江口さん、お酒作られる前に蒸留ってしたことはありました?
僕は最初は、香りが面白いと思って。
江口さん、まだ登場してないのに笑わせてくれる。
おかしくて。
ちょっと恥ずかしいんだけど、ジンズメイトっていう名前で。
そうだ!
やっぱりそれはテレですよね。
やっぱり自分はそういう東京の人ではないというコンプレックスもずっとあったし。
どうも、藤田哲平です。
先日ですね、千葉県の大滝町に行ってきまして、山道を歩いてきたんですよ。
なかなかね、山に行くっていう機会がなくて、久しぶりに行ったんですよ。
なんで行ったかっていうと、今日ね、ゲストに来てくださります江口宏志さんに会ってきたんです。
江口さんは、水戸さや薬草園上流所というところを営んでおりまして、上流家として活動されている方なんですけれども、
ニュージェリー東京にも出られる方で、お話をね、うかがいに行ってきました。
朝のね、5時に起きて行って話を聞いてきたんですけれども、
そのね、収録する日程を決めて、江口さんはね、どの時間でもいいですよっておっしゃってくださったんですけど、
なんか僕がね、午前中の山に行きたいなと思って、水戸さやの朝を見てみたいなと思って、
午前中に収録をさせてくださいってお願いをして、10時にね、着くように計算をしたら、朝の5時にね、起きてね、家を出なきゃいけないっていうことに気がつきまして、
というのはね、江口さんに教えてもらって、僕は東京駅からね、大滝町へバスで行ってきたんですけど、
初めて行ったんですよ、東京駅のバス停って。
で、僕昔から初めて行くバス停は、出発の1時間前に着くようにするっていうルールを決めていて、
1時間前ってさ、早いんじゃねえかってみんな思うかもしれないんですけど、バス停ってね、だいたいそこにないんですよ。
初めて行くバス停ってなくって、これは僕がバックパックをしてた経験から話すんですけど、
メキシコとかでね、バスに乗ろうと思った時ももう全然なくて、彷徨ったりとかしてて、ギリギリにね、乗ったりとかして、
まあそういういろんな経験があるから、日本でも初めて行くバス停は1時間前に着くようにしていて、
でね、案の定やっぱり東京駅になかったんですよ。
いや、江口ってとこから乗ろうとしたんですけど、グーグルで調べたらあるはずのバス停がないんですよ。
で、30分くらい彷徨ったら、地下にあったんですね。
どうやら何年か前にミッドタウンっていうのが東京駅にできたのかな。
で、その地下にバス停が集結したようでして、まあすごいね、アーバンな場所で、
そこからね、出発はできたんだけど、そのグーグルに載ってる情報はさ、昔の情報がさ、上に上がってくるわけですよ。
だからさ、地上にあるもんだと思ってずーっと僕は探していて、
よかった、1時間前に行ってね、5時起きに、ちゃんと5時に起きたね、成果が出たなと思って。
まあそれでね、無事に大滝町に着いて、江口さんがね、そのバス停まで車で迎えに行きますよってね、おっしゃってくださったんですけど、
僕はね、歩いて行かせてくださいってお願いをして、歩いて行きました。
久しぶりにね、山道を歩きたいなっていう気持ちもあったし、
あとはね、その、やっぱり自分で歩いていかないと、自分がどこに行ったかっていうのが、結構わかんないんですよね、後になって振り返った時に。
30代の頃に僕よく東南アジア、まあタイのね山奥、山岳民族とかに会いに行ってたんですけど、そういう仕事をしてたんだけど、
仕事で行くとね、必ずアテンドがつくんですよ。その通訳をしてくださる方とか、現地のねコーディネーターの方とかがいらっしゃるんですけど、
そういう方のね、車に乗ってその山の方に行くと、後々振り返った時に自分がどこに行ったかっていうのがよくわからなかったりするんですよね。
なんか東北地方、イサン地方のところには行ったっていうのはわかってんだけど、自分の現在地点がわかんない。それがすごい僕ね、後悔していて、
まあもちろんね、そのコーディネーターの方がいないとそういう場所にはいけないんだけど、自分がね、行ける場所はできるだけ自分の足で歩いていきたいんですよね。
そのタイに行った時もね、なんかそれがだんだん嫌になってきて、そっからスリランカにちょっと遠飛行して、スリランカからね、インドをこうバックパックで、
自分の足でね、歩くみたいな旅をして、またタイに帰ってくるみたいな、そういうね、ご迷惑とかをかけたりとかもしてたんですけれども、
まあそんな感じで、こう久しぶりにね、大滝町の山道を歩いてね、こうさ、ちょっと雨が降ってたんですよ。
