MCU新作『サンダーボルツ*』を深め"ぬ"回
配信スケジュール:火曜19時(基本)
■深めるシネマ関連リンク
■出演・運営メンバー
- 毎日映画トリビア (@eigatrivia)
- Tomohee (@tomoheesa)
■その他プラットフォーム
サマリー
エピソードでは、映画「サンダーボルツ」の感想やキャラクターの成長について語られています。特に、エレーナとボブの関係がテーマとなり、協力し合いながら成長する様子が描かれています。ボブとジョン・ウォーカーの過去や救いについても議論され、闇の自分との対決が重要なテーマとして扱われます。また、タスクマスターの運命とその物語における役割の違いについても探求されています。このエピソードでは、他者との繋がりが心の闇を乗り越えるために必要である一方、時には正論が響かないことや救いの物語の多様性についても言及されています。特に、ボブとタスクマスターの対比を通して、性格や過去のトラウマが救われるかどうかに影響を与える要素が掘り下げられています。また、映像作品におけるキャラクターの深層心理やトラウマを探求しながら、観客が感じるストーリーテリングの多様性について考察されています。社会的なメッセージの伝え方や、自己表現の重要性についても議論がされています。最後に、映画や物語の「良い話」に対する飽きや疑問についても触れられ、変化を求める重要性と固定観念にとらわれない思考の必要性が強調されています。
京橋のショールーム
最近あのー、京橋によく行くんですよ。
京橋?
京橋ってわかる?
あの、山手線だっけ?
えーとね、日本橋の隣ぐらいなんだけど。
ほう。なんで?
そこにその、なんか死者室があって。
ほー。
映画の死者でよく、京橋に行くことがあんだけど。
あーじゃあ、あれか、もうご招待受けて。
そうそうそう。
はいはいはい。
で、京橋にあのー、パラマウントベッドのショールーム。
パラマウントフィルムじゃなくて?
じゃなくて。
ベッドの方ね?パラマウント楽の方ね?
そう。で、すごいおしゃれなわけ。
京橋の一等地で。
ほうほうほう。
でも、いつもお客さん一人もいない。
介護ベッドだろうしな?あのー、中華。
そう。なのになんかすごい、高級ブティックみたいな内装で、
全面ガラス張りで、めっちゃかっこいい。
で、パラマウントベッドって書いてて。
で、お客さん一人もいないんだけど、なんか、
よくそこ通ると、なんか外国人のカップルみたいな、
欧米人のカップルとか、なんか夫婦なのかな。
が、すごいニコニコしながら、そのパラマウントベッドが出てくるのをよく見かける。
え?何?怖いんだけどね?何?
だから、たぶん、そのパラマウントベッドは、なんかベッド以外に、
すごい危ないものを売ってるんじゃないかと思っているトリビアです。
サンダーボルツの感想
あー、なるほど。どうもトリビアさん。
なるほど、トリビアさんでしたか。
お久しぶりです。
お久しぶりです。
どうでもいい。本当に頭に浮かんだこと。
喋りやがったな、こいつ。
さ、サンダーボルツの話をしよっかな。
俺ももう広げないって今決めたから。
さあね、サンダーボルツ。
サンダーボルツ。
MCU34作品目って書いてある。
34?すげえな。
前回、あの、なんだっけ?キャプテンなんちゃら。
おい、お前。
キャプテンアメリカ、なんだっけ?ニューワールドオーダーじゃなくてなんだっけ?
ブレイブニューワールド。
それ以来ですね、我々が喋るのはね。
そう、なんかすごいメタメタに言ってしまって。
もうあの、ディズニーさんとは相入れないかと思ってたら。
そうね、パラマウントさんと手組もうかなと思ってたのに。
今回は、日本最速使者に。
お、お呼ばれ。
お呼ばれしましたよ。
どういうことがわかってんだろうなっていう意味だよね、たぶんね。
そう、たぶん前回呼ばれなかってあんなこと言ってたから。
なるほどね、と。
前回は。上映前に。
今回はもう本当にあの、忖度なしの感想ぜひみたいな感じで。
言われたの?
言われた言われた。
こわいこわい。
あーわかりましたって。
でもなんかすごい自信がありそうみたいな。
おーおーおー、なるほどね。
たぶんね。そういうことを感じたんだけど。
こっちもしっかり見ますみたいな感じで。
うん。
見ましたけど、サンダーボルツ。
どうだった?サンダーボルツ。
いやもう最高でしょ。
おー。
忖度してないよこれ。
忖度してない?お前。
1800円、2000円ぐらい浮いたからって忖度してない?本当に。
しかもお土産もいっぱいもらってなんかグッズとかも。
ホクホク顔、それでか?本当に。
それでかもしれない。
アイマックスでちゃんと見せてもらって。
おー。
グランドシネマサンシャインっていうめちゃめちゃ。
すっげーもう名前からして高級そうな感じ。
パラマウントベッドと同じぐらい高級そうな名前の。
パラマウントベッドにも存託していくのかなこれから。
介護用ベッドくれるかもしれないから、そしたら。
おー。
いやすごいリッチな環境で見せてもらったからといって褒めるわけじゃないけど。
うんうん。
俺はトモヒーが語らないとダメだろ。
って追いながら映画館を俺は後にして。
ただお前がその遠くのね、遠くに行っちゃってたから。
そうね、あのボンっていうあの音。
あの音怖ぇよなすげーよなあの音。
ドンっていう。
そうドンとボンの間みたいなさなんか。
そう。
本当に笑うステルスマンより怖いよあれは。
お前になんとか見せようと思ったけどまぁちょっとあれだったから。
連絡は来てたね。
そうそう見ろって一応ね、LINEには残してる。
そうでもまぁなんかこう心の世界の深いところにいるとね、LINEの通知音とかも聞こえないもんね。
聞こえないもんね。
そう。
一人で何してたんだよっていうことではあるけど。
ああいうことしてたのかと思うよ多分。
いやどうだった?
お前の感想の方が多分俺はすごい気になるんだけど。
え、俺から?いやあのねこれはねちょっとあえて、あえてだけどあえてお前から喋ってほしいね。
おーわかりました。
今回に関しては。
なになに?
