00:01
レッツゴ!
はいはい。
あああああ。いいですか?
はい。
はい、おやじは銀行員.fmです。
えーと、この番組は
ヤバいゲーム。
おじさんね、おじさんたちが楽しく
頑張って。頑張ってくれ。
喋る番組ですよ、と。
はい、今日はタジとガジラです。よろしくお願いします。
お願いします。
ヨイショさん、現場じゃ通用しないよ。
おおっと、おおっと。いきなり?
その意地に、マジでもう10年以上されてるけど。
いやいや、もうね、飯食う速度も早くなってね。
俺、それの話大好きだから。
今後も続けていく?
いやいや、ヨイショさん、そう。でね。
はい。
俺、こないだね、生まれて初めて演劇を見てきたんですよ。
演劇?
見たことある?
いや。
ないと思う。
小学校の時とかにさ、自分たちですることはさ、
あったり、素人劇はあるけどさ。
ある。
わざわざ、金を払ってなかなかなくない?
いや、ないね。
それがね、私が見てるのはね、奇跡の人っていう映画で。
奇跡の人。
そうなんですよ。
主人公が高畑美月さんが演じるアニー・サリバンっていうお姉ちゃんが主人公で。
はい。
主軸としては、ヘレン・ケラっていう人の生涯っていうか、
その人が生まれて、サリバンが来て、ようやくその言葉っていう概念を覚えるまでの話だよね。
あー。
ざっくりヘレン・ケラについて説明すると、生まれてすぐ高熱が出ちゃって、
目が見えない、耳が聞こえない、喋れないっていう三重区。
あー。
人生、超ハードモードで生まれて、生まれてすぐ環境になっちゃったから、
はいはい。
暗闇の中、手探りで触るものとか、気が付くと誰かに口にうまいもの入れてくれるとか、
あー。
言葉っていう概念を知らないの、その女の子。
あー、そっか。
で、その子が、お天馬娘で、それはそうだよね、何やってるか全く見えないし分かんないから、
家族もそれに振り回されて、どうにかしてこの子に教育を受けさせたいと。
あー。
で、探して当てたのが兄サリバンっていう、でもサリバンも当時20歳とかそこだったらしいけど、
あー。
その人がやってくるわけよ。
はいはい。
その人のおかげで、少しずつマナーとか、人としての食べる、ちゃんとフォークを持って食いましょうとか。
なるほどね。
で、彼女の両親たちはそれだけで大感激して、先生ありがとう、もう十分ですって言うけど、
サリバン先生はこれじゃダメだと。
いや、まだ足りないみたいな。
まだ足りないと。
言葉っていう概念を覚えるまではこの子は人間になれないっていうので、
なるほど。
必死に教えるわけなんですよ。
あー。
劇中もそれのシーンがたくさんあるんだけど、
うん。
どうやってガジラその、言葉も目も耳も聞こえない人にさ、
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うん。
言葉を伝えると思う。
そっか、目も見えない、耳も聞こえない、
聞こえない。
あとなんだっけ。
喋れない。
あ、喋れないだ。
なるほどね。
そうなんですよ。
やっぱあれじゃないの。
あの、点字。
点字っていうか文字の概念とかないから。
あー、そっか。
言葉っていうか単語とか。
あー、そっかそっか。
そうなんですよ。
えー、わかんないな、普通に。
俺も知らなかったんだけど、その時に水を手に触らせて、
その後、手の、何だろう、彼女の手のひらの上で先生がこう、
手のひらでABCDを表現した形を作ったのを、
ウォーターだから、
何度もこうやって、水触ると先生が何故かわかんないけど、
手を当てんなっていうので、
で、だんだん触るまでで先生がウォーターってやると、
ウォーターって返すようになるけど、
彼女はその言葉の概念はわかってないわけよ。
ただ先生がそれやるから、それ返すだけ。
その返すっていうのは書くの?
書くとかも知らないから、
同じように手のひらに先生がウォーターってやったのを、
同じようにウォーターってこうやるだけなの。
先生もこれやってくれてるけど、
こいつ言葉っていう概念やっぱり理解できてねえわっていうので、
ただ猿真似してるだけだなみたいな。
でも先生は諦めず人形を触らせてドールとか、
単語を覚えてくれた。
名詞をまず覚えさせようとして。
それでもやっぱなかなか覚えてくれないし、
両親はめちゃめちゃ先生スパルタにあるから、
やめてくれと。
先生もういいから帰ってくんねえかって。
かわいそうみたいなことを。
うちの娘をそんな風にしないでかわいそうって言うけど、
先生はお前ら両親がそんなにあやまやかしてるから、
この子がいつまで経っても人間にならないんだって。
すごいね。サリバン先生。
サリバン先生立派にやって、
最後の劇中の最後の最後に水触らして、
単語の概念がわかる瞬間があるの。
水を触って先生がウォーターだって言ったときに、
言葉ってこういう意味なんだってわかる瞬間があるんですよ。
ちょ、どういうこと?
あのね、俺も確かにうまく言えないけど、
なんだろう。
今までさんざんウォーターってやって、
先生の手文字っていうのかな。
手文字って例えばWの半個じゃないけど、
形したものを当ててたんだよね。
そうそう、あんな感じ。
Aの3本隅で。
半個じゃなくてそれをただ手のひらで表現して、
3本指当てたらAとか、
2本指当てたらBとか、
そんな感じでやってたけど、
それやられて次第に触るまでに関してはできるけど、
これはできるようになったんだ。
ウォーターで手のひらに表現するのは可能なんだけど、
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ただそれは言葉をわかっているわけじゃなくて、
ただ先生がやってくれたところを返しているだけ。
だけどその最後の最後に水触って、
これ言葉っていう概念がわかったって瞬間が、
ヘレン・ケラーの中で生まれるわけなんですよ。
そうなんですね。
そこがめちゃめちゃ感動し、
俺も見てて泣いちゃうくらい。
ほんと?