で、しかも僕は機材を持ってて、若干濡れながらね、歩いてたんですけど、こう下を見ながら歩いてると、いろんな葉っぱがね、落ちてるんですよ。
それもさ、一つとか二つの種類じゃなくて、たくさんの種類の葉っぱが落ちていて、それがね、道路にこうレイヤードのようになっていて、それがすごいね、綺麗でしたね。
東京にいるとさ、落ち葉は見るけど、たくさんのね、葉っぱがこう落ちてる、そういうレイヤードを見るっていうことはなかなかなくって、
あ、なんかいいものを見させていただいたなーって気持ちでね、山道を歩いて、水戸さやに着きました。
まあ、というわけでね、今週のあらおねはですね、ゲストに上流家の江口博さんをお迎えして、今月のコラボ企画ニュージュエリートーキョー2024をお届けします。
今回はですね、江口さんとともに後半からスペシャルゲストも登場いたします。
無理を言ってね、お願いしてお話を聞かせていただきました。
みなさん最後までぜひお聞きください。
それでは今週も始めましょう。
アラフォー芸のお姉じゃないのよ。
お姉じゃないのよ。
改めまして藤田てっぺいです。
この番組は人生の馬鹿像を踏んで発行を始めたアラフォーの僕がこじれた人生観をお届けするポッドキャストです。
江口さん、江口さん、江口さんまだ登場してないのに笑わせてこい。
おかしくて。
ゲイといえばお姉のイメージが強いですが、そうじゃないのもいるんですよ。
ウフフーなノリであららーずとコネクトする番組です。
というわけで本日のゲスト、水戸沢屋薬草園上流所の上流家、江口博さんです。
こんにちは。
こんにちは。
ちょっと。
よろしくお願いします。
笑わないでください。
何あららーずって。
もう。
当然知っていること?
うちの番組を聞いているリスナーはあららーずって呼んでるんですよ。
あ、そういうことね。リスナーさんのことをあららーずって。
うちの番組、あらおねって略されていて、聞いているみんなをあららーずってこのクソダサい名前がついたんですけど、
これもリスナーがつけてくれた名前なんですよ。
そっか。じゃあ僕もあららーずってことでいいんですかね。
あら、加入ということでよろしいですか。
あららーずの。
先週ゲストに来てくれた柳川のジョーくんはヘビーあららーずだと。
やだ、なんかやだ。ヘビーやだ。
ライトあららーずの。
よろしくお願いします。
水谷の江口です。よろしくお願いします。
そんな感じでね、うちのあららーずは江口さんってどんな方だろうって今思いながら聞いていると思いますので、江口さんのプロフィールを紹介させていただきたいと思います。
ドイツで上流史を学び、2018年に千葉県大瀧町で水谷薬草園上流場をオープンした江口博さん。
水谷では薬草園を併設した敷地で栽培する果樹や薬草、ハーブ、全国の信頼できるパートナーたちの作る豊かな恵みを使い、発酵や上流という技術を用いてものづくりを行っています。
また上流家として活動する前は、ブックショップユトレヒトや東京アートブックフェアを立ち上げ、本に関わる仕事をされていました。
そんな江口さんの仕事を見て僕が感じたのは工夫のスペシャリスト。
今週のアラオネでは江口さんの仕事や暮らしの中にある工夫にコネクトしたいと思います。
よろしくお願いします。
今はもう上流家としてお仕事をされている江口さんですけれども、すごい素敵な場所ですね。
ねえ、わざわざ今日は来てもらって。
いやいや、めっちゃ楽しかったです。
5時起きで来ました。
東京から千葉の南房総の辺なので、あれがないのよね、その交通手段がいいのがね。
でもなんか江口さんがバスを教えてくださったので、東京駅から。
あの東京駅もバス停が今地下に潜っているんです。
そうね、ミッドタウン八重洲地下なんで、むちゃアーバンなんですよ。
びっくりしました僕、あの東京駅の八重洲口で30分さまよいました。
もうバスに乗るときは絶対ね、迷子になるって分かってたので、5時起きで、乗る時間の1時間前には作りたいです。
早い。でもちょうどよかったね、じゃあね。
まあそれを逃すと2時間ないんで、バスが。
よかった。
よかったです。
で、まあそんな感じで江口さんは今ね、水戸さやで上流家を作られてるんですけど、その前はね、本にまつわる仕事をされていて。
そうだね、その時からのね、ちょっと付き合いがありますよね。
僕ね、そのユトレヒトっていうお店に初めて行ったときのことをすごい覚えてまして、表参道にあったユトレヒトのとき、すごい緊張して、なんかあのベル鳴らさないと入れまくなかったでした。
ベルあったっけ?
