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こんにちは、サチュアルコです。今日はボイシーのハッシュタグ企画で、「寂しい時間をやり過ごす」というのがありましたので、私が仕事がなくてめちゃくちゃ寂しい時間、どう乗り越えてきたのかっていうのをシェアさせていただきながら
不安解消、仕事がない、それがチャンスですというテーマでお伝えしていきます。
私は11年間表に出て喋る仕事をしてきたんですけど、そのうち比較的安定して、割とちゃんとお仕事をもらえるようになったのが、7年経ってからぐらいなんですよ。
だから本当に、その喋り一本で食べていけるようになったのが後半の3、4年で、それまでも7年間ずーっとアルバイトと並行して、必死に頑張ってきたんです。
これはね、どれぐらい伝わるかわかんないんですけど、もうめちゃくちゃ辛いんですよ。この7年というのは、周りは普通に大学卒業して就職していて、友達とかもボーナス普通にもらったり、昇格したり、親とね、自由に旅行に行ったりっていう風にする中で
私は一人なかなか目が出ずに、というか7年もアルバイトしながら、それも深夜の工場のバイトとかで生活も不規則だったし、私は本当にこの仕事で食べていけるようになるんかなって、正直わからなくなる瞬間もたくさんあって
私もその仕事をもらえるようになって、忙しくなってからは、お休みがあったらどんだけいいだろうって思ってたんですけど、自分はお仕事をめちゃくちゃ頑張りたいのにもかかわらず、暇な時って本当にメンタルに来るんですよね
どうやっても同じ業界の売れっ子とされる子たちと比べて落ち込んじゃうし、このままお仕事もらえなかったらどうなるのかなとかって無駄に不安になってましたし
そういう時ってね、自分に自信がなくなって、ますます自分から輝き、魅力がなくなっちゃって、新しいお仕事を手に入れることもできなくて
それでもね、生活するためにアルバイトして踏ん張ってたんですけど、自分これでいいんかな?別の道が良かったんじゃないかな?とかって悩みが出てきて、もうどんだけ辛かったかわかりません
でもそういう時期を私が乗り越えられたのが、自分に考える隙を与えないっていう方法だったんですよね
これに関してまず、私も好きな老子の教えっていうのがあるんですけど、老子の名言に
もし落ち込んでいるなら、あなたは過去に生きている。もし心配しているなら、あなたは未来に生きている。もしあなたが平穏を感じているなら、あなたは今を生きている。っていうのがあるんですよ
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もし落ち込んでいるなら、あなたは過去に生きている。もし心配しているなら、あなたは未来に生きている。もしあなたが平穏を感じているなら、あなたは今を生きている。っていう言葉ね
この老子が大切にされていた考え方の軸に、人生とは川の流れのようなものっていうのがあるんですけど
川の流れに身を委ねるというのが一番心地よくて、自然に抵抗なく前に進めるということで
例えば流れていくうちにね
そういえば先週、あれ失敗しちゃったなぁ。なんで先週自分あんなことしたのか、なんでかって
ある意味その過去にこだわって、川の流れに反してね、逆に進もうとしたらそれだけ自分に負荷がかかってきつくなるし
逆に、自分10年後どうなってるんかな、10年後の自分どうなっていくのかも不安で不安でたまりませんって
めちゃくちゃ未来が気になるから、急いでねきつい思いしながらも、スピード出して前に進もうっていうのも変な話でして
急がなくても自然に任せてたら進むのに、なんで焦るんですか?流れに身を任せましょうやーというのが老子なんですよ
でも本当にこれって大切な考え方だよなぁと思っとって
これこそが過ぎ去った過去への後悔とか、これから起こることへの不安とかをなくして、今ここに生きるっていうことの大切さを教えてくれるものなんですけど
なんでこれが自分を大切にすることにつながるのかっていうと、自分を大切にすることにつながって
どうしても私たちって過去に囚われて執着しちゃうと、そのままの自分を受け入れることができなくなっちゃうんですよね
