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こんにちは、OKファームです。このラジオでは、脱サラして農業歴11年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、マーケティング情報や、ちょっと気持ちが楽になる話をしております。
はい、今日はですね、あなたの失敗談、めちゃくちゃ需要あります。というお話をしようと思います。はい、SNS運用とかね、あの自分のブランディングみたいな中で、最近はもうね、自分のかっこいいVUで、みたいなことをするよりも、やっぱり失敗談の方ね、あのセキュラナに語るという方が、
共感が得られやすかったり、なんか本音が見えるみたいな感じでね、ファン作りには特に有効というふうに言われてるんですけども、そのことについて深掘りをしてみようと思います。
今回の見出しはですね、SNSの基本中の基本、自分語りをしない。2つ目が、とはいえノウハウは世の中に腐るほど落ちている。
3つ目が、悩んだら失敗談と解決策を語るのが手っ取り早い。この3本でお話をしようと思います。
はい、1つ目がですね、SNSの基本中の基本、自分語りをしないです。これは自分でね、ビジネスを始めていらっしゃる方とか、
SNSをこれからフォロワーを増やしたいとか、伸ばしたいと思っていらっしゃる方が、何かのね、インフルエンサーの参考書みたいなものとか、
もしくはYouTubeとかでね、こうやったら伸びました、みたいな体験談を見る中で、一番最初に言われるというか、これを言ってないと嘘だろっていうぐらいの
基本情報で、基本的なお話で、自分語りをしないというキーワード。自分語りというのが、どんな教科書みたいな教材読んでも絶対に出てきます。
1ページ目の一番最初の行に書いてあるぐらいの勢いですね。簡単に言うと、世の中の人はあなたに興味なんかないんだよっていう、そこがスタート地点なんだよってことを
きっちり知ろうねっていう表現の一つとして、自分語りは禁止ですということがよく書いてあります。
これは逆の立場になってみればわかるんですけど、例えばあなたが何か悩み事があって調べ物をしようと思っていたという時に、
この人のページに行ったら、もしかしたら自分の欲しい情報があるかなと思って行ったのに、突然その人が自分の自慢話とか趣味とかを押し出して、なかなかその本題に入ってくれない。
こうなっちゃうと、もう最後まで文章とか音声とかが読まれたり聞かれたりしませんよねって話です。
そうですね。悩みと言ってもレベルの低いというか、深刻でない悩みとして、急に明日暇になったからおすすめの映画が知りたいと思って、今やってる映画館でおすすめの映画は何かなと思って、
映画館おすすめというような言葉で検索したりとか、ツイッターとかインスタとかで検索をかけたとします。
その中でタイトルが今やってる映画でこれがおすすめだよということが書いてあるのに、そのブログなりSNSを開いてみたら、
私の映画に対しての思い出を語らせてください。私が映画に出会ったのは小学校5年生の時で初めて見た映画はバックトゥーザフューチャーでなんとかかんとかみたいなことを書いてあって、
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今やってる映画が知りたいのになんでお前の思い出話を聞かないといけないんだよということになって、そのブログとか記事とかは読まれずに違う人のところに行ってしまいます。
ツイッターだったら140文字とか、インスタだったら画像数枚というもうちょっとぎゅっと凝縮されたスペースにはなると思うんですけども、
たった140文字の最後まで読んでくれるっていうのは本当一部で、最初の冒頭に結論が書いてないとか、だらだらよくわからんことを自分語りをしてると、この時点で相手にされないんですよね。
なのでSNSを始める人は、例えば結論から書くとか、自分が思っているとか自分が言いたいことじゃなくて、相手の聞きたいことを書いてあげるみたいな、こういう自分語りをせずに相手の課題解決のために情報を展開していくというのが基本になります。
いろいろなパターンはあるんですけども、まずはこれが大原則です。
この自分語りをせずに相手のために尽くす的なポジションが見えないと。
恋愛なんかとも似てますよね。
自分がこうしてほしいからこうしてほしいからとか、自分の話を聞いてくれ聞いてくれってやってたら、やっぱり彼女候補とか結婚相手候補みたいな人も、
うわ、この人自分の話ばっかりしてこっちの話全然聞いてくれんじゃんということになったら、絶対にそういう恋愛とかもうまくいきませんよね。
簡単に言えばSNSもフォロワーさんとの恋愛関係を築くみたいなね、関係づくりの一つだと思いますので、
