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2023-10-06 20:25

Take.9『スイーツの扉』おいしいジャズの見つけ方。

おいしいスイーツを探すとき、あなたはどんな方法で探しますか?

そんなスイーツの探し方が、素敵なジャズの探し方と同じだとしたら、楽しいと思いませんか?

『スイーツの扉』を開いて、一緒においしいジャズを探しに行きましょう♪


好きなお店のケーキは大体好き/ハマった具材を追いかけろ/やっぱりSNS?/結局見た目。/デイヴ・グルーシン/パット・メセニー/ジョンスコ・フィールド/


番組で紹介した曲は、『ジャズの入り口案内所』プレイリストにまとめていきますので、一度聴いてみてください。

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『surface』『wherever』『Nighit Walking』『Subway』『Favorite Piano』『Trrafic jam』『Good Day』『OK』『Station』『Cyan』『Lamp』 



00:04
ジャズの入り口案内所。案内役のフランクナッパです。
この番組は、皆さんの身近にある扉を開いて、私独自の視点から、ジャズの入り口をご案内するラジオです。
さてさて、Take9。今回開ける扉は、スイーツです。
スイーツはお好きですか?
誰しもが一軒ぐらい、また一つぐらい、お気に入りのスイーツあるのではないでしょうか。
そうしたスイーツを食べているとですね、どんどんいろんなスイーツを探してみたくなりませんか?
スイーツを探していくことと、ジャズの曲を、ミュージシャンを探していくことの共通点。
これを今日は、私なりの観点からご紹介できたらと思います。
それでは、スイーツの扉を開けてみましょう。
各有私も、スイーツ大好きであります。
食べる頻度はそんなにたくさんではないんですけれども、
家族のね、誕生日にケーキを買っていくときなどには、
毎回違うお店のケーキを買って行ったり、
種類の違うケーキを用意したり、そんなことをしています。
ということでまず、そんな私の好きなケーキを例にして、
新しいジャズに行き着くまでの道のりをご案内したいと思います。
例えば、イチゴのショートケーキ。
こちらをいつも食べていたとしましょう。
私がいつもイチゴのショートケーキを買うお店、
これ決まっているんですけれども、
まずね、そこのイチゴのショートケーキ、クリームがとてもおいしいんですね。
で、たまにそのお店で違う味のケーキを買ってみたくなります。
そのお店は生クリームが大変おいしいので、
生クリームのついた違うケーキを探してみたり、
また、生クリームに飽きてきたときに、
ちょっと違う味のフルーツ多めのケーキだとか、チョコ系のケーキ、
またタルトやミルクレープ、
そういったいろいろな違う味のケーキを探してみたりします。
皆さんもそんな経験があるとは思うんですけれども、
03:02
実はこの行動、ジャズに置き換えてみますと、
あるアーティストのアルバムが気に入って聴いていたときに、
その同じアーティストの別のアルバムを聴くという行動と似ています。
同じアーティストを聴くということは、
基本的には同じ味ですから、
好み的には外さないことが多いですよね。
いつも買いに行くお店の味、
基本的に好みを外さないことが多いのと一緒です。
ただね、そのお店のケーキの中でも当たり外れ、好みが好き嫌い、
これはね、まあまああるかと思います。
当然、ジャズの方でも同じアーティストだからといって、
全て気に入るとは限りません。
アーティストによっては思い切りアルバムのコンセプトを変えてくる方もいますし、
参加しているミュージシャンが違えば、若干の雰囲気の違いもあります。
同じお店の違うケーキを探すように、
まずは同じアーティストの違うアルバムを探してみる。
これ一つ分かりやすい探し方ではないのかなと思います。
またですね、時々こんなことないですかね。
季節のケーキを食べているときに、
その使われている具材やケーキの種類、これにはまる。
例えば私で言うと、生クリームが好きなので、
生クリームにはまって、違うお店の生クリームのケーキを探してしまう。
とか、季節のデザート、秋の時期で言うと、
例えば栗、モンブラン。
とにかく栗の使われているケーキを探しに違うお店へ出かける。
こういったことがあります。
これをジャズに置き換えていくと、例えば、
気になった楽器の演奏者を探していく、
というようなことに置き換えられるのかなと思います。
一つのケーキに使われている具材、
一つの作品を構成している要素、これは、
その曲に参加しているミュージシャン。
例えば、ある曲を聴く中で、ピアノの音がすごく気になったとしましょう。
あなたがもし、レコードやCDをお持ちでしたら、
06:02
そこにある貸しカードの中に、参加しているミュージシャンの名前が書いてあります。
また、サブスクでお聞きの方は、
