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こんにちは、グラフィックデザイナーの千鋭子です。今日は、実績ほぼゼロの苦手なロゴデザインで仕事を受注できた理由ということでお話ししていきます。
昨日の放送会でですね、周平さんから軽くご紹介があったんですけど、フリーランスの学校のロゴデザインがリニューアルに伴って新しくなっておりまして、これを今回私の方で制作させていただきました。
このロゴデザインなんですけど、正直に言うと私すっごく苦手な分野なんですよね。そんな苦手な私がなんでロゴデザインの仕事をこうして引き受けられたのかっていうのを今日はお話ししたいなと思います。
理由は大きく2つありまして、1つ目がSNSやコミュニティでの活動をきっかけに指名でお仕事をもらえたから、2つ目がデザインセンスは磨けるから、この2つの理由で苦手なロゴデザインでもお仕事を受注できました。
まず1つ目から具体的にお話ししていきます。
1つ目のSNSやコミュニティでの活動をきっかけに指名でお仕事をもらえたっていうのを、私が初めてロゴデザインをもらったお仕事で具体的にお話ししていきます。
これはフリコのロゴデザインではなくて、今年の春にWAFクラブズっていうNFTプロジェクトの会社からロゴデザインのお仕事をいただきました。
この時私は本当にフリーランスとしては全くロゴデザインのお仕事をやったことがなくて、自分のポートフォリオにもロゴデザインっていうのは載せてなかったんですよね。
会社員時代にデザイナーとして働いてた時にロゴデザインをやったことはあったんですけど、本当に数えられる程度、年に1回あるかないかぐらいのお仕事のジャンルだったので、全然慣れてないし、
当時から社内でコンペ的な感じで他の人と複数案提出するみたいな形でやってたんですけど、自分の作ったロゴが採用されるっていうのがあんまりなくて、当時からあんまり自信がなかったんですよね。
それぐらいロゴデザインに慣れてなくて実績もほぼない状態の私に、ワークラブズさんがなんでロゴのお仕事を依頼してくださったかというと、これは具体的に直接言われたわけではないんですけど、
今振り返ってみると、その理由はSNSでの発信だとかコミュニティでの活動をきっかけに、私のチフネコの存在とかデザインスキルっていうのを知ってもらえてたからだなと思います。
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実際にロゴのデザインのお仕事をもらう直前、1ヶ月前とかに別件で和服クラブのコミュニティの中で、クラファンNFTっていう画像のデザインを依頼されたんですよね。
その依頼された理由が、私の普段SNSで発信している内容、デザインの根拠だったり図解だったりっていう投稿を見てくださって、いつかチフネコさんにお願いしたいと思っていたみたいな形でお話をしてくださったのと、
あとは和服クラブさんが普段やってるイベントに、その一参加者としてイベントに参加してたんですよね。ファンアートコンペだったり、そういうのがあって、私は絵は描けないんですけど、デザイナーとして和服クラブさんのキャラクターを使ったポスターを作るっていう形で参加してたりして、
そういったこともあって、私のこともちょっと認知してもらえてたみたいで、そのSNSやコミュニティをきっかけに別のデザインのお仕事、ロゴデザインじゃなくて、別の普通のグラフィックデザインのお仕事をやってたっていうのもあります。
なので、そのデザインがあったからこそロゴデザインにつながったのかもしれないですし、いずれにせよ、発端はSNSで普段発信していた内容だとか、あとはコミュニティの中だったり、コミュニティがやってるイベントに参加したりっていう活動をやってたからこそ、
チフネコっていう存在を知ってもらえて、個別にお仕事をご相談いただくきっかけになったっていうのがあります。あとは、この指名でお仕事をいただけるっていうのがすごくありがたくて、
農機もすごく柔軟にこちらの希望を聞いてくださるんですよね。 なので、その自分が苦手な分野でもしっかり制作期間、こちらの希望を伝えて、無理のない範囲でお互いスケジュール調整してくださって、そのおかげで何とか私も苦手な分野でもたっぷり時間取って制作できたっていうのがあります。
続いて、苦手なロゴデザインで仕事を受注できた理由2つ目が、デザインセンスを磨けるからっていうのがあります。これはどういうことかというと、その
先ほどの話で、いくらSNSとかコミュニティのおかげでお仕事を作るきっかけ、お仕事の依頼が来たとしても、その仕事が自分が苦手でできない内容なら断るしかないじゃんって思いますよね。
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私も本当に最初、初めてロゴデザインを個別で仕事をいただいたときは、初め断ろうかと悩んだぐらい本当に苦手だったんですよね。
でもやっぱり、それでも引き受けた理由っていうのは、そのときはただただお仕事をくださった方がすごくお世話になっている方だったので、そんな方のお願い断るわけにはいかないって後で冷静になって、
自分ができる唯一のスキルといっても過言じゃないデザインでお役に立てるならぜひって形で引き受けたんですけど、もっと根本的な理由として、センスは磨ける、デザインセンスは磨けるからっていうのがあります。
デザインセンスを磨けるっていうのがどういうことかというと、すっごくすっごく平たくいってしまうと慣れです。
私がここで言ってるデザインセンスっていうのは、感覚的になんとなくね、条件にぴったりな最適なデザインを作れることをデザインセンスがあるって私は呼んでるんですけど、
このデザインセンス、苦手意識なくそういうデザインをする力っていうのは、インプットとアウトプットを繰り返すことでどんどん磨けます。
なのでここからロゴデザインの話に戻ると、私はそのロゴデザインがなんで苦手かっていうと、普段やってる広告のデザインとやってるプロセスがちょっと違うんですよね。
その広告のデザインは、ある程度材料を与えられるんですよ。文字情報だったり使う素材、キャラクターとか写真を与えられた状態で、それをポスターなりバナナなりに組み替えて仕上げるっていうお仕事が多いんですけど、
ロゴデザインになってくると、その会社やブランドの思いを形に落とし込まなきゃいけないんですよね。
ある種アート寄りと言いますか、与えられたパーツ、材料を組み合わせて形にするんじゃなくて、言葉、概念を形で表現するっていうのがロゴデザインだったりするんですよね。
なので、制作自体に慣れてないっていうのがすごく自分の苦手意識にもつながってます。
ただ、それでもなんとかロゴデザインとしてちゃんと仕事ができたっていう理由は、さっきお話ししたデザインセンスは磨けるからっていうのがあります。
その納期にすごくゆとりがあったおかげで、改めてロゴデザインについて学ぶ機会とか、インプットする時間っていうのがたっぷり確保できたんですよね。
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なので、苦手なロゴデザインでもしっかりお仕事として納品することができたなと思っています。
で、この初めて作ったロゴもSNSで発信させてもらったんですよね。こういうロゴ作りましたっていう形で。
そしてそれを見かけたしゅうへいさんが今回私の方にもお声掛けくださったっていう流れがあります。
という感じで、SNSでの自分の発信がきっかけだったり、あとはコミュニティの活動をきっかけに、こういう自分の実績がない分野のお仕事でも依頼が来るチャンスがあるんだよっていうお話でした。
以上です。キクダケフリーランス講座の毎週火曜日はこんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています。
最後まで聞いてくださってありがとうございます。
ありがとうございました。