こんにちは、takejuneです。この番組は、デジタルプロダクトの作り手をゲストにお招きして、フムフムと知識を増やしていくトーク番組です。
今回のゲストも、前回に引き続き、デザイナーの長谷川恭久さんです。
情報発信を続けてきた理由を聞いたり、私、takejuneの人生相談に乗ってもらおうと思います。
本当に長く続けられているっていうことの力があるんだろうなと思うし、みんなやっぱり辞めちゃうじゃないですか。
他の人はみんな辞めてるぐらいの感じなのかなと思うんですけど、
一つは学び、一つは、もしかするとお客さんを得る手段なのかもしれないんですけど、
やすひさん的には、ブログを書いたりとか、ポッドキャストを配信したりとか、
営みって、自分の中でいうと、どういう行為や活動なのか、目的意識みたいなのってある?
さっきのデザインのショーみたいなやつとかにも似てるのかなと思うんですけど、
あれってある種の、デザイン業界の底上げになるのかっていうと、なる部分はあると思いますよ。
こういったいろんなものを作って、社会にインパクトを与えようとしているものがこんなにありますっていうのが、
一目で見れるっていうのはあるので、あれはあれで、とてつもない力を持っているんだろうなとは思いつつも、
自分の中での業界の即刻への貢献っていうのは、もっと働きやすくなりゃどうしたらいいのかっていう話に近いと思うんですよね。
例えばそういった成果物を通してデザインをインスパイアさせるってあると思うんですけど、
結局そこで何が起こるのかっていうと、どうせうちではできないっていうのが先に来るんですよ、多くの人の場合は。
これは僕、セミナーとかでも散々言われてきたことで、概念を話しますと。
で、あとはそういった作り方を話しますと。
そういったことを、たとえ事例とかを入れたところでもうちではできないっていうふうなことを言われるわけなんですよ。
そこにはある種の真実だと思うんですよ、それは本当に。できないわけなんですよ。
じゃあそれをできるような状態にするにはどうしたらいいのかっていうところを考えてあげないと、みんな動けないって思うんですよね。
当たり前だと思うんですよ。やる気とガッツで頑張れとかって言われても、
あ、そうですか、根性論の話なんですかって感じで、僕はあんまりそういうのが好きじゃないので。
じゃあどうしていったらいいのかっていうのも、今までのコンテンツ配信はそうでしょうし、
今やってる仕事に関してもそういったところがモチベーションになってるっていうのはあるかもしれないですね。
うーん、いいお話の後の返しとして最悪かもしれないですけど。
いやいや。
飽きちゃったなとかないですか?
飽きちゃってるからたぶん制作を教えないっていうのもあるかもしれませんけどね。
あー、そっちの方は逆に言うと飽きちゃってみたいな。
飽きたっていうよりか優先順位の話なのかもしれませんけどね。
今でもたまにフィルマーとか使いだすと伴わなくなってくるので、何かこうあるんでしょうけど、好きなところは。
ただ、今自分が言ったような感じのことをやる近道は何ですかって言われると、制作っていうのはだいぶ優先順位低くなっちゃうんですよね、残念ながら。
そこで丁寧に作りましたとか、綺麗なフィルマーを作りましたっていうのは究極的に言うとデザイナーの満足度しか上がらないんですよ。
事業の満足度が上がらないんですよ。
優先順位的には低くなっちゃうんですね、それだけしかないんだったらしたら。
そこで作らなくなるとか、書かなくなるとかっていう風な移動があるでしょうね、興味の移動っていうのはあると思いますね。
ウェブというところでの飽きはないですけど、そこでやっている活動っていうところの飽きとか興味っていうのは変化しているというのはありますね。
興味の移動とかやっている仕事が変わっていて、さっき理想に近づいているという話もありましたけど、
結構変化があるから楽しめているのはずっと楽しめているってことなんですよね、今も楽しいしっていうこと?