インターネットでね、アーティスト名と曲名を入れて検索をすると、
どんなミュージシャンが参加しているのか調べることができますから、
気になったミュージシャンを調べて、
そのミュージシャンの作品を探していく、ということができます。
同じ具材を使っていても、
店ごとに完成されたスイーツ自体の味は違ったり、
新しい味の発見につながったり、
そんなことがあるかと思いますけれども、
ジャズでも同じ。
作品を聞く中で、自分の耳にフィットした音を元に、
新しい作品との出会いをすることができます。
さて、他にどんな出会い方があるのでしょうか。
今まで知らなかったスイーツや、食べたことがないスイーツ、
そんなスイーツを食べてみた経験ってありませんか。
私、ちょっと前に、
妻がカヌレ、
流行りましたよね。
初めて買ってきて食べた時に、
なんだこれと、びっくりしたことがありました。
これまでの人生の中で、
出会ったことがない見た目でしたから、
びっくりしたんですけれども、
こうしたゼロベースからの出会い、
これについて少し触れていきたいと思います。
まず分かりやすいのが、
メディアの紹介を頼ること。
雑誌やテレビの特集、
SNSで流れてくる情報などで、
その存在を知ります。
いろいろなタレントさんが、
食べて食リポで教えてくれる味の情報や、
写真や動画で流れる見た目の情報、
さらには価格、
売っているお店、
そういったことを元にして、
どんな味なのか、
想像を巡らしたり、
自分の好みに合うのかな、
話題に乗ってみたいな、
そういった情報から、
一度食べてみたいという気持ちになるんですよね。
これもジャズと一緒で、
ジャズの専門誌を開くということは、
09:01
よっぽどはないと思うんですけれども、
たまにテレビの中で、
ジャズミュージシャンが出ていたりだとか、
SNSを見る中で、
ジャズについての情報を知るだとか、
また、FM、AMラジオを聴く中で、
ジャズのミュージシャンの曲が流れる、
またはゲストで呼ばれていたミュージシャンを知って、
そこから作品に入っていく、
そういったことがあるのかなと思います。
忘れてならないのは、
このジャズの入り口のポッドキャストですね。
このポッドキャストも一つね、
皆さんのゼロベースからの
出会いの手段にしていただけると、
私自身、こんなに嬉しいことはありません。
次に、ドラマや映画の中に出てきたスイーツ、
自分が好きな俳優さんや女優さんが食べていると、
とてもそのケーキに対する好感も、
ゼロベースからね、もう上がった状態で、
食べたときにね、なんとなくおいしい感じがしてきます。
同じように、
ドラマや映画の中で使われている音楽、
時々ジャズが流れてきたり、
ジャズっぽい音楽が流れてくることがあります。
その映像作品に対する好感っていうもの、
これがベースにあるんで、
その曲を聴いたときに、
その映像のイメージもプラスアルファされて、
非常に受け入れやすいです。
好き×好きは大好き、みたいな感じで、
きっと聴きやすいんではないかと思います。
これも今の時代、インターネットを使うと、
調べることができますので、
例えば音楽を担当している音楽家の人から、
サブスクを使って曲を調べていったり、
実際に劇中に使われている曲を検索サービスで、
マイクみたいなマークを押すと、
音楽を聴かせるだけで曲がドンと出てきてしまう、
そんなサービスもあったりするわけですけれども、
こうやってその曲を調べてみる。
最後に一つ。
これも圧倒的に見た目が美味しそうだっていうところですね。
パッと見、かわいいスイーツとかですね。
なにこれバエルとかですね。
見た目が美味しそうっていうだけで買いたくなったり、
ついつい買ってしまったりする。
これはですね、まさにCD、レコードっていうところの
ジャケ買いですね。
これ意外と外さないんじゃないかなと思います。
もちろん外すこともあって、
言うとゼロか100みたいなところがあるのかなって
個人的には思ってるんですけど、
そのジャケットのイメージ、
12:00
ここから自分でですね、その中身をイメージして。
例えばスイーツだったら、
見た目がかわいいとこんな味じゃないかな、
中に何が入っているのかなっていうイメージをしながら
味を想像して楽しんでいる方がたくさんいるんじゃないかと思いますけど。
ジャズのジャケットも基本的にはその作品の中身、
作品のコンセプトを表しているのが
ジャケットになりますから、
ジャケットが気に入った、
ジャケットに強く惹かれる作品っていうのは
だいたいですね、
自分の中でも何かこう引っかかるものがある、
こういった経験が自分自身多かったかなと思います。
私がよくジャケ買いしていたのは
中古CDショップの意外とお安いCD棚。
こちらでね、よくジャケ買いをしていました。
当時、ジャケ買いをしたものの中に
先日ね、紹介したパッドメセニーのCDがあったり、
パッドメセニーとジョンスコフィールドの超名盤だったわけですけれども、
当時中学生だった私はそんなこと知らずにね、
確か700円ぐらいで買ったと思うんですけれども、
未だに聞いてますね。
