人でできることじゃない / やっぱり想像力 / バツイチあるある / 想像力 vs 言わなきゃわからない / バディは悪い / 普通に考える / 表して受け取る / 外からの視線と外への視線 / 他人の目を気にしないためには / 一人〇〇 / 孤独と孤独感の差 / 自意識からの開放 / 親密な人の必要性 / まとまらない結論 / ついて来てくれよな!

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00:00
深めるシネマ。
マットとメイビスが結ばれて終わりでもいいじゃん。
でも、そうならなかった理由は何なんだろうなって、めっちゃ気になるんだけど。
朝起きたら、オープニングと全く同じ、オープニングっていうか、序盤でメイビスが、その辺の男と一夜を共にして、パッて起きて。
理想的にどうでもいい男だよね。
どうでもいい男を一夜を共にして、パッて目が覚めて、マーキュリーに戻ろうって言って。
バディが待ってるって言って、ミニタクする時の構図と同じ感じで、男がこう潰せで寝てて、メイビスが目が覚めるみたいな。
同じ感じ、最初戻ってるわけ。で、またなんか、旅立つ時になってるんだけど。
メイビスは、そんだけ繋がったマットを置いて、町に戻るんじゃん。
ここで映画終わるんだけど。これ何でなんだろうなって。
俺が、もう明確に一つあって。それは、つまり、現実が充実していない状態、過去に苛まれて囚われている状態っていうのを打開するために、バディを求めてマーキュリーに来たけど。
で、バディがダメだった。
から次は、いわばじゃあ次はマットですっていうことをしてしまったら、同じことの繰り返しをしてるんだよ。
自分の、あの、何て言えばいいのかな。充実してなさというか、なんかまあ不幸せだからな。
自分の不幸せを他者で何とかしようとするっていう。つまり寄りかかってるわけじゃん。対等じゃないんだよ。
っていう構図。だから、マットはいいやつなんだけど、バディと違って。
なんだけど、実はそれやっちゃうと、同じになっちゃう。反復になっちゃう。
ストーリーが進んでるようで、実は全然こいつ成長してねえなっていうことになるっていうか。
もっとそのなんか構造分析みたいな話じゃなくて、単純に自分の今の苦しさを人で埋めようとするのはやめようっていうことだと思う。
03:03
で、そのためにあの、マットの妹とあそこで会話がちゃんとあったっていうことだと思う。
最後はじゃあ、あれは、えっと、メイビスにとって幸せなエンディングだったって見てるってこと?
うん。ただ、メイビスらしいなって感じはする。
そうだよ。
あれ、あれすげえいい話じゃないと思うよっていう。
そうそう、いい話じゃないんだよな、別に。
ただオリジナルストーリーではあるねっていう。彼女もオリジナルな話ではあるねっていう。
何か全てが解決したとか、メイビスの性格が治ったみたいな。
こっから先、幸せになりますっていうのじゃなくて、やっぱあれも自分で決めたっていう。
戻るっていうふうに決断して、自分の人生を自分で転がしていくって決断したラストだなと思って。
俺も同じようにそのいいエンディングだなと思ったんだけど。
なるほどなるほど、確かに。
結局さ、やっぱりこの映画、最初、序盤から見ていくとやっぱメイビスが悪者なわけ。
意味わかんないやつっていうかね。
頭おかしいやつ。
頭おかしいやつだね。
が、頭おかしいことしてるっていう感じなんだけど、
その最後の最後で自分で妹と、マットの妹と喋るシーンで、
自分がもう、自分の自尊心も多分地まで落ちたわけよね。
自分のやってきた行いとかも全部多分認識したわけでしょ。
そうね。
だけど、やっぱりこの街はクソだったなっていうのは変わらない事実なわけ。
とはいえやっぱりこの街はおかしい。
街歩いてて、いきなり両親にまた見つかって、
で、なんか話聞くと、もう噂が回ってると自分の。
なんか不動産のために戻ってきてるとかって、
不動産のビジネスのために戻ってきてるって話がもう街中知れ渡ってて、
両親の耳にも届いてたりとか。
関心もすごいし。
あの街はもう、紛れもないクソな場所なのは変わらないっていう。
どっちも真実っていうか。
だから、自分はやっぱりこんなとこで、
行っちゃダメだって言って出るって、初めてちゃんと過去と折り合いがついたように俺は見る。
ああ、なるほど、そうか。そういう意味でも、あ、そうかそうか。
マーキュリーは過去なんだね。
06:01
もう過去なんだよ。
戻ってきたって何も一個もいいことがないんだよ、あの街には。
ああ、なるほど。だから、
あれだよな。
なんかさ、過去に囚われるっていうのも2種類あると思ってたよ、過去には。
ややこしい話で恐縮なんだけど。
つまり、傷としての過去。
トラウマとかそういうのと、
でもメイビスが戻ってきたのは、
まあ結果的にそれをやっつけるっていうか、
それに対処する話になったんだけど、栄光の過去でしょ。
過去の栄光か。
過去の栄光に囚われてそれを、
もう一回できるんじゃないかみたいな。
そういう意味で囚われて、それはもう固執してる方だよ。固執してる方の過去。
やったし、結局マットとの夜の時に、
なんでバディだったの?みたいな話の時に、
結局バディはどうでもよくて、あの頃の私は最高だったっていう。
そこに固執しているっていうことも、まあ彼女は告白、自白するんだけどちゃんと。
でもとはいえ、もうこの町は、
あの、終わった過去としての町なんだ。
クソな町だった。
クソな町だったって。
それは間違ってないよ。
でもここがさ、まあメイビスっぽいっていうかさ、
いやこれ全部ひっくり返すように気をつけたんだけど、別にクソな町ではないよね、あそこは。
でも彼女にとってはやっぱクソな町だよ。
でもね、そのなんか、また、
彼女にとって本当にそうなのかっていうのが、
もし本当に変わってんじゃないかなって思ったのが、
あの、マットの妹が、ファックマーキュリーだよ、この町は。
なんか、ノーダインばっかりみたいな感じでこう言って、
で最後、私も連れてってって言った時に、
あなたここにいた方がいいみたいな感じで言うじゃん。
あれやっぱこいつ性格悪いな、メイビスっていうことなのか、それか、
