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こんにちは、サチュアルコです。今回は、私が11年フリーアナウンサーの仕事で学んできた、暗記嫌いでも10分で台本が頭に入る魔法の5つのコツというテーマでお伝えしていきます。
女優とかじゃない限りね、セリフを覚える場面とかないんですけどって思われるかもしれないんですが、プレゼンとかセミナーとかスピーチとか、暗記しておいた方が仕事ができる感をぐっと出せる場面もかなり多いので、ぜひ今回の内容を参考にされてみてください。
私は11年テレビリポーター、ラジオDJ、ナレーター、イベントMCとか、いろんな現場を経験してきた中で、このいろんな現場でどこでも必要だったのが暗記力だったんですよね。
例えばテレビの生中継リポートとかでは、何かのものを紹介していく流れと、カメラに見せる順番と、その場で言うべきコメントとか、ゲスト対応の順番とか、絶対に言うべき宣伝文句とかも、全部全部覚える必要がありまして。
でも私、もともと暗記、記憶するっていうのが本当に苦手なんですよね。マジで記憶力乏しい人間というか、あらゆる記憶力がないんですよ。
なんでその場所一緒に行ったのに全然覚えてないの?っていろんな人に言われながら生きてる人間ですので。
そんな私が今までなんとか乗り越えてきた暗記現場がたくさんあったんですよね。テレビの生中継よりも膨大な量を覚える必要がある現場もいろいろあって。
私、駆け出しの頃とかキャラクターショーのお姉さんの仕事もしてたんですけど、その時は20ページ以上ある台本を自分含めて他のキャラクターの動きとともに全部丸暗記しなきゃいけなかったんですよね。
あと医療関係の展示会のMCの仕事でも、かなり難しい感じの医療関係の専門用語がね、もうこれでもかっていうくらい並んでる台本を丸暗記とかしなきゃいけなくて。
こういう一言一句絶対に間違っちゃいけないっていう現場が本当に苦手だったんですけど、今回ご紹介する方法をもって今まで乗り越えることができたんですよ。
苦手だけど、暗記するの苦手だけど、なんとか自分の中でこうしたらもっと早く確実に覚えられるっていうコツを知っていって、それを実践して覚えていったんですよね。
それをシェアさせていただきますが、基本的にまず暗記する時はもうしっかり声を出して覚えるというのがおすすめです。
頭だけじゃなくって口が覚えてくれるので、声に出すというのが前提として大事です。
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それを踏まえて覚え方5つのコツご紹介していきましょう。
早速一つ目が、大きな流れをつかんでおくっていうことです。
何か暗記しようってする時って、つい細かいセリフから覚えていきがちなんですけど、まずは大枠を捉えるということが重要で、大体でいいんですよね。
例えば私がやってたキャラクターショーだったら、最初歩いていて、敵が現れて、「うわー絶対絶命だー!」っていうところから仲間が助けに来てくれて
観客のみんなとゲームして、「みんなすごーい!」ってなって、感動のシーンからのエンディングみたいなざっくりとした大枠。
プレゼンだったら挨拶、導入、具体例1、具体例2、具体例3、結論、質疑応答とかね。
とにかく全体の流れを頭にふっと入れておくだけで、細かいセリフも頭に入ってきやすくなるので、ここは欠かせない大事なポイントです。
次2つ目が、感情を入れて覚えること。
もし目の前の原稿だったり台本とか、覚えたいものに感情を入れるとしたらーって考えながら覚えると、断然頭に入りやすくなります。
なんかね、淡々と覚えるよりも感情を入れると表情も声も伴って暗記するからこそ、効率よく覚えられるんですよ。
このセリフを言った後にこういう表情をするとかね、頭と顔が覚えてくれる感覚ですかね。
例えば私は、医療関係の機器を病院とかお医者様ま、お医者様ま、すごい噛む。お医者様向けにプレゼンする仕事があったんですけど、この時の台本を覚える時とかも、例えばどんなのがあったかというと
