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2025-12-03 17:52

32.メバルのI字系ルアー【対談回】

※PRを含みますが、実釣経験と技術的な考察中心の構成です。

“釣れるけど、とっつきにくい”──

動いていないように見えるルアーを、いつ、どう使えばいいのか。


前回に引き続き、スミス/パズデザイン/バリバスのテスターとして山陰で活動する平井孝典さんとともに、I字系ルアーの構造から典型的な使用条件まで、深く紐解きます。

I字系の捉え方が変わるきっかけになれば嬉しいです。ぜひお楽しみください。

参考リンク

【平井孝典さんインスタ】https://www.instagram.com/hiraitakanori44/【私のインスタ釣果アカウント】https://www.instagram.com/shige_rok6/


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【使用楽曲】曲名 『Reflection』 作曲 RYU ITOhttps://ryu110.com/

サマリー

今回のエピソードでは、I字系ルアーの特性とその活用方法について詳しく説明しています。メバルをターゲットとした釣りにおける出しどころや巻きスピードの重要性が特に強調されており、状況に応じたルアーの使い方が共有されています。また、メバル釣りにおけるI字系ルアーの効果と、その使用シチュエーションについても解説があります。テトラ際やシャローフラットでの反応の仕方、ルアーの特性や選び方についても深く掘り下げています。