またこうして出会った新しい出会いをもとにですね、
さらに同じような形で広げていく。
どんどん違うお店を開拓したり、
違う新しい種類のスイーツを開拓したり、
これって楽しいですよね。
自分が自分の手で、自分の足で開拓していったお店。
スイーツには特別な思いも生まれるはず。
同じように、ジャズでも自分で探していきながら
新しい出会いを見つけていってもらえると、
もっともっとジャズが好きになっていくのではないかなと思います。
もちろんこれ、ジャズに限ったことではないんですけれども、
うちの番組はジャズの番組ですので、
ジャズに特化してお伝えしました。
最後にですね、今日私が紹介したような経路から、
私自身が出会ったとっても大好きな曲を紹介して終わりたいと思います。
1曲目はですね、デイブ・クルーシンのマウンテンダンス。
こちらは映画、恋に落ちての主題歌で、
デイブ・クルーシンといえば映画音楽の巨匠なわけですけれども、
この曲が本当に素敵な曲でステップするような、そんな小気味の良い曲です。
これは後に調べて行ったり、出会って知ったことですけれども、
先日出てきた尾曽根真琴さん。
15:00
この尾曽根真琴さんがバークリー音楽院に入学するときだったかな、
その時に演奏したのがこのマウンテンダンスだったということを後々知りました。
当時たくさんね、大好きで弾いていたというようなことが書いてあったんですけれども、
あ、そうか尾曽根さんも好きなのかって後から思った記憶があります。
もう1曲は私がジャケ買いをした、
ジョン・スコフィールド&パッドメセニーの
I Can See Your House From Hereというアルバムの中のタイトル曲
I Can See Your House From Hereです。
是非ね、こちらのジャケットもね、見てもらいたいんですけれども、
なんていうか、電柱が映ってますね。
電柱と奥に煙突ですかね、
青い空に、そういった無機質なものがポンポンとあって、
渋い中学生ですよね。
とっても渋い中学生だなと思うんですけれども、
なんかこう、自分の感性に働きかけてくるようなジャケットだったんですよね。
思わず手に取って、これだと。
この曲は、当然パッドメセニーですから、ギターのパッドメセニーなんですけれども、
ジョン・スコフィールドという、これもまた名ギタリストとの共演。
とっても当時の僕が聞いたことのないギターの音がして、
なんともアンビエントというか、暗いとも違うんですよね。
なんかこう、まとわりつくようなギターのリフから入ってくるんですけれども、
とても自分にとっては初めての味で、衝撃を受けたというか、そんな1枚になってます。
とっても印象に残る、この独特のギターの音。忘れもしないギターの音になるわけですけれども、
好きな人はきっと好きでハマってしまう。
そんなちょっと癖の強めな音、ぜひ皆さんにも聞いていただきたいかなと思います。
ということで、スイーツの入り口を開いて、
ジャズの広げ方、出会い方について今日はご案内いたしましたけれども、
スイーツに限らずね、グルメとか、アイドルとか、俳優さん、漫画、映画、どんなものでも共通して言えるのかなと思いますので、
スイーツあまり好きじゃないよっていう方は、皆さんご自身の好きなものに例えながら探していただけると、
新しいジャズとの出会いが広がるんではないかなと思います。
ジャズをよくわからない、どうやって調べたらいいかわからないっていうのは当たり前なんでね、
こうしてちょっと視点を変えて見方を変えてみると、
18:01
他のことと同じような形でどんどん見つけていくことができるんじゃないかなということで、
ぜひ皆さん、新しい出会いを探してみてください。
そんな中に、うちのポッドキャストを入れてもらえるとね、とても私も嬉しいです。
ということでお送りしました、ジャズの入り口案内所は、各種金曜日、大人の時間、午後8時頃に配信予定です。
番組への感想は、概要欄のメールフォームから、
または、ハッシュタグ、ジャズの入り口、ジャズはカタカナをつけて、各種SNSに投稿してください。
スポティファイの方は、概要欄にコメント欄を設けましたので、そちらから送っていただいても大丈夫です。
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この番組で紹介した楽曲は、スポティファイ、Amazonミュージック内にある、ジャズの入り口案内所、プレイリストにまとめていきます。
紹介した曲の感想なんかも教えてもらえたら、とても嬉しいです。
もし気に入っていただけたら、プレイリストのフォローもよろしくお願いします。
なお、当案内所では、ジャズを聴くとき、周りの人に迷惑にならない程度に、できるだけ大音量で聴くことをお勧めしています。
ここまでお付き合いありがとうございました。
それでは、またのお越しをお待ちしています。
案内役は、フランク・ナッパでした。
20:25

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