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2025-02-10 11:42

不幸になればSNSが伸びてしまう残酷な話。

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おはようございます。フリーランスの学校のしゅうへいです。 今日はですね、SNSを伸ばすには皮肉が必要だというテーマでお届けしたいと思います。
なんかこう真面目にSNSを発信して、内容としてはちゃんと調べてリサーチして綺麗にまとめてるんだけども、なぜか全然再生されないとかね
フォロワー数が増えない、みたいな方って多分少なくないと思うんですよ。
なぜか、自分がお勧めを見てると大した内容でもないのに、人のちょっと悪口じゃないけど、悪く言ってるものとか自虐ネタの方が伸びて、
なんで真面目に投稿してる自分の再生は伸びないんだ、みたいなね。そういうふうに落ち込んでしまう人もいるんじゃないかなというふうに思うんですよ。
実はですね、これ正しくて、真面目にちゃんと何かを解説したとしても、実は人ってほとんど見てくれないんですよね。
で、このことを結構解像度高く理解しておかないとSNSって滑りまくるんですよ。
そう、だから内容が良くて伸びるのではなくて、そこについ見たくなるような皮肉だったりとか不幸がないと人は見ないんですね。
で、その今日はメカニズムみたいなものを解説していきたいと思います。
ちょっとね、今日本当はちょっとややこしい話だから、あんまりしない方がいいかなと思ったんですよ。
もっと分かりやすいフォロワーの増やし方とかマーケティングの話の方がいいかなって思ったんですが、ちょっとあえて今日はややこしく話します。
そう、で、これね、暇と退屈の倫理学っていうね、哲学の本があります。
で、最近僕ずっと読んでて、2回ぐらい読みました。で、めっちゃくちゃいい本で、後味がすごくいいんですよね。
なんかこう、読んで、は、なんだ、そんなことかじゃなくて、え、これどういうことだろうなっていう、ずっと日常でね、問いが残り続けるというか、これってそういうことかもみたいなのが残る、すごくすごくね、いい本だったんですよ。
で、その中にね、人っていうのは要するに何か常に事件を求めていると。
で、どういうことかというと、その、昨日と今日をちゃんと分けてくれるような事件を求めている。
毎日毎日同じような日だと退屈してしまう、飽きてしまうから、その、あ、今日はこれこれがあるから昨日とは違うんだっていう事件を求めてるんですね。
で、それは要するに自分を興奮させてくれるようなものです。
だから、なんかSNS見てても、ちょっとおっきめのね、社会的な事件とか誰か芸能人の不倫とか炎上とかさ、ああいうのがほんとすごい、うわーってコメントがついたりするじゃないですか。
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どこかで誰かが常に炎上してる。あれ、なんであんなことが起こるのかっていうと、みんな事件が欲しいんですよね。
うわ、こんなこと、こんなに叩かれてるこの人、自分もこいつは悪いと思ったみたいな。
っていう心理だと思うんですよ。
で、そう、だからSNSも同じように事件を作ってあげないといけないっていうのが今日のロジックなんです。
そう、だからこう真面目に投稿を続けていてわかりやすいことを解説していてもダメなんですよ。
人は見てくれないんですよ。
なぜならばSNSを見てるっていうその状態っていうのは常に事件待ちなんですよね。
だから何か強い言葉とか何かフック、心にグッと残るようなフック、認知的不協和だったりとかそういったもので人を刺激しないといけないんですよね。
これは本当にSNSの悪い部分でもあります。
でもそれは本当にSNSが悪いのではなくて、そういうふうにほとんどの人が事件待ちの姿勢ということが多分主な原因になってるんですよね。
そう、それを僕らは分かった上でちゃんと相手が食いつくような事件を用意してあげないといけないし、何か皮肉だったりとか不幸を織り混ぜてコンテンツを届けないといけないんですよ。
これはもう人間の今のところ宿命です。
もちろん例えばこういう聞くだけフリーランス講座っていうのはあんまり別に事件性を扱ってないじゃないですか。
こんなことしたら延長しましたとか、一気に1万人フォロワー数が減りましたとか、私は怒ってますみたいな。
そういうような入りでもないし、そんなタイトル誰もパーソナリティー離さないじゃないですか。
それでいてちゃんと毎日毎日1000人ぐらいが聞いてくれてるっていうのは本当にリスナーさんのおかげなんです。
これを聞いてくれてるあなたのおかげで僕たちこのフリーランスとかこのパーソナリティーはちゃんとそういう皮肉とかなしで届けられるんですよ、情報。
ある意味ポッドキャストっていうのはやっぱりリテラシーが高い人、弱の逆というか上強の人たちが多いんですけど、
それはまさに事件待ちの姿勢ではなくて、むしろ自分で何か勉強したいとか、勉強することが楽しいとか好奇心をちゃんと自分で満たすことができる人が、
こういう隙間時間だったりとかに通勤時間、別にゲームしてもいい、誰かの炎上を見て今日も事件が起こってるって喜んでもいいんだけど、
それをせずこういうポッドキャストを聞いてるんです。だって事件なんて起こらないじゃないですか、これ。
だから今日はあえてこの話を選んで話してます。
もしその上でSNSを伸ばしたいだったりとか自分のコンテンツをちゃんと届けたいなと思ったときは、
とにかくその皮肉だったりとか不幸だったりとか事件になるように相手の見てるね、
