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2023-12-28 10:00

一瞬で心をつかむ!ワンランク上の話し方

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こんにちは、サチュアルコです。今日は私がプロのラジオパーソナリティとして現場で学んできた、一瞬で心をつかむワンランク上の話し方についてお伝えしていきます。
ちょっといきなりなんですけど、想像してみてください。
たくさんのリスナーが聞いている番組の中で、あなたがインタビュアーとしてね、あるアーティストAさんにインタビューをします。
インタビュー?えー?ドキドキするんですけど!って思われるかもしれないんですけど、そのAさんがね、ちょっとひねくれてる部分が魅力の一つでもある、そんなアーティストの方なんですよ。
で、あなたがAさんにインタビューする中で、Aさんがね、「いやー、自分ひねくれてるので。」っておっしゃったとします。
で、あなたが次のセリフを言うんですね。
次のどちらのセリフの方が好ましいでしょうか?という問題で、Aさんが、「いやー、自分ひねくれてるので。」って言った後、あなたが言うのは一つ目。
ひねくれてる部分が魅力ですよね。
二つ目。Aさんがおっしゃるひねくれてる部分が魅力ですよね。
うん、これです。もう一回言いますけど、Aさんが、「いやー、自分ひねくれてるので。」って言った後、あなたが何と言うのか。
一つ目。ひねくれてる部分が魅力ですよね。
二つ目。Aさんがおっしゃるひねくれてる部分が魅力ですよね。
どっちがいいでしょうか?
これはね、答えは、二つ目のAさんがおっしゃるひねくれてる部分が魅力ですよねの方が、より好ましいんですね。
これ私自身もラジオ現場で学ぶまで分からなかったんですけど、一つ目のひねくれてる部分が魅力ですよねっていうのと、二つ目のAさんがおっしゃるひねくれてる部分が魅力ですよねの違いは何なのかですよね。
一つ目の文は、自分視点だけしかなくって、二つ目の文にはね、相手視点と第三の視点があるっていうこの違いなんですね。
いや説明していくんですけど、しゃべりにおいて大切な視点っていうのが三つあります。
一つ目が相手視点、二つ目が自分視点、そして三つ目が第三の視点です。
視点っていうのは銀行の視点じゃなくて、目の視点ですね。
私は11年表に出てしゃべる仕事、テレビリポーター、ラジオDJ、ナレーター、イベントMCとか色々してきたんですけど、全てにおいてこの三つの視点が全部大切だと学んできました。
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言うならこの三つの視点を持ってさえすれば、好印象の話し方、話を聞いてくれる人があなたのファンになってくれるような話し方ができちゃうわけなんですよ。
これはね、本当にただちょっと意識するだけ。それだけで話し方ってめちゃくちゃ変わるものなんですね。
まず一つ目の相手視点なんですが、あなたが話す立場の時、どんな時も必要なのがこの相手視点でして、相手の立場に立った話し方というのがめちゃくちゃ重要になってきます。
何でかっていうと、人は自分に関係のある話だと思った時に初めて耳を傾けてくれるからなんですね。
相手は今どんな気持ちなのかな?相手は今どんな言葉を欲してるのかな?どう話したら相手は受け取ってくれるだろうか?って
この相手視点をぜひ意識してみてください。さっきのAさんがおっしゃるひねくれてる部分が魅力ですよねっていうのには、実はこの相手視点が入ってるんですよね。
何でかっていうと、自分でひねくれてるっていうのはOKなんですけど、時に他人にひねくれてますもんねって言われるのは、いや自分嫌なんですけどっていう方も結構いらっしゃるんですよ。
自分が言う分にはいいけどさってね。もちろん人にはよるんですけど、例えばあなたがなんとなくね、そんなにそこまで仲良くない相手に謙遜して
いや自分なんて本当まだまだですよとかって言って、そしたらその相手が、うーんあなたは本当にまだまだだよねとか言われたら
カチンってきません?なんだその言い方って。相手が良かれと思って、いやでもそのまだまだなところがいいんじゃないですかとか言われても、いやいやもう無理ーって、なんかその言い方嫌ですって感じになるわけですよ