いや、この町にいた方がいいよっていうことなのかもしんないよね。
ミネアポリスには彼女の辛い現実があるわけだから。
いろいろあるでしょ、多分。
都会で一人で食っていく作家さんとしてね。
キラキラしてるように見えるかもしれないけど、
で実際キラキラしてるように見えるって言われて自己肯定するんだけど、
でも、こっちにいた方がいいよっていうふうに言ってるようにも見えたの。
09:00
かいかぶりすぎかな、メイビス。
やっぱでも、彼女の容姿もそうだけど、
やっぱでも文章を書けたりとか、才能間違いなくあるわけじゃん。
そうね。
ゴーストライターとはいえ、やっぱ人から火出てる人なんだよ。
だからあんな田舎でくすぶってるような自分じゃないなって思ったんだと思ったけど。
だから出ていくし、妹にも、
いや、あなたは違うからっていう。
シンプルにそう言っただけかなって俺は思った。
なるほど。
だとしたら言い方が優しくねえなあいつ。
そうそうそう。
性格悪いんじゃないかな。
言い方優しくない。性格は悪いんだけど。
まあなるほどな。
まあだからある意味背負ったってことでもあるのか。
自分のその、なんていうの。
いや、だからね、背負ったというか、あれなんだよな。
ミネアポリスっていう町自体がそもそも、
ミネソタ州の中のめっちゃ都会なわけ。
はいはいはい。
ミネソタ州って、アメリカで言えば中西部の北の方かな。
田舎なわけよ。アメリカの真ん中は田舎なんで、基本的に。
そういうイメージあるな。
その中でも、唯一結構都会として発展してる。
で、ミニアップルって言われてたじゃん。
ミニアップルに連れてって。
ミネアポリスっていうのとミニアップルっていうのは似てるかなっていうけど、
あれはまあニューヨークシティ、ニューヨーク市のことをビッグアップルって言う。
あ、そうか。確かに。
そうそう。
あ、そうだね。
と同じように発展してて、しかも結構その移民の人とか多くて、
いろんな文化が根付いてるんだって、ミネアポリスって。
いろんな人種の人がいるし。
で、結構中西部の中ではリベラルな街。
なるほど。そういう意味でも都会的ではある。
都会。だからあの周辺の人にとってのニューヨーク市なわけや、そこは。
あー。
でもミネアポリスなんだよ。
うん。
そのミネアポリスどまり。
うん。
で、そこで超有名なヤングアダルト小説っていうのをゴーストライターをやって、
まあちょっと名前が売れてるか売れないかも。
うんうん。
で、それ彼女にとっても多分コンプレックスだと思うわけ。
うんうんうん。
あの、メイヴィスにとっても、やっぱもっと売れたい。
ニューヨークとかに出て、こう戦いたいっていう気持ちがあるけど、
12:06
それがもう中年になってきて、あ、もう自分には無理なのかも。
あー、そうか。シリーズも終わるし。
終わるっていう。そうそう。
でなったら田舎に帰ればチヤホヤされるじゃん。
あー、はいはいはいはい。
自分の中の夢みたいなのを、敷居を下げようとしてたっていう風にも見れる。
あー、だからつまりAリーグとしてのニューヨークとかあって、
Bリーグとしてのミネアポリスがあって、
ミネアポリスがあって、Cリーグ。
で、Bリーグでうまくいかなくなったから、
Cに落とせばトップに行けるんじゃないかっていう。
あー、なんか企業によると切ねえな、なんか。
いや、そうなの。それ多分無意識にやってたからの、そのバディともう一回やり直したら、
まあね、地元でもめちゃめちゃ美人だし、文才もあるみたいな。
本も出してますみたいな。チヤホヤされまくるわけ。
地方局ではもう取材がいっぱい来るわけ、多分。
うわー、なんか。
なるほどな。
っていうのになり下がろうとしてた彼女が、
最後やっぱこの街クソだ、自分はもっとできる人間だし、戦えるんだって覚悟して、
なんならAリーグ目指そうって戻っていくらしさに俺は見えた。
なるほど。
だからマットと一緒になってしゃダメなんだよっていう。
はー、なるほどな。
ちょっとトリビアさんの気持ちめっちゃ乗ってる感じするな、なんか。
いい意味でだね。
それもある。
いい意味でなんだけど。
やっぱなんか勝負出ないとみたいな。
戦うぞっていう気合のあるラストに俺は見えた。
あー、なるほどな。
だとしたらめちゃくちゃ前向きで成長してるよな。
やっぱあの、メイビスはもう子供の頃から多分もう見た目も良くてみたいな。
学年一のマドンナでみたいな。
注目を集めて、何するにしても人から注目されるみたいな。
彼女が都会に出て、戦おう、ミネアポリスで頑張ろうってなったけど、
オープニングに出てくる、メイビスの住んでるタワーマンみたいなやつ。
アパートだ、高層アパートみたいな。
映るんだけどさ、ベランダ、外装が映って、
あれ何回か見た時に最初あんまり気にせず、
15:01
こういう所に住んでるんだなって見たんだけど、
あれよく見るとほとんどの部屋空いてるんだよ。
マジか。
で、すさんでるの結構。
謎のアメリカ国旗とか立ってたりとかして。
で、空いてる部屋があって、しかも真ん中にNow Rentingってめちゃめちゃデカく書いてある。
要は入居者募集中。
はいはいはい。
全然イケてねえ。
イケてないんだよ。
終わったタワーマンみたいになって。
現実への不満が過去に映ってるっていうか、
あの時良かったなっていうのはそういう意味もあると思う。
過去に映ってる。
現実、目の前のことに挑戦するっていうことから目を背けたくて、
過去のは良かった。
で、成りかけてる彼女に見える。
そういう人の話にも見える。
なるほど。
それこそ、俺の解釈で言うとこの過去のエゴにすがっている方の、
方の人が立ち直っていくっていう話にも見えるし、
トラウマ的な過去を、いわば告白することによって
乗り越えていくっていう、向き合って乗り越えていくっていう風に。
だからダブルミーニング的に進んでる。
でもどっちもなんだろうな。多分過去に捕らわれるって入り組んでるけど、
実はどっちもなんだろうな、きっと。
どっちもなんだろうな。
あー。
メイビスじゃあ挑戦していくのか、これから。
うん、だから物書きとして。
うん。
ここから先挑戦していくんじゃないのっていう割に。
ゴーストライダーじゃなくて、ちゃんとマジガチのオーサーになるのかな?
