はい、あの、えっと、どなたですか? えー、深めるシネマの新しい、
なんだ、パートナーみたいなもんですか? 相棒。 相棒、相棒の。ブラザーフッド。
トモヒーと申します。よろしくお願いします。 どうもどうも。僕らはまあ、幼馴染で。
そうですね。 小学校からの一緒かな。
そうね。小学校、低学年から一緒で。 その晩さんとも一緒があったっていうのもあって。
そうなんですよ。小中高3人とも一緒でね。 なんか、こう、幼馴染2人がさ、ポッドキャストっていうのを始めて、
なんかこう、あの、微笑ましくね。 見守っていたっていうか、ああ、なんかいいね、みたいな。
2人の性格も出てていいねと思ったら、なんか、 なんか大変なことになっちゃったみたいで。
触れるな。 いやいや、もう、触れざるを得ない。
傷口にね、触れていく。 そうね。まあでも、あの、そんなこんなでちょっと、急遽、
アサインされることになりまして。 はい、あの、アサインしました。
ようこそ。 はい、あの、
アサインされるのも初めての体験ですし、 こうやってポッドキャストを撮るっていうのもね、初めてなんで。
正直緊張してるんですけど、 まあなんとかね、
頑張っていこうかなみたいな。 頑張っていこうかなと思ってますけどもね。 思ってますけどね、これ漫才の始まるやつ。
漫才の最初のやつです。 しかも、すごい稲田一中川のオーソドックスな始まり方
しましたけれども。 まああの、詳しい2人の慣れそめは、コミュニティの方に、あのね、
音源を上げてますよ。 そうですね。 詳しいおいたちについては。
あの、もう撮ったやつ上げてるので、そっち気になる方は そっちを聞いて欲しいんですけど。
はい。 まあシーズン2始まるちゅうことで、
はいはい。 あのー、いくつか変更点があります。
まず1個目。 はいはい。
カバーアートです。 おー。
番組のカバーアートが新しくなりました。 よっ。
これね、パチパチパチみたいな。 あのあれだよね、毎日効果音、ヒャーみたいなやつ入れる?
あの、安い感じの。 ヒューみたいな。 パチパチパチパチパチみたいな。
ああいうやつね。 あの、マインシェアがトリビアのロゴで今までやってたのが、
深めるシネマの、こう、カバーアート。 いわゆるロゴみたいな感じのやつが、
できたちゅうことですよね。 そう、前のやつは僕がね、あの5分ぐらいで作ったやつなんだよ。
なんでそんな急ごしらえな、なんか。 あのー、急にポッチゲスト始めることになったから。
ああ、そうやったね。 急に僕が、あの、まあ元々あるそのマインシェアトリビアのロゴ自体は、あの、公募して作ってもらったやつなんだけど、
あの、深めるシネマのロゴはもう急げ!つってうわーって作ったやつだったから、ずっと変えたいなと思ってて、
まあシーズン2、いい機会かなと思って。 ね、せっかくですから。
しっかり依頼して作ってもらいました。 いや、いいじゃないですか、なんか可愛らしいっていうかさ。
可愛いよね。 一瞬何なんだかわかんないよね。深めるシネマって言って、あの顔が、あの可愛らしい顔があって。
Tシャツとかにしたいなと僕思って。 ああ、いいね。
売るかどうかは知らんけども、僕、自分で着るやつ。 あなた用ですか? 気に入ってるんで。
欲しい人はなんか、あの、あげるかもしれないみたいな感じになるかもしれないですけど。
で、もう一個、シーズン1の末期の方からやってた、 ノート、ブログサイトのノートの方で、その番組のコミュニティ深めるシネマクラブっていうのをやってたんですけど、
ですね、あのためのコミュニティ、有料コミュニティですが。 これももちろん続けていくんですけど、
若干その番組のフォーマットが変わるんで、 コンテンツの内容も変わっていきます。
なるほど。 まあ詳しいことはね、番組の概要欄のコミュニティの方からチェックしてもらいたいんですけど、
今までのコミュニティ限定音源、あのね、 いろいろあったシーズン1の思い出の残骸がいっぱいあるんですけど、
それはそのまま残しておくんで。 なるほど、思い出のすごい詩的な表現を使い、使わないといけない。
半端な夢の一かけらが。 ふいに誰かを、のやつは残しておくということですね。
ふいに誰かを傷つけている、やっぱりケミストリーですけど。 そうですね。
あの歌って一体何について歌ってる歌なのか全くわかんないんですが。 喪失感なんじゃないの?
わかんねえけど。 そうだよね、喪失感、喪失感満載。
残骸がね、まだいっぱいあるので、フリートーク。 ピーシズオブは残骸があるわけね。
そうそう、残骸が。ピーシズも残骸じゃんっていう。 同じじゃんっていうね。
同じなんだけど、それは残してやるのと、あとこういうことになった時の僕の報告みたいなやつ。
ああ、あれね。 あれね、噂によると聞いた人から、僕は言葉をだいぶ選んで、冷静にこの事態を説明しようと思って撮った音源なんですけど。
聞いてる人からは、すげえ怒ってんなっていうのが伝わるって言われたから。 そうだよね。
なんていうのかな、こう拳握りながら撮ってるのかなみたいな。
そう、必死で抑えながら。別にそんな感情的になってるとかではね、全然ないけど。
でもあの、にじみ出るんだな、やっぱ人って感情が。 出ちゃう。音声が出ちゃうなっていうのが、すごい今恥ずかしくて。
もう消したくて消したくてしょうがないけど、残しておきます。 せっかくコンテンツですからね。
いいじゃないですか。そういうのも興味ある人は是非聞いてみてください。
それも含めて、今回、
noteのそのコミュニティ自体が初月無料みたいな感じに、違うわ、期間限定でその入会が無料とかにできるので、
なるほど。 それを7月1日から1ヶ月間だけ一応設定しておくので、
その辺が気になるなって方は今のうちに入って、 全部聞いて大会してください。
全部を大放出、もう全部。 なるほどね。チャラにしたいから。 一回聞いてもらって、もうあの、
ダメだと思ったらみたいなことなんですかね。 でも是非、続けて会員になっていただけると
嬉しいですがね。 運営費にね、充てさせてもらいますが。
で、現状は決まってないんですけど、このコミュニティについてもう一個、 僕とトモヒーさんでこのまま2人でやっていく会と、
あとゲストに出ていただく方、ありがたいことに出てもいいよっていう人がたくさん申し出ていただいてる、なんて言うの?
