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2020-10-26 06:49

#56 障害者スポーツと就労支援について

パラリンピックの歴史
https://stand.fm/episodes/5f8e07590a8e7f366eb2c74b

#理学療法士 #トレーナー #フリーランス #起業
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はいどうも私のゆうとです。今回56本目ですね。いつも聞いていただいてありがとうございます。
今回はですね、自分がこう大学とかでも講義をしているような内容になるんですけれども、
障害者スポーツと就労支援の関係っていう話をちょっとしてみようかなと思います。 私は理学療法士とアスレティックトレーナーという資格を持っていて、
普段は一般の方とかスポーツ選手とか、体の障害にある方々の体のコンディショニングに関わる仕事をしているんですけれども、
もう5年前ぐらいからですね、障害者スポーツというのに関わらせてもらっているんですね。 以前の配信でもちょっとパラリンピックの歴史というような話もさせてもらったので、
これもちょっと説明欄の方にリンクを貼っておくので、もし興味ある方はそちらでも聞いてもらえたらいいかなと思うんですけれども、
障害者スポーツというのと就労支援というのは結構関係性が深いんですよね。
歴史的なところにも影響するんですけれども、もともとパラリンピックというのは戦争で負傷した兵士さんたちのリハビリテーションという概念で始まったんですけれども、
第2回のパラリンピックというのが東京で開催されたんですよね、日本で。 その時に日本のパラリンピックの選手団の団長というのをされてた方が、
日本の生計議会の中村豊さんという方なんですけれども、結構障害者スポーツ界では有名な方なんですが、
この方がですね、歴史的には初回のパラリンピックが開催されるイギリスのストークマンデビル病院というところのグッドマ博士というところで勉強をしていて、それを持ち帰ったというような形になるんですけれども、
海外の選手というのは日本でパラリンピックが開催された時も、選手として試合には参加するんですけど、
結構商談をしに来たりとか、普段仕事をして稼いだお金で買い物をしたりとかですね、結構自立はやっぱり高かったんですよね、日本の障害のある方というよりは。
その頃は本当に障害者というと、結構病院で過ごしていたりして、パラリンピックとかは出るけどまた病院に戻ってしまうという人も結構多かったらしいんですよね。
そういうような現状を見た時に、その日本の整形会の中村豊さんですね、ちょっと噛みましたけども、この方はそういう状況を改善しないといけないんじゃないかということで、
今の大分県の別府の辺りですね、ここで太陽の家っていうのを作るんですよね、社会福祉法人の。
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ここでは障害のある方が自立するためにいろんな作業を行って、仕事としてお金を稼いでいくと、こういうことをやっていたんですけれども、
やっぱりなかなか事業的にうまくいかせるというのは、医療の側面と事業というとちょっと考え方も違っているところもあって、難しさがあってですね。
本格的に事業家として進めていこうという時に、やっぱり会社と組んで事業をしようという形になったんですよね。
そこでいろいろ本当に中村豊さんが声をかけて、最初に一緒にやりましょうという形になったのが、今のオムロンですね。
電子機器とか、オムロンヘルスケアというところだと血圧とか、医療機器で有名なんですけど、オムロンの機械を工場で作るというところに障害のある方が働くというところで、
もともと太陽の家という社会福祉法人をやられていたので、オムロンという会社と共同出資というような形でオムロン太陽株式会社というのを作るんですよね。
そこである程度事業的にもうまくいってきて、障害者の自立支援という形にもなりますし、それがそういう輪が広がっていてですね。
今では京都の方ではオムロン京都太陽株式会社というのがあったりとか、愛知だと電装という会社の電装太陽というのがあったりとか、
多いとベップのあたりとかだと三菱商事とかですね、ソニーとかもあったと思うんですけど、いろんな会社と組んでそういうふうに事業として行って、
しかも障害のある方も自立していっていると。なのですごい良いモデルだなと思うんですよね。
そこは特例子会社というような形をとっていて、日本では50名以上の会社だと法定雇用率というので、
50名ぐらいですね。2.2%なので46.5人とかそのぐらいになるんですけど、ざっくり50名以上ぐらいの企業だと障害のある方を雇わないといけないという。
50人ぐらいだと1人、100人ぐらいだと2人とかですね。大体こういう基準になるんですけども、大きい会社であればやっぱり働いている人数も多いのでその分障害のある方も雇わないといけないという基準が高くですね。
そういう場合は特例子会社というものを作って、そこで障害のある方が働くと。そういう形が認められているんですよね。
なのでこの障害者スポーツというところから、自立のための就労支援というのが目が向くようになって、今ではいろんな会社で特例子会社というのが作られたりとか、中小企業で雇われたりとか、
本当に行政の中でも教育委員会とか厚生労働省とか文部科学省みたいな中央省庁とかでも働いている方がいますし、
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こういう障害者スポーツというところから障害者雇用の機運が高まって、社会的に働ける人が増えていっているという現状がありますよというお話でした。
ちょっと専門的な話と、社会全体のちょっと難しいような話もあったんですけれども、
こういう配信を聞いていただいて、その障害のある方の現状というかですね、なかなかお話聞く機会も少ないかもしれないので、ちょっと意識を向けていただけると嬉しいなと思っております。
はい、では今回は以上です。ありがとうございました。
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