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2024-02-27 05:00

2024年2月27日 いせさきFMニュース

2月27日 いせさきFMニュース

(1)昨年度の県税収入見込み、2年連続過去最多
(2)玉村町の幼園・小中学で新年度。夏休みが8月末まで
(3)不登校児童支援。伊勢崎市が新支援スペース(「Pルーム」)を整備
(4)2016年館林市立中学校男子の後遺障害事故。生徒側と和解合意
(5)工場排水・水質問題。伊勢崎市が水質回復発表

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群馬県のニュースをお伝えします。(1) 昨年度の県税収入の見込みが、2年連続過去最多となりました。
県は26日までに2023年度、県税収入額が前の年度に比べ21億円増え、2655億円となり、2年連続過去最多を更新する見込みであることを明らかにしました。
株価が堅調だったことなどから、個人県民税のうち株などの配当に係る配当割や売却益に係る株式等譲渡所得が当初予算時の想定に比べ20億3000万円に増えました。
法人事業税も半導体などの供給制約の緩和に伴い、輸送機器関連産業が好調だったため、当初予算時の想定を29億7000万円上回る
651億7000万円とみています。
(2)新年度から玉村町の幼稚園・小中学校などでは、夏休みが8月末までとなります。
厳しい夏の暑さから子どもたちを守ろうと、玉村町教育委員会は、新年度から調律の1幼稚園と7小中学校の夏休みを3日間増やし、8月末までにすると発表しました。
町によると、現在の夏休みは7月21日から8月28日で延長に伴い、冬休みの開始を従来の12月25日から1日遅らせるなどし、授業日を確保するとしています。
(3)不登校児童らに居場所を与えようと、伊勢崎市は小中全35校に「Pルーム」と名付けた新たな支援スペースを整備します。
不登校傾向があったり、気持ちが不安定だったりする児童生徒への対応を強化するため、伊勢崎市教育委員会は新年度、市内小中学校と四葉学園中等教育学校の全35校に「Pルーム」と名付けた新たな支援スペースを整備することを決めました。
地元企業からの高額寄附を財源に充て、各校に80万円程度の備品購入費を配分、使い道は各校で検討してもらい、誰もが安心して学べる居場所を提供することとしています。
支援強化の背景には全国的に課題となっている不登校の増加があり、市内で不登校の児童生徒数は小学校が2013年度の51人から22年度は182人と3.6倍に増え、また中学校は22年度には386人と1.7倍にそれぞれ拡大しています。
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(4)館林市立中学校の男生徒が2016年、柔道部の練習中に頭を打ち意識不明の状態となり、後遺障害を負った事故で、市が損害賠償金1億7000万円を支払うことなどで生徒側と和解の合意をしたことが26日分かりました。
市によると、これまで生徒側に未満金として3600万円が支払われています。
事業を続けても症状の改善が見込めない症状固定となったため、市はさらに1億3400万円の支払い義務を認めました。
生徒は学校の柔道部で技をかけられた際、頭を強く打ったとみられています。
市は17年、再発防止に向け事故調査報告書より提言書を作成しています。
(5)伊勢崎市にある工場排水から有害物質が検出された問題で、市は水質が回復したと発表しました。
伊勢崎市芝町にある工場排水から基準値を超える有害物質が確認された問題で、
市は26日、水質調査等周辺環境のモニタリングなどの結果、公共用水域の水質が回復したと判断したと発表しました。
周辺環境にも異常がなく、関東地方整備局が16日、排水が流入する川の下流2点で水質調査を行い、基準値を下回ったことも踏まえ水質が回復したと判断しました。
市は今後も工場に対し、排水基準を満たすまでは排水を停止させ、継続的に指導するとしています。
以上、県内ニュースをお伝えしました。
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