どこが良かった?なんかこうね、良かったと思うよ俺は。
良かったと思うと同時に、とある感情があったので。
でもこれはね、先にちゃんと全身全霊で良かったの人の良かった話聞きたいし、それも含めて咀嚼したいので。
何なのか自分の中でまだね、完全に整理はしきれてないから。
なるほど。
うん。
ちなみに僕はちゃんと自分でお金も払って2回見に行ってきたので。
おーなるほど。
それぐらい好きなんだけど。
うんうんうん。
やっぱりエレーナっていうあの主人公、今回まあ実質主人公だよね。
はいはい、ブラックウィドウの妹だよね。
そう。
とそのボブ。
うんうん。
ボブね。
ボブがだから俺だっていないでしょっていうこの。
俺はどうせメヘラだと思ってんだろうって。
どうせボブだと思ってんだろうって。
うんうん。
が、そのエレーナ自体もそのボブを見ることで気づきを得れたし。
うんうんうん。
ボブもそのエレーナと会話することで気づきを得れた。
うん。
キャラクターの成長
そしてみんなで脱出できたっていうところが一番。
うんうんうん。
俺はいいなと思ったね。
うーん、なるほどな。
うん。
テーマ的にはそういうとこなんだけど。
うーん。
人の話にちゃんとなってたっていうのは。
うーん、キャプテンアメリカと違ってみたいなことじゃなくて。
違って。
だからハードルが下がりきった状態ではあったんだけど。
うんうんうん。
心の闇だよね。
うんうん。
その今回の悪役って。
そうね。
うん。
それはすごいそのやっぱオープニングはすごい俺はすごい好きで。
うん。
その任務に向かうそのエレーナっていうね。
うんうんうん。
主人公がまあビルから飛び降りるシーンから始まるじゃん。
うん。
でまあそれが何を表しているのかももう見てわかるっていうかさ。
うんうんうん。
でまあ任務に向かうためにパラシュートを背負って飛び降りるんだけどまあもう明らかにその姉も亡くして。
うん。
で自分はもういろんな人を殺してきたと。
うんうんうん。
任務ということで。
うん。
でその過去に自分が犯した罪みたいなのを背負って。
うん。
ようやく手に入れた家族みたいなのを失って。
うんうんうん。
まああのブラックウィドウって映画の中でもちゃんとねその和解して。
うん。
家族になるってもう一回なるっていう話だったから。
そうね。
それを失ってしまってもう本当にやることがない。
何のためにやってんだろうってなった。
彼女が飛び降りるとこから始まって。
うん。
その後にそのビルの中でさ。
うんうんうん。
最初にあのなんか廊下みたいなとこでそのなんかバッタバタ人をさ。
ああやってたね。
倒しながら進んでいくじゃん。
うん。
あれなんか楽しいっていうか見ててすごいこう迫力あってよかったな。
迫力あると同時にあれその2回目で見て気づいたんだけど。
はいはい。
あれすごい真上から撮ってんのね。
廊下をこう進んでいく。
そうなんかこう進んでいくみたいな感じね。
そう。
で結構暗いわけ廊下が。
うんうん。
で光がそのエレナが入ってきたところからバッて差し込んでんだけど。
うん。
あのシーンの中ですでにあのめっちゃでかい影と戦っていってんの彼女。
ああそうだっけ。
うん。
これ予告編でも多分見れるから見てみてもらったらわかると思うんだけど。
うんうんうん。
その変な撮り方じゃん。
そうねなんか見ててあんまり見たことない画角の戦闘シーン中か。
うん。
うん。
あれがそのすごいその敵が敵の影がめっちゃでかく真っ黒になってて。
うんうん。
それと戦いながら進んでいくっていうシーンから始まってるわけ。
うんうんうん。
それがその後半まで見るとその今回の敵って要するにボイドって虚無っていうけどその影になるっていうさ。
うん。
人間誰しも抱えてその影みたいなのがその実体化してボンって出てくるっていう。
ボンっていう。
何度も言うけどしつこいけど。
ブンブンみたいな。
うんうんうん。
で繋がっててここからそれを描きますっていうのがちゃんとこう提示されてるっていう。
うんうんうん。
すごい美しいなと思ったし。
うん。
あとはまあやっぱりキャラクターがそれぞれその今回集まったメンバーみたいな。
うんうんうん。
ジョンウォーカーとゴーストと。
ジョンウォーカーはあれかキャプテンアメリカ偽キャプテンアメリカみたいな。
そう偽キャプテンアメリカね。
うんうん。
とエレナとゴーストあの子をブンって瞬間移動できる。
うんうんうん。
であいつらがその最初こう大きいそのなんか焼却炉に入れられて。
うん。
でそっからやっぱそのみんなで本当に上がってくるっていうさ。
うんうんうん。
背中くっつけて。
背中合わせで。
こう超人超人はいたんだっけいるか一応いるんだよね。
一応いるすごいジャンプできるから。
うんうんうん。
でもあんまり意味なかったみたいな。
でもうあとはもう人間の力でやっていくしかないよねみたいな感じで。
うん。
協力せざるを得ながら協力すると。
でこれもみんなで協力して脱出するっていう話だ。
うんうん。
でそれが後半もその同じようにボブを助けるためにみんなでその虚無の中に入ってって。
うん。
でみんなで脱出するっていう。
うんうん。
話につながってるっていうのもすごいいいなと思った。
そうやなあ。
で俺が一番面白かったのは。
うん。
ボブが超人的な能力をさ覚醒させるシーンがあるじゃん。
うん。
自分が囮になって。
囮になったんだっけ。
そうそうあのエレナとジョンウォーカーとゴーストが車であの施設から出ようとしたときに。
うん。
やばいもうバレるって瞬間に。
あーはいはいはい。
そうね。
彼があの銃ぶっぱなして。
そうそうこっちだって。
そうなのこっちだっつって。
でバーって撃たれて死んだかと思いきや。
うん。
あそこで覚醒するじゃん。
うん。
でこうものすごい勢いで上にグワンって上がって。
ボワンってなんか。
ボワンって上がってって。
上がってるというかなんかもうなんちゅうのこう。
引っ張られるぐらいグワンって上がって。
そう引っ張られるぐらい。
バーンって落ちる。
うん。
そう。
こんなそのままの相打つ描写あるって。
あははははは。
あーでもまあ確かに。
そうか。
うん。
あはははは。
こんなにわかりやすい。
パキーンみたいな。
パキーンっていうこう。
上がったーって。
上がったーみたいな。
でバーンって落ちるっていう。
叩きつけられるように地面に落ちるっていうね。
そう。
そう。
ボブとジョン・ウォーカーの過去
俺あの話見た時にお前がドモヒーがねこんな時は落ちた時なんだなっていうことをすごい視覚的に見れて。
そうね。
だから上がれば上がるほど落下が大きくなるので。
そうそう。
落ちるとね板で覆うよね。
板で覆うし回復まで時間かかるよねっていうことなんだけどな確かに。
そんな描き方あるんだっていうので俺はちょっとおもろかったし。
うん。
今度からお前が連絡が取れなくなってきて笑ってるっていうのを想像するっていう。
そう。
だからまあ覚醒前だと思ってもらえればあの。
こうなんだっけあのキャラ。
セントリー。
セントリーになる前だと思ってもらえればね。
うん。
いいかなと思うんだよね。
やっぱそのなんかそのボブだけじゃなくて。
うん。
ジョン・ウォーカーのその過去みたいな。
ジョン・ウォーカーのこと知ってんのかなお前は。
いや俺はね知らなかったけどもうだからなんていうのかな。
これはだからさやっぱさその人がどういう苦しみを抱えてるのかみたいなのはなんかこう喋り言葉とか言うよりもエピソードだと一発で伝わるっていうこう持論があってですね。
てかまあよく言われることだけど。
エピソードが心を運んでくれるみたいな。
うん。
だからもうあれ一発でわかんじゃんなんかもう。
こいつら。
うわーみたいな。
うわーかわいそうっていうね。
かわいそうだけどこいつもありんだなうわーみたいな感じのね。
ジョン・ウォーカーもそうだし。
うんうん。
闇の自分との対決
みんなその過去にあった出来事みたいなのをある程度共有してるメンバーが結束するっていうのはやっぱすごい感動的だったなって思ったって感じかな。
うーん。
そうだなあ。
ごめんなんかあれしょ喋りづらいでしょあの。
なんで?
