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こんにちは、フリーランスデザイナーのちふねこです。今日は、プロっぽく見せるのが正解とは限らないというお話をしていきたいと思います。
毎週火曜日はデザインに関するお話をお届けしておりまして、今日はこちらですね。プロっぽく見せるのが常に正解とは限らないっていうお話なんですけど、
どういうことかというと、結論から言うと目的によって正解は変わりますよっていうのが今日の要点でして、デザイン作るにあたってデザインのメソッドとかでよくプロっぽくするコツとか、
脱素人感みたいな、そういう打ち出し方でデザインのコツ共有したりすることって全然あると思うんですけど、私自身もそういう発信もしてますし、
ですけど、そのプロっぽくすることが必ずしも正解とは限らないよねっていうのを今日はお話したくて、
さっき言った通り目的によってそのプロっぽくするべきか否かっていうのは変わってくるんですよね。
どういうことかというと、例えば何か信頼性が求められるようなお堅いビジネスシーンの名詞と、そうじゃなくて、例えばインスタに投稿する画像でより親近感が求められるみたいな、
そういうデザインってそれぞれ求められてる印象とか需要が違うじゃないですか。
お堅いビジネスシーンの方はやっぱり信頼感、プロっぽい方が怪しくないなとか、なんか安心して一緒にお仕事できそうみたいな、
そういうことが求められるからデザインにもプロっぽさって必要になることが多いと思うんですけど、
そうじゃなくて、さっき言ったインスタの投稿画像とか、あるいは何かブランディングとして、
自分はその見てる人との距離感がなるべく近くなるようにしたいとか、
そういう親しみやすさを売りにしたいみたいなコンセプトでやってるとしたら、
そういう時はプロっぽいっていうより、むしろ素人っぽいデザインの方が、
自分がターゲットとしている人には刺さりやすかったりっていうこともあるんですよね。
だから、どんな時もこのプロっぽさっていうのが必ずしも正解になるわけじゃなくて、
その目的によって自分がどういったものを作りたいかとか、ターゲットはどういうところで、
どういう人に、どんな印象を与えたいかみたいな、そういった目的の部分によっては、
プロっぽさが必要になることもあれば、そうじゃなくて逆にあえて素人感を残した方が、
より良いデザインになったりするっていうところが今日のお話になります。
でまぁそれにあたって、よくプロっぽくなるコツとかはお話ししてるんですけど、
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具体的に言うと、余白を整えるとか、より大胆にメリハリをつけることで、
結構プロっぽさって出ますよみたいなお話をしたりするんですけど、
今日はそうじゃなくて、逆にというか、ここだけは抑えておきたい。
プロっぽさを出さない、出さずにその親近感とか保ちたいけど、
でもやっぱり最低限見やすくはしておきたいみたいな、
プロっぽさまではいかなくても最低限の見やすいデザインっていうのを作りたいよっていう時には、
っていう時に抑えるべきコツ、みたいな部分を今日はご紹介したいなと思います。
ということで早速、最低限抑えるべき見やすさの作り方は大きく2つだと思っていて、
色使いとフォント、この2つが抑えられていれば最低限見やすさっていうのは作れるかなと思います。
まず大前提としてあくまで見やすさっていう風に表現してるんですけど、
デザインする上でもっと前提の部分として、情報の整理っていうところがしっかりできてるっていうのが大前提としてあるんですけど、
やっぱり見やすさ以前にその伝わるかどうかみたいな部分では、
その情報整理、何を伝えたいのかっていうメッセージをしっかり絞るっていうところとか、
優先順位をつけるみたいなことが明確になった上で、じゃあデザインにどう落とし込むかっていうところ。
なので今回はその大前提の部分、情報整理できてるっていう前提で、
その先にどうやったら見やすくなるのかっていう話で言うと、
色使いとフォントっていう部分がしっかりポイントを抑えられていれば、見やすいデザインはできるかなというお話です。
まず一つ目の色使いっていうのは、見づらい配色を知ることが大事なポイントかなと思います。
具体的に見づらい色使いってなんだよってなってると思うんですけど、
つまり明度が近い色を重ねないっていうことなんですよね。
明度っていうのは色の暗さ明るさみたいなことなんですけど、
具体的に言うと濃い青と黒、青い背景に黒い文字を重ねないとか、
あとは白と黄色、白い背景に黄色い文字を使ったりしないみたいなそういうことなんですけど、
この明度の高さって、慣れないうちはそもそも明度の概念がよくわからないっていう状態だったりすると思うんですけど、
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わかりやすい一つの判断基準として、目を細めた時にその境界が見えるか見えないかみたいなのを試していただくと、
結構違いがわかってくるかなと思います。
背景と文字とかその重ねた時の色が目を細めてみると結構馴染んじゃったりするんですよね。
境界が曖昧になってその文字が文字として読めなくなっちゃうっていうことがあるので、
その目を細めた時になんかぼやけるなって境界が曖昧になっちゃうなってなったら、
その時は明度の差が少ないんですよ。
だからどっちかもうちょっと明るくするとか片方をもっと暗くするとかで、
しっかり明度差をつけるっていうのを意識すると、見づらい配色じゃなくてしっかり見やすい配色になる。
のでとにかく境界がはっきりするように意識するといいかなと思います。
続いて2点目の最低限抑えておきたい見やすさの作り方はフォントについてなんですけど、
フォントはもうとにかく種類を使いすぎない。
最低1種類でも十分ですし、
フォントで目を引きたいとかであれば2種類あれば十分かなと思います。
その強調したいとか目立たせたいタイトルや見出しに使うちょっと特殊なフォント、
手書きのフォントだったりなんか装飾的な可愛らしいフォントとかを一つだけ決めて、
でその見出しとか以外のちょっと長い文章とか解説とか補足情報みたいな、
そういった文字に使うのはベーシックな読みやすい語式体とか、
そういう使い分けで2種類決めて使うのが一番すっきりするし、
その目立たせたいところはしっかり目を引くみたいな感じで、
そういう目立たせつつしっかりごちゃつかない見やすいデザインっていうのができるんじゃないかなと思います。
やっぱりフォントって結構可愛いのとか色々好きなフォントみたいなの見つけると使いたくなっちゃうんですよね。
それでついついフォント何種類も使ってごちゃついちゃうみたいなパターンとか、
あるいはその気に入ったフォントがあってそれを全部に使っちゃうっていうのも結構見かけるんですけど、
やっぱり特殊なフォントって長文とかだとめちゃくちゃ読みづらくなったりって結構あるあるなんですよね。
だからやっぱりその特殊なフォント、可愛いとか形に結構特徴があるようなフォントは一部、
一番ここを目立たせたいとかタイトルとか見出しっぽいところにそういう特殊なフォントは使って、
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他の結構文章として読むところとかはなるべくベーシックなフォントの方がかなり読みやすかったりするっていうのは覚えておいていただくといいかなと思います。
という感じで今日はプロっぽく見せるのが正解とは限らなくて、目的によってそれは変わりますよというお話でした。
最低限抑えるべき見やすさのポイントとしては色とフォントですね。見づらい色、明度が近い色は避けるっていうのと、
フォントは使いすぎ、種類を使いすぎないっていうのが見やすさを作るポイントでした。
以上です。聞くだけフリーランス講座の毎週火曜日はこんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています。
デザインをやってる方もそうじゃない方も何かスキルアップのヒントとして参考になれば幸いです。ありがとうございます。