皆さんこんにちは、ロクです。
メバリングというメバルをルアで釣るカテゴリは、たくさんのプラグが売られています。
正直、どれを買えばよいかよくわからないという人も多いと思いますので、
今回は、尺メバルをプラグで釣りたい人や、まだプラグでメバルを釣ったことがない人向けに、個人的な実績の高いルアをご紹介していきます。
私が今釣りをしているのは、山陰エリアや、大阪、京都、若狭湾のエリアが多いんですけれども、
メバルプラグを始めたのは東京湾で、その他、名古屋、岩手県の方で釣ったこともあります。
なので、広い地域で、オカパリはもちろん、ボートメバルでも実績のあるルアをご紹介していきますので、ご参考にしてみてください。
概要欄に、各メーカーの製品ページのリンクを貼っておきますので、こちらもまたご覧になってみてください。
今回は、前半におすすめルアの紹介、後半に、こういったプラグで釣るちょっとしたコツや、基本的なタックルセッティングを紹介していきます。
プラグも、シャローのデカメバル編と魚口編という2つに分けて、合計6個のルアを解説していきます。
私も全メーカー使っているわけではないんですけれども、尺メバル編でご紹介するものは、全部自分が尺を手にしたことがあるプラグで、魚口編は一番釣った数が多いプラグ、これを中心にご紹介しています。
気にした点としては、入手しやすいということと、ただ巻きだけで釣れるということを大切に選んでいます。
では早速、シャローのデカメバル編ということで紹介していきます。
具体的なシャローの定義とか、おすすめのポイントの探し方などは、このポッドキャストの第1回、サインメバルの回を聞いていただけたらなと思います。
では一つ目ですが、まずはバスデイのSPM75、これをご紹介したいと思います。
重さが7gと重ためで、ものすごく飛びます。
ベストセッティングではなくても、7gギリギリ投げられるぐらいの、7フィートぐらいの、例えばロッドで投げたとしても40mぐらいの飛距離が出せるルアです。
特徴としては、巻き始めた時の浮き上がりですね、立ち上がりの良さ、これが上げられます。
あとはフック大きめなので、尺が来ても安心してやり取りができるというのはあります。
使い方としては、まずはこれを投げて広く探ると。
アクションとしても、例えばフォールを入れるとボディを揺らしながら落ちる、いわゆるシミーフォールとか呼ばれるフォールをしたり、魅力的なルアなんですが、
まずやってみるという意味では、ひたすらただ巻きで大丈夫です。
注意点としては、手前まで丁寧に引きすぎると、シンキングなので根がかりする可能性が高くなってきます。
手前の車楼帯は別のルアで探るのが良いと思います。
まずはこれを投げるというルアですね。
次、2つ目にご紹介するルアは、タックルハウスのオルガリップレス50です。
これはSPM75よりも浅いレンジを、より機械めな動きで捧げるというのが魅力になります。
飛距離も十分で、車楼帯をそれなりに広く探っていくのに非常に役立つルアです。
特にデカいメバルは、あまり激しくブリブリと泳ぐ動きよりも、控えめな動きの方が強いと感じることが多いです。
このルアは、ボブリングという左右に振れるアクションも出るのは出るんですけれども、
どちらかというとボディを揺らすような、いわゆるローリングと呼ばれるアクションですね。
これが主体のルアで、個人的な意見ですが、デカメバルを狙うのに適したアクションなのかなというふうに思っています。
使い方としては、まずSPM75を投げて、無反応なときですね。
このときに少しアクションを変えて、よりゆっくり誘えるこのオルガリップレス50を投げるという使い方を私はしています。
ただ巻きで良いんですけれども、数回巻いて止めるという使い方も有効だったりします。
フローティングなので、激浅な場所だったり、手前までゆっくり引いてくるという使い方もOKなので、
手前のシャロー隊はこのオルガリップレスの50で攻めるということが多いです。
これが最後のシャローデカメバル編のルアですが、最後はスミスの白隅の48、LSPというルアです。
これはですね、微波動の極みのようなルアだと思っています。
シンキングなんですが、ものすごくゆっくり沈むので、つまりものすごくゆっくり引けるということです。
表層から1枚噛んだところを非常にゆっくり、そしてとても控えめなアクションで動くルアです。
使い方としてはですね、例えばミサキの先端に立っているとか、もう明らかに超一級の場所に立っているのに、