いやなんか喋りづらいでしょっていうかなんて言うんかなあの。
こう俺が乗ってけないのよね。
おー。
乗ってけないのね。
ボブがね。
ボブがね。
ボブがねちょっとね乗ってけないっていう中でなんだボブじゃない方もあのお前何?って話になる。
ボブじゃない方って何?
お前は何なんだろうって話になるけどなんかそこまで良かったよなってお互いに言った方があの喋りやすくなることは。
喋りやすくなることはあのよくわかっているんだが無理してそれやったら寒いしあれだから。
えっとねまああれなんだよね。
最初に先に言っとくけど俺これちゃんと泣いてるしねこの映画の中で。
感動したわけ。
泣いたところはどこなんですか?
泣いたところはもちろんだから心の世界にエレーナが進んで入ってきてくれて。
だからボブの心の世界に入ってきてくれてであの闇の自分みたいな奴との対決から仲間のみんながそれを引っ張り出してくれるっていうあの一連のシーンだよね。
いいあれだよあのなんていうかな。
闇のボブがあのこの世界には俺たちしかいないって言ってるわけね。
あのつまり闇の自分とそれに引っ張られる自分っていうかそれに影響を受ける自我としての自分みたいなのしかいないんだと。
で他の奴らはみんな裏切るとどうせっていうようなあの世界観で生きているわけだね。
でそこをこう仲間たちが引っペガスっていうさ。
だからその俺たちしかいないって言ってるのとエレーナが私たちがいるっていう風に言ってそっからこう引っペガしていくっていうそのもう素晴らしい。
あの描き方も素晴らしい。
わかりやすいし何よりも。
いいよねやっぱり。
いいよねやっぱり。
いい映画でした本当に。
はーい。
トモヒーでした。
なんなんなんその続きがあんの?
そうねー。
気になる気になる。
あのねーあのーケチつけるような感じになっちゃうから勇気を持ってますけどあの空にパーンつって上がるような気分で引っ張られていくようにね。
そうなんだよ。
あれもだから自分で上がっていってんじゃなくて引っ張り上げられてる感じがするっていうのもいいよね。
いい映画なんだよだから。
いい映画だよね。
いい映画なんだよね。
うん。
そうねー。
あじゃあそうだな。
ボブは今回救われてさニューアベンジャーズにもなってその一員としてなってすごい良かったっていうかさまさに救われたわけよね。
こう現代的なのか普遍的なのかわからんけどその闇の自分に引っ張られて何もできない。
しかもその闇は過去の経験から来る。
自分が育ってしまう自分の中にっていうことだけど救われたわけよね。
うんうん。
これさすごい後大将として描かれてる登場人物が一人いるんだよこの映画の中に。
え誰?
後大将ってかなんかあの、ああそうか救われる側と。
うん。
みたいな。
救われなかったやつ?
ってことになるけどねなんか救われなかったと言っていいのやらっていう感じもするが。
タスクマスター?
そうです!正解!
正解!
タスクマスターなんする?
うん。
あれ?そんなやついたっけ?
そんなやついたっけ?
そんなやついなかったよいなかった。
あれ?みたいな。
全員誰一人として取りこぼさなかったよ。
そうねそうだよね。
うんうん。
そうだよなあ。
そんなわけない。
いたよなあでもなあ。
いやいやいや。
目にそらすんじゃねえよって。
え?
いたかなあ。
これね、この対象だっていうのは、同じなのよ。だから。
ボブとタスクマスタードレイコフの娘ね。
てかまあブラックウィードを見てない人には何のこっちゃわからんと思うんだけど。
ドレイコフっていうレッドルームっていうさ、悪の組織の親分の娘なわけだよね。
ドレイコフっていう親分の娘。
でも俺も言う名前は忘れちゃったからすごい申し訳ないんだけど。
アレクセイみたいな?
違った。
アレクセイ?
お前アレクセイが反応してるからやめたほうがいい。
アントニアね、アントニアドレイコフ。
アントニア、そうね。
この物語の闇の構造はどうなってるかっていうと、つまり育ちの中での理不尽とか暴力の経験によってトラウマが生じて、そのトラウマが闇の自分っていうのを育てて、その影響で虚無感だったり。
もうどうでもいいやってなったり、抑鬱的になったり。
逆にあれハイになっちゃうのも一緒だからね。
そっから目逸らすために古代妄想というか、なんでもできる、全部治ったみたいな。
なんでもできるみたいな感じになることで、見なくて良くなるっていうことじゃない。
で、ボブもそうだったし、エレナもそうだったし、みんなそうちゃそうだ。
で、タスクマスターもそうなわけね。
うん。なんだけど。
そうかな、誰?タスクマスター。
あいつだよ、死んだやつだよ、死んだやつ。
死んだやつに殺されたんだよ。
ビダンになってっけど?なんか。
ビダンにはなってない。
まあまあそうね。
なんでかな。
ちょっと軽い衝撃だったね。
あれでバーンって言って、本当に何の物語もなく、前触れも後ろに繋がる何かもなく、ただ説明として死んだっていう。
頭打ち抜かれて死ぬっていうね。
でもブラック・ヒートーって一番かわいそうだったのはあいつじゃん。
そうね。
で、なんか解放されたわけじゃん。
同じなわけ、エレナと。
で、ボブとも同じだ。
なんだけど、バンって言って一発で死んで倒れるっていう。
で、「そんな残酷な話があるか!」とかそういう話しかしたいんじゃなくて。
この差は何だって思ったわけよ。
これ本当にこいつもう死んだの?もう出てこねぇのか?みたいな。
あ、出てこなかった。
何だこの差は?みたいな感じになるわけよ。
ってなった時に、そうかっていう。
この物語の救いの仕組みっていうか、この救いの物語では救われな人はいるんだよなっていうことがわかったよね。
そう、どういうことかと思いますか?っていう。
ずっと喋っても俺があれだから。
どういうことかと思いますか?
