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群馬県のニュースをお伝えします。（１）個人情報漏えい問題で、高木市長が議会に対し、給与の5割削減案を提案しましたが、否決されました。
渋川市の高木市長が、特定の市議の税などに関する情報を外部の人物に漏らした問題で、高木市長は21日、責任を取るとして、自身の給与月額を半年間、5割削減する条例の一部改正案を渋川市議会臨時会に提出しました。
審議の結果、賛成8、反対8の同数となり、議長による採決で否決されました。
反対討論した議員は、昨年の12月定例会で、高木市長に対する辞職勧告決議案を前回一致で可決したことを踏まえ、「給与減額は政治的責任を果たすことにならない」と指摘をしました。
（２）上武道路事故の運転手が勤務していた両毛運輸に対し、事業停止10日間の行政処分が出されました。
伊勢崎市の国道17号上武道路で、昨年5月、3世代の親子3人が死亡するなどした事故をめぐり、国土交通省は、きのう、起訴されたトラック運転手が勤務していた運送会社「両毛運輸」に対し、貨物自動車運送事業法に基づき、事業停止10日間などの行政処分を出しました。
監査をした結果、事故当時に運転手が酒気を帯びた状態だった事実を確認したほか、事故当日以外の日で乗務前の点呼が実施されていないなど、合わせて15件の違反を確認したということです。
（３）ラフティング事故、不起訴相当と議決されました。
みなかみ町の利根川で、2023年5月、ツアー中のラフティングボートが転覆し、男子大学生が死亡した事故で、一緒に乗っていた男性ガイドの業務上過失致死容疑を不起訴した前橋地検に対し、前橋検察審査会は不起訴相当と議決をしました。
検察は議決で、アクティビティーの性質上、ボートの転覆は起こり得ると指摘。「遺族の心痛は察するに余りある」が、今回の件で男性を罪に問うのは困難だとした検察官の判断は、やむを得ないと結論付けました。
県警は昨年2月、ボートを転覆させ学生を死なせたとして男性ガイドを書類送検、前橋検は翌3月に不起訴としていました。
（４）大胡駅の電車倉庫で、「デハ101」の屋根が燃えました。
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20日午後11時35分ごろ、前橋市の上毛電鉄大胡駅に隣接する大胡電車庫で、「デハ101」の屋根が燃えているのを社員が見つけました。
消火活動の結果、けが人はおらず、普通列車の運行にも支障はなかったということです。
国内最古級の「デハ101」は車体の一部を損傷しましたが、会社側は「修理が可能な程度」としています。
国の登録有形文化財とされている電車庫自体も煙に包まれましたが、影響はないとしています。
（５）ゴルフ大会で救命活動を行ったとして、2人の女性に感謝状が手渡されました。
人命救助に貢献したとして伊勢崎市消防本部は玉村町の玉村消防署で、いずれも看護師の2人の女性に対し感謝状を送りました。
2人は昨年8月4日、町内の新玉村ゴルフ場で開かれていたゴルフ大会を見学中、出場していた50代男性が倒れ、心肺停止状態となりました。
互いに認識はありませんでしたが連携し、心臓マッサージとAEDを使い救命活動を実施し、男性は息を吹き返したということです。
男性は治療を終えて退院し、現在は通常の生活を送っています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。