作家、作家の方がね。
だから、過去を過去にできない人っていうのはどうしたらいいのっていうのは、
さっきお前が言ってたみたいに、
全部ぶちまければいいんですか?
いやー。
あの、ああいう形にしない方が、だってあの時点がまた黒歴史で過去になっちゃうよね。
パーティーであんなことやっちゃったっつって。
やっちゃったってなるじゃん。
3年後の寝る前に思い出すよ、多分。
まあ、そうね。
でも、まあ、象徴的にああしてるってことで、
俺はやっぱり、その、なんていうのかな。
さっきの、だから上手い例えにできてたかわかんないんだけど、
作作っちゃうんだよ、やっぱみんな。
てか俺もだけど。
本当はこういう気持ちなんだけど、
18:02
それ認めたくないから、
意識的にも無意識的にもそんなこと感じてませんっていうことで、
なんか訳わかんないことやっちゃったりすると思うの。
つまりその、
この物語に即して言えば、
自分の愛していたパートナーと家庭というかが気づけなかった。
しかもそれは自分のリュウダンという不運によるもので、
傷ついていて、それを引きずっていて、
だから2回目の結婚にね、
結婚してないから1回目はバディとは結婚うまくいかなくてみたいな、
そういう傷つきの厳然たるものがあるんだけど、
それ認めないから、
意識的には工藤さんのビジネスのために戻ってきたとか言うし、
無意識的には結ばれる運命にあるから、
これは合理的な行動であって、
まだ口にしてないことがいろいろ2つもあるけど、なんかこういう妄想で、
策をまた作るし、
でさらに、
メイビスの場合は酒だね。
めちゃくちゃ飲むことで目をそこから反らそうとするっていうのがあったわけよね。
すごい劇的な形で自白することになっちゃったけど、
本当は傷ついていてっていうのを、
まだ引きずっていてっていう過去に打ち当たるわけなんだけど、
ものすごい勢いで打ち当たったんだと思うんだよね。
だからバーッと出たんだと思うんだけど、
そういう形もあるだろうけど、
何かこう、
抑圧的になってたり、
充実しない感じがしたり、うまくいってないみたいな時に、
なんかこう、
本当は何なんだっけみたいな、
本当のところ何なんだっけって、
それ掘り下げていくような作業だと思うんだけど、
撤去していく作業ではあるし、
それは辛いんだけど、
それやったほうがいいよっていうことだと思う。
じゃないと、本当にずっと、
わけわかんない、意味のないことを反復し続けることになってしまうっていうのがあるから、
それこそトラウマ的な過去に関してはやっぱり、
辛いんだけどそうしたほうがいいし、
うん、だと思う。
21:00
それは一人じゃ無理っていうことになる?
一人でできることですか?
愛が大事なんじゃないですか?
そばにいてくれるマットみたいな人がいるんじゃないですか?
そうだよな。
彼女一人でやったことじゃないし、
その傷を癒す、
その蓋を開けた後の傷を癒す行為はマットがしてくれたわけでしょ?
そうね。
あれさ、だから、
すごい酷いことやっちゃったって言って、
パーティー後に来た時の、
あの時のメイビスの顔やばいよね。
ものすごい傷つきがもう、
あれすごい名演だと思うんだけど、あの顔が。
ゴルデン・グローブ賞がなんか、
ノミネされたっけ確か。
この作品で。
主演女優賞かな。
うん、なんか、
その顔もだから、
これまでストーリーの中では時々赤ちゃん見た時に、
アドラボとか言って、
可愛いわとか言ってる時の顔よく見たらめちゃくちゃ悲しそうっすね。
うん。
寂しそうな彼女の顔してたりするんだけど。
うん。
そういう、でももうすぐ、なんか、
この、いわゆるダメージシックチョーなのとか言って、
もうすぐ顔を隠すみたいな。
感じだったりするんだけど、
まあそうだよな、だから。
だって自白するのも結局、
自分でやったわけじゃないよね。
うん。
そう、いわばね。
うん。
で、
大変トリベさんが言った通り、
うん。
その後、ケアがないと、
あの、誇張じゃなくマジで死ぬかもしれない。
人は。
そうだね。
うん。
だってあんな顔してんだよ。
マットも引いてたじゃん、なんか。
うん。
怖い顔して、みたいなこと言ったりする。
うん。
まあやっぱりそう考えると。
と。
うん。
見渡りようとしてる。
人との?
人との。
つながり、つな?
つなが?
が?
つな感ではないよね、これね。
つながになっちゃう。
まあそうね。
うん。
でもやっぱりその、もちろんその通り。
人とのつながりが大事なんだけど、
つながりを担保するのは、
やっぱり想像力だと思う。
うんうんうん。
想像力がないから離婚したのに、
母親が、父親が、
結婚式の写真とか飾ったりするのよ。
はいはい、あれもね。
別に俺暴露芸で生きていきたいわけじゃないから、
聞き流してほしいんだけど、
俺離婚経験あるじゃん。
はい。
なんかこれ面白いように使えるかなって。
初めて知ったんですけど。
今回は面白いように使えるかなって一瞬思ったんだけど、
24:00
ちょっとあざとすぎるからもう。
あざと?
