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はい、みなさんこんにちは。では、核論第1回ということでですね、今回はですね、カンナビノイドの歴史についてお話ししたいと思います。
歴史、なんかもうそれ聞くだけでですね、私がこの試験、授業で歴史が一番嫌いでしたっていう人は絶対いると思うんですけども、歴史というのはですね、何の勉強をするのにもやっぱり大事なんですね。
どういう経緯があってこういう風になってきたのっていうのをですね、ちゃんと紐を解かないと、実はこれから先、今の状況を考えていくと同じ過ちを繰り返してしまう可能性があるからですね、何でもそうなんです。
手術を僕らが勉強する時もそうなんですけど、歴史っていうのはすごい重要になってくるんですね。なので、できるだけ面白くですね、この歴史についてもお話したいと思います。
ではですね、まずCBD、前回お話ししましたようにカンナジビオールという物質ですけども、これは生理化性物質カンナビオイドの一つだよってことをお話ししました。
野菜とか植物に含まれているファイトケミカルっていう風な物質ですね。
このカンナビオイドですね、今今回お話ししますCBDだけじゃなくて、前回お話したTHCという中毒性のあるものがあったり、実はその他にもCBGとかCBNとかですね、いろんな物質があって、現在のところ130種類ぐらいあると言われています。むちゃくちゃたくさんあるんですね。
中でも有名なのがこのCBDとTHCなんですけども、前回もお話ししたこのTHCっていうのはヤバいやつでしたよ。こっちはですね、気持ちがハイになっちゃうやつですね。精神の活性作用があって、いわゆるマリファナの主原料になっているやつ。
日本ではもちろんこれは使うことはできないですね。一方でこのCBD、今回お話しているこいつですね、こいつには精神活性作用がないというふうにも解明されています。なので日本での使用ももちろん問題はないということになります。なのでCBDとTHCは全然別物なんだよっていうのは理解しておかないとですね。
1960年代にTHCとCBDというのが見つかったんですけども、いかんせんTHCのマリファナが薬物としての認識が強くて、世界的にも体の中でどういうふうに作用するのかというのはあまり積極的に調べてこられなかったという歴史があるんですね。
ところが1990年代、ここで大発見があるんですけども、実は私たちの体の中にも内院性カンナビノイドっていうのがあるんだよっていうのがわかったんですよ。これがエンドカンナビノイドシステムっていうですね、ECSとかいったりしますけども、実はですね、これが私たちの普通の生活をする中で神経であったりとか免疫細胞であったりとか、
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エンドカンナビノイドシステムってものすごく関与してるんだよっていうのがわかってきて、じゃあ調べた方がいいんじゃねっていうところで研究が進んでいったんですよね。
で、いろんな研究者が、実はエンドカンナビノイドっていうのが調べていく中でCBDとかTHCっていうのを調べていくんですけども、なんとなんと調べていけばいくほどTHCはやばいのがどんどんわかっていったわけですね。これは確かにやばいよねと。
もう細胞のレセプターにガチンってくっついたら強制的にくっついてもう興奮してパーンみたいになっちゃうんだけど、CBDはなんかゆるーくくっついてなんかいろんなリズム整えるじゃんみたいな話になってきてですね、CBDめっちゃええやんかっていうようなところからどんどんどんどんエビデンスが溜まっていってですね、その後2018年ですね、
WHO、世界保健機関とFDAですね、アメリカの厚生労働省がですね、このCBDっていうものを立て続けに安全な薬物だよっていうことを認定したんです。ここが大きな転換点ですよね。アメリカの国って割とそういうようなことっていうのはきっちりと評価していくんですけど、WHOも世界保健機関もCBDはそんな薬物として中毒性のあるもんじゃないんだよってことがわかったわけです。
