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2025-07-01 10:00

一番かんたんな「整える感覚」の磨き方

文章の見た目に意識を向ける【①文字同士の余白 ②線の太さや形による印象のちがい】


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サマリー

デザインのセンスは知識や経験を積むことで磨かれ、整える感覚を鍛えることが重要です。特に、文章の見た目を整えることで、読みやすさや印象が大きく変わることが強調されています。

整える感覚の意義
こんにちは、フリーランスデザイナーのちえふねこです。
今日は、一番簡単な、「整える感覚の鍛え方」というテーマでお話ししていきます。
いつもですね、私はデザインはセンスじゃないよっていうのをよく発信してるんですけど、
今日はそのデザインはセンスじゃなくて、ちゃんと知識とかで身につくもの、身につくスキルであって、
そのいわゆるセンスっていうのは、ちゃんと積み重ね、知識だったり経験の積み重ねで磨かれていくものだよっていうふうに発信をしていて、
今日はそのセンスの磨き方の方のお話になります。
今日はその、整えるっていう感覚、そのデザインの余白だったり、要素の位置を揃えるとか、
そういう感覚、その感覚、余白の間の、要素同士の間の余白がなんかここ違和感あるなみたいな、
そういう違和感に気づける力っていうのは結構感覚的なものだったりしてくるのかなと思うんですけど、
そういった感覚を鍛える一番簡単な方法っていうのを今日はお話ししていきます。
ズバリですね、その簡単な方法っていうのは、文章の見た目を整えるっていうところですね。
文章の見た目、もうこれに結構デザインのいろんな基礎というか要素が詰まってるんですよね。
文章の見た目ってどういうことかというとですね、文章にも読みやすい読みにくいってあるんですよ。
例えば、私たちの身の回りの既製品、本、読書する本だったり、
郵便で届くハガキとかチラシとかってもうすでに整ったものなので、違和感って感じにくいんですけど、
いざ自分でバナーだったり、何か告知画像とか作ろうとした時に、すっごく読みにくい文章になってることあるんですよ。
私も自分で初めてデザインした時とか、めちゃくちゃ読みにくい文章作っちゃって、
先生に指摘されて初めて気づくみたいな、そういうことよくあったんですけど、
そういうね、まず意識してないと気づけない部分の一つとして、この文章の見た目っていうのがあるので、
このまずは文章の見た目を整える。
その読みやすい文章と読みにくい文章っていうのがあるっていうことをまずは知る。
これがスタートラインになりますね。
それを知った上で、じゃあどんなふうにその文章の見た目を整えるって、どういう視点で整えていくのかっていうところなんですけど、
大きくポイントは2つあります。
まず一つ目は文字周りの余白に注目する。文字周りの余白ですね。
例えばその大きく2つあるんですけど、文章の隣り合う文字同士の距離と、
あとは文章の場合複数の行に渡って書かれている文が多いと思うんですけど、そういった場合の行の間の隙間ですね。
ぜひ手元に本がある方はいくつか何冊か見比べてみてほしいんですけど、
多分本によってこの行間、行の間の隙間とか文字同士の隙間って違いがきっとあるんですよ。
特に文章同士の文字間はそんなに変わらないかもしれないんですけど、
例えば目字部分の見出し、見出しのところだけやや広めになっているものがあるかもしれないですし、
もしかしたら本文よりやや狭め、狭い文字間になっているものとかもあるかもしれないです。
文章とタイトル、見出しの見せ方の違いとかもうちょっと注目してみると何か発見があるんじゃないかと思います。
あとは行間ですね。この行間については本当に初心者あるあるで、
自分でデザイン作って文字、文章のデザインやってみると起こりがちなミスとして、
この行間がめちゃくちゃ狭いっていうことが結構起きます。
基本的に行間はだいたい1.5、文字の高さの1.5倍ぐらい空けるといいって言われていて、
デザインツールのキャンバーとかでも初期設定であれば1.4ぐらいに確かなってるんですよね。
だいたいそのぐらい1.5前後ですね。
であとは自分の作りたい印象によってもうちょっとゆとり多めにするのか、
まあでも少なくとも1.4よりはあんまり狭くしない方がいいかなとは思うんですけど、
それも文字のサイズによってもちょっと印象とか変わってくるので、
そういうその文字の行間で読みやすさ、読みにくさが変わるっていうのは一つ肝に銘じておくといいかなと思います。
基本的にはこの文字間、文字同士、隣り合う文字同士の隙間よりも行間を広くとるっていうことができていれば、
ちゃんと文章として読みやすい余白の調整、余白のバランスにはなるかなと思います。
これがですね、ズバリこの文字以外のデザインにも役立つ感覚になるんですよ。
そのデザインの4原則に近接っていう項目が一つあるんですけど、
その関連するもの同士をしっかり近づけて、そうじゃないものは距離を置いてちゃんと見えない線を引くというか、
余白を使ってちゃんとグルーピングするみたいなデザインの基礎、基本原則が一つあるんですけど、
これがまさにこの文字は文字周りの余白でも読みやすい文章ではそれが発揮されてるんですよね。
その近接っていうのが。
その近接の感覚、センスを磨くためにも、
この文字周りの読みやすさとしてどういう余白のバランスになっているのかっていうのを注目してみると、
感覚、センスが鍛えられると思います。
フォントの印象とセンスの磨き方
続いて2つ目のポイントはフォントの線の太さや形の違いによって印象が変わるっていうのを知ること。
この線の太さとか形の特徴って本当に文字に限らずデザインで何か作るとか見た目で表現するってなった時にめちゃくちゃ大事な要素なんですよ。
やっぱり全体的に細い線とか華奢なもの、華奢なあしらいとかを使うと、
そうすると全体的に余白が多めになるんですよね。
そこから落ち着いた印象とか上品な印象に繋がったり、
逆に線が太めだったらカジュアルな印象とか、
より余白も狭くなるので、そうなった方がより親しみやすいとか、
ハードルが低そう、簡単そうみたいな、そういった印象にも繋がりやすい、
見た目の特徴だったりするんですよね。
そういったことがフォントからも学べちゃうんですよ。
なのでこれもぜひお手元の本とか見比べていただくと、
その本によっては部分的に太字になってるところとかあるじゃないですか。
それの書体が変わってるものとかあるんですよね。
通常の本文は基本ミンチョウ体、細めのミンチョウ体で書かれてるのに、
太字のところだけゴシック体になってるとか、
私もさっき見つけたんですけど、
一方でずっとミンチョウ体、太字のところもミンチョウ体みたいなものもあるんですけど、
それぞれ結構印象が違ってですね、
どっちの方がすっきり見えるかなとか、力強く見えるかなとか、
自分なりにどういう印象を受けるかなっていう感覚で見てみると、
そのあたりのセンスもどんどん磨けていくかなと思います。
ということで今日はセンスを磨く方法として、
文字の文章の見た目っていうのを2つの視点で注目してみてくださいというのをご紹介しました。
ぜひ本当に本、本屋さんとか家にある本でも何でもいいんですけど、
ぜひパラパラといくつか見てみると、
それぞれ印象の違いって結構あるので、
その余白の取り方はどうだろうとか、線の太さ、形はどういう違いがあるんだろうとか、
そういう着眼点でぜひ観察してみてください。
以上です。今日も最後まで聞いてくださりありがとうございます。
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