なかったでしたっけ?
一応、一応みんなに開かれた場所だったつもりなんだけど。
あのお店なんか緊張しましたよ。
分かる。
でも入ったらすごいなんかフレンドリーなお店で、初めて多分僕が行ったのはイラストレーターの友達のイベントだった気がする。
あー、そうね、展示なんかやったりして。
いろんな展示されてましたよね。
そうだね。
それで東京アートブックフェアとかも立ち上げられたんですよね。
そうですそうです。だからあれが、ブックフェアが2009年とか、東京アートブックフェアってまずその時は言ってなくて。
あ、そうなんですかね。なんて名前だったんですかね。
ちょっと恥ずかしいんだけど、ジンズメイトっていう名前で。
そうだ!そうだ!
でもあの今でもね、ジンズメイトは東京アートブックフェアの1セクションとして行きながられてるんで。
なるほど、そういうことだったんですね。
そうなんです。
僕も毎年東京アートブックフェア出させていただいていて、
ありがとうございます。
江口さんのパッションを感じていたんですけれども、
ジンズメイトだ!
そうです。
今って多分ネット印刷が結構普及してるから、意外とちゃんとしたジンが作れるんですよ。
価格も安く。
だけどなんか最初に見たその手作りのジンズメイトの印象が僕すごい強すぎて、いまだに自分はなんかそこで頑張りたい。
素晴らしい。
でもああいうものがやっぱり個人の表現としてすごく成立しやすいから、やっぱり本ってなんかいろんな人が雑誌とかいろんな人が関わって作るっていうんじゃなくて、
自分が伝えたいことを本当にこの16ページ、20ページの本にできるっていうのがああいう本の良さだと思うから。
そうですよね。
合ってると思う、藤田さんがやってる。
江口さんの口から聞けて僕はもう今ウレションしそう。
ちょっと我慢して。
今近くにムギ、ムギちゃん?
そう、犬のムギちゃんが。
犬のムギちゃんが来てくれて、今日僕がミッドサイアに来たらね、江口さんとか誰もいなかったんですけど、
ムギちゃんだけが僕の元に来てね、しっぽを振ってくれて歓迎してくれた。
そう、お家のお相手担当なんで。
江口さん、江口さんどこですか?って叫んでたんですけど。
ありがとう。
ごめんね。
そんな感じでね、今週は江口さんをお迎えしてね、いつものこのコーナーをお届けさせていただきたいと思います。
江口さん、こちらご一緒に行っていただいてもよろしいですか?
はい、ぜひ。
いきます、せーの。
ニュージーエディ東京にコネクト!
世界屈指のミックスカルチャー都市東京。
その中でも数多くのブランドや文化がクロスオーバーする街、青山にあるスパイラルで、
11月29日から12月1日の3日間、日本最大規模のデザイナーズジュエリーイベント、ニュージーエディ東京2024が開催されます。
あらおねでは4週にわたり、ニュージーエディ東京2024とコラボレーション。
最終回の今週はニュージーエディ東京にも参加される水戸さや薬草園蒸留所の蒸留家、江口博さんにお話を伺います。
というわけで江口さんね、今蒸留所を作られているということですけど、本屋さんをやられていて、2017年頃でしたっけ?