SPMを投げてもオルガリップレス50を投げても、もう何を投げてもダメという時に、めちゃくちゃゆっくり引くという使い方をします。
なので究極の抑えというルアですね。5秒でリール1回転とか、そのぐらいのもう本当にデッドスローで誘うような使い方もします。
オルガリップレス同じように数回巻いて止めるというのも有効です。
飛距離とか、それから動きが控えめだということで広範囲を探るとか、魚を寄せるという意味ではあまり適さないルアかもしれませんが、
これでダメなら諦めがつくという数少ないルアです。
以上3つ、バスデーのSPM75、タックルハウスのオルガリップレスの50、
それからスミスのシラスミの48LSPというこの3つのルアをご紹介しました。
続いて魚鉱編です。
魚鉱といっても、もうちょっと具体的に言うと、
明かり付きの底棒で、ライト周りについているメバル、大体15cm前後とか、大きめでも20cm前後ぐらいなんじゃないかなと思いますが、
こういったアベレージサイズのメバルを狙っていくプラグダッチです。
ではまず1つ目、スミスのガンシップ36SSです。
このルアは一言で言うと、何でもやです。
デッドスローのタダ巻から、例えばトゥイッチを入れたり、
サオで強めにブルブルと引きずって止めをつくって、その間で食わすという、
あらゆるアクションに対応するルアになります。
タダ巻でも十分すぎるほど釣れるルアなんですけれども、
このルアのいいところは、タダ巻だけのプラグの釣りからもう一段階ステップアップしたいなという時に、
様々なアクションをこれ一つでこなすことができる、個人的には教科書のようなルアだなと思っています。
スミスさんの小型ルアはロングセラーが多い印象なんですけれども、その理由がわかるルアだなと思います。
2つ目、ナックルハウスのオルガリップレス43です。
先ほどご紹介したのは50でしたが、一つ小さいサイズですね。
こちらも同じくローリング主体の大人しめのアクション。
ガンシップよりも1枚上のレンジを引けるというのがメリットかなと思います。
50の時ご紹介をし忘れましたが、重心移動システムが入ってまして、重さの割に非常によく飛びます。
旅行でプラグを投げていると、明暗のところに目バレがついていることも多いので、
明暗部の奥ですね、より遠くに飛ばしたいというシチュエーション、それなりに出てくるんですけれども、
そういった時に十分満足できる飛距離が出るというのが良いところかなと思います。
これも50と同じく数回リールを巻いて止めるというのも有効です。
そして漁港編の最後にご紹介をするのが、スミスのメバペンメバルです。
これトップウォータープラグというカテゴリに分類されるんですけれども、
このトップの釣りがめちゃくちゃ楽しいです。
私もメバルのトップの釣りっていうのを初めて目の当たりにした時、
初めて釣れた時っていうのはめちゃくちゃ楽しくてですね、
その日はその後もう1日中メバペンメバルばっかり投げていました。
水面を割ってバシャッという音とともにですね、メバルが飛び出してくる。
バイトがいつあったのか全て丸見えというこの釣り、抜け出せない方も多くいます。
具体的な使い方としては、投げてまずは何もせずに放置します。
この着水とそれから波紋でメバルが気づいて寄ってきて食べるということ、非常に多くあるので、
特に漁港も含めてまだ1度もプラグでメバルを釣ったことがないという方のために、
漁港で有効な1つのコツですね、お話をするとですね、
ピッチングという投げ方を使って、もう壁際平行にですね、ルアーを投げるという釣り方、
これをめちゃくちゃお勧めします。
飛距離はですね、10mくらい投げられればもう十分なので、
大事なのは、堤防から20cm以内くらいのところにちゃんと落とせるということが大事になってきます。
ピッチングについてはですね、本当にピッチングのやり方だけ切り取った動画をショート動画としてアップしますので、
概要欄にリンクを貼っておきます。
こちらをまたご覧になってみてください。
私も初めて間もない頃というのは、漁港に着くとですね、まっすぐ沖に向かってルアーを投げていたんですけれども、
足元についている個体も非常に多いので、本当にちょっとした距離投げられるだけで良いので、
こういう壁際に正確に落とすような釣り方も押さえていただけると、より楽しめるんじゃないかなと思います。
今回は基本的にタダ巻きだけで良いという前提でお話をしているんですけれども、
タダ巻きといってもどのぐらいのスピードで巻けば良いのかというのを疑問に思った方も多いんじゃないかと思います。
