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2022-02-09 12:16

専門学校で講義する内容をざっくり解説(物理療法)


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はいどうもゆうとです。今回はですね、あの明日専門学校の方で物理療法っていうような内容の講義を専門学校の学生向けにさせてもらうんですけども、その話をですね、ざっくりスタイルでもしておこうかなと思います。
この物理療法というのはですね、体を温めたりとか冷やしたり電気当てたりというようなことで、体に何かしらの物理的な刺激を加えることで、
体の症状ですね、痛みがあるとか、何か炎症があるとか、体が動かしづらいとか、こういうような症状を改善するというようなもので、
自分は理学療法師という資格を持ってますけども、この資格の専門性として結構大事なところという感じですね。
ここから一応ですね、研究法というような感じで、研究ですね、こういう物理療法というのを使うことによって、
体に本当に効果があるのかみたいな研究の方法までまとめて話すような感じですけども、
今回もざっくりこの内容をですね、話してみようかなと思います。
持つ証拠で、細かくですね、気になったこととかあればコメントいただけたらまた詳しく解説とかしようかなと思いますし、
全体像ですね、掴んでもらえるといいんじゃないかなと思いますが、
まずですね、この物理療法というのが対象となる体の症状ですね。
体の状況、生理学的なところというのは大きくいくつかあってですね、
まず炎症ですね。何か体に傷を負ったりとかというと、体に炎症反応というのが起こって、
そこから回復に向かっていくわけですけども、炎症というのが起きた時からその回復の過程までの途中で、
うまくですね、物理療法というのを活用すると回復が早まったりということが起こる可能性があるわけですね。
あとは痛みですね。痛みというのもいろいろ種類があるんですけども、
体に何か痛みがあるという時に何かしらの物理的な刺激、電気の刺激だったりとか、
温めたり冷やしたりすると、今体で感じている痛みというのが緩和されたりすることもあるので、
ここもですね、物理療法として行うことによって改善する可能性があるようなところですね。
ちょっとまた専門性のあるような専門用語も出ていますが、
キントーヌスというですね、筋の緊張というのをコントロールするような物理療法もありますね。
体が緊張している状態、筋肉が固まっている状態とか、逆に緩みすぎている状態ですね。
麻痺が起こっているというのもこのキントーヌスとか筋緊張の低下というところになってくるんですけども、
こういうところですね、電気刺激を与えたりとかすると筋の緊張が改善したりというのもありますし、
逆に高すぎている緊張を緩和するためにというのも温めたり冷やしたりというのをうまく使うと、
こういう筋の緊張というのも変化する可能性がありますね。
あとはですね、可動域というような体の動きですね、これを改善するような可能性もありますね。
ここに関しても体っていろんな関節があって、
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その関節の動きに関わっているような要素としても、
関節自体の動きというものもあれば、その周りについている皮膚とかですね、
あと筋肉とか人体とかいろんな組織があるので、
こういうところに対してその体が動きづらい時に柔らかくするような方法もありますし、
あとはですね、動きがうまく出ていない方向に誘導するために電気を使うというようなこともあったりするので、
こういうようなあたりですかね。
この辺が体の生理学的に考えた時に物理療法というのを行うと効果が出るようなところなので、
体のどこかしらでですね、さっき言った炎症があるとか痛みがあるとか、
筋の緊張が高く過ぎているとか落ちているとか、
あとはですね、体の動きが動きづらいとか、
こういう時に何らかの物理療法を行うといいですよという感じですね。
ここで物理療法というところなんですけれども、
大きく3つ分けるとですね、3種類あって、
物理学的な特性で分けると3種類というところなんですけれども、
温熱ですね、熱力学というところと、
あとは電磁気学ですね、電気とか磁気とかというのを使うもの、
あとは力学というので、力ですね。
これはもう首の牽引するとか、マッサージするとか、
こういうのも力学に入ってくるかなと思いますけれども、
体に加える物理的な刺激というのは、
大きく分けても3つに分類されますね。
ここから細かく見ていくと本当にいろいろあるんですけれども、
温熱、熱力学ということは、
これは冷やすとか温めるとか全て入るわけですね。
なので温度でコントロールされるわけですけれども、
温度と時間とか場所の広さとかですね。
なのですごい低温で与えるとどういう体に反応が起こるのかとか、
あとはあったかい刺激ですね。
こういうのがどのぐらいの刺激で起こると、
体にどういう反応が起こるかというのがあるわけなので、
さっきの炎症とかというのであれば、
炎症がひどい時とかは冷やすとですね、
その炎症がある程度引いてきたりともありますし、
ある程度この炎症が治癒の段階に入ってきて、
その表面的な出血が出ているとかという炎症が落ち着いてきて、
回復の段階に入ってくれば、
あとはですね、温めていけば血流が良くなって体の回復が早まるとかですね。
同じ炎症の時でもこのフェーズによって、
温めた方が良いのか冷やした方が良いのかというのが違ってきたりするので、
この辺がまた物理療法の結構深いところですよね。
本当に冷やすというのも全身一気に冷やすとかというのもあれば、
場所、一部分だけ冷やすというのもありますし、
温めるのでも同じような感じですね。
サウナに入るとか温泉に入るとか、
こういうのであれば全身温めるという感じですけども、
例えばお給与するとかですね、
こういうのはピンポイントを温めるというような感じですし、
温度とかによっても違ってくるので、
意外とですね、温めるとか冷やすというのでも結構バリエーションがあるという感じですね。
またですね、さっき言った直接温かいものを当てるとか冷たいものを当てるとかというだけじゃなくて、
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意外と電気と組み合わせて、
