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はいどうも、私のゆうとです。今回42本目ですね。 いつも聞いていただいてありがとうございます。
今回はですね、偏閉則を予防するためのCBエクササイズという話をしてみようかなと思っております。
私、理学療法士とアスレチックトレーナーという資格を持っていて、普段は一般の方とかスポーツ選手、また障害のある方の体のコンディショニングに
かかる仕事をしているんですが、大学院の時にですね、ちょっと子どもの体力低下というのに興味を持っていて、そこで足に関する研究をしていました。
それはきっかけとしてはですね、近くでお世話になっていた大学の先生がですね、この足の指の握力っていうのを図る
即支配力系というのを開発して、それに関する研究をしていたんですよね。 そこで自分は子どもの体力の低下に興味を持ってたんですけど、足の機能というのもやっぱり子どもでも落ちてるかもしれないですし、
足って偏閉則とかハイアーチとかですね。 12歳くらいまでにこの足の形っていうのが形作られると言われているので、
ちょっとこういう子どもでですね、足の指の研究というのは面白いんじゃないかなというのでやってみたんですよね。
やった内容としては、奈良県の子どもたちを対象にして、ちょっと奈良県が体力低下というのの問題が進んでいるというのもあって、その知り合いの大学の先生も奈良にいたので、
そこで行ったんですけども、4年生から6年生くらいの子どもたちですね。 合計500人くらいだと思うんですけど、よく春とかの時期で行う体力テストと合わせて、この足の握力ですね、
おはかりの速視波磁力というののデータを取ってみたんですよね。 そこで、やっぱり走るのが遅い子どもとかは、足の指握力が低いとかっていう結果もあったのと、
あとフットプリントって言ってですね、足の形を取る計測器があるんですよね。
これで子どもの足を取った時に、扁平足と普通の足とハイアーチっていうのに分類した時に、やっぱり普通の一般的な形の足の子どもたちよりは、
扁平足の子どもたちの方がこの足の指の握力ですね、指をギュッと曲げる力が弱かったっていうのがデータとして出てきたわけなんですよね。
なので、この足の指の握力っていうのが低下していると、足の形としてちゃんと形作られずに、ちょっと扁平足気味になってしまう可能性があるなというのが分かってきたわけなんですよね。
実際にリハビリの現場だとタオルギャザーっていうような足の指でギュッとタオルをつまんでくる運動とか、
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あとちょっと珍しいのはショートフットエクササイズとかって呼ばれるもので、足の裏をベターと地面につけた状態でグッと地面をつかむようにして足の指を使うと、こういうようなエクササイズも行われているんですけど、
この足の指を曲げる筋肉っていうのを鍛えていくと、こういう扁平足の予防とか、改善につながるかっていうのはちょっとまだ調べきれてないんですけど、
そういうところにも関係してくるのかなと思いますので、ちょっと扁平足とか外反母趾とかですね、足の形にちょっと不安があるというか、気になる方は足の指をギュッと曲げるようなエクササイズをしてもらえるといいんじゃないかなと思いますので、今回お話をしてみました。
はい、またですね、自分も今1歳の娘がいて、子供の体の発達とか体力とかそういうところには興味がありますので、今後もお話ししていけたらいいかなと思っております。
はい、では今回は以上です。ありがとうございました。