そうですね、今でもチャレンジングな仕事とか、興味のある面白い人たちの周りで働いている感じはしているので、
そこに対しては全く何もないですね、やる気が落ちることもないですね。
飽きちゃうのがちょっと怖いなみたいな風に思いますね。
自分のキャリアが長くなってくるとあって、同じことをやっていると飽きちゃうから変化していかないといけないし、
変化するためには立ち位置を変えていかないといけないとか、同じところにいたらずっと同じことをやっていくし、
聞いている人でもそういうことを思っている人が多いんじゃないかなという風に思っていて。
いいよ、常に成長して変わり続けているから、あんまりあれがどっかで止まっちゃうとかになってくると飽きられる。
そうなんです、だから成長が止まるのが怖いんですよね、本当に。
会社をやっていて。
事業活動としてっていうのもありますし、僕の生命活動としても停滞してしまうので。
確かに、ここはなかなかコントロールできないもんね。
そうですね、でもなんかやっぱ転がり続けて、うまく転がし続けて、やっていかないとなという風に思ったりして、
もう一個僕ちょっと悩みがあるんですけど、聞いてもいいですか?
何ですか?
さっきの業界の底上げになるかみたいな話があったじゃないですか。
僕もアラフォーになってくると、今まで一緒に切磋琢磨して、
スタートアップの業界の中とか、インターネット業界の中で切磋琢磨してた同じぐらいの世代の人とかが、
どんどんデザイン業界とか、テクノロジー業界とか、社会全体にコミットするような活動をやっぱりし始めていて。
確かに。
簡単に言うと、デジタル超入場しましたみたいな。
そういうとこもやっぱりいるし、それはなんか刺激にもなるし、すごいなーって思うんですけど。
かたや、自分はこうスタートアップやって、やばいものを作るぞみたいなことをいまだに考えていたりするんですけど、
これでいいのかなみたいなこともちょっと思ったりするんですけど、
やすいささんの中で、公に対しての貢献みたいなことが意識として生まれたりとかっていうのは、どっかのタイミングであったりしたんですか?
もともとウェブって、平等かつ、みんなが情報を発信できるところ。
昔から以前の人間は権威がある人の力がすべてだったと思うんですよ。
なので最初は僕も若い頃はデザイン業界ってやつがすごい苦手だったんですよね。
デザイン業界というリアルティがあったので、ああいうの好きじゃないですか。僕はそういうの。
そこを全部ぶっ壊してくれる。つまりはキャリアスタートするには、昔は何かのコンペに参加してとか、
というのはまず一つ、フォーリウムを一つしてあったと思うし、そこが多分一つの定番だったと思うんですよ。
今はそうしなくていいわけじゃないですか。とにかくまずリリースするだけでいいと思うので、めちゃくちゃ変わったと思うんですよ。
そういうところがウェーブとかの一番好きなところで、多分それを身をもって体験しているからこそ、
情報発信というところを通して色々やっていきたいとかっていうのは昔から変わっていると思うし、
そこの情報発信の仕方っていうところは時代によって変わっていると思うんですよね。
ブログは細く長く、昔の付き合いなので、昔からやっていることだけやっておりますけど、
ポッドキャストもそうですし、YouTubeとかもそうでしょうし、色々やり方っていうのは増えては来ているので、
そこへの興味だったりとかちょっとやってみようかなと。配信に対する空きっていうのはあんまりそこにはないかもしれないですね。
特にこれっていうのはないんですけど、ここ2,3年ぐらいに特に欧米ですけど、
デザインに対する多少悲観的な視点っていうのが生まれ始めてきてるんですよね。
そこに対してはもう少し詳しく考えていきたいなとか、
あとはこういった考え方に多少共感ができる日本のデザイナーとかとも議論はしたいなっていうところはあったりしますね。
先ほども言ってたみたいに、最初はアートスペースだった空間っていうのが次第に商業化されていくっていう風なことになっていた時に、
何が起こるのかというと、たとえ言葉ではユーザーのためとか言っても、