I字系ルアーの特性
FishPod 対談会2回目。前回に引き続き、イライさん。
スミスとパスデザイン、それからバリーバスのテスターとして、サインで活動しているイライ・タカノリさんに来てもらってます。よろしくお願いします。
今日のテーマはですね、I字系ルアー。
取り上げようと思ったのが、すごい聴感出せるルアーなのに、とっつきづらい。
だから、バカよく思ったルアーなんで、これの出しどころとか使い方をお伝えしたいなと。
そもそもI字系っていう言葉自体、あんまり馴染みがない人多いかもしれないので、もともとバスルアーでI字系っていうのが。
Cバスとかでも、サヨリとかバッチーとか、そういう系でI字の表層で引き波系とかがあったりするよね。
だからソルトも実はI字系ルアーっていうカテゴリーはいろんなスリモのところであるんだけど。
だいぶ増えた感じはするけどね。
I字系ルアーっていう中ではその共通と、まず基本的にノンアクション、いわゆる巻いてもパッと見はほぼ動いてない。
ほぼ動いてない。
まっすぐ直進的に。
そうね。だからI字系。だからI字系っていう名称を付けられているのもあるけど、
基本的には表層直下、ほぼもう5センチ以内。
ほぼほぼ表層やね。
ただいわゆるトップと違って、
一枚入る。
一枚入っている。本当にわずか一枚入っていて、魚から見ると本当に表層直下に追い詰めた状態。
おそらく映っている。いうふうに言われることが多いのかな。
あとは思いっきり油断している魚で人に見える。こいつならいけるみたいな。食えるみたいな。
表層直下に追い詰めているのと、完全に油断しきっている部分と一緒に演出できるっていう。
逆に言うとミノー系とかだと、ブリブリ動いている。逃げる魚を演出しているっていうパターンの真逆のようなイメージだから。
なので、大変食わせ能力が高い。見せて食わせるっていうのはね。とにかく見せて。
見せて食わせる。
中にはどうしても早くちょっと動かして、ごまかしたいとか、そういう気持ちが出てきているかもしれないけど、
どっちかというと真逆で、とにかく見せる。
できるだけまかない。
気持ちがね。
その辺はもうちょっと深掘りしてね、話の中でも触れていきたいなと思うけども、
一方で、そんだけその爆発力がほらあるわなのに、初級者の人が深いづらく思ってしまう理由が何なのか。
まずはやっぱり手応えのなさなんだな。引っ張った時の。
引っ張らないな。
何やってるのか分かんない。ルアーがどこにいるのかちょっと分かりにくい。
とかっていうのが一番使いづらいなって思うところなんじゃないかな。
メバルの出しどころ
オグリングも何もしない、愛知で来てるっていうことは、やっぱそれだけ水借りてないから、
基本的にはもうほとんど手の感覚で言うと、
抵抗がないね。
抵抗はない。
抵抗はない。どうしても何やってるか分からない。
あとシンプルに見た目の動きを見ても、
壊れてるのみたいな。
そうそう、その気持ちはすごくよく分かる。
足元で確認した時に、
え?壊れてんじゃねえの?みたいな。
スミスだったら白炭のエル。
勝ちエルです。
エヴァグリーンだったらコルセア50と6号のドリフトチューン。
まあ広い意味では愛知系。
愛知系ね、いわゆる。
白炭のコルセアも、もともと心理ペンなんで、
ウェイトバランスがもうちょっと後方にたくさん入ってて、
距離も出るし、
こっちは左右にお尻振るような動きがものすごい出やすいルアーなんだけども、
それと比べると、使い比べたらびっくりすると思う。
こんなに動き違うの。
ウェイトの位置とか重さだけで、
同じ形なのに全く別の性格のルアーになるよね。
だからルアーへの理解というかね、
ウェイトバランスみたいなのを、
ちょっと自分の感覚の中に入れる、
なんかいいきっかけになるルアーなのかなっていう。
そうですね。
で、まあそんな愛知系ルアー。
使い方とか、それから出しどころね。
まあじゃあちょっと場所を、
基本的に日本海想定して、
水の動きがない。
水の動きがないところ。
平井さんはどう?
出しどころ?
出しどころ。
どころで言うと?
もうとにかくシャローエリア。
真っ暗なところのゴルダーとか、
ちょっと根が入っているような場所。
ウィードエリアとかで、
ゆっくり通せるのって、
もうこいつぐらいしかなくて。
岩の陰とかに隠れとるやつを、
アタックをさせる時間が長くなる。
ゆっくり巻くってことは。
でもしっかり見せる分、
確実にかかってくれやすいというか。
一番登場することが多いのかな。
シャローエリアとかだと、
毎回入りすぎて、
すぐ階層に当たったりとかあるけど、
こいつだったら、
ちょっと差を立ててデッドスローに行ってたら、
ほぼ沈むことがないから、
もうしっかり見せて壊すことができるっていう面で、
そういう時に使うことが多いのかな。
これ、エヴァグリーンのスタッフの人に聞いたけど、
階層があった時に、
階層の上に針が乗っかったら、
そこでフェイスする。
階層の中にルアが沈み込まないように。
そういうセッティングは意識してる。
だからウィードエリアとかって、
本当にミノーとかね、
あと芯片もそうだけど、
普通は引っかかっちゃうけど、
刺さっちゃうよね。
刺さる。
弾が刺さったりとか、
芯片だったらお腹側のトリプルフックが
ウィードにかかるけど、
これに関してはかかりにくい。
ウィードエリアっていうのは不安だとは思うけど、
ここぞという場所で、
例えば止めたりとかしてもらえるのかな。
止めるっていうこともね、
釣り方のテクニック
できるんよね。
あと巻きスピードも、
