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群馬県のニュースをお伝えします。(1)会計検査院の調査で、県と2市で不当の交付が7248万円あったことが分かりました。
会計検査院が6日、石破総理に提出した2023年度決算検査報告で、群馬県の関連では、県と高崎、藤岡、両市、群馬労働局に関わる、合わせて7248万円が不当だったと指摘されました。
内訳は、県分が農林水産省の民間事業者への補助金や、国民健康保険の国からの公費金の算定で、合わせて5590万円、高崎市は生活保護事業、藤岡市は保育施設などへの財政支援、群馬労働局は雇用保険に関連した1658万円で、それぞれ課題な支給があったとされました。
(2)太田物産交流施設の所得をめぐり、市長を相手取り、太田市の男性が住民訴訟を起こしていたことが分かりました。
昨年閉館した太田市の物産交流施設「太田北茨城交流物産館バスターミナル駅」を太田市が市内建設会社から所得したことをめぐり、住民監査請求を行った市内男性が清水聖義市長を相手取り、前橋地裁に住民訴訟を起こしていたことが6日までに分かりました。
訴状によると、市が施設の廃業に当たって事業用定期借地権設定契約を中途解約した際、土地を現状回復して返還する義務を建設会社側から免除したのは違法だと主張。解体撤去にかかる経費を差し引くことなく購入価格を算定し、不当に公金を支出したとしています。
市は昨年12月、施設を2億1450万円で購入、国際交流施設「多文化共生センター太田」として本年度中の完成を目指し改修工事を行っています。
(3)羊に突進され、経営者の男性が重傷いました。
5日の午後4時ごろ、高崎市上室町の牧場「オレンチェクラブ」で、この牧場を経営する75歳男性がオスの羊1頭に突き飛ばされ、右足首の骨折る重傷いました。
高崎北署によると、この牧場では羊やヤギを放牧しており、男性が1人で羊の数を数えていたところ、1頭が突進してきたということです。
(4)県内の消費生活センターに昨年度寄せられた相談件数はおよそ1万6700件で、前の年度より700件余り増えたことが県のまとめで分かりました。
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特に高齢者から通信販売のトラブル相談が増えています。
県によりますと、昨年度、県内20カ所の消費生活センターに寄せられた相談件数は、合わせて1万6688件で、前の年度から759件、率にしておよそ5%増えました。
前の年度を上回るのは2年連続です。
このうち60代以上の相談件数は7198件と、前の年度より10%余り増え、全体の4割以上を占め、高齢者がトラブルに遭うケースが増えているということです。
ながでも通信販売でのトラブルが多く、化粧品や健康食品に関する相談が目立つということです。
一方、30歳未満の若者の相談は1494件と、前の年度からやや減りましたが、脱毛エステなどの理美容やオンラインゲームなどの他の教養娯楽が、合わせて300件余りで2割以上を占めています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。