結果としてはお給料をもらうために仕方なくやらなければいけないことっていうことが増えていくと思うんですね。
その時にデザインってどういう立ち位置でいるのかっていうのってとても難易度高い話なんですよね。
例えばリーモンさんだと経営者がたくさんあるので、その辺の駆け引きとかがやりやすいっていうのはあったりはすると思うんですけど、
それが200人、300人、1000人、数万みたいな規模になるときにそれができるんですかっていうと、なかなか難しいわけですよね。
そこが多分今のファン的な考えが何となく浸透してきているっていうのがあるのかなと思っていて、
ただそれって日本ではそこまでなっていないっていうのはまずひとつ不思議だなと思っていることと、
あとはもしそういったことを考えていらっしゃる方がいたときに、じゃあどうしようっていうのを考えたいなっていうのはあったりはしますね。
これからどうしようか。ちょうど今日、今この番組収録しているぐらいのタイミングで、
ドンノーマンさんの新作とかも日本語で出てますし、そこでも世界を変えるみたいな大きな話はありつつも、
じゃあそこ、私たちが今やっている仕事っていうのは、世界を変えるとはいかなくても、少なくとも地域だったりとか、
それを使っているお客様に対しての変えるっていう力はポテンシャルとしてはあるものの、今言われているものが何でも継続化していきましょうという動きもあったりもしますし、
評価に関しても、デザインの評価っていうのは一概に数値だけではできないものの、そういうところを語らなければそもそもみんなは傾けてくれないっていうふうなゲームも当然ながらあるわけなんですよ。
そのときに、我々が今ユルファーで言っているデザインの価値っていうのは具体的にどういう意味なんですかねっていうところをもう少し明らかにしたいなというのはあったりもしますね。
結構今の起こっているプロダクトデザインの周りで起こっているのは結構ユルファーなことで、いい事例を並べているだけな気がしていて、それよりかは今考えなければいけない。
例えば、日本でも不景気な状況でもありますし、東京だけ言ってしまうとプロダクトデザイナーは足りませんとか言ってますけど、じゃあ日本全体に言ったときにそんな状態なんですかっていうと一概にそんなこともないと思いますし、
そういった中で貧乏さんも出てきてますしね、例えばスマホでも十何万円するようなスマホが普通に出てるけど、それ買える人ってどれくらいいたんでしたっけっていう話もあるわけじゃないですか。
そのときに私たちがやっている独入そのUXデザインっていうやつが貢献しているのかというと、今一生懸命しって我々コンバジョニス見てますよねっていうふうになったとしたら、このギャップって何ですかっていうようなことはあるのか。
そこはもう少しいろんな人の観点は聞きたいなと思ってますし、その観点を聞きたいというモチベーションがおそらく、私もちょうど8月ぐらいから再開をし始めてますけど、そういう話を聞きたいっていうのも多分僕のモチベーションの中にどこかにあるのかなというふうにしてますね。
ありがとうございます。ちょっと今のお話に対して、僕の試験を述べていくともう一本撮れてしまいそうな気がするので、それはまた機会にしようかなと思いますけれども、安田さん、何か聞いてる方に対して一言とか何か告知だったりとか何かあったりしますか。
X、ツイッターというのになりますよね。あとはFacebookとかスレッドとかリンクトイン、インスタグラム、あの辺りでYHSSYっていうID振っていただけで出てきますので、私個人的なこんな弁当を食いましたとか、おはようございますっていうふうなこと一切言わないで、もう淡々と情報を流してるわけなので、そういう情報だけゲットしたいという方はフォローしてみてください。
はい、この番組の説明文にも記載しておきたいと思いますので、ぜひ皆さんフォローしてください。ありがとうございます。今回のゲストはデザイナーの長谷川康久さんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。