それはだから、あれはいろいろ事情、裏側の話だといろいろ事情あるけど、物語上のあの死の役割はやっぱり、あれジョークにも別になってないじゃん。
ああ、死んじゃったっていうだけなわけよ。
で、それはやっぱり彼女たちが殺し合っている役割をずっと担ってきた、罪みたいなのがここで生産されたっていうことではあるじゃん。
そういう人たちの話ですっていうことを、観客に分からせてくれるシーンではあったとは思う。
なるほど、罪人なんだと。
なんていうか、救われたとかそういう過去のエピソードの中であるけども、とはいえこの人たちはやっぱり罪人であって、っていうことよな。
あそこでその、本当になんのその、音が、音がめもねえとか。
音がめもなくて、その本当に、だからあれで本当にあのメンバーが結束するわけじゃん。こんなひどい話はあるかっていう話になるわけよ。
やっぱそのバルっていうその今回実質的な悪役っていうか、あいつの策略でそういうふうにして、こんなひどい話はないよなって言って脱出に向かうって話に位置をなってはいる。
まあ描き方はもうちょっと工夫できたんじゃないかなとは思うんだけど、その本当にあれで話終わっちゃうからさ。
でもまあある意味そのお前が言ったように将棋だったっていうのはその将棋を与えるためにやってるからって感じかな。
まあそうか確かにな。
そう、それで、だからこれこの事態は洒落にならん事態であるっていうことと、この人たちはそれを受ける、何て言うかな、理不尽な展開ではあるけどそれを受けるに値する罪はこれまでに犯してきてるんだっていうことの象徴ではある。
なるほどな。
で、俺はまあ見てる。
そうね、いやでも確かにそれはそうなんだよ。
そう、だからそう言う、まあそれいっぱいなんか言われてるらしいけど。
タスクマスターの運命
そうなんだ、みんな意外と心を持った人たち。
だってそのタスクマスターに思い入れがあるファンもいるだろうし。
うんうんうん。
で、だからまあみんなそれに対してはやっぱりあそこで違和感が出るんだけど、その違和感を出せてることはまあある意味すげえ効果的なことではあるなと思う。
観客動揺させてるわけだから。
俺はなんかその現実世界であれが良しとはされないけど、その映画ってものって言えばMCUのできないところってそこじゃん。
もうなんか絶対そこまで深く踏み込めないっていうそのキャラクターにファンがいるし、なんか何々は帰ってくるって絶対戻さないといけないみたいな。
もう本当にあそこで断ち切るっていう決断は俺は支持をしたい側ではある。
うーん、なるほど。
その方が切実さがやっぱ増したって感じ。
うんうんうん。
あれがだからエレーナの可能性もあったわけで。
うーん、そうね。
うん、そのなんだっけ、ゴーストの可能性もあったし、ジョン・ウォーカーの可能性もあったし、バッキーの可能性だってあったわけじゃん。
うんうんうん。
ってぐらい思わせるってもうあれぐらいしかできないよなとは思う。
うーん、なるほどな。
そのなんか切実さを担保するためのこうギリギリの決断でもあったんじゃなかろうかっていうことね。
タスクマスターを。
わかんないけどね。
うん。
なんかその、やっぱ俺はその届けたいテーマにキャラクターは動かされるべきであると思う。
うーん、うんうんうん。
だからえっと思ったけど、なんかそれによって評価は下がんなかったって感じだな。
うーん、なるほどな。
そうか、そういうふうにして批判する人もいるんかっちゅう。
で、かつお前の見方、そこのこうあれもあんだ。
なんか俺はそのあれなのよ、こう。
ボブなのよ。
えっと、ボブなのよ。
あのいつなんだろうな、えっとね、だからエレーナだったかもしんないわけよね。
うんうんうん。
でもエレーナじゃなかったし。
ボブがあそこ死んだらマジで意味わかんないから、ボブではないのは流れ上当たり前なんだが、なんつーのかな。
えっとね、ボブとだからタスクマスター、この違いはなんだろうなっていうこと。
つまりボブは救われるんだけどこの物語で。
ボブとタスクマスターの対比
ボブ的なものは救われるんだけど、タスクマスター的なものは救われないんだっていうことね。
これ何なのかなっていうのをずっとこう考えてたわけよ。
で、これ最初の方に俺言ったと思うんだけど、この映画見てて泣きもしたんだけど、ちょっとある感情がずっとあったのよ。
それは何なのかっていうと、言葉にするのであればうんざりしてたんだよ、ずっと。
おー。
うん。
どういう意味?
あのね、またこの話かってなったのよ。
あー。
うん。泣いてるよ。大事な話だと思うよ。他者との繋がりによってっていうね。
またこの話かってなったってこと?
うん。
あー、なるほどね。
あのね、心の闇を他者との繋がりによって乗り越えていくっていう話なわけ。
で、ボブはそれで救われたわけ。一緒にエレーナも救われたわけ、さらに。
繋がりはお互い相乗効果でよくなるわけだね。
でもタスクマスターは死んだんだよ。
ここに何の差があるのかっていうと、多分だけど性格の良さだと思う。
お前タスクマスターの悪口じゃんか、そんなのは。
でしょ?
確かにボブはめっちゃいいやつだよ。
そうなのよ。これ結構俺マジで言ってんだよっていう話になっちゃうから。
あの、伝わってないからって思う気になって。俺結構これマジで言ってんだよっていう。
どういうこと?
