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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)伊勢崎市の姉妹都市、アメリカのスプリングフィールド市の文化使節団と市民訪問団の計11人が、25日、伊勢崎市の四ツ葉学園中等教育学校を訪れ、生徒と交流しました。
参加者はグループに分かれ、2年生およそ30人の案内で校内を見学しました。
生徒がパソコン室や体育館、書道室の概要を英語で紹介し、好きなスポーツ、本などについて会話を楽しみました。
一行は27日、28日に開かれる「いせさきまつり」に参加するほか、ホストファミリーと過ごしたり、日本の文化を体験したりします。
いせさきまつりで講演するシンガー・ソングライターのジョセフ・ディルストロムさんは「図書館の本の種類が豊富で見学が楽しかった」と語りました。
(2)伊勢崎市議会にGX(グリーントランスフォーメーション)を推進する議員連盟が発足し、25日に初の研修会を開きました。
民間企業や地元の電気工事組合の関係者を講師に招き、GXの取り組みに関する事例や現状について学びました。
「いせさきGXを推進する議員連盟」には、会派を超えた26人が名を連ねました。
研修会には、今年4月に「ゼロカーボンシティ」を宣言した臂泰雄市長をはじめ、市の幹部らも出席しました。
(3)前橋市の小川晶市長が市の職員の既婚男性と頻繁にラブホテルを利用していたことを受け、市民からは25日、憤りや失望の声が相次いで上がりました。
前橋市役所には、市内外から24日の記者会見の言動などを批判する内容の電話が殺到し、職員が対応に追われました。
小川市長は公務への参加を取りやめるなど、前橋市政運営への影響も広がっています。
山本一太知事は25日、報道陣に対し「10回以上2人でラブホテルに行っている。男女の関係はないというのは言い訳として見苦しい。信じている人は誰一人としていない」と述べました。
この問題を受け、市議会の各交渉会派は25日、それぞれ会合を開き、今後の方針を確認しました。
いずれも26日の本会議後に予定される小川市長から全議員への直接説明を受けて、態度を決めるとしました。
(4)7月、8月に県内で起きた山岳遭難は、前年同期比12件増の42件で、直近5年間で最も多かったことが、25日までに県警のまとめで分かりました。
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熱中症の症状から動けなくなる例が急増し、今年夏の酷暑が影響したとみられます。
遭難者は45人で、7月上旬に吾妻署管内の山林で渓流釣りの70歳代の男性1人が死亡しました。負傷者は17人でした。
県警地域課によりますと、原因別では熱中症の疑いが12件で、前年同期比8件増と大きく増えました。
疲労10件、転倒8件、つまづき4件、バランス崩し2件などと続きました。
県警地域課は「紅葉シーズンは遭難が増える傾向にある、登山届の提出と無理のない計画を」と呼びかけています。
(5)6月に廃止された県民会館について、山本一太知事は25日の県議会一般質問で、
「基本的に解体する方針」と述べ、解体費用を概算で14億4千万円と明らかにしました。
この施設に代わる「新たな文化拠点」の整備場所についてはまず今の施設の周辺を検討するものの、他のエリアも視野に入れる考えを示しました。
県民会館の建物について、県は活用の可能性を除外しておらず、新たな文化拠点の機能を改修によって確保できるかどうかや、
費用など総合的に検討した上で、最終的な結論を出すとしています。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。