なので、じゃあこのCBDを使ってそのエゴカンナビオイドシステムを整えるっていうのは、じゃあ実際にどういう効果があんねんっていうのが研究として進んでいってるっていうのが現状になるわけですね。
なので、ちなみに日本はですね、1948年にタイマー取締法っていうのがですね、制定されるんですけども、そのタイマー取締法っていう厳しい法律のもとですね、ずっとそのタイマーに関するもとを拒否し続けてるっていうのがあってですね、世界がそういうふうに1990年代のエゴカンナビオイドシステムの発見、
さらに2018年のそのWHO、FDAの認可に対してもまだ動きを取ってないってところなんですけど、世界でなんでじゃあそのCBDに関して認可が進んでったのかというと、2013年にですね、実はこれは民間のCNNっていう番組がありますよね。
あそこの番組の中でですね、実は何時制の転換、ガチガチガチガチガチ、震えてしまうみたいな、で、そういう脳の病気なんですけども、1日に実は300回ぐらいですね、経年を起こすっていうですね、シャーロットちゃんっていうのがいたんですけども、このシャーロットちゃんがCBDオイルを摂取することで、この転換が実はコントロールされてですね、むちゃむちゃええやんっていうのがこの報道としてですね、番組の報道として世の中に周知されたんです。
で、そこからですね、え、転換に効くの?っていう話からですね、世界でこういうふうなムーブメントが起きてきて、事実が溜まってた結果、WHOもFDAもOKを出したよということになってきたんですね。
で、さらに世界アンチドーピング機構っていうところもですね、CBDをドーピングの対象から外すっていうこともしてますし、世界、日本の外側の流れとしてはCBDっていうものは合法なものなんだよという風なカテゴリーになってきたという風な経緯があります。
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だから日本はどうしてもまだ一般の方たち、まあ僕がこうやって皆さんにお話ししてるのもそうなんですけども、CBDといったときにですね、どうしても情報がですね、怪しい情報が多いんですね。
そして売ってるものもですね、怪しいものを売ってたりするんです。
例えばCBDオイルの10%、5%みたいなものを売ってたりっていうのがあるんですけど、まあじゃあこうやって適化して摂取してくださいねみたいなのがあるんですけど、実はCBDはですね、摂取する容量に依存するんですよ。
どれくらいの容量を取ったら効果が出ますよっていうのがわかるので、何パーセントじゃなくて何ミリグラム取らないといけないよっていう話になってるわけです。
ところがやっぱり販売してるところからすると原料がですね、安ければ安いほど安く売れるし、高ければ高く売らないといけないから日本で売れる価格帯ということになってくるとですね、どうしても濃度がむっちゃ薄いんです。
なのでむっちゃ薄いものをむっちゃ安く売ってむっちゃ効かへんっていう状況が起きていて、だからCBDあんまり効かへんやみたいな話になってるっていうのが今の日本の状況で、いやもうちょっとちゃんと勉強してくださいねっていう話なんですよ。
例えば食塩の話。日本で食塩の摂取量1日何グラムって言われてますよね。
あれをですね、むちゃくちゃ塩味薄いねんけど塩水を1日10リットル飲んだら総量として取ってる塩の量って言ったら10グラム超えてくるわけですね。
12グラム超えてきてしまうわけです。そうすると当然取ってる量多くなりすぎますよねって話になる。
これは同じような話です。CBDも濃度の話じゃなくて、一体何ミリグラム入ってるのっていうのが重要なんでこの辺もですね、およよ話していこうと思いますけども。
今、巷で広がってる情報がですね、やっぱりちょっと怪しすぎるっていうのがあってですね、もっと知識が深くなっていけばいいなというふうに思ってます。
ということで、世界の流れとしては元々やはりマリファナのカテゴリーの中に入ってたものから、違うじゃん、違うじゃん、CBDは大丈夫じゃん。
じゃあもっと使ったらこういう風に良くなるじゃんっていう風な流れができてきてるんだよってことをまず理解してもらったらいいかなという風に思います。
以上です。