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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)19日朝、伊勢崎市茂呂町で警察官に同行を求められた20歳くらいの男が自転車で逃走し、近隣の小中6校は19日の部活動を中止するなどの対応をとりました。
北九州市のファストフード店で起きた中学生2人への殺傷事件を受けて、不審者への警戒感がひときわ強まる中、伊勢崎市教育委員会は、心配する過程が多いだろうということで判断したとしています。
伊勢崎市教育委員会によりますと、県警からの連絡で事態を把握し、特に近隣の4つの小学校と2つの中学校には部活動を中止して、保護者へ状況説明のメールを配信するよう依頼しました。
その後、伊勢崎市内にあるすべての小中高校に情報を共有すると、一部は遠くても部活動を中止しました。
県警によりますと、男は19日午後に確保されました。凶器は持っておらず、逃走中の犯罪被害は確認されていません。
(2)存廃の議論が再浮上し、4月から休館する県民会館について、山本一太知事は19日の定例会見で、小川晶前橋市長と18日に前橋市役所で面会して存廃について話し合ったことを明らかにしました。
山本知事は、小川市長が県の判断を尊重するとした上で「県が改修して県民のために使ってもらうことが望ましい」と述べたと説明。
山本知事からは「最終的には知事である私の責任で存廃を判断する。仮に存続するなら、前橋市からも相当な関与がないと難しい」と伝えたということです。
山本知事は「小川市長からは県の判断に強い異論を唱えることはなかったし、ぐっと踏み出て費用負担をするみたいな積極的な姿勢もなかった」と述べました。
「関与」の意味については「いろいろな形が考えられるが、費用負担もその一つ」としました。
(3)ホームセンター大手のカインズが、サッカーJ2ザスパ群馬を運営するザスパの第三者割当増資を引き受け、単独筆頭株主となったことが19日、分かりました。
カインズは11月29日に新たに5000株を取得し、もともと保有していた分と合わせて持株比率が15.2%となりました。
従来は、カインズを含む5社がいずれも5.4%を保有し、筆頭株主グループを構成していました。
ベイシアグループ全体では、他の1社が保有する分と合わせて17.3%となりました。
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カインズは「ザスパが掲げる2030年のJ1昇格を共に目指し、経営基盤の強化に一層寄与していく」としています。
(4)太田署は19日、SNSを通じて親近感を抱かせ金銭をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」の手口で、
太田市の47歳の無職の女性が現金6万円と361万9672円分の暗号資産をだまし取られたと発表しました。
詐欺事件として捜査しています。
太田署によりますと、女性は8月上旬から9月5日までの間、
マッチングアプリで知り合った海外育ちの日本人男性を装う人物から、
SNSで「投資で損をしたことはない。優しく教える」などと嘘の投資話を持ちかけられ、紹介された投資サイトに登録。
8月20日にインターネットバンキングから指定された口座に現金を振り込み、
10回にわたって暗号資産を送付してだまし取られたということです。
(5)災害時に被災者を支援するため、伊勢崎市と県弁護士会は19日、伊勢崎市役所で協定に調印しました。
県弁護士会は、災害時に被災者に対し無料の法律相談や支援情報を提供します。
県内の自治体との協定締結は6例目となります。
臂康雄市長と県弁護士会の松浦貴之副会長が協定書に署名しました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。