何かしらのですね、周波数の電気を当てることによって体の奥の方が温めてくるとか、
あとはちょっと力学的なところも入ってくるんですけども、
超音波とかですね、こういうのは実際に振動を加えているわけなんで、
ちょっと力学的な特性もあるわけですけど、
こういう超音波というのを当てると体の奥の方が温まってくるとかですね、
こういうことにも起こったりするので、
さっきの力学的なところとか電磁器とか組み合わせてくるんですけども、
温めるとか冷やすとかの効果を見るというのが熱力学的なものになりますね。
続いて電磁器というところですけども、
電磁器ということなんで電気とか磁器ということですが、
大きくは電気ですかね。
磁力を使うこともたまにはありますけど、
物理療法というときはどっちかというと電気を使うことが多いんじゃないかなと思いますね。
これも一番わかりやすい分類で周波数というところで、
いわゆる低周波というようなものだと体に当てて筋肉がピクピク動くような、
こういうものは低周波というものとかで、
そこから中周波とか高周波とか周波数が大きくなってくると、
筋肉がピクピク動くわけではないけど、
そういう高い周波数の電気を与えることによって体の奥の方が温まってくるとか、
こういうことが起こってくるわけなので、
周波数も変えていくといろいろ効果があるわけですね。
これがどんどん高いようなところになってくると、
紫外線とか赤外線とかレーザーとかですね、
こういうのも一応物理療法的な特性の中に入ってくるので、
電磁器的なものとして考えてもらえるといいかなと思いますね。
さっき言った周波数だけじゃなくて、電流の波形とか強さとかでも違っていて、
微弱の電流ですね、本当に当たってるかどうか感じるか感じないかぐらいの電流でやることによっても、
この組織の治癒が促されるというような研究もあったりしますし、
電気の波形とか手形によってもですね、体を筋肉を刺激するというのもあれば、
痛みを緩和するようなテンスという刺激もあったりして、
結構電磁器というのも奥が深いわけですよね。
この辺が電磁器の物理療法という感じで、
あと力学というところなんですけれども、
これは力を加えるというところなので、
最初の方でも言った通り、
止圧とかマッサージとかこの辺も力を与えるという感じですけれども、
あと水とかを使うというのもありますね。
水中に入ることによって、
逆に浮力で足とかに力がかからないように浮かせるということもあれば、
逆に潜ることによって水圧がかかって、
例えばちょっとむくみとかがあるときは効果があるかもしれませんね、
みたいなところもありますし、
この辺の力学とか力というのも結構奥が深くてですね、
マッサージみたいな圧迫というのもあれば、
あと引っ張るような牽引とかというのもありますね。
ストレッチとか関節を動かすのも力を加えるというところですけれども、
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これによって体のある部分の固まっている部分を伸ばすとか、
それに伴って血流も良くなるとかというのもあるでしょうし、
こういうところが力学というわけですね。
こんな感じでですね、体の生理学的なところとして、
炎症だとか痛みとか、
体の動きが悪いとか筋肉緊張みたいなところに、
こういう物理療法として、
大きく密熱力学的なものとか電磁器とか力学的なもので、
どういうものを使うと改善するかというのが、
いろんな考え方とか知見があってですね、
この辺が物理療法の大まかなところですね。
これを検証するために研究とかというのがいろいろ行われるわけですけれども、
これもね、ちょっと話していくとまた長くなっていくので、
また別の回でも話そうかなと思いますけれども、
大きく考えるとエビデンスレベルという考え方があって、
専門家の意見が一番下にあって、
そこから症例検討とかというね、
実際にどういう効果がありましたみたいなものがあって、
そこから比較するような試験とかですね、
片方の群ではこういう治療をして、
片方の群ではこういう治療をするみたいなところをすると、
その治療の本当の効果というのが分かってきて、
またそれをまとめたシステマティックレビューとかメタアナリシスというのを見ていくと、
もう本当にですね、ガイドラインとかに乗るようなレベルの研究になってくるんですけれども、
こういうところもですね、結構物理療法というのは検証しやすくて、
なんか数値的に電気のこういう刺激の強度でこの場所に何分やるとか、
こういう形でやりやすいので、結構研究とは相性が良かったりするんですよね。
人で行う研究って結構数値化が難しかったりする部分もあるんですけれども、
その辺も結構物理療法というのはやりやすいので、いいところかなと思いますね。
あとは体の評価の仕方というところで、さっきの炎症の度合いだとか、
痛みの程度だとか、関節の動きの程度とか、筋肉の緊張の程度とかというのも
測る指標というのもいろいろありますし、
元々の段階の体の状況というのが数値化できれば、
そこに対してどういう物理療法をすればどういう変化がありますとかというのも出てくるので、
それも一人だけのデータだけじゃなくて複数のデータが集まったときに、
人によってはすごい改善したけど、他の人にとってはそんなに変わらなかったとか、
少しだけだったみたいなこともあるかなと思いますけど、
それをたくさん集めたときに、他の治療と比べたらやっぱりこの治療がいいなみたいなことが
結構統計では見えてきたりするので、この数字の扱い方ですね、
この辺も勉強していくといいんじゃないかなと思いますね。
なかなかセラピスとトレーナー関係の人で、物理療法自体についてはある程度知っている人もいるかもしれないですけども、
研究とか数字の扱いみたいなことはなかなか大学院とか行かないと学べないこともあると思うので、
この辺はセラピスとトレーナー向けに統計の話とかもまたちょこちょこしていこうかなと思うので、
今回は明日専門学校で話そうと思っている物理療法の講義の内容をざっくり話してみました。
12:04
意外と12分とかなりましたね。
ちょっと勉強になれば幸いです。
以上です。ありがとうございます。
12:16

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