長く生きてたらやっぱり人間なので、過去にねすごく恥ずかしい思いをして、わー失敗したっていうこともたくさんあると思うんですよ
私も、あーオーディション落ちたー自分は人よりもやっぱりダメなんだなーとかっていう思いをいろいろしてきたし
人間なので一人一人ね何かしらいろいろあるはずではあるんですけど、こういうネガティブな感情にずーっとしがみついちゃうと
川の流れでいうところのなんかね、川岸に生えてる藁にすがってる感じ
で、自分としては良かれと思ってすがってるんだけど、でもそうなると自分もきついし前に進めないし、もう成長もできないっていう悪循環なんですよ
なので老子はそういう自己判断っていうのを手放して、過去は変えられないものってことを受け入れてみてねってお勧めされていて
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過去の経験は貴重な教訓っていうので受け入れて、今現在の自分を作ってくれている土台として捉えることで
いろんな自分を受け入れることにつながって自分を大切にすることができるっていうことなんです
これは未来への不安も一緒で、私たちってどうしてもね、これからどうなるのかなーって先のこと心配しちゃって不安感じたり怖がったりしちゃうんですけど
老子から言わせれば、いやいやいや、それが今の自分の喜び妨げとるんよーっていう話で
未来というのはもう誰にとっても予測不可能なものですし、その予測しようとしてもできない未来に過度に注意を向けすぎると
今この瞬間に得られる喜びとか心の平和が奪われちゃうんですよね
今の目の前にある自分を幸せにしてくれているものも全部全部見逃しちゃうわけですよ
そういう意味での今を生きることの大切さっていうことなんですけど
ただね、意外に仕事がうまくいってない時、仕事が取れてない時の暇な時って、今に集中するのが本当に難しくて
アルバイトしていてもね、不安と後悔しか出てこないんですよ
私も深夜の工場でね、冷凍のお肉を半分に折るっていう不思議な作業をしてたんですけど
お肉を半分に折りながら、私どうなるのかなってめちゃくちゃ考えちゃっていて
もうマインドフルネスになりようがない状態だったんですね
だからこそ、そういう時は自分に考える隙を与えないぐらい
もう自分を磨く作業でいっぱいにするっていうのを実践してたんですよね
自分の夢とか自分の目標を達成するために、そのためのプラスになる作業
最初の7年間というのは本当に、私もどうやったらお仕事を勝ち取ることができるのか
自分の見た目も一生懸命磨いて、視覚の勉強もそうだし
自分のスキルを上げるために、とにかく努力するっていう時間に変えて
ある意味その忙しくて、他のスキルを磨く時間さえない人からすると
時間があるって、とっても羨ましい状態でもあるので
この時間、チャンスに変えた方が絶対いいはずなんですよ
だからお仕事がない時って、前に進んでいる感覚をつかみにくくってすごくきつかったんですけど
自分がやるべきことでいっぱいにして、あえて自分を忙しくして
前に進んでいる感覚を自分で作るというのが
当時の自分にとっては心がすごく楽になる過ごし方だったし
今目の前のことに集中するっていうマインドフルネスにつながってたなぁって思います
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なので特に考えてしまう時とか、自分はやりたいのに仕事が全然取れなくて寂しい時
自信がなくなっちゃうし不安になってしまうんですけど
やっぱり簡単に身につけるのが難しいスキルとか仕事法と
時間はね、どうしてもかかっちゃうんですよね
ただちゃんとゆっくり着実に身につけたスキルっていうのも間違いなくあなたの武器になります
なのでそれを踏まえた上で時間を使って自分を前に進めてくれることを一生懸命やってみてください
暇な時間は大チャンスです
なんとかなります
今回の内容もちょっとでも何か参考になれば嬉しいです
今回はもう一つ手塚治虫の失敗からの人生哲学
一流のインプットとはというテーマで話してる回チャプターに貼ってます
ぜひ