心配して、助け舟を出してくださった方が何人もいらっしゃると。 方々いらっしゃるので、今後はそのトモヒーさんとの会の合間にゲスト会に挟まるんですけど、
それ、若干公開収録みたいな感じにしようかなっていう。収録日と場所だけ伝えるので、来たければ来てもいいよぐらいにしときます。
なるほど。 これはコミュニティの方だけでね。
だから、暇だったら来てください。 いいですね。参加型みたいな感じで。参加型で
僕の愚痴を聞いてください。 ぜひとも聞いてくださいという会になると思うので、それはコミュニティの方でやっていくと思いますので、続報お待ちください。
で、最後。 最後です。番組のオープニングテーマができました。
歌ってないですけどね、僕は別に。 歌ってたんですって言われたらびっくりするけど。
自分一人でソロで歌ってるわけではないんですけど、番組のリニューアルするということで、今まで気の抜けた毎日映画トリビアの深めるシリーズみたいなやつを。
そこまで気が抜けてなかったと思うけど。 何を言う?
めっちゃ気抜けてた。 悪口言う時のパターンの言い方だったからね。 毎日映画トリビアの深めるシリーズみたいな言い方してた。
あれがもう気恥ずかしくてしょうがなくて。 なんか欲しいなって思って作ってもらったというか、提供していただいたって感じなんですけど。
そうですね。なんか購入したっていうかね。 そうですね。なんと提供していただいたのは、
新音楽制作工房さんという音楽制作集団。 今話題のね。
今話題ですよ。 ジャズミュージシャンの菊地成吉さん。有名なジャズミュージシャンの菊地成吉さんが率いる音楽制作ギルド。
新音楽制作工房っていう名前なんですけど。 菊地成吉さんをリーダーに制作している集団の
日鶴斎藤さんというトラックメーカーの方に作っていただいた楽曲を使用させていただいております。 ありがとうございます。
かっこいいですよね。 めちゃめちゃ気に入ってて。
それを購入させていただいたっていう形なんですけど。 新音楽制作工房は今まだ劇場でやってると思うんですけど、キシベーロハンルーブルエイクとか。
担当されているグループですけど。 全部あれは新音楽制作工房が音をつけてるらしいですね。
本当にその楽曲ね、今ギルドでその楽曲を販売している カタログみたいなのがあって、その中で僕がめちゃめちゃ気に入った曲を
使用させていただいてます。 ありがとうございます。その上にね、僕らが喋ってる音声を乗っけるという。
そうですね。 台無しにしていくスタイル。 冒涜していくスタイルですね。
オープニングが出来上がっております。 オープニングが出来上がってますので、この後流れます。
それをお聴きくださいという感じなんですが、他に何かありますか? シーズン2に向けて。
他に。 トモヒーさん的な意気込みを。
まあもうせっかくアサインされたからには、 どちらかが抜けるまで頑張りましょうっていう感じで。
どちらかが気を失うまで。 そうそうそう、もうあの。 殴り合いを。
ぶっ倒れるまで喋り、いやそういう番組じゃないです、別にね。
楽しくね、2人でまた映画をね、深めていければいいかなと思うんで。
で、ぜひ感想とか送ってくださると。
もう本当に分かんないんで。 うまくいってんのかどうかが。僕は特に。
なんか収録するみたいなの、発表するみたいなのも初めてですんでね。
感想をもらいながら、
頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。
どうもご清聴ありがとうございましたっていう感じで。
選挙活動ね、最終日を迎えましたが。 僕としても無事、本当に新しい
相方が決まって、アサインさせていただいて本当にありがたく思ってますが。
深めていきましょう、映画。 ぜひね、深めていきましょう。
ということで、じゃあ、深めるシネマのシーズン2、
プレイボール!
プレイボール!
物語があると思う。
だったらいっそ赤でやってほしい。
分かるよ。
本当にすいません。
すいません。
お前なんか今嫌な顔したな。
公開説教だよ。
いやいや説教でカットだよ。
イメージ悪くなっちゃう。
昔の方がひどかったよ。
兄さんは寂しくないのって。
あと妹から言われたらドキッとしろよっていう。
イニシェリンと最速のナイス。
そこじゃねえよ。
孤独を巡る物語にしようよ。
ヒントがたまらないすんの。
深めるシネマ。
はい、ということで毎日映画トリビアです。
あ、東飛です。
こういうのにちゃんと反応できるようにならないとね。
いけないんでしょうね。
全然打ち合わせしてないのが悪いんですけど。
いえいえ。
今日深めていく映画は、イニシェリン島の精霊です。
はい。
全米公開は2022年。
日本語が2023年。
今年のだから2月だったかな。
1月の終わりぐらいに確か公開されて。
今ディズニープラスでも配信が早いけど始まってるやつです。
はい。
簡単にあらすじを説明すると、
舞台は1923年。
アイルランドの小さな島に住む男パードリックは、
ある日突然、長年の友人コルムに絶縁を告げられ、
これ以上話しかけると自身の指を切り落とすと宣言されてしまう。
むちゃくちゃだよ。
主人公パードリックをコリーン・ファレル、
友人コルムをブレンダン・グリーソン、
パードリックの妹シボーンをケリー・コンドン、
島の住人ドミニクをバリー・コーガンが演じ、
監督・脚本はスリービルボード・セブン・サイコパスで知られる、
劇作家としても有名ですね、マルティン・マクドナー監督です。
なんでこの映画を選んだのかは、みんな察しがついてると思うんですけど。
そうですね。
僕は劇場公開のタイミングで見てたんだけど。
あ、そうなの。
トモヒーさんは?