これはですね、各プラグごとに当然ながら理想的な巻きスピードというのが違うので、一概に言えないところもあるんですけれども、
一度、ちょっと手間かかるんですが、日中にですね、近くの漁港でも川でも良いので行ってみて、
そこでルアーの動きを見てみるというのが良いと思います。
一定の巻き速度以上になると、どこかのタイミングでそのルアーが泳ぎ出すんですけれども、
イメージとしてはその泳ぎ出す巻きスピードよりもちょっと早いぐらいです。
この辺りちょっとニュアンス伝えづらいんですけれども、後ほどまた参考動画みたいなものをご紹介できればなと思います。
それから他に気になるかなと思う点で言うと色ですね。
色ですが最初はもうクリア一択で良いです。
個人的には茶灯が入ったものとか真っ黒も好きで使うんですけれども、
最初はもうクリア一本で行かれて問題ないと思います。
というのはこのクリアカラーというのはメバルから見ると網の集合体、
要は小さなエサの集合体に見えているという話がされることがあります。
話をされるというだけではなくて、実は私自身もですね、
これはメバペンマグナムというメバペンよりもかなり大きなルアーがあるんですけれども、
実際にお店でご覧になっていただくと分かるんですけれども、
メバルプラグにしてはものすごく太くてですね、
中にはメバルコーナーではなくて、血ぬのコーナーに置いている釣り具屋さんもあるぐらいです。
このプラグを投げていると15センチあるなしぐらいのメバルが食ってくることがたくさんあります。
むしろあまり大きなメバルが食ってくるというよりは、
ひょっとするとノーマルのメバペン以上に小さいメバル、マグナムが好きなんじゃないかと思ってしまうぐらいで、
ただフックサイズがすごく大きいのでなかなかフッキングしないんですが、
そんな状況というのも経験をしたことがあります。
そういうふうに考えると網の集合体に見えているんじゃないかという話は、
間違いじゃないんじゃないかなと個人的には思っています。
メバルの生態編でもお話をしましたが、
この網というのはメバルのメインベイトの一つなので、
そういった網に見える可能性があるクリアプラグというのが、
一番とっかかりとしてはいいんじゃないかなと思っています。
次に基本的なタックル打てですね。
ご紹介したいと思います。
これ一掃で投げる場合ですね。
デカメバルを狙う場合は、
メバルロッドのML以上のクラスに基本的にP-0.45です。
これをメインにしています。
魚口ならメバルロッドのULとかLにP-0.35。
これを風の強さとかアベレージサイズに応じて、
多少太くしたり細くしたりという調整はしますけれども、
これを基本にしています。
リールはですね、ローギアでもハイギアでもどちらでも良いんですけれども、
慣れないうちは統一した方が良いかなと思います。
私は遠投して美味しいポイントを過ぎると早めに回収してしまうということをよくやるので、
エクストラハイギアですね。
使うことが多いです。
それから最後に動かし方の参考として、
動画のリンクをですね、概要欄に記載しておきます。
個人的なメバリングでのプラグの釣りといえばレオンさん、角拓実さんですね。
僕も釣りに関して大きな影響を受けた方の一人ですが、
レオンさんが丁寧に動かし方を解説している動画がありますので、
こちらのリンクを概要欄に貼らせていただきます。
途中ご紹介したピッチングの短い動画ですね。
こちらと合わせてご覧になってみてください。
ということで、今回はシャロウのデカメバル編と魚鉱編でそれぞれ3つずつ、
合計6つのプラグのご紹介と、最後にちょっとしたコツをお話ししました。
各釣りメーカーに所属するプロのテスターさんたちだと、
どうしても自社ルアーの話が中心にならざるを得ない事情もあるので、
私はただの一釣人ですが、実績のあるプラグを紹介してきました。
参考にしていただけたらとてもうれしいです。
初めてプラグで釣ったメバルは本当に嬉しくてですね、よく覚えています。
関東にいた時なので横須賀の海釣り公園でしたが、ガンシップで釣ったのが最初でした。
20cmあるなしくらいの大きさのメバルでしたけれども、
嬉しくて何度も写真を撮ったのを覚えています。
同じように初めてのプラグで釣ったシャクメバルですね。
これを手にして喜ぶ方が増えたら私も嬉しく思います。
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