まずは自分語りをしないというところを大前提の大前提というかね、これが分かった上で次のところに行かないと、
次のところだけやってもぐちゃぐちゃになってしまうと思うので、まず自分語りをしないということを、まず最初に覚えていただきたいと思います。
2番目のタイトルが、とはいえノウハウは世の中に腐るほど落ちているということです。
分かりやすいのでね、今回ね、婚活というワードを使ってみようと思います。
婚活をね、成功させるにはどうすればいいですかとか、
初めてのお見合いとかマッチングアプリで相手とデートするときに気をつけないといけないのはどういうことですかっていうのは、
キーワードを入れたらね、Googleが何本でもそういうブログがあったりですね、体験談があったり、
場合によって昔ながらの雑誌みたいなものとか恋愛本、婚活本みたいなものがあったりするので、
いくらでも情報はもう世の中に溢れています。
私の悩みはもう人類史上初の悩みだ、みたいなことはないと思うんですよ。
絶対に過去数ヶ月前とか数年遡れば、というかもう2、3分前ぐらいに
多分自分と同じ悩みを持っている人が日本中世界中にどこかにいるので、
それの解決策というのはもうどこかに載ってたりするんですよ。
なのでノウハウだけの発信というのは、はっきり言って意味がないです。
誰でも代わりが欠けるからとか、すでにもう書いてあることだかなということです。
ここでキーワードになってくるのが、あなたの体験談、特に失敗談ということになります。
例えばさっきの婚活の話で言うと、僕もそんなに結婚して長いので、
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そういう本を最近読むことはないんですけども、
初めてのお見合いに行くのにはどういう格好がいいですかって言ったら、
大体スーツをちゃんと着ていきましょうとか、髪を前日に切っていきましょうとか、
そういう俗に言う教科書的なことは世の中にめちゃくちゃ転がってるわけですよ。
じゃあとなると次に、どこまできっちりしていった方がいいのとか、
逆にこんなにきっちりしてたら逆に惹かれるんじゃないのとか、
アドバイスを提示されて、その上で自分がこれやったらどうなるのっていうアドバイスされたら、
少し先の未来を自分が予想してしまうので、そこに対して不安になってしまうわけです。
でもそこは人によって違いますとか、ケースバイケースですっていう魔法の言葉で濁してあって、
本には自分はこうでしたということは基本的に書いてないので、
結局どこまできっちりすればいいんだよとか、どこまでラフな方がいいんだよということで、
人は悩んでしまうわけです。
だからこれは教科書的なものを見ても永遠に解決しないんですよね。
10回読んでも2回10回読んでも、どこまでがいいんだよって答えは出ないんです。
そこで価値が出てくるのが誰かの体験談ということになります。
例えば婚活に悩んでいる人が書いたブログとか本みたいなものがあるとして、
私はお見合い初日に七三分けでバッチリポマドつけて、
コテコテの昔のサラリーマンみたいなね、そんなきっちりした格好でお見合いに行ったら、
こういうリアクションが得られましたみたいな体験談があったら、
それはうまくいったのか、それともダメだったのか、どうなったのということで、
鈴木が気になるというかね、何か自分の参考になることがあるんじゃないかということで、
その人のことに興味が湧くわけです。
別のパターンでお見合いで家族にはスーツを勧められたんだけども、
僕はもうめんどくさいんでカジュアルな格好にしましょうっていう提案をして、
初っ端からカジュアルな格好でお見合いをしました。
寮邸みたいなところじゃなくて、カフェみたいなところでね、
両親含めてお見合いしましたっていう人がいたら、
カジュアルなお見合いってどんな感じなんだとか、やっぱりダメだったのかとか、
いやこっちの方が良かったよとか、そもそもその人と結婚できたのかみたいな、
そういうところも気になったりしてきて、こういうスタイルもあるのかということで、
リアルな声として印象に残るみたいな感じですね。
まあちょっと婚活の話ばっかりしてもね、これは農家向けの情報発信じゃないのかということなので、
農家向けのお話もしておこうと思うんですけども、
例えばやっぱりね、自分の商品を買ってくれたお客さんの意見はどんなものがあるのかっていうの、
これも貴重な体験談ですね。
自分の、例えば僕が売っている商品はごぼうとかね、ごぼうを使ったお菓子なんですけども、
僕がよく言うのは、このごぼうを買ってくださったお客さんの声でこんなものがありますというのをブログに載せてます。
それは入れ歯でなかなかね、固いものが噛めなくなったっていうおじいちゃんが、