僕はこれは何か公開されてるっていう情報は知ってたんですけど、
特にノーマークで。
僕地方住んでるんですけど、やってたのかな?
わかんないんですよね。
あんまり大きい規模の映画ではないけど、
一応ね、アカデミー賞にもね、ノミネートされたり。
あ、そうなの?
あの映画ファンの中でも結構評価は高い映画。
あ、そうなの?
そうなんだよね。
意外だな。意外ですね。
変わった映画だよねっていうのもあるけど。
簡単にじゃあ感想聞いていいですか?
あー、そうね。
あのー、そうだな。
あれですよ。
ポッドキャストをトリビアさんがやってて、
まあちょっと事情があって、
1回休止してリニューアルする。
第1回目でね。
シーズン2。
シーズン2だっつって。
気を取り直して明るく楽しくやっていきましょうっていうのに、
ぴったりな映画だよね。
清々しい。
希望しかないよね。
そういう風に見たの。
微妙なとこじゃん。微妙なとこだと思うんだよ。
微妙なところっていうのはこの映画のいいとこかなと思うけど。
まあ本当なんか性格出てるなと思いましたよ。
トリビアさんの。
一発目でこれ選ぶんかいっていう。
もうちょっとこう明るく楽しくいくだろうっていうね、普通。
そうか、なんだろうな。
何を選んだらよかったんだろうな。
いやいやいや。
ボズの魔法使いとかの方がよかったのかな。
いやいやいや、あの、でもねこれすごいいい映画だなと思いましたよ。
いろいろ考えさせられるっていうか、考えがいがある映画だなと思ったし、
僕2回見たんですよ。
結構見てる。
そうそう。1回で終わることが多いんですよね、映画見るときって。
あんまり2回繰り返して見る近い、短い期間でっていうのはあんまないんだけど、
まあせっかくこういう場で話すから、見といた方がいいだろうなと思って見たけど、
やっぱり1回目と2回目で印象も違うし、噛み応えあるっていうかね。
1回目見たときは、なんかどんな映画なんだと思ったのかっていうか、
なんか僕はこの映画館で見たときは、監督マーティン・マクドナルドって人は、
さっきもちょろっと名前出したけど、3ビルボードとか、セブン・サイコパス、
あとヒットマンズ・レクイエムかな、3本ぐらいしか映画自体は撮ってなくて、
演劇の方は結構ずっとやってる人で、
なんとなくこの人の作品の作風っていうか、大体血みどろになるみたいなのが知ってたから。
なるほどね。
だけど、イニシャリントンの精霊っていう映画が公開される、
で、マーティン・マクドナルドって3ビルボードの人かって思いながら、
あんまりそこまで深く考えてなくて、最初見始めて、
今回はほのぼのした感じかな、みたいな。
俺もそうだった。俺もそう思った、最初。
最初のシーンとかの虹がかかってるところとか、マジで意地悪だよなって思うんだけど。
虹がかかってる?
最初の幸せな小さな島で、主人公のパードリックが港みたいに歩くときに、
海に背景に虹がかかってるの、めっちゃ。
なるほど。
でも、超幸せそうなパードリックが意気揚々と島の住人に挨拶したりとかして、歩くシーンがあって。
天国かな、ここは、みたいな感じの描き方してるくせに、
超平和っていうね。
後半、あんなことになるとはっていう。
でも、よくよく考えると、あ、そっか、マーティン・マクドナルドじゃん。
やべえ、油断してたわ、みたいな。
油断してたら危ねえ、みたいな感じになったけど。
初見のとき、どういう感情で見てたんですか?
えっとね、あの、あれはディズニープラスで見たんだけど、
あんまり前情報入れすぎないようにして見ようと思う。
いつも大体そうなんだけど、あらすじだけは読んで見始めるみたいな感じなんだけど、
パッとね、ジャンル分けみたいなので、コメディって出てるのが目に入ったよね。
で、最初の方とか、美容によっちゃちょっと微笑ましい日があったりするわけですよ。
コリンファレルが可愛いから、パードリックがね。
かわいいよね。バカだけど。
いいやつなんだよ、やっぱ。
可愛いから、勝手に、ちょっと平和の道が崩れちゃったけど、
なんだかんだで、いい感じに話が収束していくというか、
仲悪かった人たちが、また話し合って仲良くなるみたいな。
うよ曲折あったけど、やっぱりこの島最高だよね、みたいな感じかと思ってたら、
もうなんかね、指切るとか言い出すし。
本気かっていうね。
そうそうそう。最初見た時は、意外さもあって、これはパシャの訳のわからなさの話なのかなって思ってたんだよ。
パシャの訳のわからなさ。
なんかこいつ何考えてもわかんないみたいなこと?