性格の良さ?お前にタスクマスターの何がわかるんだよ。
確かにな、そうだよな。
顔も一瞬しか見えなかったからな。
なるほどね。
心の闇を抱えているから他の人たちはどうせ裏切るし、この世界には闇の自分とそれに苦しめられる自分しかいないんだっていう世界に生きているボブなんだけど、
彼は性格がいいんだよ、可愛い側なんだよ。
嫌なやつじゃなかったでしょ。嫌なやつとして描かれてないし、親しみやすいやつだったわけじゃん。
そう?
そうでもないの。
なんかあいつさ、情報科のこと結構バカにするようなことは言ってたよ。
ああ、まあ確かにな。
それでちょっとバチバチなんじゃん。で、なんかエレーナにさ、脇に連れられてさ、
いや、ちょ、お前あれ良くないと思うぞみたいな。
そうそう。で、本人もいや、いつもこんな感じなんだよみたいな。
って言ってるシーンがあったから、なんかその、成人としては描かれてはないと思う。
まあまあそうだな。
でもこうなんていうのかな、いや俺いつもこうなんだよとは言えるわけよね。
そうね。
つまり何が言いたいか。
他者との繋がりによって過去のトラウマおよびそれによってできた闇の自分から解放されて救われましょう。
っていう時には、やっぱ最低限他者と繋がる力っていうのが必要となるわけよね。
こいつ絶対近寄りたくねえなっていうのとか、こいつ本当に何考えてるかわかんねえなっていうことになると、救われないわけよ。
うん。
で、そこに、他者との繋がりが大事だとか死ぬほど言ってるわけだけど、深めるシーンまで俺は言ってるんだけど、そこにやっぱ疑問があるんだなと思ったね。
そうかと思って。このままだと欠陥があるんだなっていう。
だからその象徴としてタスクマスターは救われねえんだなって。あの人はわかんないから何を考えてるか。
コミュ障だから。
そう。だとしたら、いやこれは素晴らしい話だし、いい話だし、なんだけど、これだけじゃないっていうことは言っとかないといけないっていうか、
他者との繋がりの必要性
この話でもおかしいところはおかしいんだっていうのを言っとかないと、こんな正論ねえよなっていう感じのか、正論ほど良くないものはないって思ってるので。
そう。
なるほどね。
この話単体としてはまあ同意もできるんだが、それだけだと思うなよって言いたいってことか。
そうね、それに近い気がするな。
これにはこれの暴力性があるっていう。
まあな、確かにコミュニケーション取れないと。
だからその俺も最初に言ったみたいにさ、エレーナは生きるのに悩んでたわけだよね。
自分一人じゃやっぱどうしようもなくて、で、お父さん、レッドガーディアンとかと繋がるってことぐらいしか自分を前に進めることができなかったっていうのもあるし、
で、ボブを見たときに、そのボブがさ、自分でさ、やっぱり自分はこの場にいた方がいいとか言ってさ、逃げようとしないみたいな、最初のあの施設から抜け出すときに、
自分はまあ別にここで死んでもいいからみたいな。
そうだったな、確かに。
で、それを聞いたときにエレーナがすごいハッって顔をして、エレーナはそのわかるって。
孤独だし、生きる気力なんてわかないよねっていうような感じで、まあちゃんと寄り添って、でも一緒にみんなで出ていくんだよって。
なんかスイッチが入ったようなシーンがあって。
うーん、なんかあった気がするな、確かに。
だからその彼女的にはやっぱりその人を見ることで、その自分のこともわかるんだよね。
うんうんうんうん。
その自分と同じようなことをしてるのを見たときに、いやそれじゃダメだってことに初めて気がつくっていう。
うんうんうん。
そのボブもボブで、やっぱりみんなによってあそこから脱出できるっていうことで、やっぱ他者がいることでしか外側に出れないっていう話にはなってるよな。
うんうんうん。
それが残酷だと言われれば確かにその通りなんだけど。
そうね、言っちゃうもんだと思うけどね。
それ以外の方法はでも、だから出せるのかとは思うけど。
うんうんうん。
いや、なんていうのかな、そのことで言うと、それ以外の方法がこの状況であんのかっていうことはあるじゃん。
そう言われるとって感じじゃん。
うん。
なんだけど、なんて言ったらいいのかな、うんざりしてるに繋がるんだけど、うんざりしてるのをもっと素直なっていうかさ。
考え深めないうちの素直なうんざりは、またこの話かっていうのをもうちょっと正確に言うと、また構造の話かいっていうことだね。
構造。
つまりその、自分の生きづらさっていうのは過去の理不尽な体験によって育まれたトラウマにあり、そのトラウマによって悪い自分が出来上がり、その悪い自分を克服するためには他者からの助けが必要で、そこから他者につまり救い上げてもらうんだっていうような、救い出してもらうんだっていうような形になってるじゃない。
つまりこの映画ではそうなってるし、別にそれでいいんだけど、もっと語り方はないのかなっていう気がするのね。
語り方。
つまりその生きづらさの正体をこの形じゃない形で語って、この形じゃない形で救われるっていう、もしくは別に救われなくてもこういうことだったんだなみたいな感じになるっていうような、
オルタナティブを設けないと、これに修練されるのは良くないなと思った。
だからすごい外側からの批判みたいになっちゃうんだけど。
でもね、本当に、MCUがこれやる、マーベルってさ、俺の中でだけど、時代の中での一番良き正論みたいな、正論っていうか良きテーゼを出すものだと思ってるんだね。
それをディズニーもそうだけど、背負ってるって感じがするわけ。
その役割なんだっていうことになった時に、真正面からこれをやったわけよね。
ジョーカーじゃなくて、マーベルがやったんだっていうのであるのだとすれば、おそらくそれは実体とは乖離しているはずだし、合ってる部分もあるんだけど、
