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2023-08-24 10:00

【生産性の心理学】「怠ける」をなくす3つの方法

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こんにちは、サチュアルコです。今日は、【生産性の心理学】【怠ける】をなくす3つの方法というテーマでお伝えしていきます。
今回、海外でも使われる、ソーシャルローフィングっていうワードにフォーカスしていくんですけど、ソーシャルローフィング、ご存知でしょうか?
これ、ソーシャルは、社会のっていうような意味の英語で、ローフィングっていうのは、仕事をダラダラするっていうような意味があって
これを合わせたソーシャルローフィングっていうのは、心理学用語なんですけど、めちゃくちゃざっくり言うと
人の数が多ければ多いほど、仕事をしなくなります!っていうやつなんですね
これ、働き有りの法則でも、どんだけ真面目な有りさんでも、集団になったら必ずその2割の有りさんは働かなくなりますよっていうのを言われてますけど
やっぱりどうしても、人間も集団になると、どうせ他の人たちも自分と同じ作業をやってるんだろうしなぁとか
自分がちょっと作業をしなかったとしても、わかんないんじゃないかな?とかってなって、怠けることに繋がっちゃうんですよね
人間だものなんです。いやでもこれって人間の心理として当たり前にあるっていうことで
もともとは、今からずーっとずーっと過去に遡って1890年代
その頃に研究で実証されてたことなんですけど、たくさんの研究が行われて、それでも同じような結果が出てるってことで
例えば、大きな声で歓声を上げたり、叫んだり拍手したりさせるっていう実験でも
人が6人組になった時っていうのは、自分が本当に出せる大きな声の3分の1しか叫ばなかったという結果も出ていて
もうね、私もめちゃくちゃ身に覚えがあるなぁと思っちゃって
なんか学生の時、全校生徒で高歌を歌う時も
いやみんな歌うだろうし?ってなって、本域では歌ってなかったし
何かしらの授業で声を出すっていうように先生に言われた時も
他の子たちも声出してくれるだろうなぁっていう甘い考えになって、ちょっとね自分は小さめに声を出すと言いますか
もちろんその時恥ずかしかったのもあったけど
あなたも経験あるんじゃないかなってちょっと思うんですよね
で、人間の真理として、なんでこんなことが起きるのかと言いますと
一つは、人間がお互いに怠けることを期待しているからってことなんですよね
無意識ではあるけど、私たちは次のように思っちゃうそうで
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みーんな少しサボるんだから、自分も少しサーボろ!イェイ!って感じ。これ思っちゃうそうなんですよ
あとは匿名性というのもあって、やっぱりまだ3人とかだったら、パフュームのカシユカ、あーちゃん、のっちね、とか言ってメンバーの名前全員ギリギリわかるくらいではありますけど
AKB48とかってなると、もちろんファンの方はねわかると思うけど
一般的には、あの子の名前は何だろうなーっていうことが増えてくるわけですよね
そう、グループが大きくなればなるほど、個人の匿名性が高まるわけなんですよ
今聞いてくださっているあなたも、自分一人で何かに取り組んでいる時をね、想像してみてほしいんですけど
それがうまくいったら、あなた自身がすごいですねって称賛されて、うまくいかなかったら、もうあなただけが非難を浴びるっていうこともあるわけで
それが集団だったら、もちろんその責任も称賛も分散されるので
自分が受けるかもしれない痛みっていうのも少なくなる分、やっぱりご褒美も少なくなるからこそ、モチベーションっていうのは下がりやすいということになるよね
はい、つまりこういったことが人間はその集団で何かに取り組むって時に起こりやすいからこそ
会社とか組織とかチームで働く人は特に意識しなきゃいけないポイントっていうのが言われているわけなんです
じゃあそのソーシャルローフィングっていうのを減らすにはどうしたらいいのかと言いますと、3つのポイントがあるんです
1つはタスクの重要性を知るってことですね