そうそうそうそう。それを丁寧に描いてるみたいな。
人って、本当に何考えてもわかんないよねっていう。
で、ある日突然なんかさ、本当に結構あるじゃん。ある日突然って。
音あたりがあると思いますが。
あるんだよな。なんであるんだろうな。おかしいな。
なんかね。
なんか身に覚えしかないんだけどな。
そうなのよ。
僕だから最初にこの映画見た時、2月だったわけじゃんか。
正直な感想を言うと、言うほどピンとこなかった。
なるほど。
その評価は高かったのは知ってたし、前作とかのほうが僕は割と好みで、そのスリービルボードっていうね。
のほうが好みとかだったし、言うほどピンとこなくて、なんかやりたいことわかるなっていう。
要するにインシェリン島っていう島の中で、男2人が揉めるだけの話じゃんこれって。
言うてみればね。
そうね。
それを、僕そんなに歴史詳しくないけど、背景に戦争みたいなのが、内戦かな。
アイルランドの内戦。
アイルランドが舞台だし、内戦の描写がちょいちょい挟まるから、
もうこれは、この2人の男の関係性を、アイルランドの独立の話を、男2人の話にしてんだなっていう。
あー、なるほど。
ことなんだって見ながらは思って、あーなるほど、なるほど、うんうんうん、あーなるほどっていう感じで終わって、俺の中で。
その言うほどうお、っていう風になってなかったんだよ。
つまりこう、自分の身にさしてまってくるような話ではないと。
そうそう。まあ一応背景説明すると、時代背景がね、1923年になってるけど、実際その時、歴史上でも、アイルランドが独立するために、イギリスから独立したい派と、
イギリスの一部として、自由国っていうそのイギリス統治下のなんか州みたいな感じで、いいじゃないか、派みたいなので、
同じアイルランドの中で揉めっちゃったみたいな。
なるほど。
っていうのがまあ内戦だったらしくて。
うん。
そこまで僕も詳しくなかったけど、後で喋って、あーやっぱりそういうことかっていう感じの描き方はされてて。
うんうんうん。
だからまあ、おそらくその、コルム、お前とは口を聞かねえって言い出した方。
はいはい。
が、いわゆるIRAっていう、アイルランドの独立、もう完全な国として独立させようっていう過激な方かな。
なるほどなるほど。
を表してて、パードリックの方は割と温厚な方。
ああ。
イギリスの統治下でもまあいいじゃないかと。
とりあえず統治下だけど、政治とかができればいいんじゃないかっていう。
うんうんうん。
その頂点を結ぶ方だったっていう。
うん。
っていう風に描いてるんだろうなっていうぐらいは掴めて、俺も。
なるほどなるほど。
で、実際後で色々調べたら、本当にそういう風になんか、例えば教会。
はいはい。
僕、僕じゃないわ、神父か。神父出てくんじゃん。
うん。
神父が、パードリックが神父に相談して、コルムに、お前なんでパードリックと口聞かねえんだって。
仲良くしてやれよって、介入してくるんじゃんか。
うんうんうん。
あれも、当時のアイルランドの独立の時に、教会が。
教会の方が、そっち側についたわけだね。
IRAじゃなくて、イギリスの統治下で、温厚に。
はいはいはい。
もう頂点結んで平和にやろうぜっていう方だった。についたから、さらにIRAが困るっていう。
あー。
切り捨てられた感じになっちゃったっていう話とかを見つけたりとかして。
なるほど。
そっち側についてるよね、教会は。
うんうんうん。
とかっていう風なのも、まあ細かくやってるんだけど。
うんうん。
だからまあ最初見た時は、そういう話だなと思って。
うまい、うまいっちゃうまいし。
うーん、そうだね。
で、あともう一個はその、コルムがその抱えてる問題。
うーん。
病んでるよねっていう、人生に絶望を感じて。
そうそうそう。どっちにも感情移入は、ある程度できるっていうふうに思ったし。
ていうかねこれ、どっちが、こちらはこういうふうに病んでて、こちらは、方やこちらはこういうふうに病んでてみたいな話じゃないんですよ、これ多分。
ほうほう。
あのね、孤独の話なんですよ。
あ、それはね、僕もね、そうだと思った。
あー。
寂しさの話だよね、これね。
そうね。
なんかみんな、だからコルムは、その寂しさに気づいてしまったってことなのかなって。
そうそうそう。
そうだよね、なんかある日突然、あ、人生って本当に何なる寂しいもので、みんな一人だし、みたいな。
のに気づいてしまったことではなかったってことだよね。
で、それに対して、パードリックは、いい人だから。
いい人。
いい人ってね、これがまたね、周りの人が優しいようで冷たいっていうかさ、バーでさ、マスターのジョンジョと、もう一人常連客と。
似たやつね。
そうそうそうそう。なんでこんなことになっちゃったんだ、みたいな感じで話してる時にさ、でも前から会わないと思ってたみたいなことを言い出すじゃん。
マスターと常連客が。
で、コルムは考える人だっつって。
で、パードリックはいい人だ、いいやつだ、お前はいいやつだっていう風に言うんだけど。
だんだんパードリックは気づき出すんだけど、あれ俺バカだと思ってる?みんなっていう。
考える人といい人のディスコミュニケーションの話でもある。
そうね。
と思うんだよね。
監督脚本のそのマーティン・マクドナルドが今まで撮った作品、大体そのコンビが出てくるんだよ。
なるほど。
だからずっと多分この人のテーマなんだと思うんだけど。
面白いなあ。すごいね。
映画今まで多分長編だと3本かな。監督脚本やってるんだけど、イニシャリントイレて4本か。
長編デビュー作のそのヒットマンズ・レクイエムっていう、なんかすごくこうB級アクション感のあるタイトル放題になってんだけど。
確かに。
これ現在インブルージュっていうブルージュ2体みたいなかっこいい名前がついてるのに、多分あの、なんかもうちょっとこう派手にするためにヒットマンズ・レクイエムっていうかっこいい名前があって。
これあの、今回のイニシャリントイレに出てるそのコルムとパードリック、そのコリーンファレルとブレンダー・グリーンソン2人が主演なのよ。
あ、そうなんだ。
そう。で、今回のキャラと全く同じで、そのブレンダー・グリーンソン演じてる方が頑固で強要があるやつみたいな。
はいはいはいはいはい。
で、そのコリーンファレル演じてる方がバカなの。
の、2人組のその殺し屋っていう設定なの。
ふんふんふんふん、なるほど。