今ちょうどなんか、
口滑らして出てきちゃったって感じなんだけど。
これ実家それで戻ることになったんだよね。
他にもいろいろあって。
別のお家に住んでたんだけど。
戻ってきた時に、
あのー、全く同じようなことっていうか、
あのー、
あって、あれね傷つくんだよ。
しかも俺はさ、
あのー、ま、
実家ではなく父方の、
あの祖父の家に、
あのー、
なんていうのか、家計図、
貼ってあって。
あー。
正月でさ、楽しく書いたんだと思うんだよ。
俺も言ったような気がするけど。
でもまぁ、
あのー、元もひーの隣に、
え?あのー、二重…
なんだ?
嫁ひー。
元嫁ひー。
書いてあったりすんのね。
あー。
でも、
うちの親を擁護したいから、
すぐこう、あ、これは、
書けないとの?みたいな感じで、
うちの親父はね、そういう風に気を回してくれたけど。
少年、むしゅむしゅーっつって。
それもそれ、ダメじゃんっていう。
他にもこう、なんかね、あのー、
おばあちゃんの、
ベージュのお祝いかな?の時の集合写真で、
全然俺と、ともひーと、
嫁ひーの写真。
元嫁ひー、元嫁ひー。
一緒に写ってるのとかあったり、
実家、今まさに住んでるこの、
俺の実家の、
テレビの、
あのー、端っこに、
あのー、飼ってた、
俺ら夫婦は、
子供ができなかったもんね。
猫を飼ってたもんね。
その猫の写真が、
一番可愛かった時期の写真を、母親が引き伸ばして、
貼ってあって、いつでもこう見れるように。
テレビの縁にこう、
テープつけて貼ってあるみたいな。
もうね、あ、つらいんだよ。
やっぱり、ああいうのって。
そう。
でもやっぱ、そうね。
真剣を取れなかった猫。
そうなんよ。
連れて帰って来れんかったんよね。
敵愛してたのにね。
そう、敵愛してたんだけど、まあ、あの、
まあいいや、その話は、
置いといても、
まあ、かといって、それで、
あのー、
私の父親と母親に、
お前ら想像力がねえな、愛がないなって言うのも、
コクであろう。確かに。
コクです。
コクなんだけど、
私の父親と母親に、
愛があった小差でもあるかもしれないけど、
ごめん、これちょっと剥がしていいかなっつって。
ああ、言ったんだ。
言ったら、ああああああ、
そんな感じなの。
何言ってんの、いい思い出と思ってんのよ。
何なのよ。
この猫ちゃん可愛いじゃないの、とか言わない、さすがに。
ただそれを
俺が言い出すまでに3ヶ月ぐらいかかったけどね。
なんか、変な
気使わせるだろうなと思って。
うん。
でも言うってのは大事だよね。
ああ、まあそうね。
うん、やっぱ、
27:00
言うってこと大事だよ。
そう、だから。 わかんないもん、言わないと。
これは想像力との一個の対立軸
ではあるよね。
想像力を持てよって俺が言ってんのと、
とりあえず最前からよく言うこと。
言わなきゃわかんないだろ。
言わなきゃ本当にだって。
うん。
言わなきゃわかんないじゃん、だって。
それ、猫を
猫が好きだったからと思って
貼ってくれてる可能性もあるし。
うんうんうん。
人それぞれ。
でも、それで猫好きだからって貼ったまんまだんだとしたら、
あの、
全然ベスト同じじゃない?
なんか、寂しいんだろうからパーティー来る?
みたいなのと、あんま変わんながら。
そうなの。
その部分の俺もいるんだって、
俺の中で。
あの、やっちゃうなっていうさ。
うんうんうん。
なんか、
どこまでこの、
先回りして考えてあげるのが
ベストなのかもわかんないんだよ。
そういう意味では、
あそこに呼んだから、
最後ぶちまけられたってことにもなるじゃんか。
ベストが、デリカシーが
なさすぎたおかげで、
あの人かわいそうだから、
呼んであげようつって。
あの、この、
若ちゃん命名会みたいなのに、
呼んだのを、
えーっと、
なんだっけ、えーっと、
メイビスが、あの、まだ
脈ありと思って、
バディ、バディ脈ありと思って、
バチバチにメイクと、
髪ヘアスタイルね、セットして、
来たら、拒否され。
そういうんじゃないです。
って言うのがあって、
ツタボロになる。
彼女が、あそこで全部、
自分の過去とおり合いをつけれた、
って言う。
とも取れるんだよね。
その通りだな。
うん。
まあ、映画だからってのもあんだけど、
でも現実世界でも、
想像力は確かに
重要なんだけど、
あ、その半々なんだよな、
俺の中でも。その、先回りして
気を使ってあげる。
って言うことが、
相手を傷つけることもあるじゃん。
うん。
お前がだからその、
掛け図見て凹むからつって、
そこ掛け図のとこなんか、
花柄シールとか隠されたら、
気使わせてしまった。つって。
ああ。
ってなることもあるだろうし。
でもっと言えば、
それで、俺はその掛け図のことを
認識しているとして、
あの、
父方の祖父の家に行ったときに、
剥がされてたら、
うん。
で、多分これでも傷つきモードにいるから、
傷つく。
うん。傷つくんだよ。
なんというか、
限界があるよね。そう考える。確かに。
で、その時にさ、
例えばさ、なんか、俺がその場に
30:00
いたとするじゃんか、
見ろ見ろ、掛け図にまだ名前あるぜって言って、
あの、ネタにすることが、
その、
プラスになるのか、
マイナスになるのかはわからん。
これは勝負だね。
いやいや。勝負なんだよ。
掛けか。掛けでもあるね。確かにね。
掛け、だから、あの、
触れずに、本人があって気づくまで
待ったときの、
この場の空気感と、
お前の傷つきを、
を天秤の片方に乗せて、
ああ。
それなら俺が率先していじって、
これ終わりにしよう、みたいな。
誰のせいでもないよねっていう、
空気にしようっていう、
したときの空気感を、
もう片方の天秤に乗せるんだよ。
なるほど。
だから俺は結構そういうの
いじっちゃうんだけど、
確かにいじりがしはあるよな。
うん。
いいじゃん。別に俺のせいになれば、
なんか俺そういうキャラでいけば、
みんなそんなあの、
ヒヤッとしなくて済むでしょ。誰かが
うっかりいじった方が、やけどするじゃん
っていうので、俺はその役目を
担うときもあるし、
みんなが触れづらいことに触れることもあるし。
なるほど。
でも半々だ半々だって言ってるってことは、
それをやったことによって、
大失敗をしたことがあるってことだな。
そうですよ。
相手を深く傷つけ、とんでもそんな
空気にいたたまれ、とんでもない
空気になり、っていうことが、
これは難しいな。
そうなんですよ。
ああ。
どうしたらいいんですか?
