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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)群馬県は、太田の国道407号で人工知能(AI)を使った渋滞緩和の実証実験を行います。
人工知能(AI)による画像解析で交通渋滞緩和を目指す試みについて、県は25日、太田市の国道407号で4月7日から実証実験を始めると発表しました。
この実証実験は、4月7日から25日までの平日15日間で、混雑が想定される時間帯に行うとしています。
中心市街地で平日朝夕の渋滞が課題となっており、周辺にAIが車両不足などから混雑状況を解析する渋滞検知カメラと、結果に応じて運転手に迂回を促す電光掲示板を設置するということです。
実証成果を踏まえ、他の渋滞交差点への導入などを検討するということです。
(2)後部座席のシートベルト着用率、県内は5.6ポイント減り57%となりました。
県内一般道を走る車の後部座席シートベルト着用率が、昨年は57.1%で前の年から5.6ポイント減ったことが25日、JAFの調査で分かりました。
運転者の着用率は98.8%で、2008年、改正道路交通法施行で全ての座席で着用が義務化となった後も、後部座席での着用が浸透していない現状が浮き彫りとなっています。
(3)遮断棒の不具合で、両毛線が一時運転見合わせとなりました。
25日午後5時20分ごろ、伊勢崎市豊城町のJR両毛線、伊勢崎から国定駅間の第3豊城踏切で遮断棒が正常に作動しなかったため、一時運転を見合わせました。
JR東日本によりますと、沿線の住民が遮断棒が降りていないことを見つけ、伊勢崎署に連絡。
係員がロープを使って交通を遮断し、安全を確認。5時59分に運転を再開したということです。
この影響で、上下3本の電車に最大33分の遅れが発生し、おおそ400人に影響が及びました。
遮断棒を上下させる装置に損傷が見られたということで、外的要因で動作しなかった可能性があるとみて、JRが調べを進めています。
(4)被災地児童との絵手紙交流が玉村町の上陽小学校で行われました。
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東日本大震災で被災した宮城県女川町の女川小児童が描いた絵手紙およそ40枚が、交流を続ける玉村町の上陽小学校に届きました。
25日、3年生に披露され、およそ30人が嬉しそうに絵手紙を読んだりし、見せ合ったりしました。
これは2月に女川小学校を送った絵手紙への返事で、「魚などの絵に遊びに来てね。海がきれい。おいしい食べ物がいっぱい。」などと女川をPRする言葉が添えられています。
玉村町教育委員会の職員が震災後の女川町で復興支援活動をしたことなどから、2016年、両校の交流が始まりました。
(5)県有施設の温室効果ガス、前の年度に比べ4.7%減りました。
県有施設の2023年度温室効果ガス総排出量について、県は25日、二酸化炭素などに換算すると前の年度に比べ4.7%減り、10万8743トンだったと発表しました。
減少は3年ぶりとなります。
23年度の総排出量は13年度と比べると22.2%減ったということです。
以上、県内のニュースをお伝えしました。