で、そのボス、マフィアのボスみたいなのから指示を受けて、あの暗殺とかする2人が、そのあるまあその任務の途中で、まあある失敗を犯してしまって。
うん。
で、ブルージュっていうね、町に。えっと、ベルギーだっけ。
うん。
あの、町に、まあ身を隠すために行けって言われて、2人であの、なんか旅をする話なんだけど。
うんうん。
その、着いたブルージュっていう町で観光するみたいな時に、その、コルムはすごいあの、町の史跡とか、そういうあの歴史の。
ああ。
建造物とかを行きたいって言うけど、あの、コルムっていうかね、そのブレンダー・グリーンズの演じてる方の主人公。
はいはい。
あの、で、コリーンファレル演じてる方は、なんか女の子に会いたいみたいな。
うんうんうん。
全くそういうの興味がないみたいな、デコボココンビみたいなのが出てきて。
うん。
で、そのミスを犯したから、そのボスがその、えっと、コリーンファレルが演じてるレイか、レイっていうキャラクターを殺せっていう風に、その相方のブレンダー・グリーンズが演じてるケンに命令するんだよね。
ああ。
殺してしまえと。
なるほどね。
うん。
っていう話がスタートするんだけど。
うん。
だから、この2人の関係全く一緒だし。
うん。
あの、セブン・サイコパスっていう映画も、まああの、脚本家が主人公なんだけど、それをコリーンファレルが演じてる。
うんうん。
で、その、なんか友達みたいなやつでまたバカなやつがちょっと出てくる。過激なことをしてしまうバカなやつが出てくるっていう。
なるほどなるほど。
あの、割とその、なんか強要のある方と、あの、なんか調子乗るやつみたいな感じのが出てきたり。
あとその、スリービルボードっていう1個前の映画でも、フランシス・マクドマンドが演じてるそのミルドレッドっていう人が娘がね、殺人されてしまって。
うんうん。
で、それの捜査に、捜査がなかなか進展しないことに苛立って、その街の外になんかビルボードあるじゃん、看板。
うんうん。
を、なんか3つ、スリービルボードね、を、まあ、に広告をね、出すんだけど、その、その管轄の警察署長を批判する内容をね、バーンって書くっていうところから話がスタートするんだけど、そのミルドレッドと、
その警察にいる、その、なんかバカな巡査。
ああ。
ジェイソンってやつがいるんだけど、サム・ロック・ウェルガン先生が、まあ、ちょっと対立したりとかするっていう話。
うん。
っていうふうに、なんか、毎回なんかそういうこの、対立、あの、頑固者とバカっていう。
うんうんうん。
この、コンビが出てくる。
なるほど。
で、だいたいその、全く噛み合わないはずの2人が、あの、仲が良くなったとしても、あの、信じることが違うっていう、心情?なんていうのかな?その、モットーじゃないけど。
ああ。
違うことによって、その、対立してしまうっていう悲しい感じになっていく。
うーん。なるほどな。せつねえなあ、なんか。
そういうせつなさの話が多いかな。
なるほどね。なんか、まあ、監督は、この、今回のイニシャリストの精霊の中に出てくる表現でいうところの、あの。
うん。
繰り返しになっちゃうと、考える人と、まあ、良い人。
良い人。
スラッシュ、というかスラッシュ括弧、スラッシュじゃない、括弧バカっていう、のの、こう、なんていうのかな、その相入れなさみたいなのに、こだわりがあるっていうことなのね。
そうだね。たぶん、まあ、あの、実際、俺も、いろいろこう、マーティ・マクドナルドのインタビューとかを読んだけど、やっぱ、本人もそのバランスに、いまだに苦しんでるっていうことは言ってた。
ああ、えっと、つまり、自分の中でってこと?
そうそう、あの、今回のコルムって、その芸術のために、私生活を捨てるべきっていう、心情なわけじゃんか。
うーん。
だから、こう、芸術のために何かを捨てて、その、創作活動する時間を確保したりとか。
うーん。
で、それによって人間関係が切るっていうことを考える。で、パートリックは、いや、そんなことよりも、その、人に優しくして、楽しく死ぬまでのんびり暮らそうやっていう側。
うん。
で、それは、あの、自分の経験を元にしてるって、監督がはっきり言ってて、その。
ああ、なるほどね。
でも、それで切ったこともあるんだと思う。
うんうん。
で、未だにその答えは見つからないって言ったから。
うーん。
まあ、そのバランスの話だよね。
なるほどね。でももうさ、これ、まあ、今回のこの話、ことこの話に。
うん。
妹には、妹がもうなんかブチギレたり、なためすかしに行くじゃん、あのコルモの元に。
そしたらやっぱ何回も、あの、お前にはわかるだろうみたいな感じで言うね。
言ってたね。
で妹も、あの妹とって、さっきも話してたけど、みんな寂しくないの?みたいな感じで言ったりするっていう、その、まあ気づいちゃってるわけよな。
そうね。
寂しさ。
その本どうなの?つってパードリックに言われて。
いや悲しい、悲しいって。
そんなもん、そんなもん読めたら悲しくなるぞバカみたいな感じで去っていくシーンあるじゃん。
こいつ本当に分かんねえんだろうな、たぶんっていう。
そうね。
教養がね、たぶん志望もあって、コルモは志望にならわかるはずでしょって思ってたんだよね。
うん。
なんかあの、志望のさ、着てる服がさ、真っ赤なコートと真っ黄色のコートみたいなのが着てんのよ。
はいはいはい。
それがさ、あの、コルムの家の中の内装がさ、壁が黄色で、ドアが真っ赤なの。
あーなるほど。
この二人のなんかその、共通認識というか、似た者同士っていうのをたぶんそれで表してんじゃねえかなと思ったけど。
うん、確かに。あのー、なるほど、結構そんなとこよく気づいたな。さすがですね。
あのね、このためにイニシャリントの青年ね、5回ぐらい見てるんで。
すいませんね、本当に2回しか見てませんけども。
あーそうか。
うん。
でもやっぱあの、なんていうかな。そこは通じてるっていうか、やっぱタイプが人間は違うんだっていうことを監督はたぶん言ってるんだね。
そう。
おそらく考える人と、いい人かっこバカっていう。
世の中には2パターンの人がいる。
そうね。
考えるやつと、バカっていう。優しいバカ。
いいやつだけどバカっていうね。
いいやつだけどバカ。
最高だと思うけど、まあいいやつだけどバカ。
でもさ、いいやつっていうのもさ、これ悲しいのがさ、パードリックもともといいやつだったのかもしれないんだけど。
映画の始まる前まではね、こんなことになるまでは。
はいはいはい。