どうしたらいいんですか?
これ言っていこうやっぱ。
自分はこうしてほしいって、
もうなんかさ、
言った方が、
みんなちょっとだけ、
楽になりません?って思うんだけど。
ただ、
メイビスにそれができたのかどうかを、
考えてほしいよね。
傷つきが非常に深かった人が、
鉄壁の柵を傷つけの周りに
作っているっていう中で、
私は、リュウザンの過去を、
まだ傷つきを引きずっているので、
あの、
てめえらのガキのパーティーには
呼ばないでくれって。
言えるかい?
言えないよね?
言えっていうのは、
残酷じゃないの?
だとしたら、この人は、
呼ぶと傷つくかもしれないから、
呼ばないっていうのも、
想像力を働かせた愛なのではないのか。
いや、だからそれは、
それはね、
プロレスみたいになっちゃったよ。
今、スリータップ行きかけたけど。
それは、
よくよく考えて。
メールが送られたのは、
もしかしたら不注意なのかもしれない。
あ、そうね。
可能性あるよね。
最後の命名パーティーに、
電話をかけて呼んだ方がいいよってのは
33:00
ベースなの。
ベースだね。
ベースがバディに、
誘ってあげてって。
ライブの後だよね。
で、
ってことは、
その、
そもそも、
そこ、
あの何、
まだ脈ありと思わせたのは、
誰のせいでもない可能性が高いよね。
あー、うんうん。
その最初の赤ちゃん生まれましたっていう
確かに確かに。
メールが送られてしまったのは、
うっかりなのか、
もしくは普通に、
全アドレス帳に一斉送信みたいなことした、
バディが悪いのかもしれないけど。
バディはね、
悪いよね。
悪いんだよね。
バディ、夜の暗がりでチューとかもしちゃうからね。
あー。
あれちょっとアホなんだけどね。
それはもう酔っ払ってたから。
あー、ほんと。
覚えてないよ、あいつは多分。
うん。
ごめんなさい。余計な話しされてるじゃん。
だから、なんだろうなー。
だから不幸な事故だったんだよっていう。
あー。
うん。
あれはその、
別は別で、
うん。
あの状態、
察しがまあ足りなかったのはあるんだが、
うん。
なんかこう、
っていうか、むしろ普通に考えてよ。
あー。
普通に考え出しちゃったこの人。
これは危ないぞ。
手隠れになるぞ、普通に考えると。
普通に考えて、
えーと、
あなたが別だったとしてよ。
うんうん。
夫の、
元カノを、
自分の赤ちゃんの命名、
パーティーに呼ぶということは、
どういうこと意味してるんですか?
なるほど。
うん。
つまり、もう、うちらは家族なので、
うん。
友達として来てください、
っていう意思表示じゃん。
うん。
どう考えても、その公の場に呼ぶってこと。
うん。
もう、停戦、今日で終戦、
終戦も、終わったはずなんだけど。
もっと名古屋かな、あれだよね。
うん。
てかもうとっくに休戦、停戦、
休戦してるんだけど、
まだ、
メイビスは終わってないような感じに、
を指したんだと思うんだよ。
あー。
なるほど、なるほど。
だから、いやいや、
もう終わった話ですよね。
これはもうこういうことなんですよ、
っていう意味で、あの場に呼んだ。
とも取れるなって。
ふーん。
普通に考えて、
普通に考え出しちゃったよ。やべえぞ。
うん。
夫と元カノの間に何かあるなって、
思ったり、
36:01
していたら呼ぶわけないじゃん。
そうなの?
そこに何もないってことを確認するために、
呼んだっていう可能性もあるよね。
あー。
ある種その、だからこう、
みんなで確認するっていうことでもあるし、
そうそう。
自分に。
県政にも取れる。
県政でもあるし、自分の中でも、
ないないっていうふうに。
いいやつだから。
いやいや、そんな、ないないみたいな。
のもあるかもしれないね。
そして呼んだ。
んじゃない?
別の方を見つけて。
そうだなあ。
そう考えると、今、
俺らが何を話してるかというと、
別のことも想像しましょうねっていうことだよね。
そうそうそうそう。
別は別でさ。
大変だよな。
悪いのはバディだからさ。
あー、そうだね。
ってことになるかもしれないな、これな。
悪者を特定してっていうのもなあ、
なんかこう、
で、バディは本当に悪気がない。
ないだろうな。
ない。
だから悪くない。
だから誰も悪くないの。
そう。
いやでもなんか今、
パッと思い出したの。
っていうか、
まだ触れてなかったところで、
今の話を受けて、
ウェスが、
なんじゃないの?
用語共有じゃなくて、
なんていうのかなあ。
個別学級。
個別学級の先生をやってるんだって。
はいはい。
で、
ある種の障害を
持った子たちは、
その、感情表現ができない
時はね。
自分の顔が悲しい時はこの顔をする。
嬉しい時はこういう風に笑う。
とか、っていうのが
できない
人がいるからそれを教えるみたいな。
あれさ、なんか、
ちょっと唐突じゃん。
うん。
あそこだけ分かんないようになってるね。
何の意味があるシーンなんだろう。
そう。最初意味分かんなかった
シーン、何回か見て
結局何なんだっけなっていう風に。
なんかこう、
顔のね、イラストが何個もあって、
で、なんか、
レイビズがバディと別の家に
行った時にあれは何?って
聞くんだよね。
言ったら、いやあれは
特別学級で教えて
表情が分かんない子がいると。
悲しい時はどういう顔すればいいのかな。
だからそれを教えるやつです。
って言って。
で、レイビズが
39:00
え、じゃあ無表情は?