実は人間ってその自分がやるタスクが本当に重要なものなんだって思えたら、怠ける行動が減少するっていうことが研究でわかってるんですよ
なので例えば会社で一人一人の生産性を高めるには、その一つ一つのタスクがいかに重要なものなのかというのを社員一人一人に伝えたり
チームで取り組むならそのメンバー一人一人に伝えるっていうことですよね
あとこれは私も何か始めるっていう時はずっと意識していることなんですけど
個人でも何か取り掛かる前に、この作業がどれだけ重要なのかというのを自分の心の中でも意識してから仕事すると、とても生産性が上がっていいです
おすすめです
では2つ目、グループの重要性を知るってことですね
そう、実はグループがそのメンバー一人一人にとって重要だったら、みんなもっと一生懸命働くというのもわかってるんですね
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これは1998年に実験されてるんですけど、2つのグループに分かれて紙のペーパーの鎖を作るっていうね、作業してもらう実験で
一つのグループだけは、ちゃんと一人一人名札をつけて、みんな同じコートを着させて、ちゃんと競争意識を持たせてるんですよね
そしたら結果、どうなったかというと、何も与えられなかったグループに比べて、その工夫されたグループっていうのはね、5本も多く鎖を作られたってことなんです
すごくないですか?なのでチームとしての意識とか競争心もですけど、グループでやる意味とかその集団の重要性を知るというのも大事なポイントなんです
では3つ目、サッカー効果を減らすってことですね
サッカー効果というのはもう、オーバーヘッドシュートとか、もうそれ一切関係なくて、関係ないんですけど
じゃなくて、働きすぎたり、何かに貢献しすぎたりして、他人からいいかもだと思われるのが嫌だからこそ、集団の中で努力を減らすってことを表す言葉なんですね
やっぱり他の人たちがサボってるのに自分だけ努力して騙されるのは、それは絶対嫌って人間思うそうなんですよ
確かに例えば、みんなで力を合わせて1000バズルを折るって約束していたとしてね
自分一人だけ黙々とさ、めちゃくちゃ頑張って、ほとんど1000バズル完成するところです!ってなった時に
どうかな、他のみんなもいい感じにやってるかなって見に行ったら、もしね、自分以外の他のみんなが寝転がってネットフリックス見てたら
なんで?ってなりますよね。そこにさ、また美味しそうなピザとってたりしたら、なんでなんで?ってなりませんか?
いやなるんでしょ。人間だものです。これあるんですよね、こういう感覚が
とにかくこういう現象が起こることも理解した上で、私たちはその思考を減らすのが大事っていうことなんですよね
だからその会社としては、それぞれのメンバーの貢献度っていうのをしっかり評価したり
一人一人の貢献が本当にその人にしかできないものっていう、個人にフォーカスして伝えるっていうことも重要だということでした
人間って面白いですよね。でもこれは人間の心理として普遍なものでずっと使えるものだと思うので
仕事に限らず、まあ何か地区の集まりだとか、PTAとか、同窓会とか、なんかこう班に分かれる時とか
小学校の時、班長ってありましたよね。懐かしい班長。まあそういうやつ
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これからチームで何かに取り組む機会というのがあったら、ぜひぜひ参考にされてみてください
今日は生産性の心理学、ナマケルをなくす3つの方法ということで
1つ目、タスクの重要性を知る
2つ目、グループの重要性を知る
3つ目、サッカー効果を減らすというこの3つご紹介いたしました
今回は、今すぐ行動する自分になる方法についてガッツリ話している回をチャプターに貼ってますので
もしよかったらこちらもぜひ合わせて聞いてみてください
これからもフリーランスの学校で楽しく一緒に学んでいきましょう
私、幸あることはまた次の木曜日お耳にかかりますが
ちょっと時間が余ったので言うと、収録中にクモがいて、今どこにいたのかわからなくなりました
ということをお伝えしながら、毎日お疲れ様です
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