きっといいやつだったと思うんだけど、こんなことになってから、どっかから来た温大生みたいなやつのさ、お父さんが死んだぞって言って。
パン屋の車に敷かれたっていうことで追い払ったりとか、ドミニクっていうさ、バリー・コーガンが演じてる。
これバリー・コーガンってあの、まあちょっと余談だけど、バリー、実際の発音バリー・キョーガンらしいんだよ。
あ、そうなの。
そうそう。
キョーガン。
キョーガンらしいんだよ。日本語ではコーガンだったんだけど。
このバリー・コーガン演じてるドミニクに、まあそういうことを言ったら、いいやつだと思ってたのにって言われたりとか。
あと、結構当たりきつくなってたじゃん、ドミニクに対しても。
うん、そうね。
お前もういいよ、ついてくんなみたいなさ、嘘ついたりとか。
なんかあの、コルムがタバコ持ってんぜみたいな、配ってたぜみたいなこと言って。
本当か?嘘だよって。
普通に嘘ついて。
とか、あの、コルムに対しても、その単語は2人で踊るもんだぜみたいなことを喋ってたときにさ。
はいはいはい。
家に行ってから。そのときにこう、なんか自分のことばっか考えてんじゃねえよとか言いつつ。
うん。
妹が出て行くってなったときにさ。
うんうん。
あの、俺のことはどうなんだっつって。
あの、自分のことしか考えなくなってんのよ。
うん。
だからこう、あんまりいいやつじゃなくなってしまってんだよな、あいつって。
うん。
いやもうそれ、すごい、どんどんいいやつじゃなくなってくじゃん。
うん。
あの、これ、これが、あの、一個、なんかすごいわかるなっていうメッセージっていうかさ。
あの、なのは、やっぱ孤独になると人って嫌なやつになってくんだよね。
あー。
孤独なやつは、余裕がないし、あの、孤独なやつ、そのなんか、こう、自戒を込めて的なところあるけど。
人は寂しくなると、嫌なやつになってくっていうことだと思うんだよね。
あー。
嫌なやつだよな。
うん。
確かに。
そうそうそう。
普通に嘘つくしな。
なんかこう、友達がいて仲間がいるっていうふうに思ってるときは、人は割とこう、そういう仲間たちに対して優しくできたりするじゃないですか。
うんうんうん。
でもどんどんこう、あの、パドリックス寂しくなっていくから、孤独になるから、そのことによってどんどんどんどんその、自分のことしか考えられなくなっていくっていうか。
うんうんうん。変に見えてね。
孤独になっていく。
分かりやすくそうなってたよね。
うん。
もうこれだからその、まあさっきの戦争というか内戦のメタファーみたいなものだとしても、やっぱね。
うん。
本当にいい人たちでもそういうことになりうっちゃうみたいな、その戦いになってしまうと。
はいはいはい。
だから孤独はできるしっていうことにも通じんのかなって。
うーん。
あの、なんでコルムさん、その指を詰めたんだと思います?って。
あー、そうねー。
僕なりになんか答えはあんだけど、みんなどう思ってるのかなと思って。
あー。
あーでも確かになんか言われる、俺どう、なんか途中からこう、
うん。
偶和だなって思ってたから、指を切るということ自体のメッセージみたいなのあんま考えなかったかもしれない。
どっちかっていうとその、なんていうのかな。
うん。
仲が悪くなっていく、どんどん二人が孤独になっていくっていう、その指が減るごとに孤独になっていきますみたいな。
そういう。
あー。
そういうような、どう思いました?じゃあ逆にっていうか。
いや、なんか何回か見てるうちに、まあ単なる当て付けなんだと思ってたんだけど、その指切るって。
でも指切ったらその、バイオリン弾けないじゃんか。
そうね。
だからその、要は、あのー、今自分はその生きてる意味が見当たらない。
うん。
で、音楽しかないと思ってる。
うん。
で、その名曲を作って、あのー、未来永劫、何百年かその作品が残るっていうことでしか生きる意味を見出せないわけじゃん、コロムって。
そうね。
でもそれの阻害してくるのがそのパードリックで、その無駄話してきて時間を取られてしまうから。
うん。
今は、その、じゃあ完全にその音楽に打ち込んで名曲を作ることができるかもしれないっていう希望があるわけでしょ、コロム。
うんうん、そうだな。
でも、パードリックにかましてたらそれができないっていう、その、できるかもしれないけどできないっていうことに耐えられないんじゃないかなと思って。
あー。
その、どっちかしか選べないじゃんって思ってて。
うーん。
その、だからもう、どうせその時間を無駄にするのであれば。
うん。
自分の指がないって思えば、もう音楽の道、きっぱり諦めることができるじゃん。
なるほどなるほど。
だってそれは、自分がやらないからじゃなくて。
うん、やれないから。
やれないから、あの心に平穏が訪れるわけ。
うん。
だけど自分が指があって、楽器もあって、時間もあるのに、名曲を作らないっていうことが許せないんじゃないかなと思って。
あー。
ま、完全に病んでるけどね。
そうそうね。
そうね。
そうね。
完全に、うん。
あー、可能性がある?
そうそう、可能性がもう、あの、いらないっていう。
うーん。
可能性があることによって、逆に辛いっていうことか。
そうそう、自分の実力がないとか、自分のその、なんていうのかな。
決心がついてないとか、自分のせいになっちゃう。
うーん。
それに耐えられないから、だったら指切って、もうきっぱりは諦めるわっていうことなのかなっていう。
確かに指切った後の、あのまたパブで集まってこうセッション、セッションとかもうあの人はもうあの。
ねえねえ。
血まみれやし。
コルムはもう血まみれ、なんでお前らは普通にあの楽器をその周りで弾きゃ怖い、怖いのかっていう。
無表情でこうね。
うーん。
どんどどんみたいな。
そう。で、あの時に確かにコルムは晴れ晴れしてるんだよね。
曲が完成したって言うのもあんだろうけど、あのなんかスッキリしたよみたいな。
これでお相子で俺たち別の道行けるねみたいな感じで。
そうはいくかっていう話ではあるんだけど。
でも確かに、そうか、だから可能性をあの、もう切ったんじゃない?自分で。
そう。だから自分のせいじゃなくしたいっていうだけなんだと思う。
その弱さでもあると思うけど、その今から何かを本気でやれば何かになるかもしれないみたいな。
あー。
こういうのってないですか?なんか。
うん。
なんかさ、その信号、街の信号とかでさ。
街の信号?