他のルアと比べると、
基本的に極端にもう一つ遅くない?
めちゃくちゃ遅い。
これをちょっと、
言葉で伝えたい。
潮が動いてない。
潮が動いてない。
として、
でも1秒間でさ、
少なくともハンドル5回、
5秒間で1回転とか、
これでも速い方だと思う。
もうちょっと遅いかもしれないな。
何秒これ?
9秒。
今平井さんが再現した手をした感じは、
9秒かな。
9秒ぐらい。
10秒近いね。
ぐらい時間かけて巻いてるかもね。
あれはこれ結構聞いてる人は、
中にはこんな遅いのって思う人もいるかもしれんけど、
それぐらい、
もうほんと見せるわっていうのは、
すごい使う上で意識して、
どう潮が伸びるポイントなのかな。
メバル自体はもうほんと、
ステイで5秒から10秒なんて当たり前やし、
まあまあ性能というか、
この2つのルアーの特徴というか、
ウェイト自体はやっぱりちょっと軽いから、
どうしても近距離戦になる。
だからコントロールはしやすいよね。
ああ、そう。
確かにそう。
ここで壊せたいっていう場所が、
ある程度真っ暗でも、
ある程度見えるやんか、
手前の方だったら、
そういうところをもうしっかり狙って、
コントロールしてやって、
壊せるまでのイメージをしてね。
どう?
愛知系ルアーが効く、
典型的なベイトパターンみたいな。
うん。
なんか意識してるやつは?
いわし系の地魚とか、
ナミノハナとか、
もうほんとにそういう小さい魚系かな。
あとアミ系。
釣れるのは釣れる。
だから対応できるベイトパターンで言うと、
結構広い。
アミか。
ジップベイツのゾウエア。
あれも愛知系になるんですね。
愛知系のシンキングペンシングになる。
そうね。
あとはほら、
コルセアさんのこの名前にもついてる通りの。
ドリフトね。
一つは風で流す。
でもう一つは潮の流れね。
積極的に巻いて動かそうというよりは、
自然環境の方に動かしてもらう。
そういう釣り方やね。
もうほとんどリールを。
数で言うと5平があるんだけれども、
表現としてはね。
表現としては待たない釣りね、いわゆる。
潮上に基本的には投げて、
潮上に向かって流していく。
ラインスラックを取る。
ラインスラックを取る。
ぐらいのね。
じゃあじゃあこれをサインで。
風ね。
この辺だと風に流させるっていう釣り方が一番多いのかな。
基本的にはもう風に押させたら、
押されたときはもう巻いたら浮くから、
これはマジで止めてる。
巻かない。
本当に巻かない。
愛知系のメリット、
例えばそのミノウとかで横風受けてる状態だと、
こっちのラインがはらむから、
だいたいルアが暴れるよね。
チェンどうだろ。
風が4,5mとか吹いてて、
もう真横からピーラインに風受けてたら、
もう勝手にウォーグリングしだして、
しかもまあまあなスピードでウォーグリングしだす。
それプラス巻いちゃうとね、
そこにまたさらに加速する力を与えるから、
余計暴れるようなイメージになっちゃうよね。
愛知系ルアーの場合は、
風に多少引っ張られても、
動きの質の変化っていう意味では、
他のルアーと比べると、
限りなく穏やかに見える。
メリットなのかな。
そういう意味で横風に引っ張ってもらう。
コントロールできるあるラインのたわみ具合ぐらいの範囲までだったら、
コントロールできるかな。
それ以上超えて膨らみすぎると、
もう制御はできんね。
距離の話になるけど、
近い距離だったら、
遠投する場合だとちょっと難しい。
じゃあこういう系のルアーをあんまり使ってないとか、
っていう人に。
たぶん必要なのは、
典型的なシチュエーションみたいなやつが何個か。
本質的には、
ベイトとか風との関係性みたいなのを考えて、
そこに対して適切なルアーをセレクトしていくっていうのが、
ダニスなんだけども、
効果的な釣りシチュエーション
1回とはいえ釣ってみるまでは、
ダニスが比較的高いね。
遠景的なシチュエーションでやってたら、
いつか釣れるんで。
いつか釣れた時に、
この感じで釣れてんだっていうのを、
感じてもらうのがとっても大事。
確かに。1匹目ね。
だから、愛知系ルアーを使うシチュエーションと、
まず分かりやすいのは、
常夜灯の、
明かりが一番効いてるところは、
そこで反応が分かるんだよね。
すごいデッドスローで引いてくるから、
足元までちゃんと追尾してきて、
風とか、逆に反転して帰っていく様がね。
桜が見えるしね。
見えるルアーなんで、
まずはやっぱりそこでやってほしいし、
あとは、この間神戸行った時に、
結構釣れて、結構釣れた時は、
ストラッグチャーから全然離れなくて、
本当のテトラ際のキワキワ流さないと、
ジグヘッドで打ってもダメで、
スローでじっくりテトラ際で見せて、
するようなルアーじゃないと、
全く反応しなくて、
その時活躍したのが、
愛知系、ドリフト宇宙、
から、ストラッグチャー際、
例えばテトラ際をキャストして、
そこはボキボキに投げるんじゃなくて、
完全に平行でいい。
極力テトラ際どうだろう、30センチ以内。
これも結構テトラ際を、
スローに巻きで通せるっていうのも、
メリットだね、この愛知系の。
テトラ際はめちゃくちゃメバルおるからね。
ちょっと沈むルアーだと、
不安なところでも全然流せる。
ドリフトチューンというか、
愛知系ルアーのメリットだと。
あとは平井さん言ったような、
シャローフラットだね。
これだったらもう、
おきむきフルキャストで。
おきむきフルキャストで。
広範囲サーチ。
まあ今はロットがいいから。
短距離戦とは言いながらも、
飛びにくいとは言いながらも、
