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2025-09-23 10:00

クオリティが上がる「質感ちょい足し」のすすめ

ほんのりテクスチャで、のっぺり感が程よく消える◎


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サマリー

フリーランスデザイナーの千舞子さんが「質感ちょい足し」というテーマで、デザインにおける質感の重要性とその効果について語ります。特に、質感を加えることでデザインのクオリティが向上し、プロフェッショナルな印象を与えることに焦点を当てています。

質感の重要性
こんにちは、フリーランスデザイナーの千舞子です。
今日は、クオリティが上がる質感ちょい足しのすすめ、というテーマでお話ししていきます。
今日のテーマは質感ですね。
最近ですね、この質感の重要性というか、質感があるとなんか高見えするよね、みたいな経験をしたので、
今日はこれをテーマに取り上げたいと思います。
最近身近で感じた、その質感の力っていうのが、最近部屋のカーテンを新しく買おうとしていて、
ネットの楽天でいいカーテン屋さんを見かけたので、そこで生地のサンプルをいくつか取り寄せたんですね。
で、いくつかカーテンの中でもグレードがあったりするんですけど、同じグレード、同じ価格帯の同じグレードで、
ただ色だけ違う、色違いでいくつか取り寄せていて、そのただ色が違うだけなんですけど、
色によっては、なんか布感がしっかりわかる。
なんだろうな、布の縦横の編み方の質感がしっかり出ている色の方が、なんか高見えするなって感じたんですよ。
せっかく部屋に、これは完全に好みですけど、部屋につけた時に、カーテン閉めた時に、
ただののっぺりした色のカーテンよりも、私は布の感じがあった方がなんか寂しくなさそうだなと思って、
色自体は全部シンプルな単色なカーテンなんですけど、
単色なんですけど、ちょっと布の編み方、編み具合がわかるみたいな、
簡単に言うとなんだろうな、浅っぽい、ナチュラル系の布っぽく感じたカーテンの方が、
なんか質感で感じられていいなっていうことが最近あったんですよ。
なので、これってデザインにおいても同じことよくあって、
実際になんかテクニックとしてよく使うんですよね。
その背景に、ただの赤い背景を使ってるにしても、
ただ赤のベタ塗りより多少グラデーションが入ってたり、
あるいは質感、デザインで言うとテクスチャーって呼んだりするんですけど、
なんか、なんだろうな、ざらっとした質感。
これはちょっとデザイン、テクスチャーとかで調べてみると、
素材がたくさん出てくるので、気になる方ぜひ調べてみてほしいんですけど、
そういうなんかざらっとした感じ、なんかのっぺりな、ただのベタ塗りじゃなくて、
赤は赤なんだけど、ちょっと凹凸を感じるとか、
なんだろうな、紙でも、用紙、ペーパーでも、
ただ、なんだろう、紙の種類によって質感って違うじゃないですか。
なんか画用紙っぽい、多少凹凸を感じるものとか、
なんかキャンバス地、ちょっと布っぽい編み目を感じられるようなものとか、
そういう感じでデザインの背景も、ただののっぺりベタ塗りじゃなくて、
何かしらテクスチャー、その質感、物の質感を背景に乗せてあげると、
それだけでデザインのクオリティが一気にグッと上がるので、
今回それについてちょっと詳しくお話ししていきたいと思います。
今日の結論で言うと、もうここまででお話ししている、
質感とかテクスチャーを足すとデザインの全体のクオリティがアップしますよっていうお話でしかないんですけど、
テクスチャーの効果
じゃあなんでその質感足すだけでプロっぽくなるというか、安っぽさがなくなるのかっていうところと、
実際にデザインに取り入れる時の注意点を詳しくご紹介していきたいと思います。
まずはなんでテクスチャーを足すとプロっぽくなるのかっていうところで言うと、
何もないのっぺりなベタ塗りの状態って手抜き感があるんですよね。
もちろんあえてベタ塗りとかでデザインを作ってるなら全然いいんですけど、
