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群馬県のニュースをお伝えします。(1)今年、県警の摘発者のうち、外国人は11.4%と、全国2番目に高い割合であることが分かりました。
今年上半期、県警が摘発した来日外国人は、前の年の同じ期に比べ57人増え201人と、日本人を含む全摘発者1759人に占める割合は、
茨城県に次いで2番目に高い11.4%となりました。通年では、昨年まで5年連続で全国1位を記録し、依然高い割合で推移をしています。
国際・捜査支援分析課によると、最も多い罪種は、オーバーステイなどの入管難民法違反が、前の年の同じ期に比べ19人増え84人となっています。
(2)お盆期間中の高速道路3~7%増加しました。
ネクスコ東日本は27日までに、お盆期間における高速道路の日平均交通量を発表しました。
県内では、関越道水上ICから湯沢IC間で、前の年の同じ期に比べ3%増え2万9,800台。
上信越道の松井田妙義ICから碓井軽井沢IC間は7%増え5万1,800台となりました。
管内全体では、10キロ以上の渋滞は30回増え135回発生し、このうち30キロ以上は10回ありました。
最も長かったのは、11日、埼玉県の関越島下り線花園IC付近を先頭に46.9キロとなっています。
(3)伊勢崎市は、市道で起きた事故4件を賠償する方針です。
伊勢崎市は27日、2020年11月から今年2月、市道で4件の事故が起き、いずれも和解と損害賠償について専決処分したと明らかにしました。
4件の損害賠償額は合わせて111万9,000円と、今後、市が支払います。
市によると、2020年11月、連取町の市道では、自転車を押していた女性が道路側溝のふたの段差で転び、腰椎を圧迫骨折したほか、
昨年12月には、境の市道で自転車に乗っていた男子中学生がグレーチングの歪みで生じた側溝との段差で転倒、右膝を負傷しました。
今年に入っては1月、市道を歩いていた50代男性が側溝のふたに乗った際、ふたが外れ、転落、右足を打撲。
2月にも、連取町の市道で埼玉県本庄市の50代男性の車にグレーチングが跳ね上がり、車の燃料タンクを破損しました。
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(4)住民所有の文化財を守ろうと玉村町がシェルターを開設します。
災害時に被災した住民所有の古文書・絵画といった文化財を守るため、玉村町は27日、町文化センター敷地内の文化財整理室に「文化財シェルター」を開設すると発表しました。
これは町と県立女子大、県内の研究者で作る「群馬歴史資料継承ネットワーク」の3者が、1日に協定を結び、共同運営することとなります。
一時保管し劣化を防ぐほか、必要に応じて修復にも協力し、地域の歴史や文化を伝える貴重な文化財が失われることを防ぐとしています。
(5)パリ・パラリンピック29日未明開幕となり、県勢3選手が出場します。
第17回パラリンピック・パリ大会は日本時間の29日未明、市中心部のコンコルド広場で開会式が行われ、開幕することとなります。
およそ4,400人がエントリーしており、日本は海外開催の大会では最多となる175選手が出場します。
群馬県勢の3人は、陸上の唐沢剣也選手30歳、競泳では由井真緒里選手21歳、5人制サッカーの園部優月選手となっています。
3人とも、21年の東京大会に続く2大会連続の出場となっています。
以上、県内のニュースお伝えしました。