フィッシュポッド対談会ということで、今日は僕の釣り仲間でもある平井貴則さんに来てもらっています。
平井さんは鳥取県在住、スミスやバリバスのフィールドスタッフ、それからパズデザインのテスターとしても活躍していて、
ライトゲームを中心にシーバスやアオモノ、渓流釣りまで、ショア、オフショア問わず幅広くやっているサインの釣り馬です。
平井さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ようこそお越しいただきました。
言いつつ、実は平井さんの自宅で収録しているという感じなんですけど、
今日フィッシュポッド初の対談会ということで、そんな平井さんと一緒に釣り話をしていきたいと思います。
そもそも知り合ったきっかけを簡単に言っておこうかなと。
フィッシュポッド、結構根っこにあるのがメバルで、平井さんと出会ったきっかけはメバル。
覚えてる?
覚えてる。
忘れもしない。
もともと鳥取の某遊戯船の船長を平井さんがやってて、
スタッフでね。
スタッフでね。
その時、俺がボートメバルをやりたいと。
10月のまだオカッパリで全然釣れてない時に、とにかくボートで一回やりたいということで行った。
えぐかったね。
えぐかった。
えぐかった。
今日あまりにも釣れなかったんで、次の試験も来させてくれって言って、
その次の週また一人でボートで平井さんを連れ回したという。
マジで難しかったもんね、あの時。
マジで難しかった。
で、そのうちオカッパリも行くようになり、
なんか共通点としてはメバルというかライトゲーム軸に競流やったりとか、シーバスやったりとか、チヌやったりとかっていう、
なんか結構ジャンルで言うと重なるところが多いというか。
そうね。
そういう感じはあるかなと思います。
ということで、今日のテーマ。
今日のテーマ。
魚が釣れない。
魚が釣れない。
さあどうする。
どうしましょう。
ちなみにこれ最近ありましたね。
最近あのうちの。
ありましたね。
僕の地元近くの某河川で行きまして、
平井さんが割とその河川の名言が絡む狂気をうちのシーバスが好きなんで、
そこへ連れて行ったんだけれども、まさかの常夜島が切れていえてると。
どうなっとるんやこれはと。
話が違うやないかと。
どうやってなんとか一歩をひねり出すかっていう。
今のはシーバスの話なんですけど、
フィッシュボードライトゲームを中心に話してるんで、
アジとかメバル。
アジとメバルも結構違うじゃないですか。
そうね。
でもメバルじゃない?
じゃあメバルをテーマに釣れないときにどうしていったらいいか。
これ結構難しくて。
難しい。
何を持って釣れないと判断するかっていうのが、
一つの立ち位置に対してどのくらい試したら反応ないなっていう判断をするかっていうと、
なんか基準というか。
時期によってそのポイントで浮いとる沈んどるの感覚でいうと、
魚系のシラウオとかそういう系のだったら浮いてるはずやから大体。
常夜島周りとか真っ暗でもうっすら明かりがあるところとかは大体浮いてることが多いから、
そういうのはもう表層探って出なかったら、
次いった方がいろいろ打っていった方が結果が出るのが早いから。
それは大体シーズンごとにこの時期だったらこれがメインベイトになってるはずみたいなのが荒川頭に入ってて、
表層系にいる今のシラウオみたいなやつでも必ずしも波紋とかが立ってなくても、
この時期だったらベイトが入ってるならこのレンジで反応するはずだからっていうことで、
表層探ったらもう見切るという、判断するってこと。
そういう感じ。
確かベイトが入ってるか入ってないかって、多分普通からすると、
イワシみたいな、要は典型的な表層でピチャピチャやってくれるようなやつは表層の気配で分かるけど、
見て分かる。
見て分かるけど、そのエリアでのシーズンのパターンみたいなのが分かってないと結構ムズい。
これは本当に経験…
これちなみに掴むまでは、どういうプロセスで掴んでいくの?
もう数を通るしかないのかな。
数通って、でも持って帰るか。
そう、やっぱ魚が入ったりとかすることもあるし、
ルアーに引っかかってくることとかもあるし。
それがやっぱもう実際に確認できる唯一の方法だと思うから、
そういうのを情報として蓄積していってっていう感じ。
これちなみにどうやってまとめてるとか?