医療機関の負担が増大し、一人の患者にかける時間が限られているのが現状です。とか、課題を打ち出す時とかは、ちゃんと深刻な感情、表情も入れて覚えて、逆に
本日はこの3つの課題を解決する新しい治療ソリューションをご紹介いたします。とかはね、明るく希望を持つ感じの表情とか感情を入れて覚えるんですよ。
これって淡々と感情なしで、本日はこの3つの課題を解決する新しい治療ソリューションをご紹介します。って覚えるよりも
ご紹介します!みたいに、感情入りの方がすんごく頭に入りやすいんですよね。全然違います。なので、たとえ難しい内容でも、ここから一番伝えたいところなんです!みたいな
自信を持ってお勧めいたします!っていう表情を作りながら覚えるだけで、暗記しやすくなるので、ぜひ感情、表情っていうのも取り入れてみてください
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では3つ目いきましょう。3つ目は、「動きながら覚える」ってことです。これは実際に証明されていることなんですけど
筋肉を動かすことで、神経と脳が活性化されて、記憶が残りやすくなります。私も歩きながら覚えることとかも多いんですけど、特にジェスチャーを交えながら覚えるのもおすすめで
こちらが何々です!って証言するセリフは、ちゃんと手で指し示す動作をしながら覚えたり
こういったワンアクションを入れるだけで、「あ、そうだったそうだった。ここはあのセリフだった。」って思い出すことに本当につながるんですよ
このアクションで思い出すっていうのもあって、なので動きもかなり大切になってきます
では4つ目。グループ化するっていうことです。長い文章を覚えなきゃいけないぞーっていう時はね、グループ化をぜひしてみてください
長い文章ね。ダラダラダラダラ覚えるのって本当に無理と言いますか。もうそういうのって一個忘れてセリフちょっと飛んだらさ、あとはもう一気に全部思い出せなくなっちゃうパターン
めちゃくちゃ怖いんですよ。もう恐ろしい。私も経験あるんですけど、本当に恐ろしくいうことで
最初に全体の流れを捉えるの重要ですよってお伝えしたんですが、全体を捉えた上で長い文章もね細かくグループに分けて
ここからここまでってちょっと自分の中で区切ると覚えやすくなるんです。これだとその覚えるモチベーションも全然違ってきて
もう長文だとね、もうこれ終わりねーよー、長いぞーってなっちゃうけど、それよりはここのグループ、ここからここまでをまず覚えるぞっていう気持ちで臨めちゃうんですね
小さい目標の方が達成しやすくなるので、効率よく短時間で覚えることにつながります。これもおすすめ
では最後5つ目、きっかけを何よりも大切にするってこと。小さく区切ってグループ化したら、それぞれの最初の文章に注目してみて
それぞれの始まり、きっかけの文章をとにかく頭に叩き込みます。ある程度グループ分けして暗記したら、最初のきっかけの文章さえ
自分の口から言えたらね、あとは言いもずる方式でどんどん口から出てくるようになるので
ただね、このきっかけの文章を見失うと、あれ次、次何だったっけ?っていうことにもなるかな、そういうのもあるので
とにかくきっかけの文章は特に何度も何度も声に出して覚えるのがいいかなと思います
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私も暗記現場で頭が真っ白になったこともあって、車の展示会のMCのお仕事とかでもなったことあるんですけど
でもその時もグループ化してたこと、あときっかけの文章をしっかり、一文目をしっかり覚えてたっていうことで、なんとか自分の中で軌道修正して乗り切りました
暗記した方が見栄えがいいというか、覚えた方が良さそうな現場とかでも使えると思うので、今回ご紹介した5つの方法、よかったら試してみてください
今回はもう一つ、劇的に話し方が上手くなる3つの方法というテーマで話している回をチャプターに貼っております
もしよかったらこちらも合わせて聞いてみてください
アンドロイドの方はぜひスポティファイで劇的に話し方と検索していただくか、概要欄のリンクからよかったら飛んでみてください
毎日お疲れ様です