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2023-10-31 10:00

知識をふやしても教養は身につかない【自分の考えを言語化する方法】

言語化トレーニングで身につく「深く考える力」

『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』(荒木俊哉)

https://www.amazon.co.jp/dp/4815618925

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こんにちは、フリーランスデザイナーの千鋭子です。今日は、自分の考えを言語化する方法っていうテーマについて、教養っていう切り口からちょっとお話ししていきたいと思います。
この言語化って、デザイナーにとっても結構大事なキーワードというか、多分身につけて損はないスキルなんですよね。
どういった場面で役立つかって簡単に言うと、打ち合わせの時に自分の考えをパッと提案できる力とか、あとは
ロゴデザインとか制作する時に依頼主さんの思いとか、そういう込めたいコンセプトをしっかり深く考えて言語化する。
そこからデザインに落とし込むみたいな、そういう制作の中でもこの言語化っていうのがすごく大事になってきていて、
それを身につけるため、私も自分の中で言語化っていうのは結構課題だと思っていて、身につけたいなって思う中で、とある本に出会いまして、この本がですね、
タイトルが、瞬時に言語化できる人がうまくいくっていう本なんですけど、書かれた方がデンツーのコピーライターの荒木俊也さんっていう方が書かれた本です。
で、私はこの本で紹介されている言語化トレーニングっていうのをやっていて、その普段のデザイン制作のお仕事の時に結構活用してるんですけど、
これがそのデザイン制作はもちろん、もっと他の部分でも結構役立つなと思っていて、それが冒頭でもお話し、チラッとお話しした教養。
教養を身につける時に、この言語化トレーニングっていうのがすごくお勧めだなと思ったので、今日はそういった切り口からこの本を紹介してみたいと思います。
まずこの教養っていう言葉について、これを聞いているあなたはどういうイメージがありますか?
教養とはって、改めて聞かれるとちょっと難しいかなって私は思うんですけど、その教養がある人っていうのをイメージするとちょっと見えてくるかなと思うんですが、
その教養ある人っていうと、私のイメージはなんか幅広いジャンルの知識を持っている人とか、
なんかどんな話題でもついていける人みたいなイメージがあります。 私も改めてこの教養についてちょっと調べてみて、世間一般のイメージもだいたいこんな感じ。
そういう会話の引き出しが多いとか、結構知識にフォーカスしたような印象が多いなって感じました。
実際その教養のある人、教養を身につけるにはどうしたらいいのかって考えた時に、なんか幅広いジャンルが学べる本を読もうとか、
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なんかそういう方向に行きがちだなと思うし、それは間違ってはないとは思うんですけど、教養のある人ってただ知識を集めるだけじゃ慣れないなと思っていて、
そのさっき挙げた教養のある人のイメージでも幅広いジャンルの知識があって、会話の引き出しが多いとか、
どんな話題もついていけるっていうのは、ただ知識持ってる人とは違いますよね。
冷静に考えると、そのどれも自分の考えが伴ってるんじゃないかなと私は思っています。
例えば、何か世界情勢の話とかをしている時に、ただ知識持ってるだけだと、その話題について、ニュースを見て、その、そういう世界でこういうことが起きてるっていう、
ただ事実を知識として知ってるだけだと、そういう会話でも、そういうことがあったよね、大変だよね、辛いよね、みたいな、なんか
薄っぺらい合図地しか打てない。全然それもいいと思うんですけど、そこで教養があるみたいなイメージは持たないですよね。
でもそうじゃなくて、その、いろんな別の幅広い知識と組み合わせたりして、過去にはこういうことが起きたから、今回もこういう風になるのかなとか、
こうなったら嫌だね、みたいな、そういういろんな知識とか背景を織り混ぜながら、自分の考えも話せる人に対して教養あるね、みたいな、そういう印象を持つんじゃないかなと思います。
なので、その私が考える教養というか、教養を身につけるために必要なことは、幅広い知識に加えて、物事を深く考えられる力っていうのが必要なんじゃないかなと思っています。
で、この深く考える力っていうのが、初めにご紹介した言語化トレーニングで、まさに養えるんじゃないかなと思っています。
なので、今日のタイトルにある、「知識を増やしても教養は身につかない」の結論というか、真意としては、教養を身につけるには知識だけじゃなくて、深く考える力っていうのが必要だよねっていうお話になります。
ここまでは教養とは何かみたいなお話だったんですけど、じゃあその教養を身につけるために必要な深く考える力っていうのはどうしたら身につけられるのかを具体的にご紹介していくんですけど、それが冒頭でご紹介した本ですね。
「瞬時に言語化できる人がうまくいく」っていう本に詳しくは書かれているので、ぜひ機会があれば手に取っていただきたいんですが、ざっくりその言語化トレーニングについてご紹介すると、そのポイントが3つありまして、初めに3つ言ってしまうと、
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1つ目、制限時間内にやる。2つ目、紙に書く。3つ目、答えと理由の解像度を上げる。この3つがポイントになります。
例えば何か1つテーマを自分で決めるんですよね。その考えたいこと。私だったらデザインのコツとは何かみたいな問いを何か1つ決めたとして、それについてまず1つ答えを出すんですよ、自分で。
で、その答えについて3回、それってどういうことっていうのを掘り下げていきます。例えばデザインのコツとは何か。で、1つメリハリをつけることって私が言ったとしたら、それメリハリをつけるってどういうことっていうのを3回繰り返すんですね。
で、3回繰り返した後に、その理由はっていうのを1つ書いて、で、その理由についてまたその理由ってどういうことって3回繰り返して、これが解像度を上げていくっていうイメージなんですけど、そういうそれを制限時間2分でガガガっとやっていきます。
で、この紙に書くっていうのもポイントとして紹介されているのが、紙に書いて視覚化することによって、頭の中の考えが目で見えるようになるんですよね。それによってなんか自分の中でまた新しい言葉が生まれてきたり、そこから気づくことがある、で、どんどん頭の中整理されていくみたいな効果があるらしくて、
この本の中では、なるべく紙に書く、しかもA4とか大きめの紙にも書き殴るように。制限時間2分って結構短くてですね、私はまだちゃんと全部3段階で掘り下げられたことがないんですけど、
それぐらい、その書かなきゃって制限時間があることによって、なんか書かなきゃってなんか結構頭の中がフル回転していくんですよ。
で、それによって本当自分では思ってもなかった新しいキーワードに出会えたりすることがあるので、本当にこの言語化トレーニングっていうのを、私は初めて3ヶ月ぐらいなんですけど、
本で推奨されている頻度で継続できてないので、その瞬時に言語化できるっていう、そのスピードは正直ちゃんと身についてないんですけど、
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やるたびにそのテーマについて深く考えるっていうのはできているので、冒頭でデザインでも、デザインの仕事で普段活かしてますってお話ししたんですけど、
何かそのコンセプトを自分で噛み砕く時とか、このコンセプトってどう言い換えられるんだろうとか、どういうことなんだろう、別の表現できないかなとか、そういう深掘りをしたい時にこれを活用したりしています。
という感じで、今日は教養を身につけるには深く考える力が必要ですよっていう切り口から、デザインでも役立つ言語化力についてお話ししました。
聞くだけフリーランス講座の毎週火曜日は、こんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています。
デザインをやっている方もそうじゃない方も、何かスキルアップのヒントとして参考になれば幸いです。
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