データとして記録とってるとかではなくて。
だいたいこの時期はこれっていうのがポイントごとにパターン的なものがあって、
そのポイントでそれを全部試していって。
例えばもう一つのポイントで一つの当たりのパターンっていうのがあったら、
他のポイントでも通用するんじゃないかっていうのはまず試す。
そこから今までこういうパターンで釣れてるっていう釣り方に変わっていくみたいな。
それでそういうルアーのローテーションの仕方をやってることが多い。
このポイントだとこれがメインメイドになってるはずっていうのは、
例えばその鳥取で言うと漁港がいくつかある。
例えば5キロ圏内とかにも複数漁港があったりとかするけれども、
その5キロ圏内の漁港単位でも蛍光みたいなやつは全然違うって思ってる。
全然違う。
それは仕様の当たり方とかで大きく言うと、
水深とか地形とかっていうのもちょっとずつ違うから、
全く同じようにっていうのはかなり近いところとかじゃないとそういう感じにはならない。
一箇所一箇所性格が違う。
それはでも感じる。
アプローチ全然違うの。
ここはもう遠投しないと釣れない。
ここは手前で釣れるみたいなそんなのもよくある。
近隣のポイントだからって言って、
シチュエーションが似てるからって言って、
同じ攻め方をするんじゃなくて。
ベースでやるのは、
一箇所一箇所こういうパターンで釣れることが多いっていうデータから
一投目を決めていくみたいな感じだけど、
とりあえずその場所で釣れたパターンは、
もしかしたらこっちの場所でも釣れるんじゃないかっていうので
試して投げてみるみたいな。
それで釣れればラッキー。
これもう一つのデータとしてそこで釣れれば
推測ができる。
自分のいわゆるホームエリアの近くだと
シーズンごとのベイトの傾向とか、
この漁港だったらこのルアーから入るし、
傾向を掴んでいく。
入り方はね。
入り方はね。
多分そのどっちかというと多数の人は、
毎週行く人もどっちかというとあんまり行かないかもしれない。
例えば2週間に1回ぐらいしか釣りに行けませんみたいな人を
前提にした時に、
なんとなく一般の釣人像として思うのは、
一箇所で粘りすぎちゃう。
上野島の下とか。
一回いいなと思ったポイントに入って、
気が付いたらもういい時間になってるみたいな。
多分あるあるのような気がするけど、
上野島の下で釣りをする時、
何を持って見切るかっていうのは、
結構大事なテーマなような気がする。
やっぱり岡っぱりで行けるような場所って、
割とやっぱり連れてることが多い。
漁港の上野島を連れてると、
意外とちゃんと学習する。
最初の1匹だけは釣れる。
最初の1匹だけは釣れるけど、
次はもうなかなか釣れんくなるから。
じゃあ立ち位置の話。
立ち位置ね。
立ち位置一つで台無しにしちゃうこととかって、
やっぱりあると思う。
典型的なのは、
めちゃくちゃギリギリに立っちゃう。
上野島の下で、
自分の影が落ちちゃう。
落ちちゃうぐらいだし、
さすがにそこまで露骨じゃなかったとしても、
ギリギリ影が落ちない距離だとしても、
結構魚散るよね。
その距離感だと結構散るっていうことはある。
あとあれ気にする。足音。
メバル釣るときも上野島だとして、どう?
普段うるさいところでやってるけど、
多分そんなにテトラというか、
岸際に波がドーンとぶつかっているような感じのところが多いから。
漁港でまずそんなにやらん。
いわゆる漁港の上野島をしたみたいなやつ。
でもさすがにしゃがむよ。
遠くで釣れる場所とかだったら、
全然そんな気にせず行くけど、
上野島の範囲が限られてて結構手狭で、
軽くちょい投げぐらいで届くエリアぐらいの感じだったら、
もうさすがにしゃがむよ。
岸からどのぐらい距離とってる?
もう全然ロット分ぐらい。
ロット分ね。
ロット分ぐらい。
ポイントまでは普通に歩いていて、
でもできるだけやる方側じゃない方を歩く。
できるだけそっち側に落とさないように歩いて。
本当に気をつけとるのは、
ライトは絶対に落とさないから、落としたくないから。
ライトって照らさないってこと?
絶対に水面照らさないように、
慣れとる場所だったら赤いライトだけで行ったりとか。
暗いとこでも。
ルアー交換するときも基本ライトつけんから。
メバルはライト絶対嫌うからね。
釣れんくなると思う。
一時的にね。
時間が経てば。
時間多いから。
その間にやっぱりルアー交換したりとかさ、
それでもやっぱり後ろ向いてコソコソしたりとかさ。
一応ポイントにエントリーする、