メインストリームになったってことは、乖離する人々が出てくるわけ。つまり、この話には乗れねえってなってる人たぶんいっぱいいるんだろうっていうのが思うわけ。
だからすごい大きなお世話だし、性格が俺が悪いだけなんだけど、これにはちゃんとアンチテーゼをぶつけとかないといけないなっていう。
アンチテーゼって言ったらそんな感じかな。これに修練させちゃダメだっていう気がしたの。
あんだけ他者ガーとか言ってたくせに。
誰だよ、他者ガー。
もううまく言えないんだけど、この話はもう到達したんだなっていう感じがするね。
そういう意味で俺はすごい意味のあることだなとは思ったんだよな。メインストリームでこれができるようにやっとなったっていう。
だってこの話でさえそうかってなる人めちゃいるわけよ。
そりゃそうだ。
そんなことに気づかなかったって多分なる人もいっぱいいるはずで、そこにようやく達したんだっていう考えではあるんだけど俺は。
こういうMCUのヒーロー映画、すごいお金かかった映画でこれを出すことの意味はすごい俺は重く捉えてると。
それについては本当にケチのつけるところが見当たらないなって思ってるって感じかな。
それでいきましょう。
それでいきましょうってなんだよ。
その通りなんだよな。
あなたが今言ったことにケチをつけるところはそれこそ一個もないんだよ。
でもやっぱりケチのつかない話を全面的に浴びるっていうのはかなり危ないっていうことだよね。
それでふてくされてそんなこと言ったってタスクマスターが死んだじゃんとかそういう態度は良くないと思う。
でもやっぱりそう言いたくなる心の闇もあるわけよね。
本当にってあえて言うけど別に本当か嘘かとかじゃなくて、本当に苦しい状態にいる人たちっていうのはこんなこと言われたって何ともなんないんだよ。
っていうのもあるのよね。
それはこの映画のこの話だけじゃない。
時代の正論みたいなものは響かないのよね。
だからこの手の話は大好きなんだが、この手の話は相対化しとかないといけない。
救いの物語の多様性を確保しておきたいっていうことなんよね。
いくらでも人が救われる道っていうかは、俺はこれだと思ってるよ。
救いの物語の多様性
ちなみに言うとっていうかなんていうか、他者との助けによって。
だって自分だけだったら堂々巡りしちゃうだけだし、良心的な自分と闇の自分だったら闇の自分の方が強いんだから、だから苦しいわけだし。
いつまで経っても同じなわけだよね。
っていうのは分かるんだけど、その通りなんだけど、それだけにしたくないのは。
もっとあるじゃん、自分が救われる瞬間って。
なんか分かんないけど。
一生懸命プラモデル作ってる時楽しいなとかでもいいんだけどもはや。
公園散歩してたら、桜の季節になったんやなみたいな。
その時に感じる救いみたいなのでもいいんだけど、人とは繋がれないがみたいな。
そこの担保しとかない、何を背負ってるのか分かんないんだけど俺は。
ただ性格悪いだけなのかもしれんがね。
でもなんとなく分かってきたような気がするのは、やっぱりこの映画は本当にすごいよくできてるんだよ。
さっき言ったみたいに、お話としてもすごいタイトで。
必要最低限の描写でできてるし、手際もいいし。
そのメッセージを伝えるためにすごいきっちり組み立てられてるって感じはするんだよね。
その辺以外の、例えば悪役みたいな感じで出てきたバルは、悪役のままで終わるし、ある意味。
うまいことしたなって感じではあるけどね。
たぶんボブの話を生かすために、バルの影は極力薄くなってると思うし。
ボブの話を生かすためにゴーストもあんまり触れられてないし。
確かに、彼女が一番あんまり触れられてないね。
ボブの話を生かすためにタスクマスターはたぶん殺されたと思うし。
もともと脚本家の人が言うには、タスクマスターが生き延びる案があったらしくて。
それで撮影もされてるんだよね。
なるほど。でもやめたんだな、それ。
監督がたぶん、監督って要するに出来上がりのことを考えながら作るから。
はいはいはい。
やっぱりテーマが霞むじゃん。
もともとはタスクマスターが普通に生き延びて、ただ彼女は記憶障害があって、すぐ前のことを忘れてしまうっていう。
だからみんなで協力してこっから出ようって言ってんのに、そのことを忘れて、作戦の途中に急にジョン・ウォーカーを殺そうとするっていうのを何回も繰り返してみんなが必死にそれを止めるっていうギャグシーンがあったらしいんだよ、何回も。
はいはいはいはい。
もうそこを越えてみんなで一致団結しようってなってんのに、そのバルカラーの命令はジョン・ウォーカーを殺すことだったから。
で、それをみんなで何とかしながら行くっていう、これもいい話だよね、とは思うんだけど。
そうね。
で、あとゴーストも同じように幼少期からラボの中にいたから、タスクマスターの間の姉妹関係みたいなのが描かれる予定だったらしいんだよね。
そうなるともう尺的に。
そうね。
キャラクターの心理探求
し、話がどの話なんだっていうふうになるから、たぶん切られたっていうことなんだと思うんだけど。
それぐらいすごい考えられて、観客の注意力をどこまで持続させるかみたいな。
結果、すごい本当にそぎ落とされた話になった。
なるほどな。
だから、バルの話とかも中ぶらりのまま終わってんだよね。
あの人にも過去があったっていうことは触れられてはいるけど、中ぶらりのままね。
バルの過去のシーンは俺は結構好きで、何が起きてるかよくわからなかったけど、お父さんが殺される記憶みたいなのが出るじゃん。
そうね。
あれが、どうやらお父さんが命が狙われてるんだけど、本当は自分がそこに住んでるってこと言っちゃいけないのに、お父さんの友達だっていう人に教えちゃったから、お父さんは死んだっていう記憶?