このごぼうなら久しぶりに柔らかくて食べられたよっていうお客様の声が届いていますっていう意見がね、
実際にいただいたことがあるんですけども、
それを自分の体験談、自分はお客さんからこういう意見をいただきましたよという体験談を載せることで、
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今からごぼうを買おうかどうか悩んでいるお客さんに、
あ、このごぼうは柔らかくて香りがいいんだねとか、
あ、じゃあうちのおじいちゃんでも食べられるかもしれないねとか、
うちの子供でももしかしたらいつもより食べてくれるかもしれないとか、
何かそういうね、勝手に自分のことに置き換えてイメージしてくれるんですよね。
あったこともない入れ歯のおじいちゃんが、
あ、うちのおじいちゃんだったらどうだろうっていうことでイメージして、
まあ場合によってはそれがきっかけで商品を買ってくれる、
ね、少し高いけどこれを買ってみようとかね、
挑戦したことのない野菜だけどこれを食べてみようとか、
そういうことにもね、なりうるわけですよね。
まあ今のでいうと逆のパターンでやっぱりね、
あの失敗談を伝えてあげるっていうのもいいですよね。
あ、この商品は、うちの商品はこういう人は買っちゃダメですっていうのを、
最近は明らかにね、明示する場合の商品が増えてきています。
SNSで売る上では特にですね、
こういう人は買わないでくださいっていうのが明確に書いてあります。
スーパーとかね、量販店とかで言ったら、
なかなかそんな書き方したらダメでしょっていうね、
ふうに思われるかもしれないんですけども、
それはやっぱりお互いのためにならないから、
この商品はやめて、買うんだったらこっちの方がいいよとか、
買うんだったら別の時期にずらした方がいいよとかね、
明確なこっちとしてもこういうお客さんに買ってほしいんですとか、
こういうお客さんには買ってほしくないんですっていうことを、
自身の体験談として、
こういうお客様からはクレームが来たことがありますとか、
そうですね、例えば僕が売っている商品で、
ごぼうのお菓子っていうのが2種類あるんですけども、
バリバリごぼうとメラメラごぼうっていうのがあって、
メラメラごぼうの方は、
地の人は食べちゃダメですって最近、
クレームじゃないんですけど笑い話でいただいたことがありまして、
めちゃくちゃハバネロが入っててめちゃくちゃ辛いんで、
お尻の方が弱い方は、
辛いものを食べた翌日にやばいことになるので、
これは地の人は食べちゃいけませんっていう声が届いたことがあります。
それによって、あんまり綺麗な話じゃないんで、
どこまでそれをPRするかは別なんですけども、
これはそんなに辛いんだって、
だから僕はやめておこうっていう人もいれば、
俺はビールが好きだから、
そんぐらい刺激の強いやつが欲しいっていうことで、
さっきのネガティブな買わないでくださいがあるからこそ、
じゃあ俺にはめちゃくちゃ向いてるかもしれないっていう風に気づいて、
買う気がなかったのに、
これ辛いんじゃろ、くださいよっていうお話に結びつくかもしれないってことですね。
なのでさっきのは一見、
こういうお客さんに売って失敗しましたっていう体験談が、
他の人にとっての自分にとってはいい経験になるかもしれないっていうね、
呼び水になってみているみたいな感じですね。
こういった意味でもやっぱり、
教科書通り書いてあることとかじゃなくて、
自分の体験談というのは重要になってきます。
ちょっと長くなっちゃったんですけども、
2つ目がこんな感じで、
3つ目が悩んだら失敗談と解決策を語るのが手っ取り早いということですね。
これは俗に言うネタ切れ対策というやつです。
SNSをやっていたりブログを書いていたりしたらですね、
絶対にネタ切れの瞬間があります。
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基本的にはやっぱり新しい情報を得ておきましょうねということで、
悩んだら本屋さんに行きましょうとか図書館に行きましょうとか、
今まで会ったことのない人に会って、
新しい知見を得ましょうというか、
新しい世界を見てみましょうというのがネタ切れ対策なんですけども、
その前に引き出しとして持っておけばいいなと思うのは、
やっぱり自分の体験談と解決策をセットで語るということです。
さっき一番最初に言ったもので、
自分の失敗談というのはもちろん価値はあるんですけども、
失敗談だけを語ってしまうと、
それは一番最初に言った自分語りっていうのになっちゃうんですよ。
僕はこんなことで失敗したんですよとか、
僕はこんな挫折をしたんですよとか、
僕はこんな不幸なことがあるんですよみたいなことを
つらつら書かれているものを読みたいからといったら、
多分そんなに読みたい人はいないと思うんですよ。