まあまあ飛ぶからね。
だから今言った3つ。
上と下が軽いところで、
メバルがどういうふうに反応するのか。
まずそれを。
あれはまあ本当に勉強になるからね。
で、あとはストラクチャー際ね。
で、あとはシャローフラット。
ベストはできればキャスト範囲全体的に、
何か障害物があるような。
あるような場所。
まず使うとしたら、
基本はその3シチュエーションでいいんじゃないかなと。
ルアーの特性と選び方
瀬戸内とかだと多分、
塩と塩のぶつかっているところとか、
メバルがつくようなポイントみたいなのがあって、
そこに対して流し込んでいくっていう。
多分そういうことになるのかなと。
うんうんうんうん。
そうね。
で、これで釣れる魚は、
結構でかいことが多いんだね。
ああ、そうかも。
割と結構尺メバルとか、
二重交半とか尺絡みとかで、
結構多いかな、実績でいうと。
ナチュラルなのかな。
警戒心が強い分やっぱり、
ついている場所とかから出てきにくかったりするけど、
スピードとかいろんな、
警戒心を与えずにアピールできる、
そういうイメージだね。
一方でウェイトバランスがすごい繊細な分、
例えばコルセアのドリフトチューンの50とかだと、
それの線形がすごい細いので、
でかいメバルを狙いたいシチュエーションだと、
どっちかというと6号サイズのコルセアのドリフトチューンだと、
軸がシーバスの対応しているので、
尺メバルだと全然安心してもらえる。
距離もすごい稼ぎやすいから。
一応シラスミノは多分その中間。
同時に結構しっかりスタッフが付いているから。
なので尺メバルを狙わせたい場合は、
個人的なおすすめとしてはコルセアのドリフトチューンだったら6号のほう。
もしくはシラスミノの482スキビかな。
ぜひ使ってほしい。
その引き感の無さをカバーするっていう意味合いだと、
コルセアの6号は純粋なIJKっていう厳密に言うと、
ちょっとロールフックが入るんだけども。
こっちもそうよ。
頭の主張を受ける面積もあるんで、
引き感は分かりやすいかなと。
やっぱり先細りで、中心が高さがあるのかな。
コルセアの話。
実はコルセアとシラスミノLSPは、
どこにボリュームがあるかっていうのは真逆のルアー。
これ本当に真逆やからね。
横からルアー。
コルセアは先が太くて、後ろの方がお尻がシュッとしているように見えるんだけれども、
上から見ると逆になる。
これ結構特徴的な形だよね。
だからコルセアはその分後ろにウェイトがたくさん仕込めて、
シンキングベンシルは非常によく飛ぶんだけども。
ドリフトチューンの場合は後方に実はウェイトが入ってなくて、
全部センターの方にウェイトが集中している形になっているから、
それで不力を確保しているんだけども。
シラスミノの方も前方寄りのウェイトの位置になる。
ただこれね、浮かべると実は姿勢が若干違って、
シラスミノLSPの方は完全なセンター。
フリーにすると完全なセンターなんだけど、
コルセアの方は頭さん。
不力が頭の方が弱い。
たくさんウェイトが入っている。
そこの違いがあって、
ドリフトチューンの方の狙いとしては頭下がりになるから、
引っ張った時に頭の上のところでCを受けるんで、
受け上がりを防止するっていうのがあって、
それで安定させている。
多分シラスミノLSPの方は水平姿勢をめちゃくちゃ意識してあるわ。
そこの違いは面白い。
引っ張った時の安定感でいうと、
どっちかというとシラスミノLSPの方が安定感はある。
引っ張った時のね。
ドリフトチューンの方がレンジのキープのしやすさとか、
あとはラインテーションを抜いた時に不安定になるんだよ。
ロレッドチューンの方が。
そういうことだよね。
ちょっとした波の変化とかで、
いい意味でその変化があるタイミングで勝手にアクションしてくれるっていう意味では、
ドリフトチューンの方がややオートマチック感はある。
シラスミノLSPは安定してるんだよね。
安定してるから任意のタイミングで止めたりとかいうことが、
とてもしやすいルアーなのかな。
ここは好み。
好みかな。
あとはあれかな。
ベイトの種類とも関連するけれども、
季節感というか、いつごろ使うことが多いか。
もうシーズン通して投げるよ。
うん。
もう一生。
全然。
だからシーズンあんまり選ばない。
年間どうだろうな。
ワンシーズンでシラスミノのリップレスで売ってる魚って、
感覚的には3割以上だと思うよ。
どこまではもうガンシップ、シラスミノ、リップレス、シラスミノか。
この3つだったのに、去年ソレスっていうSGK。
今年また今度スタイラーが出たことによってさらに幅が広がったからね。
スミスは本当にプラグのラインナップが豊富なんで。
ライトプラグのラインナップは多分全メーカーの中で一番多いんじゃないかな。
でもそれで言うと、エヴァグリーンはまだライトプラグ系のラインナップっていうと、
4種類、50なんだけど、
その中でコルセア、ドリフト、チューン。
愛知系を出してきたっていうことで考えると、
やっぱそれだけ触れる実力があるっていうのは間違いないから。
そういう意味では繰り返しだけど自信を持って踏み出してほしいなと思います。
シーズンと釣りの実績
平井さん今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
聞いてくださった皆さんもありがとうございました。
また次の際でお会いしましょう。
はい。
ではでは。
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