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仕事や家事、病気を治すこと、人生の目標を達成すること、そういった様々なことに追われて、もっと早く、もっと前へと急ぎすぎてないでしょうか。
でも、早く前に進むことばかりを考えていると、本当はすぐそばにある、大切なものを見落としてしまうことがあります。
今日は、よく通っている道路沿いに、ずっと前からあったお店に、今日まで全く気づかなかった出来事から、少し速度を落として生きることの意味についてお話したいと思います。
こんばんは、藤田勇です。ゆるどうラジオ、耳から整える言葉の針の時間になりました。
この番組では、ゆるく、楽しく、自分らしく、遊ぶように生きるためのヒントとなるようなお話をお伝えしています。
仕事、キャリア、家事もそうです。何かをする、病気を治す、いろんな人生の目標を達成する、そういったことですね。
もちろん、そういったものを達成しようとすることが人生のモチベーションになり、活力にもなる、それも事実です。
でも、いつも次へ、次へ、前へ、前へと急いでいたら、これね、またいろいろと問題が起こってくるわけです。
まずね、早いことが正しいと思い込んでないでしょうか。
素早く終わらせる、素早く結果を出す、うちでいうと素早く治す、できるだけ早く治りたいみたいなね、最短距離を探すというところですね。
でも、その急いでいるということを早く進もうとすることによって見えなくなってくるものがあるわけですね。
途中の景色とかね、その人を治そう、治りたい治りたいってなると、その症状ばかり目が行く。
身体感覚、自分の中から、体の中から起こっている声とかね、そういったものにも気づけなくなる。
今ある幸せにも気づけなくなる。
その道の途中にあるものも、そこに目が行かなくなるわけですね。
これね、今日、毎月スタッフとですね、食事会をするんですね。
これもう決まってるんですけども、で、いつもその場所をスタッフに任せていまして、
昨日の段階で、明日ここで食事会したいですっていうふうに来たわけです。
場所をよくよく見るとですね、いつも通っているその通りがあるんですね。
そこの道路沿いにあったんですよ。
え、このとこにお店、こんなお店あったんだみたいな感じでね、びっくりしたことがありまして、
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何度もね、前を通ってるのに全然気づいてなかったんですね。
これってね、人生でも同じようなことが起こっていると思うんですね。
目的地ばかり見ていると、その途中が消えてしまうわけですね。
今回のお店もですね、実はいつも買いに行っているパン屋さん、美味しいパン屋さんがあるんですけども、
家族と日曜日とかで、今日はあそこのパン食べようかみたいな話になると、そこに買いに行くみたいなのをしょっちゅうあるわけですね。
でもそこを目指して行っているので、その途中の、今回食事会であったジャズ喫茶だったんですけども、
結構仲がすごくいい感じだったんですけど、こんなお店全然気づかなかったってなってたんですね。
ゴール、最初にも言いましたけど、仕事、キャリア、人生の目標、病気を治すことも含めて、
全部目的地、ゴールに早く早く行きたい、そこにたどり着きたいって思ってしまうと、
その途中の経過が見えなくなってしまうっていうことがね、これはあるなっていうのを今回の私の経験を通してね、
気づいたというか、そういうのがあるなっていうのを改めて思い至ったっていうところがあります。
人生でもね、そういった大切なもの、もちろん目標達成することも大切、病気が治るっていうことも大切ではあるんですけども、
そこばかりに目を向けていると、その途中にね、日常の家族との会話とか、季節の変わり、移り変わりを感じ取るとかね、
食事もね、そんな味さえ分かんないでね、仕事を集中して、何食べてるか分かんないみたいなこともあるわけじゃないですか。
何気ない、普段だったら何気ない、どうとも思わない、そこにありがたみを感じることもできるし、
誰かの優しさっていうことにも気づくこともできるっていう、ゆっくり進むことによって気づけるものが増えるっていう、これも貴重だなっていうふうに思うわけですね。
うちの治療院という形でいうと、もう皆さん治りたいから来るわけです。
早く治りたい。早く元に戻りたい。症状早くなくしたい。