人によってはね、もちろん他の人に同じように言われても別に気にしないっていう人もいらっしゃるけど、わざわざ相手がカチンとするかもしれないリスクを背負うことはないですよね
なのでAさんがおっしゃるひねくれてる部分が魅力ですよねっていう、Aさんがおっしゃるという言葉をつけるだけで、ちょっとね自分の主観を取り除くことができるんですよね
あくまで自分ではなくあなた発信の言葉ですっていう意味合いで使えるので、この相手視点がとても大事なんです
2つ目の自分視点なんですけど、実はね、意識せずともみーんなが持ってるのがこの自分視点で、さっきご紹介した相手視点とは逆に、自分は今こういうこと話したい
自分は今こんな気持ちだからわかってほしい。自分がこう思ってるんだから相手もわかってくれるに違いないとかね
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まさに自分を主人公にした話し方なんですけど、もちろんこの自分視点も悪い視点ではなくて、これがあなたの考え方です。あなたの個性ですっていうそういうものでもあるんですけど
でも自分視点だけだとどうしてもね、相手に伝わりにくい話し方になってしまいます。だからそこに相手視点も入れ込んであげることで、あなたならではの話し方が完成するんですよ
自分視点ももちろん ok なんですけど、そこに相手視点を持つというのも良かったら意識してみてください
そして3つ目、第三の視点。この第三の視点というのは、あなたでもなく相手でもなく、あなたと相手を見つめている別の視点のことですよね
私はハトの視点と呼んでますが、ちょうどね上空からあなたと誰かが話している会話を聞いているハト。ハトの視点でございます
このハトの視点を持っていると、冷静に多角的に話すことがしやすくなるんですね。ハトからの視点でしか見えないものってあるんですよ
ここで最初のイメージちょっと思い出してほしいんですけど、あなたが番組の中でアーティストのAさんにインタビューをしている状況ですよね
このシチュエーションでの第三の視点って誰の視点だと思いますか?ハト以外で。誰の視点なのか
答えは、番組を聞いてくださっているリスナーさんの視点です
もちろん現場にいるディレクターとかADさんとか答えはいろいろありますけど、この場合あなたが考えておきたい第三の視点というのはリスナーさん
もっと言うと、自分が大好きだっていう推しが登場するのを楽しみに番組を聞いているAさんのファンなんですね
もう一回お伝えすると、一つ目、ひねくれてる部分が魅力ですよね。二つ目、Aさんがおっしゃるひねくれてる部分が魅力ですよね
このどっちがいいのかっていう問題で、実は一つ目のひねくれてる部分が魅力ですよねっていうのをファンが聞いた時にね
やっぱりファンの中でもカチンとくる人がいらっしゃるんですよ
自分が大好きな人、自分の推しだからこそ。いや、なんであんたがそれ言うの?そんなことあんたが言いなさんだよ!ってなるわけですね
なんてこと言ってくれんの?って。でも相手視点も入っているAさんがおっしゃるひねくれてる部分が魅力ですよねっていう表現にしてあげると
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ファンからも悪くは思われないんです
これすごく細かいポイントになるんですけど、めちゃ大切で、ほんとちょっとしたことがね、あなたのファンになるかどうかの分かれ目だったりします
私もラジオの現場でこういうシチュエーションはたくさん経験してきて、やっぱりこういうちょっとしたところでアーティストの方がカチンとくるような話し方とか
ファンが嫌がる話し方とかをしてしまったら、それからね番組、自分のコンテンツを聞いてくれなくなっちゃうので
ここはかなり、かなりかなり気をつけていた部分なので、よかったら参考にされてみてください
今回はもう一つ、秘密のコミュニケーション術
あえて言わずに愛される3つのテクニックについて解説している回をチャプターに貼っています
もしよかったらこちらも合わせて聞いてみてください
今年で言うと木曜日。今日が最後だ!早い!
ありがとうございます。お聞きいただき、来年も引き続きよろしくお願いします
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