うん、そんな感じだったな。
それが彼女が今、すごいいろんなことを秘密裏に策略動かしていくっていうのにつながってんだよね、たぶん。
たしかにたしかに。
その秘密をばらしちゃいけないっていう、何かを隠し続けないといけないっていうトラウマがたぶんあるはずっていうのは匂わされているんだけど、その絵がどうなんだっていうその先はまだないっていう。
もうここから先がわからないのかもしれないけど。
ただその辺も、そこまでやると本当に何の話なんだっていうふうになる。
そうね、何の話なんだになるのはすごい悪種じゃん、それって。
今のスタンダードでは悪種のビジネス的な意味で、表現きっちりみたいな。
だしやっぱり2時間だと見やすいよね。
3時間近くになるとやっぱりきついもんな、なんだかんだ言っても。覚えらんないし。
俺はでも何かそれぐらいやってくれたらもっと評価は高かったけど、3時間ぐらいかけて。
ああ、そっかそっか。
枠からちょっとはみ出てる感じの方が、何かこれは本当にその何かアメコミ映画とかいう枠とか全然超えて、すげえ大傑作ってなり得たかもしれないけど、それはヒットはしないなっていうさ。
まあそうだな。
だからまあ現状できる最善の形だったのではって思ってるって感じかなって。
ストーリーテリングの多様性
なるほどな。
まあ英談だよな、そう考えるとな。
だし、ストレートにメッセージを伝えることの、てかじゃないと伝わんない、時代っていうか何なのかわかんないけどね。
時代なんだろうな、でもやっぱりな。ではあるわけだな。
でもこれ見てその10代の子とかがそう変わって、1人でもなるってところを目指したんじゃないかなっていう感じで俺は、いやよくやったって思ったんだよな。
なるほどな。
誰かにケチつけられるまでは。
そうね、まあじゃあでも次がね、あるかもしんないよねっていう。
ああでもそうだな。
まあこれでもある、もうそのどっちもあんだけど、これがだからそのなんか自主制作の映画だったらもっとやりようは確かにあったんだろうなっていう感じはあるけどな。
じゃないんだよね、ハイバジェットどころじゃないこうね、ウルトラバジェットみたいなものすごい数の人が関わっているんだから、それは売れないといけないよね。
売り上げないといけない。
なんかやっぱ視覚的にすごい心の中に闇の自分がいるんだっていうこと、ちょっと考えればわかることだし、ちょっとこう勉強するっていうのでもないけど、なんか知識を得られれば自分の中でそういうふうに整理できるものではあるけど、
なんかわからずにずっと振り回され続けるわけじゃん、たぶん普通の状態だと。
だからそれをこうものすごい視覚としてわかりやすくやったのは良かったなあ。
ここだけ使おうかな。
でもね、やっぱあの心の闇の泣きながらも、ここもちょっと足りないと思うからずっと見てたんだよ。
最後のこの。
本当はだから、いややっぱりいい映画ではあるよねみたいな感じでシャープに終わらせたらこれもいいんだろうけど、俺らもヒット済みで。
ヒットながらM80ダメなんだよ。
そうだよもうね、もともとヒットもしてないんだからダメでもともとだみたいなね。
ここは闇の自分が言ってくるわけじゃん。
ここには俺とお前しかいないみたいな感じで言って。
で、攻撃してくるわけよね。
部屋の中のものがバンって飛んできたりとかして。
心の中の状況を再現してるわけね。
それに対してボブが闇ボブをボコボコにしようとするわけね。
で、止めるのね。
それが奴の狙いだって言って。
それやってちゃダメなんだみたいな。
すごい分かりやすくていいじゃん。
いいんだけど、いいんだけどね。
いいんだけど、あれはそのつまり認証化してるわけね。
自分の心の中の闇の部分、トラウマティックな部分みたいな。
コンプレックスでもいいけど。
を認証化していて。
そいつが悪さをしているみたいなことよね。
どうもそいつにこだわってしまうから。
そいつに対してボコボコに殴るっていう。
つまりこれ自己嫌悪のことだよ。
で、自分を攻撃するっていうことになるんだけど。
それじゃダメだって言って他者が来てくれて
それひっぺがして外にバンって出るっていうことになってるんだけど。
それだとあいつは闇のままだし、やつのままなんだよね。
自己表現と社会的メッセージ
彼にならないっていうことね。
そうですか。
違うかな。
そうですか。
つまりね、闇の自分の言い分は十分に効いてないわけよ。
これは。
そうなの?結構喋ってなかった?
いやでもあいつもだからさ、言ってみるとここには俺とお前しかいないみたいな感じの
闇の自分が闇なことを言ってるだけっていうことよ。
中二病的な。
嫌な奴が嫌なことを散らかしてるわけよね。
これ現実にもいるよね。
で、俺が大事だと思ってるのは、これは個人的なあれになるかもしれないけどね。
どうしたっていう。
お前はどうしたっていうこと。
聞いてないよね。
お前が言ってるのは何ですかっていう。
他者はどうせ裏切るみたいな。
そういう側面もあるけども、君がそれを言いたくなってるのはなぜですかっていうことなわけよね。
心の声を聞くとか、自分の心と対話するっていうのは、
殴り合うことでもそこからバッって、他者の力を借りてなのか分かんないけどバッって逃げることでもなくて、
やっぱりどうしましたみたいな。
今日どうされました?
審査するわけよね、言ってみれば。
聞き取りができてないってことね。
他者は絶対に裏切ると思われたのは、
怖いみたいな感じの、なんていうのかな。
やっぱり子供の頃のお父さんの態度が嫌だったんだなみたいな。
それでお父さんとの幼少期は世界が家族みたいなところがあるから、それでそういう世界観になったんだなって。
それを俺にずっと言ってきてるんだなっていうふうに。
印象化したその対象、闇の自分と話し合うっていう、詳しく聞くっていう。
人と話すときにボボボボに殴ってたらそいつの話しか聞けるわけないじゃん。
話してくれないじゃんっていうか、普通に殴り合いになっちゃうし。
で、やつとか闇とかさ、ダメだあんな奴は逃げるぞみたいな感じでやってたらそいつ何も喋ってくれないじゃん。
それは当たり前だ。いじめかよって話になっちゃうし。
っていうところがあって、向こうはずっとわーっつって、ヒステリックになってわーって言ってきてるんだが、闇の自分は。
ちょっとこう、まず逃げなきゃいけないのかもしれないけどね。
でもなんすかっていう、どうなさいましたっていうのをやってかないと、結局一人ぼっちだよね、そいつは。
でもね、盛り上がんないちゃうんだ。
その通りだね。
ほんとにさ、スーパーヒーロー映画のさ、第3幕っていうね。
大体その、超絶バトルになるっていうのが、今回は心の中のシーンに置き換わったわけよ。
それだけでもすごいなっていう。
本当だったら、CGいっぱい使って、大変なことになる、バーン、ドーンみたいな。
ニューヨークがバーンって。
バーンって、うおーとか言ってやるっていうのが、今回はこの話にしたっていうのはすごいと思うんだけど。
どうしました?
って言う第3幕は、さすがに無理だと思う。
そうかね。
わかってるんですよって。
許してください。
わかってるんですよって。
さっき言ったね、さっき言った通りじゃないですか。
マジレスすんのもあれですが、やっぱりツッコミは入れておきたいっていうね。
風穴は開けておきたいよね。
風通しが良くないとね、やっぱり心はね、ほんとに。
確かに言われてみれば、あれって結局またあれを抑圧しただけなのではとも取れる。
それがだから、ここを最もと言うか、言いたかったっていうかあれなんだけど、エンドロール後にさ、タスクマスターじゃねえやあいつ、センチュリー21じゃなくて。
セントリー、ケインコスギで。
ケインコスギ。
ケインコスギは出てないよ。
ボブが、片言でもなかったしね。
ムキムキではあったかな、まあいいけど。
サスケとか出れるよたぶん。
サスケに出たらね、一発でボンッつって終わるんだけど、あんまうまくボキれねえやつはあれなんだけど。
セントリーにボブが、なれないっつって言ってたじゃん。
もう一人のがいないとできないんだみたいな。
でもお皿を洗ったみたいな。
言ってたから、あ、これ後で描くんだと思って、すごい次見たいなっていう感じになったよね。
分かってないあいつらとか言いたいんじゃないんだよ。
本当にケッチをつけたいわけでもなくて、風穴を開けておきたいだけで。
本当は俺は性格悪いだけなのかもしれないけど。
あの時俺が言ってましたってやつ?