だから、いやまあ
そういう子は基本的にいつも無表情だから
教える必要がないの?
ないのよ。
つって次のシーン。
そう。
なんか、
いやこれっていう感じ。
ではあるんだけど、まあ、一個ヒントとしては
最後のあの、
パーティーの時に
レイビズがブチ切れて、何なんだお前ら
その顔はみたいな。お前も
あの、なんかあの、なんだ?
チャートのね。
絵の、絵で教えてもらわないといけない
子供たちみたいに、何の表情もできないのかみたいな感じで
言ってるって、あそこでも触れて
はいるんだけど。
で、
なんか今までの
俺らの今日の話を
踏まえて
落としどころるかなーって思ったんだけど
あの
いやつまりやっぱ
表現はしようねっていうこと
なのかもしれない
うん。
でもそれは
難しかったですよね、あの
全部言えるわけじゃないし
なんか
言葉でとか
言葉でバーって全部
説明できるんだったら
別に傷ついてねーし、セラピストもいらねーやって
話になってくるんだけど
でも
レイビズはずっと無表情だった
傷ついてません
感じだったから
話がどんどん
ややこしくなっていくっていうか
っていうのもあるから
やっぱり
できる限り
できないんだとしても
表現して
自分が今どういう感情なのか
思いなのか
それは普通に本当に表情だったり
言葉だったりもするでしょう
それを完璧にやるのは
難しいんだけど
でも
ちょっとでもいいからやっぱり表現した方が
いい
そしてその
表現、表情を
あれを教えてるってことは
その
読み取らなきゃいけないってことでもあるわけ
別の先生として
教えてるってことは
それを受けて
今この人は悲しいのか
嬉しいのかとかを
ちゃんと受け取ろうとする
っていう
つまり
周りくどい言い方しちゃったけど
表した方がいいし
受け取った方がいいっていうこと
すごいシンプルに落ち着くのかもしれない
いや
というかあれだよ
マットとの
関係はそれで出来上がったんじゃないの
っていう
あー
確かに
あそこのバーで
序盤の方のバーでマットと出会った時に
打ち明けてる
わけじゃん
42:03
それを読み取った
マットも読み取ったし
ここから逃れられてないなこの人っていう
うんうんうん
そういう
でその相手が傷ついた
後に
その
現実を直面した後に
彼女を癒す
ことができる
うん
そういう人ができたってことだから
うんうんうん
全員に
表現しまくる
のではなく
なるほどな
なんかこう
ああいう一人ぐらい
話が聞いてもらえる人に
ちゃんと表現するは
大事なんじゃないですかっていう
気はしてるけど
うん
でやっぱマットはさ
うん
ずっとメイビスのことを見てたよ
あー
確かに
ニップルコンフュージョンの演奏始まった時も
見てたよね
うん
いつもバーに行って
メイビスは本当に
昔からその
外見が人より
火出てたせいで
人からの目を異常にやっぱ気にするというか
実際に見られてたし
実際にわけわかんないことも
言われてただろうし
何をするにしても
30半ば後半ぐらいになって
街に帰ってきた時に
バーに行ったけど
誰も見てないわけ彼女のことなんか
確かに
でもずっと携帯こうやっていじってるみたいな
フリをしたり
あのバディと会う時のスポーツバー
ちょっと谷間隠してみたりとか
本当に誰も見てないんだよね
あれよく見ると
なのに
見られてるってことに慣れすぎてた
けど
結局最初から最後までずっと彼女も
言ったのはマットだけだった
学生時代の時はマットの視線なんて
マジで気がついてなかったけど
今になってずっとマットが自分のこと
見てるってことは
でしかも
メイビスはマットが言ってた通り
自分のことずっと見てたんだよね
あのハート型の鏡で
そうそう鏡
ちゃんと当時から
周りを見ていれば
自分のことを見てくれている人のことに
気づけたかもしれない
これはこれは結構
ボディ効いた
結構効きますね
これは
なるほどな確かに
つまりその
ある意味
45:01
メイビスはずっと
自分のこと気にしてるってことだよね
うん
過去も含めて
過去に引っ取られるってさ別にさ
誰かがけしかけてきてるわけじゃないから
これ自己拘束だし
自家中毒みたいなもん
じゃん
その象徴として
メイビスはずっと
人からどう見られるか
鍵を2つくださいとか言って
最初は
ある時もそうだし
ライターなんでしょって言われたらオーサーだ
作家だつってライターじゃない作家だつって
言ってみたり
外からの目を異常に気にしてるけど
実はちゃんと外を見てない
うん
まあでも書いてる
あー
どうせ見てるっていう
どうせ見られてるでしょ私のことって
いう価値観に慣れすぎたんだろう
で実際にみんな見てた
見てたんだけど
で多分あの
小説さ彼女は道中ずっと
書いてるじゃん
現実に即して即して日記みたいになってる
と思うんだけど
あの
なんか一個美人
ケンダルだっけ
主人公にも不満はあるんだみたいな
ああいう美人は頭が弱いっていう
誤解とか
美人だから人生楽勝なんだ
と思われるような
っていうのがあるみたいな
ある意味ずっとそういう風に
他者からの目線でジャッジメントされてきた
っていう経験もある
っていうこれはもう傷つきになって
いるから
他者からの目っていうのは
全部その
見てもらってる見守られてるみたいな
目を感じることができなかったんだ
かな
もうある意味シャットアウトしてる
っていう
確認せずにずっと見られてるってことに
してるし
実際に見てる人もいたんだけど
だな
いやでもそう考えると
確かに
ある意味で
本当に君は
そんなに孤独ですか
みたいな話に
もうちょっとなると思うんだけど
なんかちょっと唐突かもしれないけど
どういうこと
なんていうのかな
孤独
言ってないっていう
風に思ってるし
なんかこう
孤独を抱えてるよね
あのメイビスが
でもその
多分マットみたいに
見守ってくれてるとか