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それをちゃんと演出してあげないとショート動画だったりとかYouTubeの通常の動画はなかなか伸びにくいかなと思います。
それは別に炎上させろとか強い言葉を使えっていうわけではなくて、何か皮肉を入れたらいいんですよ。皮肉とか認知的不況は。
この辺りはちょっと難しいですけど、例えば僕はブログで稼ぎたいと思って、2017年ブログで稼ぎたいと思ってブログを始めたんですけど、
その時にはちょうどその皮肉みたいなのがなかったんですね。
テーマとしては島暮らしでどうやって稼いでいくかとか、島暮らしで豊かに生きているプロセスを発信してますみたいな、
島暮らしをブログで盛り上げたいみたいな、そういう発信スタイルだったんですね。
これって何も事件が起こってないのって伝わりますかね。
そう、そうですかっていう目に止まらないわけですよね。
島で暮らしてお金どうするんですかみたいなテーマですから。
でもそれよりも僕がフォロワー数が増えたきっかけになったのが、
マルチにはまって借金背負って島流しっていうキャッチでもあるし、事件もあるし、
そこには不幸があるじゃないですか。マルチにはまっちゃって借金して、借金500万して、しかもそれで島流しになってる。
どうするんですかみたいな。
そこにはそういう人がつい見てしまうようなものが、皮肉不幸が隠れてるんですよね。見え隠れしてる。
これが大事なんですよ。だからもしあなたがSNSでいいことばっかり、正しいことばっかり、確からしいことばっかりを言っているのであれば、
それは基本的にはスルーされるというふうに思っていいです。
だから逆に言うと、今真面目にSNSをやっていて投稿していて、
全然その伸びないというのはあなたの内容が悪いわけじゃなくて、そこには事件待ちの人に響くような皮肉とか不幸がなかっただけなんですよ。
もしあれだったらその皮肉とかを作っていけばいいと。
皮肉って言ってもそんな、皮肉不幸って言ってもそんな別にわざわざ借金とかする必要なくて、
例えば借金がなくてもなくて会社も勤めてて、でもそれでも皮肉とか不幸って出せるじゃないですか。
例えば毎日同じ繰り返しでつまらないとか、逆に言うとそういう自分よりも人生の状況が悪い人でもどんどんチャレンジしているのに、
自分はなんかぬくぬくと育ってきて仕事もまあまあ悪くないかな。
そういう状態の自分が嫌だとかね。ここにも皮肉があるわけですよ。
普通すぎて嫌だ、ある程度安定だけど、その安定していることで自分が何かそこから抜け出せなくなっている。
安定にしがみついてしまっているとかね。これはもう要するにどんな人でもそういうふうに皮肉的な視点に立ったりとか、
そこから何か不幸を抜き出して伝えるみたいなことはできるんですよ。
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これは一応言っておくと、別にそれは不幸になれとか皮肉をどんどん言えってわけじゃなくて、
そういう部分をブランディングしておくってことですね。ブランディングというかプロデュースしておく。
人が見たくなるようなフックを用意する。人は不幸とか皮肉が好きですから。
それをある意味餌にしながら、安定にしがみついて生きてきて、チャレンジが怖い。今35歳ですとか。
会社から首切られたらどう生きていいかわからない。そんな弱い弱い今の自分ですと。
だけどそれじゃやっぱり生きている心地がしないし、
未来自分が10年20年になった時に、やっぱりあの時やっておけばよかったなと思うほど嫌なことはない。
だから怖いけど、失うものはあるけど、今は副業とかフリーランスの活動してるんですとかね。
今ちょっと適当に作ったんで、そんなに響くようなものじゃないかもしれないけど。
だから相手にとっては安定にしがみついてるって自分で言うんだみたいな。そこに皮肉があるよね。
それを見に来て、でも自分も確かに失敗したくない、リスク取りたくないっていうので、あんまり最近挑戦してなかったなみたいな。
2歳3歳の子供たちの方が1日の中で未経験のことをたくさん経験してるよなと。
なのに自分はもう本当に分かる範囲の中でやってしまってる。安全圏でガチャガチャやってるだけだなと。
1ミリも動いてないじゃんとね。傷がされて、はっとしてフォローするかもしれない。
だからやっぱりそこにはそういう何かしら葛藤みたいなものをちゃんと言語化しないといけないし、
それをむしろ剥き出しでさらけ出していくってことがコンテンツ戦略でも非常に重要になるので、
ぜひ綺麗なコンテンツばかり作ってる方はなぜ再生されないのかっていうとそこに皮肉とか不幸がないからです。
逆にそれをちゃんと自分の中で言語化して付け加えてあげた人ってびっくりするくらい見に来るので、
そこにもちろん甘んじるのも良くないんですけどね。
なのでもしちょっと苦戦してる方いたら皮肉とか不幸自分の発信の中にあるかなって見てみてください。
やりすぎてもダメなんだよ。これ反数思考とかになったりするから、
うまく使う側に回って、それを使いながら伝えたいことをちゃんと相手に届けていくってことをしましょう。
不幸自慢、皮肉をしてもしょうがないですから。
それで終わっちゃダメなので、それをあえて武器として使っていくというような話でございました。
ちょっと今日はややこしい話かもしれませんが、
ぜひ何かの発信の役に立てたらいいかなと思ってシェアさせていただきました。
今日も聞いていただいてありがとうございます。この後も心地いい時間お過ごしください。バイバイ。
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