特に有名人とかだったらね、
こんな成功してる裏でこんな失敗があったんですね、
こんな努力があったんですねっていうのは読まれるかもしれないんですけど、
どこの誰かわかんない、電車で向かいに座っている人とかね、
Macで隣に座っているおっさんとかが、
いや俺は過去にこんなことがあってのみたいなことを言われても、
突然そんなことを語られてもリアクションに困るんですけど
っていうことになって、
聞きたくない、見たくないとかめんどくさい目にあったみたいなことになると思うんですけども、
これにセットで解決策を提示することによって、
自分語りではなくなり、誰かへのアドバイスということになります。
よく言われる分だったら、悩んだ時は過去の自分にね、
話すのが一番楽だし、説得力があるよってことですね。
実際ね、この僕がやってる音声配信も最近再生数が伸びてきているのは、
私が加工品を辞めた理由とか、私がマルシェ出店を辞めた理由とかいう感じで、
何々辞めたシリーズが伸びているなっていうのを最近ね、
解析データみたいなのを見て思ってます。
多分今からこれをやりますとか、こういう調整をしますという発信はいくらでもあると思うんですけども、
こういう理由で辞めました、なぜならっていうところまで言われたら、
今からそれを始めようとしている人が、
え、なんで辞めちゃうの?俺今からやろうと思ってるんですけど、
と思って気になっちゃうんですよ。
こういう理由で辞めました、自分の体調のことで辞めました、
自分の時間のことで辞めましたとか、お金のことで辞めましたとか、
そういう具体的な根拠がもう自分の体験談なので、
あなたに当てはまるかどうかはわかんないですけど、自分はこうでしたという情報は、
もう絶対そこに嘘はないし、
やりたかったんだけど、こういうのができませんでしたという失敗談は、
必ず誰かに刺さります。
なので、自分自身を振り返る上で、
なんか自分は失敗してばっかりだなって思っている人は、
逆にその情報発信をすることで、
あなたのファンが増えるかもしれないということでね、
すごい宝がもしかしたら、あなたの今までの人生の中で眠っているかもしれないみたいな感じに思ってもらったら、
今までとは違ったファン作りができるきっかけになると思いますので、
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ぜひ今までの自分の体験談、失敗談を封印するのではなく、
自分はこういう失敗をした、なぜその失敗をしたのかとか、
もしもう一度自分がその時に戻れるのならこういうことをしたいとか、
場合によっては、この失敗はしたけど後悔はしてないみたいな、
そういうのも自分にとってはその時必要なことだったんだよみたいなことも、
誰かの背中を押せたりするかもしれませんので、
ぜひあなた自身の体験談、失敗談っていうのを、
農業でもブログでもYouTubeでも何でも一緒なんですけど、
そういうところに体験談とか失敗談を盛り込んでみてほしいなと思います。
最後に宣伝と雑談です。
こんな感じでマーケティング情報や気持ちが楽になる話みたいなのをテーマで音声配信してますので、
音声配信やSNSのフォローもよろしくお願いいたします。
昨日はバリバリごぼうというお菓子を取り扱ってくれる、
とある会社さんの人とお話をしてきたんですけども、
SNSでやり取りをしてた方なんで、初対面というか、
初めて名刺交換をさせてもらったんですけども、
雑談の中でその人の親戚が、
僕が高校の時にやっていた部活のいとこだったみたいで、
もう僕10年15年くらいその先輩と会ってないんですけども、
この高校行ってましたよっていうのを言ったら、
僕のいとこも高校行ってたけど知ってるかなって言われたら、
まさかのピンポイントで僕がお世話になった先輩、
しかももう全然10年以上連絡を取ってないので、
むしろ元気にしてるのかなどうなのかなとか思ってた先輩だったんですけど、
その人のお名前がね、その人からの、
お仕事の相手からパッと飛び出してきて、
なんでこんなところで繋がるんですかみたいな話で盛り上がったんですけども、
やっぱりそういうのもね、SNSとかこういうお仕事での繋がりみたいなのね、
面白いところだなと思いますので、
悪いことはできんという奴の裏返しでありますよね。
ここをかっこわけに隠れてこそこそ悪いことやってたら、
どっかで誰かに繋がってばれちゃうんだよみたいなことにもなったりすると思うので、
皆さん悪いことするのはやめましょうね。
そして情報発信する方はね、
少しずつ頑張ってまたファンを増やせるように頑張りましょうということですね。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
以上OKファームでした。