18年頃から蒸留所を作られていると伺ったんですけど、何でお酒の方に行かれたんですか?
ずっと僕もちろん本屋さんの仕事大好きで、本にまつわる人たち、藤田さんも初めとしていろんな人と付き合いさせてもらって、
アーティストはすごいのよ、アーティストたちはすごいっていうのと、自分が何かものを作れる人になりたいなっていうのはすごく思っていて、
でもこんなすごいアーティストがいると、それでいいかって思っちゃうんですよね。
でも自分が好きなのは自然の中に何か自分を置いて、物が作れるようなことだったら自分にもできることがあるかなと思って、
その時に何か一つ技術を持ちたいなという時に蒸留というものに出会って、
そうか、蒸留というものがすごく自然の魅力をより増幅するというか凝縮するというか、
そういう魅力があるんだなと思って、それで自分もやってみたいなと思ったという感じなんですよね。
えぐちさんずっと僕なんか東京にいる印象ですごいシティボーイの印象だったんで。
全然そんなことなくて、もともとはすごく田舎の生まれ育ちだし、
そうなんですね。
大人になってからなんで僕が東京にいたのは。
えぐちさんがこう生み出すものとか空間とかイベントとか行かせていただいてるとすごく洗練されてるから、
でもその洗練の中にナウさがあるっていうか、
何さ?
ナウさ?
ナウさ?
ナウい感じ、なんて言えばいいんだろう。
そう?
ゆるさと洗練さがすごくミックスされていて、そのバランスって超シティボーイだと僕は思いましたね。
なるほど嬉しいけど、やっぱりそれはテレですよね。
やっぱり自分はそういう東京の人ではないというコンプレックスもずっとあったし、
で、なんかキメキメなのは恥ずかしいっていう気持ちもあるじゃないですか。
だからその辺が結果的にちょっと稲田い感じっていうのが、
なんかね、アートブックフェアと最初はどうしても言えずにジーンズメイトって名前つけちゃうみたいな、
そういうところに出ちゃうっていうのはあるよね。
あのゆるさはテレから生まれてる。
そう。
かわいいんだけど。
やめてよ。
本当そうなんですね。雑誌とかで言うとキンフォークよりアバルトメントみたいな感じですね。
そうなんだよね。
分かる。なんかあそこまでキメキメの洗練さよりゆるい日常生活がちょっと見れるみたいな。
分かる分かる。
いやでも江口さんの本とか読んだり、作られた空間とか。
そういうこと。
三戸さやも今回本読ませていただいたんですけど。
そういうのを見てると本当にすごい感じますね。
この今僕が訪れている千葉県の大滝町。
大滝町。
大滝町。
大滝町の今三戸さやに来てるんですけど、
ここも江口さんがいろいろ改装されたりして作られたんですよね。
そうですね。
だからもともとはここは千葉県立の薬草園だった場所を僕らが2017年に引き継いで、
上流の改修なんかは建築家の中山秀幸さんと一緒に改修計画立ててやったし、
あとは日々いろんなことがあるので、今いる自宅の入り口みたいなところなんですけど、
こういう場所は自分たちでDIYで改修したりとか、
何せ敷地で5000坪くらいあって建物もポコポコあったりするので、
そういうものを日々改修というか手を入れながらやってるって感じですかね。
今入り口で暖炉を焚いて収録をさせていただいてるんですけど、
きたソースをお茶も入れていただいて、
このお茶とかも水戸さやで作られている葉っぱから出ているお茶だったりするんですか。
そうなの。これは僕じゃなくて主に妻の優子がお茶であるとかジャムであるとか、
お酒以外のところは担当していて、
彼女はほとんどこの敷地の中で取れるもので作ってますね。
これはウーロン茶はこの間台湾に行って、
台湾ですごくいいウーロン茶がいろんな出会いもあったりして、
ウーロン茶をベースにそこにうちで採れたレモンの葉っぱとか、
ハマゴウと言われる薬草があるんだけど、