走ればさ、間に合うんだけどっていう時に。
はいはいはいはい。
なんかその状態が嫌みたいな。でも走りたくないしみたいな。
うん。
だったらいっそ赤でやってほしいみたいな。
うん。それはね、わかる。
別にパードリックとして一生生きていくことに何が悪いのかは俺にもよくわかんないけど。
いや、なんつうのかな。
でも確かにこれ、トリビアさんにあんたの性格上あんまりそこをピンとこないかもしれない。
なんつうのかな。
つまり、あなたは自分が夢見た、なりたい大人になっていますか?みたいな感じの問いかけが絶えず絶えず来るわけよね。
広告なり、YouTubeでもなんでもいいけどさ、テレビでもそうだし。
そうなんだけど、いろいろあったおかげで今こういう感じの生き方してますっていう。
でも、かたや歴史に名を残すような曲を作った人たちいますよとか、今すごく楽しく仕事して、ものすごい金もらって、ものすごい高いところに住んでますよみたいな。
成功者ね。
こととか、そうそうそうそう。
だからその、そういうのと比較したときのこの絶望感というか不全感というか。
無力感。
こんな、そうそうこんなはずじゃなかったみたいな。
僕、確かにそんなにあんまり他人と自分を比べることがないから。
多分僕はだいぶ楽な方だとは思うけど、それでもなんか割と本当に周りがそうだなっていうのは、そういう圧を感じるときはある。
なんか、何かこうなんていうのかな、何か何者かじゃないといけないみたいな。
いうふうに思わさせられそうなときもあるしね。
あとまあなんかその、自覚するかどうかの話で言えば、僕あんま寂しさを感じないんですよ。
あー、なるほど。
あ、これは面白いですね。あ、これいいね、なんかね。
これでも前もなんか話したことあるかもしれないけど。
ほんと。
寂しさっていうのがあんまり感じないんですよね。
うん、感じなさそう。
うん、感情ないから。心ないからね。
心ないからね、あんまね。
こんな弥生あるかっていう話ですけどね。
そうそうそう。それ言ってもいい相手だと思われてるから、分かってんだけど。
そうなんだよな、そういうやつなんだよな。
なんか一人でいて寂しいって思うことはあんまないんで。
だからこの映画の中で言えば、たぶん寂しさにみんな気がついてしまったっていうことと、まあそのCとも直結してると思うんだけど。
なんかこう、そんなに意識、僕の中での意識できないランキング3位ぐらいが寂しさなんで。
1位は空腹とか。
すごい鉄人。
思わない人間じゃないっていう。
1位はね、ストレスなんだよね。
ああ、そうなの。
ストレスってなんだって思っちゃう。
あなた前言ってたよね。
言ってた。
ストレス感じないって。
ちょっとこれはでも置いとこうか、ちょっと。
ストレスは幻想だっていう。
ああ、言葉があるからそう感じるんだっていう。
うん、と思って。
その時すごい熱く語ってたよね、確かに。
で、ああ、やっぱそうか、そういう考えもあるかみたいな感じで、俺思ったけど、やっぱそうじゃねえなと思ってるよね。
別に間違ったこと言ってるわけじゃないんだけどね。
こういうこと言ってるからが心がないって言われるんだけどね。
そうなんですよ、みなさん。トリビアさんはね、心がないとか感情がないとか言われがちな人なんですよ。
昔からこれは。
だからね、相方とか逃げられる。
何て言うかな、いずれそういう話もできるといいね、これね。
トリビアさんはちょっとこう、何かが、自由化でもいいかも。
欠けている。
そう、言ってんだよな、最近な。欠落しているのではないか。
分かってる、分かってる。
一体でも何が欠落しているのかっていうことですよ。
そうそうそう。
で、ちょっと足掛かりっていうかさ、寂しくあまりならないっていうことは、
俺がさ、さっき言ったさ、寂しくなっていくことによってパードリックが嫌な奴になっていったっていうのは、
話しててピンときてなさそうだなって感じだったんだけど、ピンときてないの、それは。
それ他者を見て、ああそうかって思う程度。
でもみんな自覚はないのか。
自分がやっちゃったって思うときもあるの。
寂しいから、余裕がなくて何か人に当たっちゃったみたいな。
そうね、だいたいでもそういうのって後から分かったりするの。
そのと、リアルタイムだと、自分の問題だとあんま思わないよね。
なんかこう、周りがこう、どいつもこいつも何か嫌な奴ばっかりみたいな感じに。
バーサーカーモードね。
メンタルのバーサーカーモードね。
もうあの、なんていうかこう。
全方位にこう、牙が剥いてしまうときみたいなことですか。
で、俺はそれの原因は、この映画を見てもさらにやっぱり、確信を深めたけど、やっぱ孤独が悪いなっていうふうに思うわけ。
孤独によってやっぱ人は狂っていくっていうか、さっきは嫌な奴になっていくっていうふうにマイルドに言ったけど、やっぱりさまざまな意味でダメになっていくっていうふうに思う。
確かに、僕あんま人に腹が立つことそんなないから。
ああ、そうだよね。またそれがね。
感情がね、って言われるね。
そう、だからこういう話があってさ、これってめちゃくちゃ腹立つだろっていうような話しても、
わかるときはわかってくれるんだけど、お前は。
本当に。
すいません。
いやです。
すいません。
いい悪いのね、あれでは。まあいいか、悪いってことにしようか。
悪いよ、面白いから。
確かに。お前の悪いところは?っていう。
あのね、だから時々、例えばこうさ、やっぱり友人ですから、傷ついたときの話とかを聞いてくれよみたいな感じで話すこととかさ、あるじゃん。お前なんか今嫌な顔したな。
バレた。やばい。
嫌な顔してないでしょ、ニッコリしてる。
ニッコリしてる。
ニッコリしてる。
ニコニコするのもちょっとおかしいよね。
確かに。
どういう顔して聞いていいかわかんないっていう時点でもうあれなんだけどね。
だめだめ、ちょっと横道に反るすぎる。
あの、そういう傷ついた話みたいなのをするときに、なんて言えばいいのかな、こう、響くときはすげえ共感するわけよ、トルビアさんは。
はいはい。
それは盛り上がったりするんだけど、本当に、本当に流す気があるわけよ。
全く聞かねえんだっていう。
興味なってやつ。
そうそうそうそう。
これ、なんていうかな、わざとやってんじゃないと思うの。完全に興味レス。
興味レス。
興味レス。
興味レスってことかな。
いや今作ったけど。
興味レスね。
興味レスなんだよ。
あるなあ、ていうか本当にそれすらも気づいてないときはある。
うん。で、たぶん気づいてないんだろうなって思ってる。
ああ、確かに。
そう、本当に、ああ、ああ、みたいな。
でさあ。
省エネモード。
でさあ、みたいな感じで、本当に別の話言ったりとかね。
それすんだよ。
嫌なやつやん。
いやまあ、嫌なやつとまではなんかあんまり嫌がらないんだけどなあ。
でもやっぱりそういうこうさ、あのー、欠落というか、あのー、共感あんまりさ、してほしくないでしょ。
え、どういうこと、自分に対して?