別の、メンヘラの別側面が。
古代妄想かなそれは。
古代妄想ね。
確かにそうか。
でもたぶんなんかこのまま放置はしないんだろうな。
まああいつが本当に真の力を発揮、あのボンってやつを自由自在にできるようになる。
うんうん、ボンみたいな。
今まだまだ先ってことが、そっから成長が必要だっていう描き残しはあるから。
でもたぶん大丈夫なんだよ、きっと。
だってあいつには仲間がいるからね。
仲間がいるからね。
ほらいい映画。
ほらいい映画、ほらいい話。
ですよね、ディズニーさん。
ねえ、チラッチラッっていうこと。
あのお土産すげえ最高によかったっすっていう。
言っとかないといけないよお前。
キーホルダーみたいなやつね、ありがとうございます。
ありがとうございました。
なんでマーベルTシャツ着てねえの?
寝巻きみたいなTシャツ着やがって。
いいじゃねえ、こいつ。
島村行って買ってこい、マーベルTシャツお前。
売ってんのかな。
たぶん、どこでも今あるから。
そうか、まあねえ。
やっぱこうなるのか。
え?
やっぱこうなるのかって。
お前と話はやっぱこうなっちゃうんだよな。
すっげえ、なんかもう。
まあいいですよ、どうせ俺はただの目減らすからね。
ああいえばこういうんですよ、ほんとにね。
インサイドヘッドの時もそんな感じだったね。
あれと同じなんだよね。
あれと同じだし、あれと逆のこと言ってんだよ。
だからおかしいっておかしいんだけど、
一貫性が必要とかそういうことじゃないんだってこと。
インサイドヘッドの時は、
インサイドヘッドの話ばっかりで
リレーションシップのつながりの話がないんじゃないの?
つって言って、今回はつながりの話で救われるつってるけど、
そんな単純な話じゃないんじゃないの?
っていうふうに。
わがままなやつだなって。
言ってるわけですよ。
わがままで何が悪いっていうね。
そうだよね、わがままでいないとダメだからね。
そうね。
でもすごいよくわかったけどな。
言ってる意味は。
でもなんかいいじゃん。
メインストリームにこの話が出てきたんだよ。
そうそうそう。
ようやくね、俺らがね、
2年ぐらい前からずっと言ってることがね。
一瞬何を言われてるのかわかったけど、
その通りなんだよ。
You didn't get itって言っちゃダメだぞ、みんな。
みたいなことをね。
物語に対する疑問
言ってたわけですよ。
だいぶみんな進んできたよね。
進んできてる。
俺らもう一個先に行かないといけないからね。
そうなんだよ、つながりとかね、
共同体なんか地獄でしかないですからね。
逆のこと言えばいいわけじゃないんだぞ。
そうね。
その次はそうだよね。
この次は一体どういう価値観を
俺らも含めて提示していくべきなのかは
ちょっと考えるよな。
そうよ、本当に。
ようやくここまで来たからって。
あのね、やっぱり
なんて言うのかな、これも賛否あると思うんだけど
もう最近気づいたわけ、本当に。
固まっちゃダメなんだよ。
もうなんか古くなるから。
し、閉じちゃダメなんだよ。
伝わんなくなるから。
常に変化していかなきゃいけないと思ってきたのよね。
絶対に正しい提示とか
これが一番良い救いの物語みたいなのは多分ないんだよね。
そう思い込まされてるだけで、
内側向いてるだけで。
だからケチつけていこうぜっていう
外側があるっていうことを常に
そのためにはやっぱり疑わなきゃいけないし、自分を。
そのためにはもっと言うと
俺が今回この映画見ながら
良い話だなと思ったし、ずっと言ってることだし
同意もできるから、これ良い話だってことで
喋った方がいいなって思ったんだけど
やっぱりうんざりしてんなっていう
心の声をやっぱり無視したら
意味ないし
そこは大事だと思ってんだよな。
そう思うように感じてる部分。
新たな視点の重要性
だからなんか
大ヒット映画に文句つけていこう!本当にね。
まとまんなかったわ。
一生案件なんか来ない。
これでケチしかつけねえぞって言われる。
でもまあいいよっていう。
冷静に見ていきたいね。
冷静だし、正解出そうとしてるんじゃない?
自分なりに見るしかないんだよな。
ひねくれてるだけのように
ケッて思ってるだけのようにも聞こえるだろうけどね。
正論食らって?
分かったような口を聞かれて
イライラしているという。
そういうのはあるかなと思ったのに。
あるんだろうな。でもあるんだけど
必死になって違うんだよなって言いたくなってるってことは
その部分はあるってことだけどね。
ケッて思ってるだけかもね。
でもやっぱりバッキーかっこいいかったしな。
まあそうね、確かにね。
俺すごい嬉しかったのさ、前回
キャプテンアメリカのさ、なんだっけ?
ブレイブニューバーグとかね。
ブレイブ弁当じゃない、なんだっけ?
こいつはね、性格悪いだけですよ、本当に。
ブレイブ大盛弁当の時にさ。
一瞬カメオ室演みたいなね。
議員になるとか言ってさ
お前そんなやつじゃないだろうって思ってさ
本当にそんなやつじゃなくてすごい安心したっていう。
信二郎校部みたいなことを言ってるだけっていう。
何か言ってたよな、確かに。
懸念があるみたいな。懸念があるということは心に気にかかるみたいな
何かずっと言ってたよな、確かに。
本当にそんな器じゃなかったっていうね。
良かったと思って。
次回はファンタスティック4なんだね。
そうね。全然知らないんだけどな。
またケチつけるんだろうな、こいつ。
じゃあね、ちょっとケチつけるために見に行ってきますんで。
一番嫌なやつ。
ケチつけるために見に行く。
わかんない、締め方がわかんない。
じゃあ最後に好きなキャラクターを教えてください。
好きなキャラクター。
好きなキャラクターね。
そうね。
ありがとうございました。
01:01:15
コメント
スクロール