ちょっと面白い香りのするハマゴウの葉っぱなんかを加えて作ったブレンドティーなんだけど。
レモンですね。
レモンの皮の苦みとか、葉っぱは葉っぱですごく鮮烈ないい香りがするんですよね。
そういう部分を使えるのがやっぱりこうやって栽培をしながら、
生産をする拠点があるっていうところの良さで、
そういうものを生かしながらやってるって感じ。
なるほど。お茶以外にもお酒を作られるときもここにあるものだったり、
生産者さんとか。
あれなんですよね。何かを作るために材料を集めるのじゃなくて、
材料が集まってそれで何ができるかみたいなものを作りをされてるんですね。
極端にどほんとそんな感じで、それができるような製造のプロセスになってるというか、
やっぱり何かをどほんと仕入れて、どほんと作ってっていうよりは、
何かがあるからじゃあそこから何作ろうって考えて、
そういうことをするってことはやっぱり少量を製造できるようなタンクの大きさとか、
蒸留機のサイズとか、それこそ製品にしたときのラベルの印刷も
ショロットでできるようにしとこうとか、そういう細かいところも含めて、
やっぱり自分たちが日々作ってるものとか、
いろんな製造者さんとの出会いで知られるものを形にできるような仕組みというか体制というか、
そういう風になってるって感じですね。
今何種類くらいのお酒を作られたんですか?
今までこの間で180種類くらいのお酒がある。
ラベルの上の方に数字が書かれて、あれって作った順番ですか?
そうね。だから毎年作るものもあるんでそれは同じ番号なんですけど、
その種類として180種類くらいのものがあります。
僕2019年くらいに買わせていただいたお酒がまだあるんですけど、
家で見てきたら16番って書かれてる。
それはかなりヤングな感じ?
ヤングな。草の何たらかみたいな。
総根木比だね。
さすが。やっぱり作られてる。素晴らしい。
アブさん作ったね。
ここの水戸沢では蒸留酒を主に作られてるんですか?
厳密には蒸留酒だけでもないんですけど、でも蒸留酒が多いですね。
ちなみになんですけど、蒸留酒っていうのがどういうものかっていうのが、
僕意外とあんまりよくわかってなくて、
何かを蒸留したものなわけです。
何かしらを蒸留するんだけど、
やっぱり何かしらが、例えばワインだったらワインを蒸留するとブランデになるし、
ちょっと違うけどビールを蒸留するとウイスキーみたいな、
ウイスキービアブランデと言われるものになるし、
あとは日本酒蒸留したら焼酎みたいなものができるし、
結局そのベースになるお酒があって、
それは醸造なり何か違う方法でできたものでもいいんですけど、
それをアルコール分を含んだお酒を蒸留することで、
アルコール度数とともにその香りの成分であるとか、
をギュギュッと凝縮したものが蒸留酒っていう。
なるほど。
ということは蒸留する前のものをまず作らなきゃいけない。
そうなの、そうなの。
じゃあ二段階あるってことですね。
そういうことなんだから。
なるほど。
醸造酒をまず作り、それを蒸留しているっていうのが一つ大きなプロセスでした。
ということはさっきの話で言うと、ワインとかビールが醸造酒。
そういうことです。
それを蒸留すると蒸留酒になります。
そういうことです。
蒸留って熱を加えて蒸気を出してそれを冷やして集めるみたいな。
まさにそういうことです。
蒸留って日常生活でないじゃないですか。
僕蒸留酒のことを考えていたときに、
自分の人生で蒸留って一回もしたこと、
それこそ小学校の理科の実験とかでしかしたことなくて、
えぐちさんの本を読んだりサイトを見ているとあたかも自然に蒸留の話が出てきていて、
この人は魔法使いなんじゃないかみたいな感じで見ていたんですよ。
そっか、確かにないよね。
えぐちさん、お酒を作られる前に蒸留ってしたことはありました?