もうね、その気持ちが強ければ強いほど治るのは遅くなるよっていうふうに、私は患者さんにもよく言うんですね。
でね、痛いのを、この痛みを早く消してくれみたいな方、うちには来ないですけれども、もうそういう方は来ないような治療院になっているので。
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でも以前はね、そういうのもありました。
でもね、この痛みをすぐ消してくれっていうんだったら、麻酔かけりゃいいだけじゃんっていう話になるわけですよね。
その痛みが起こってきてしまったあなたの生き方、体の使い方、生活習慣、そういったものもひっくるめて変えていかないと、痛くなった甲斐がないよっていう話になるわけですよね。
なので、治って、早く治りたいとかね、治ってから人生、もっと良い人生になれるとか、そうじゃない、その手前、治る過程さえも色々とね、気づけることがあるわけです。
ゆっくりと進みましょう。
私は治すときも、そんな急いでね、早く患者さんが持ってくるその苦痛を治そうとしない、だから治さない治療っていうふうになるわけですね。
そこに至るまでの、それまでの人生っていうものを見つめて、そして変えていくっていうところまで私は見ているので、逆にね、パッて良くなっちゃったら、そういう機会がなくなっちゃうわけですね。
なので、前に進みたいなら、もっと早くではなくて、少し速度を落とすことによって、様々な気づきも得ながら前に進むことができる。
ましてやね、私の専門である心身症の場合は、早く治りたい治ろうと思えば思うほどドツボにはまるものですからね。
眠りたい、眠れないから早く眠りたいって思えば思うほど眠れなくなりますし、耳鳴り早く、これねもう気が狂いそうなんで早く小さくなってほしいみたいな、
そんな思ってれば思っているほどよりそこに意識が入って強化されます、耳鳴りが。
だからゆっくりいきましょうっていうふうに私は治療の中でも言っていますし、
今日のね、自分の経験でも患者さんにそういうことを言っている割には、自分もそこに陥っていたなっていうのを今日は気づいたわけですね。
これがね前回の放送でもあった、小容約ですね、創始のに繋がってくるわけですね。
目的地だけを目指して突っ走るのが、そういう時もあってもいいと思うし、でもそれが全てではないと思うわけですね。
伸び伸びと自由に道そのものですね、その過程を味わう、人生を遊ぶように歩くっていうことですね。
最短距離を行こうとする、それだけが価値ではないと。
寄り道をすること、遠回りをすること、立ち止まること、それも人生の一部。
症状がひどくて仕事を休む、そこをまた遊ぶように過ごしていくことによって、そこを結果的に早く脱出することもできるわけです。
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だからね、ゆるく行きましょうっていうふうに私は患者さんに言う。
ゆるくは怠けること、怠けることではないわけです。
ゆっくり力を抜いていくことによって周りが見える、楽しく自分らしく遊ぶように。
それが結果的に良い状況を呼び込んでくるわけですね。
力を入れて急いでいればいるほど固まって、いろんなものが固定化されて、思うように済まなくなったりするわけですね。
今日ね、この放送を聞いているあなたに聞きますけれども、あなたは今何かにそんな急いでいるものがあるでしょうか。
それを急いでいるために何かを見落としてはいないでしょうか。
そして明日、一つだけね、いつもよりもゆっくりやってみてください。
朝の散歩をしているのであればいつもよりも遅く歩く。
食事もゆっくりしてみる。
どこかに行くのであれば、その車からの景色をちょっと見ながら運転をするとかね。
まあ、よそ見しすぎちゃまずいですけどね。
そこは気をつけてください。
人を話を聞くのも、なんかね、自分が何を話そうかなって思いながら聞くのではなくて、じっくりと相手の話を聞いてみるとかね。
そういったこと、行動をとることによって何が見えてくるかなっていうのをちょっとね、意識しながらそれをやってみてほしいんですね。
今日のまとめですね。目的地に早く着くことだけが人生ではないですよということです。
そのゆっくり行く道の途中にしかないものもある。
少し速度を落としたときに今まで見えていなかった大切なものが見えてくるかもしれませんということです。
今日は以上になります。ありがとうございました。