ちゃんと真摯に見てくれている人っていうのは
きっといたんだろうね過去に
でもそう見えてなかった
つまりその
彼女は実は客観的に
孤独感があるみたいな
うんうんうん
勝手にそうだと思ってるっていう
そう思ってた
でもそれ
48:00
それはつまり
視野がすごい狭くて
もっと言えば自分のことしか考えられない状態でいて
ハート型の鏡で
自分のことずっと見てる
状態が
彼女をどんどんこじらせたのだとしたら
これすごいシンプルだけど
周りもうちょっと見た方がいいよっていう
ことなかもしれないよね
君の周りそんな悪いやつばっかりかいっていう
うん
そうなんだ
あー
でもこう閉じちゃダメっていう
穴行きと同じ感じになっちゃう
まあそうね似たような話
全部似たような話かもしれない
これまでしてきた話
結局同じ話をしてんじゃねーかよっていう
いやー
愛大事だよね
他人の目って
いつから気にならなくなるの
オリビアさんは割と気にならないタイプなんじゃないの
うん
だから
いつからなんだろうな
すっごい聞きたいよ
俺も
俺は本当になんていうのかな
自意識過剰だからな
なんか別にメイビスみたいに
あのこう
みんな俺のことを見てるみたいな
そういうのではなくて
本当それほどなんか
なんていうのかな
ジャッジメントされてるみたいな意識ある
抜けないし
なんで
いつからですか
ニップルコンフュージョンみたいな
バンド組めるのかっていう話が
戻るんだけどな
俺らはまだバンド組んでない
バンド組んでない
ポッドキャストはやってるけどね
おじさんになったら
そういうのも気にならなくなるっていう
説もあるよね
いやーでも
おじさんだよ実際
俺に即して言えばね
なんかそう一人で
っていうのはまあまあなんちゃうかな
時間が解決するみたいなのは信じるけど
なんなんだろうね
お便り募集しようかな
他人の目にならなくなる
他人の
でもやっぱ
愛行使できる能力みたいなのにも
通じるのかもしれないね
だって他人の目気にして
何かをするってさ
結局自分のこと考えてるってことでしょ
自分のためにやってるってことでしょ
でもオラフが
自分より相手のことを
大切に思うコツだよって言ってたでしょ
俺が
例えば
ここでこういうふうに言えば
この場が
このバーのこの場が盛り上がるんじゃないか
みたいな感じでサービストーク的に
いろいろ打ったりするっていうのは
場を盛り上げるための
愛のように見えて
別に俺の評価上げようとしてるって
51:00
側面もあるよねっていう風に
なるから
そんなの
無理があるじゃん
オラフに
感じ投げつけられそうな気がするよね
一人
飯とかいけないトークもいるでしょ
あーまあ
結構いるよね
いける?お前は
俺は余裕でいける
一人何までいける
一人プロレスは無理かな
一人プロレスは
一人相撲みたいになっちゃうから
意味が変わっちゃう
自家中毒みたいな
そういう意味で一人相撲はよくやってるけどね
置いといてそんな話は
一人何
別に何でもいいけど一人旅もできるし
一人焼肉
焼肉無理かも
4人宅に通されて
一人焼肉できます
たまにいるよねそういう人
俺は全然できる
まじか俺でも確かに一人焼肉
したことないわ
でもほら
焼肉ライクっていう一人焼肉
専門店が
東京とか都会にもあるらしい
あるよね
あれは一人用って
名付けられてるからオッケーになってるけど
そうじゃない店に
一人で行くってこと
牛角だよな
牛角
一人回転寿司は
一人回転寿司はたまに
行くかな
全然
いやだって
焼肉のさ
網ってさ
共有するものって感じ
しない
なんでしょみんなで
回転寿司は別にさ
一皿取ってみんなで分けたりするわけじゃない
一人一皿
一人で行っても不自然じゃない感じ
網のこと
気にするな
これは要するに
これ
デフォルメして言うと
こいつ
みんなで共有することが前提である
焼肉の網というものを
一人で寂しく
囲うことができない
そこそこそこ
今寂しくって言いました
そこか
そこなんだよ
あの人寂しそう
っていうのが嫌なんでしょ
一人で来てるよ
寂しいやつだっていうのが嫌なんじゃない
確かに確かに確かに
多分そういうことだと
俺は思ってるんだけど
大人数で来るはずの場所に一人で来て
あの人寂しそうって思われるのが
54:00
嫌だってことじゃない
確かに
だからメイビスも
孤独って思われること
耐えられないのかな
離婚経験があって
自分の生活は充実しています
みたいな
都会
ミネアポリスで一人で
バリバリ物陰としてやってます
好きなことしてます
でもあの人夫もいないし
子供もいないみたいな
ふうに
思われるのが嫌
そうね
いやでもこれをどう
うーん
なんだろうな
孤独
である状態
なんていうのかな
孤独は
現に気使ったりするよね
一人しかいないっていう
状態みたいな
でもそうか
それは辛いもんだって思ってるから
辛い人だなって思われるのが
ダブルパンチで
そう
自分が自分を見てるし
他者も自分を見てるっていう
プラス一人でいるっていう状態も
辛いっていう
孤独が辛い
孤独だというふうに
なんだ
いやなんか一人でいることが
一人でいることが
そこは俺には分かんない
一人でいることがなんで辛いのか
わからない
なんかちょっと
最近考えてることではあるんだけどね
それこそ一人で
あんまりまだ人に話すようなことじゃねえなと思ってたから
なんかもうちょっと
熟練したほうがいいな
熟成
キムチかな
おいたほうがおいしいんだよって
エイジドバーバーみたいな
かなと思ったけど
それこそさ
新年コロナかかってさ
誰にも会えないじゃん基本的に
服が遅れるから酒も飲めないわけに
すごい久しぶりだったわけ
そういうの
っていうときに
すっごい苛まれたわけ
もう辛くて
本当にもうなんか
いやもう本当に辛くてとしか
言いようがないんだけど
一人でいるっていう状態が