うーん、そう、えっと、たとえ、あ、そう、自分の場合でも。
ああ、うん、なんていうか、してほしいとまで思わないぐらいかな。
別に、して、されたら腹立つとかはないよ、別に。
ああ、いやまあ、そりゃそうだね。
もうわかるから、なんだお前、てめえに何がこんだっていうか。
まあ、それこそ孤独な人だよ、本当に。周りみんな敵に見えてる。
そう。ああ、そうね。なんかその、うーん、そうそう、それで、その寂しさが紛らわせてるっていう感情になんないんだよね。
だって寂しきって、たぶん、本質的にはたぶん思ってないからかもしれないけど。
うーん。
別に、あのー、同意してくれたら、ああ、うん、っていう感じになるし、
うん。
わかんなかったら、ああ、わかんないかって終わっちゃうから。
うーん。
せやね。だとしたらお前は指を切らないんだよね、たぶん。
なんちゅうのかな。
そうだね。なんでわかってくれるんだっていうふうに多分なんない。
そうそうそう。
ただちょっと話がこう、あのー、俺がこの映画で一番話したかったところになるんだけど。
向かってんの?
え?向かってってる、向かってってる。
ああ、本当?
偶然にも。
偶然にもね。
うん。偉いもんで向かってってんだけど。
偉いな。
やっぱり、あの、わかってもらえてないっていうのが一番苦しいっていう、人間が。
あー、はいはいはい。
そうそうそう。
あのー。
確かにね。
だから、結局、あの、コルムの話もパードリックの話も、冷静になって聞いてみると、
あの、それなりに、あのー、なんちゅうかな、正しい正しくないじゃなくて、わかるっちゃわかる話なの。
うん。
俺はこのまま何も成し遂げずに死ぬのが怖いんだって。
人生になって、死ぬまでの退屈しのぎっていう暇つぶしみたいに思うことないか、みたいな感じで。
これ切実なんだよ、実際。
うんうん。
あの、コルムの悩みは。
うん。
切実だし、えー、かたや、そのパードリックの、いやいや、その、なんか、そういう意味とかじゃなくて、
うん。
生きる、今が楽しいかどうかの方が大事じゃん、みたいな。
うんうん。
うん。あのー。
どっちもね。
そうそうそう。
一理あるわな。
だから、あのー、無駄話じゃねーよっていう、普通の楽しいおしゃべりだよっていうのは、あのー、これはあのー、そうじゃん、だって、結構。
普通の楽しいおしゃべりしてんじゃん。
してる。
あの、みんな。
ロバの糞の話ね。
ロバの糞の話。ま、ちょ、2時間されたらちょっと、さすがに、ま、ちょっと、止めろよって話なんだけど、誰か。
分かんない、ちょっと。
でもあいつ、あいつとも話聞かねーからな、たぶん。
あのー、酔っ払ったら止まんない人なのかもしんないね。
多分。
そういうやつもいるよな。俺割とそうなんだけどね、あのー。
ふふふふ。
まあまあ、置いといて。だから、2人とも、言ってることは、そんなに、あのー、そんなおかしいこと言ってないんだけど。
うんうんうん。
あのー、で、実は、2人とも、自分の思いを述べてはいるのよね。
うん。
でも、全然通じてないっていう。
うーん。
それが辛い。
そう。
ってことか。
めちゃくちゃ辛いなっていうのが、あのー、俺は実感があるし、すごいこう、あ、そうか、そういう孤独の話、つまり通じない、ディスコミュニケーション。
うん。
そこが一番辛いみたいな。
うんうん。
話なんだって思ってたけど。
うん。
話通じなくっても、おれびやさんは、あのー、辛くないのかい?
うっ。
ははははは。
話通じなかったら、話やめるだけじゃないのかな。
あー。
あー、わかんないかーって。
すっごい寂しい気分になったりしない?
おもろく、おもろくない?なんか逆に。
えー。
おもろくない。
テンション上がってくる。テンション上がってくるよっていう。
テンションなんか下がってくって話してんだけど今。
ははははは。
いやなんかだって、こんなに話してんのに話が通じないって、この人面白えって思っちゃうかもしれない。
あー、それはさ、ほんとにさ。
うん。
あの、揶揄とかじゃなくて、マジでそう思って、ベタで思ってるっていう。