僕は最初は香りが面白いと思って、
エッセンシャルオイルとか方向蒸留水とかを作るのは蒸留なので、
僕最初は自分で小さい蒸留機を家で買って、
家でいろんなハーブとかを使って蒸留をしていたんです。
なるほど。
それはお酒が入っていないから別に家でもできるし、
それがやっぱり面白くて、
元々の成分が無色透明の液体に凝縮したものが作れるっていうのが面白いなと思って。
面白いですよね。
そうそう。
でもそれをやると家中がすごい匂いになっちゃうんで。
その小さな機械でやっても。
そうそう。
それは東京の家でやってたんですか?
東京の家でやってた。
質のいいものでもなかったから湯気というか香りがいっぱい外に出ちゃって。
すごい。
それで家でやるのをやめてくれって言われて。
家族に?
そうそう。
早くそれを仕事にしてくださいみたいなきつく言われ、それもあって。
家族の方からですか?
はい。
すごい。
新しく何だろう材料から何から新しいものを作るというよりかは常にあるものがあってそこをどうするかとか。
なるべく無駄がないようにしていきたいということでやってます。
そのパッションが本から本当に伝わってきます。
この本僕一番最初の1ページ目に全てのことが書かれている気がして。
ちょっと読ませていただいてもいいですか?
ありがとうございます。
めちゃめちゃ付箋貼ってる本なんですけど。
作業が始まると大抵は思った通りにはことは進まず
その度に今あるものとやれることで解決策を考える。
この一文があってこれまさに江口さんたちを表してるなって思ったんですよ。
本当ですよね。
それと同時に読み進めるとお風呂がないとかっていう話があって。
うちと一緒だみたいな。
親近感。
親近感みたいな。
すごい今日はお会いできるかなと思ってちょっとワクワクしてたんです。
すいません普通にいました。
ありがとうございます。
しかもあらおにに参加していただいて申し訳ない。
江口さん収録始まる前にごめんなさい。
あとちょっとで僕ミーティング始まるんだとか。
えーみたいな。
ニュージェイリーの話できないよみたいな感じ。
する前に終わっちゃったんですね。
全然できなかったです。
でもありがとうございます。
来ていただいて。
伊藤さんは今年ニュージェイリー参加されるんですよね。
そうなんです。
今年で5回目ぐらいに。
僕も2019年だったかな。
その頃に一本お酒買わせていただいたんですよ。
本当ですか。
さっき江口さんと。
そうなんですありがとうございます。
いえいえ。もちろん江口さんと話したんですけど。
16番を買ってて。
草と桑根なんだ。
桑根木火かな。
あれここぞっていう時に飲んでて。
ちょっとこうかわいい男の子がうちに遊びに来た時とかに。
そういう時にトラップとして。
トラップとして。
強めのお酒。
これね、水戸さんやってる。
あれもうボトルから素敵じゃないですか。
そうです。あれはね、ちょっとコラボレーションだったんで。
ちょっとデザインとかも特別に作らせていただいて。
やっぱああいう素敵なボトルだとなんか特別感があるから。
そういうかわいい男の子が来た時とかにも。
ちょっとこのボトル見なよみたいな感じでさりげなく出して。
飲ませてほろ酔いにしちゃうみたいな。
ほろ酔いにしちゃうわけですね。
楽しい水戸さんやライフを送らせていただいて。
ありがとうございます。
嬉しいです。そんな風に。
すみません、わちゃわちゃしてて申し訳ないです。
いえいえいえいえ。
でもお酒ってね、コミュニケーションツールとしてはすごくいい。
そうなんですよ。
そうなので、おしゃべりも弾みますし。
そうですよね。
普段からお酒は飲まれるんですか?
そうですね、普通に。
さっきね、いただいたお茶も出していただいて。
これは台湾のウロン茶?
ウロン茶にレモンが少し入っている。
レモンの葉っぱなんです。
葉っぱなんですか?
そう、葉っぱってレモンよりもレモンっぽい香りがするっていう。
うちのレモンっぽい。
今ちょうど僕嗅いでるんですけど。
そうなんですよね、すごい柑橘の香りがして。
確かにしますね。
レモンは入ってないの。
このレモンの葉っぱは水戸さん家にあるんですか?