誰とも会えないし
正月なのにっていうのもあって
正月なのに
そこはあれだな
確かに
見られるっていうところと
関係するかもしれないけど
ちょっと置いといて
なんだけど
なんか
やっぱりお酒飲んでないから
57:00
俺とメイビスと一緒なんだ
辛いとやっぱりお酒飲んで
紛らわせて寝るっていう
これは普通のことだと思うけど
許容範囲のことだと思うけど
なんか
あるときに
俺が今感じてる
苛まれてるのは
苦しんでるのは
孤独なんじゃなくて
孤独感なんじゃないかっていう風に
思ったの
だって
それこそ普通に考えて
俺別にそんなに孤独じゃないんだよ
家族と一緒に住んでるし
そこまで折り合い悪くない
別になんか死ぬほど仲良しい
って感じじゃないだろうけど
周りから見たら結構仲良し家族だね
するし親孝行だねとか言って
なんかまあ
で別に友達いなくないし
連絡しようと思えばできる人もいる
とかね
なんかで行きつけのお店とか
あったりとかして
行ったら リア充じゃねえか
なんかおしゃべりができたりとか
リア充じゃねえか
なんだけどすっげえ
孤独感に
ものすごい苦しんでたりするっていう
だからこう
そこで自己否定に
行っちゃうとまたおかしい
それでまたまた
孤独感を感じて苦しんでる
俺がおかしいんだってなっちゃったら
また苦しいだけだから
孤独感は何なんだろう
っていうのはすごい思うわ
孤独感
で苦しんでるの
孤独じゃないわけ
客観的に孤立してないし
ってなったときに
もしかしたらだけどまだ分かんないんだけど
より良いものを
想定してるんじゃないかなってこと
意味分かんない
理想の姿みたい
が勝手に形成されてて
それとの比較で
全然十分じゃないっていう
風に感じてるっていうのが
もしかしたら
孤独感だけじゃなくて
何々感が
結構そうなのかな
劣等感
感覚の
感覚の話だもん
俺劣等感もすごいあるけど
客観的に劣等感って言ったら微妙なところだな
難しいんだけど
尺度がいくらでもあるから
劣等かどうかって
比較じゃんこれも
比較の病なのかなって思ったりする
だからある意味で
お前が今まで言った
自意識っていうのは
具体的な他者から
見られてるような気がするっていうこと
でしょ
1:00:01
ジャッジされてんじゃないか
俺の
孤独感っていうことで言えば
理想の
何か
あらまおしき姿があって
それと比べたら
孤独であるから
っていうことを
判断してる人がいるわけよね
自分の中で
自分の中なのそれも
そう
で多分
メイビーズもそうでしょ
だからむしろその
自分の中の自分をジャッジしてくる
自分が
他者に投影されてるわけでしょ
あいつもそういうふうにジャッジしてきてんだ
なるほどね
だからそいつを何とかしなきゃいけないんだろうな
俺にとっては
ラストはもう
自意識みたいなものから
解放されたようにも見えたんだよね
なるほど
ボロボロの車に乗って
帰るわけでしょ
それまでの彼女だったら
あんな車は乗れないと思うわけ
実際乗ってなかったしね
乗ってなかった
でもあの車に乗って帰る
そういうので
自意識から
あの人はかわいそうな人だ
って思われてももういいや
そういう意味で
俺大人になったのかなって
ちょっと思った
なるほど
自信でたその自意識というか周りからの目って
言ってみれば
赤ちゃんの時とかって
みんなが自分のこと見てくれる
はいはいはいそうね
だからみんな持ってるものだと思うわけ
でも大人になるにつれて
それぞれの人に
それぞれの人生があって
自分のこと
自分にとっての自分の人生の主人公は自分だけど
みんなにとっては
自分が人間なんだってことを学んでいくと
その自意識から解放されるんだと俺は思ってるんだけど
成長する段階で
あーなるほどな
なんか一人で焼肉にも別にいける
急に話が
急に話が超具体的になってるな
人の目を気にしなくなるってことがある意味
俺は大人になることだな
なるほど
だからそういう意味で
ニップル・コンフュージョンのバンドのメンバーは
大人になったからあれができるっていう
ヘッダーでも演奏ができる
1:03:00
それが成長する過程で
メイビスみたいに
平均値より
火出た見た目をしてると
人はやっぱり
ずっとみんなが
自分のことを見てるっていう
気で言っちゃうし
実際にそうなんだ
それから脱却するにはどうしたらいいのかな
っていうのはちょっと考えたんだよね
それぞれが
それぞれの人生
つまりその
自分はそんなトロに足らん存在であるって
言ったりするじゃん
樽を知れみたいなさ
それはちょっと違うか
特別だと思うなみたいな
というより
みんなそれぞれに主人公だから
みんなにとっては
その他大勢
俺にとっては
みたいな
どうやったら思えるかどうか
それはやっぱり大切にされてないと
無理なんじゃないかな
大切にされてるって思えなきゃ多分無理だろうな
大切にされてる
パッとそういう風に思ったけど
どうなんだろう
全員にとっての
そんな脇役ですって
思われてる状態で
それを
受け入れるって
結構な強さが必要な感じ
だからみんな結婚するんじゃないの
全員の必要ないじゃん
親密な人必要なんじゃないか
っていうこと
今話が
だんだん
どこに転がってるかよく分かんなくなっちゃったんだけど
それを獲得したってこと
でもある
でもあるのか
すなしとマット
マットとの関係が
出来上がったことによって
メイビスは
その拠り所みたいなのは
一応できたなっていうのを確認できた
っていうのが大きいのかもしれない
そうね
傷つきを
1:06:01
共有できるアイテム
うん
だけどそれを捨てて
捨てて
出ていくんだよ
そうか
まとめてください
まとめていく
愛が大事
愛が一番大事
結局そうなったじゃん
まあそうな
いやでも
なんかちょっと考え続けたいな
もうちょっと
分からんやっぱり
まだ分からん感じがする
これはつまり冒頭から