そうじゃなくて、なんとなくベタ塗りでなんか寂しいけどどうしたらいいかわかんないみたいな、
なんか全体的にまだ安っぽいんだよなーみたいな時は、
ぜひ背景にテクスチャーを載せるっていうのをやってみていただきたいです。
テクスチャーって例えば、私が会社員時代によくやってたのは、
その取り扱ってたデザインがパチンコ系のデザインが多かったので、
その鉄板の質感とか、なんだろうな、わかる方はイメージしやすいと思うんですけど、
北斗の拳とか、そういうなんだろうな、少年漫画みたいな系統のものって、
あとそうだ、スポーツ系とかのデザインでも使われるんですけど、
なんか背景に鉄板の、なんかザラッとした、傷ついた鉄板のガガガって感じ。
あとなんかザラザラっていう黒い点々が散りばめられてるじゃないですけど、
そういう質感を背景の、例えば赤字なら赤の上に定山っていう、
これまたちょっと専門用語になっちゃうんですけど、定山とかオーバーレイっていう、
なんか画像を重ねる加工みたいなものがあるんですよね。
これイラストレーターとかフォトショップっていうアドビ製品はもちろんあるし、
キャンバとかでもね、ちょっと調べてみたら、
アプリを使うことでそういうフィルターというか、
画像を重ねる加工っていうのができるみたいなので、ぜひ取り入れていただきたいんですけど、
この色の上に画像の質感だけ上から乗せるみたいな、重ねるみたいなことがうまくできるんですよ。
で、それとかで、例えば鉄板の質感だったり、
あとはナチュラル系だったら、それこそ麻とか画用紙みたいな布?
ただベージュっていう色を一つにしても、
まぁなんだろうな、一色、ベタ一色のベージュじゃなくって、
浅っぽい布の質感を乗せたり、あと画用紙っぽいちょっとクリーミーな画用紙を背景に敷いてみたりとか、
そういうことをするだけで一気にクオリティが上がります。
あとは質感の例で言うと、木材?木目とかありますね。
なんか和風なデザインを作っている時のフレームの一部分に木目を入れてみたりとか、
竹っぽいデザイン、質感にしてみたりとか、
あとは女性の化粧品とかフレッシュさとか水みずしさを出したいデザインの時は、
水の波紋?水面の質感を重ねてみたりとか、
そんな感じで質感を足すっていうことができると、
ただの色だけの状態より、やっぱ一手間加えてるっていうところが、
プロっぽさとか、ちゃんとしてる感に繋がるんですよね。
なので、そういう質感つけることでのっぺり感とか素人の手抜き感がなくなるので、
クオリティーが上がってプロっぽく見えるっていうことに繋がります。
デザイン実践の注意点
実際これデザインで取り入れる時の注意点としては、
テクスチャーのせいで手前のデザインの情報が見えなくならないようにする。
なのであくまで、これもテクスチャーの種類によるんですけど、
例えば紙、画用紙っぽいザラッとしたデザインなら、
白い部分と陰の部分、凹凸の陰の部分ってそんなに差がないので、
よく見たら画用紙だぐらいの感じのさりげない質感なので、
そういったものはすごく扱いやすい。
そのまま背景に敷くだけで、普通に文字の情報とか載せやすいんですけど、
そうじゃなくて、例えば木目のテクスチャーとかちょっと扱いづらい部分があって、
木目ってその溝になっている部分は、
結構暗い茶色とか黒の木目が多かったりするんですよ。
そういう時って、その上に黒い文字とか載せると、
重なった部分が読みづらくなったりするんですよね。
なのでテクスチャーを載せる時は、
何も考えずに全部がっつり載せるんじゃなくって、
ほんのり質感がわかればいいので、
あんまりその存在感ありすぎて、上の情報が見づらくなるようなら、
テクスチャーちょっと透明度上げて、
透ける、後ろが透けるように薄くしちゃうとか、
そんな感じで程よく質感を載せるっていうのができると、
その他の情報の邪魔もしないし、
かつ寂しさも程よく埋まるっていう使い方ができるので、
このあたり気をつけてうまく取り入れていただければと思います。
以上です。今日も最後まで聞いてくださりありがとうございます。
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