そうです、もうすぐそこにあるやつを。
後でぜひ見させてください。
ぜひぜひ。
よろしくお願いします。
というわけで、今年はニュージュエリーは
水戸沙耶はややこし屋のメンバーと一緒に。
そうなんです。
毎年いつもフードとドリンクを担当させていただいているということもあって
毎年フードはいろんな方にお願いしているような形でやってたんですけど
今年は春にややこし屋っていうイベントをやってすごく楽しかったので
また再結成ということで。
春はどちらでやられたんですか?
それはうちでやったんですよ。
そっか、こちらでオープンデーがあったりするんですよね。
そうです、オープンデーというのを
もうちょっとよりコンセプチュアルに一個一個濃い内容にして
一個ずつテーマを作ってやっていこうという
初めの頃で名前の似たような人たちを集めて
ややこしい人たち。
全部Mから始まるんでしたっけ?
そうですね、Mから始まるんですね。
みとさや、みよしや、みことや、みろひや。
みろひやが僕一番。
みろひやはその時のために作ってもらった矢号でして
ボブファンデーションズのひろみさんという
もともとというか普段はデザインをされている方なんですけど
ひろみさんがクレープ
今回のニュージュエリーでは本業の方で出ていただくんですけど
その春にやったややこしやではクレープを焼いてもらって
いろいろ皆さんの得意技でお店出していただいて
こんな素敵なところでみんなで食べれるっていう
そうですね。
素敵。
お天気もその時はよかったんで
今日は雨が降って
そうですね。
でも僕今みとさやまで大滝のバス停から歩いてきたんですけど
ありがとうございます。
すごい距離だったと思うんですけど
全然楽しかったです。
でもやっぱり森が濡れて深呼吸している様子が分かるというか
そうですね。
私は雨も大好きです。
雨も気持ちいいなと思って僕は歩いてこれました。
すみません。話が脱線してばっかりですけど
ニュージュエリーでは今年はお酒とかの販売もあったりするんですか?
もちろんです。
みとさやは監修をしているのでエアエコシアとして出るんですけど
うちでもカクテルの販売と新商品の販売もします。
あるんですか。楽しみです。
僕はオープニングレセプションの日に
ニュージュエリーのインスタグラムのインスタライブで
僕ちょっとゲストに出させていただいて
ニュージュエリーをぐるっと回るので
ぜひみとさやさんにも立ち寄らせてください。
ぜひぜひ。多分なんかすごいわちゃわちゃしてると思いますけど
いや、勝ちにいらしてください。
負けじとわちゃわちゃに乗りたいと思います。
初日はね、結構スタッフさんたちもレセプションパーティーで
ちょっと盛り上がってたりとかして
楽しいと思います。
嬉しいです。よろしくお願いします。
すみません。お話聞かせていただいてありがとうございました。
お茶もすごい美味しかったです。
よかったです。
アルコールもあるんですけれども
みとさやではノンアルコールのお茶だったりとか
ジャムだったりとかのプロダクトも加工品も
その時にはいろいろ揃えて持っていくので
そのジュエリーと一緒にギフトとして
いろいろちょっと選んでいただけたらと思ってます。
なんかやっぱり食べ物だったり飲み物があると
イベントが華やいで楽しくなりますよね。
そうですね。
やっぱり今回のニュージュエリー
132組のブランドが出てるんですけど
やっぱりそれを一つ一つ見てると
すごいグッとなんかこう
みなさんのパッションがね
浸かれちゃうと思うので
すごいエネルギーです。
ちょうどみとさやさんって確か
1階から階段を上がって3階の
すぐのところですよね。
そうなんです。そうなんです。
だから一回そこでちょっと休憩をして
そうですね。ちょっと館内があったかいというか暖房で
わりと皆さん着込んで
ちょっと暑くなったりする時もあるので
カクテルを飲みにしてもらえたらと思いますし
タコスとアイスクリームもご用意してますので
暖かい館内でぜひ召し上がっていただけるように
いいですね。冬に食べるアイスクリームも
絶対いいと思うんですよ。
着込んで
きっと皆さんすごいテンション上がって
すごい考えが巡って
多分頭熱くなってると思うので
クールダウンしていただくためにも
アイスはすごいおすすめです。