すごいすごい。
ちゃんと見たら、
わーみたいな感じになるか?
なるなる。
よかったーみたいな。
始め1万円くらいするの演劇って。
これもツイッターにスイカさんって方が、
なんかちょっと一瞬見たような気がするな。
その人たまにお辞儀にもコメントくれるけど、
その人が見てて楽しいっていうのを、
上げてるのを見て、
ちょうどその時にコテンラジオで、
俺ヘレン・ケラーの回をずっと聞いてて、
何度も何度も。
すげー人がいるなと思ったら、
あ、劇あるんだと思って、
ちょうどいいから見に行こうと思って。
あーそういうこと?
行ったんですよ。
当日チケットも一応何個か買えて、
ただ1万円くらいだったっけな。
そんなもんだね。
高いなと思ったけど、
見終わった後は、
安い。
安いって。
安いと思って。
それだけちゃんと感動というか、
そうなんですよね。
感じるものがあったんですね。
なんか目と耳がない状況って、
ちょっと無理じゃない?
確かに目と耳厳しいね。
そうよ。
確かに目と耳、
耳聞こえなくても喋る人は喋るよな。
あれは目が見えてるからなのかな。
確かに。
発声の練習を喉に手当たりでやったりするんじゃなかったっけ。
ヘレン・ケイラも晩年は結構喋るようになったらしいよ。
そうなんだ。
その単語を8、9、10歳で覚えた後、
確かハーバード大学とかまで行ってんだよね。
そうなの?
ヘレン・ケイラってすごいね。
どうなってんだろうね。
ずっと横にサリバン先生は相棒としているんだけど、
サリバン先生、生涯?
生涯つき添ってる。
そうなんだ。
でも4回くらい確か来てる。
天皇に会ったりして。
彼女っていう存在が、
こんな生涯持って無理ゲーかと思ったら、
いけるんやと。
福祉とか障害者教育の第一人者みたいなのがヘレン・ケイラだね。
そういうことに従事するようになったんだ。
そうそう。ゆくゆくね。
なるほどね。
言葉も無いし。
無理よ。子供がその状況だったら。
積んだなって思っちゃうよね。
確かにね。
09:00
それですごいなと思ったし、
同じような話なんだけど、
こうだって映画見ました。
こうだ?
全然知らない。
大体映画館だと終わっちゃって、
やってるのは一部の映画館しかないんだけど、
これがアメリカの田舎町で漁師を営んでる家族がいるんだけど、
その中でこうだっていう娘、
一人だけがちゃんと献上者なの。
で、お父さんお母さんお兄ちゃんは完全耳が聞こえない。
なんていうんだっけ?老?
あんな感じの方で、
だから娘さんが両親の通訳係として、
魚の競りがいくらになりますとかって交渉したり、
労働組合の時に父親の手話を見て代わりに発言したりとか、
それでその子自身は歌が好きで、
ちょっとそれの動機が不純で好きな男の子がいるから、
合唱部に入ろうと思って入ったら、
その先生がお前めっちゃ才能あるから音大行けよって言って、
恥ずかしかったけど、
じゃあそんな風に褒められたらやってみようかなっていう。
もともと自己肯定感が低くて、
家族が障害者の中で生きてるから、
ちょっと街でも有名みたいな。
褒められてる中、
その子が音大に行く勉強をしてるんだけど、
でもやっぱ家族の通訳係としての仕事もあるから、
授業をサボっちゃって先生にもっこんじゃないとか怒られたりとか、
私でもこんなに忙しいのよみたいなので褒めたりとか。
ガチでその子しかいないんだ。
いないいない。
通訳できる人が。
もちろんお金で雇えるけど、
それはお金がすごいかかっちゃって、
あんまり裕福な家庭じゃないから、
娘がいなくなったら俺らどうしていくんだろうみたいな。
終わるわみたいな感じだった。
はっきりは言わないけど、
雰囲気的にプレッシャーがあって、
娘さんもそれわかってるから、
やっぱり音大行くの諦めて家族でみんなでやっていこうよって言ったり、
それを見たお兄ちゃんが、
お前そんなこと言わないで、
自分の外の世界に行けよみたいな。
いいお兄ちゃんやな。
それで俺も見てて、
途中で俺もガジラもわかると思ったの。
こうだっていうか、
障害者の方の気持ち。
耳が聞こえない人の気持ちを、
俺も理解途中でできるっていうことに気が付いたよね。
でもこれは間違いだ。
途中で変わるんだけど。
っていうのも、たまに海国とかに行った時に、
俺以外全員ネイティブです。
英語スピーカーとかさ、
ドイツ語とかなんでもいいけど、
そこにいると、
映画でもそうなんだけど、
人の顔色とかすごい見るの。
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障害者のお父ちゃんお母ちゃんとかが。
何言ってるかわかんないし、
だけど人の顔見ながらこんなこと言ってるのかな?
みたいな顔を伺ったり、
やっぱり会話には入れないからちょっとつまんない思いをしたりとか。
そういうのあるよね。
でもなんかそれが私は、
映画を見た時に、
多分これって俺が外国行って感じたような気持ちと、
あー、かなーって。
そうそうそう思ったんですよ。
それがですね。
なんですか?
高田が学園祭で、
メインのボーカルとして歌う場面があるのよ。
で、映画としてもすごい良い歌出して、
周りの家族とか見に来てる保護者も感動してる中、
突然映画が両親の視点に音が切り替わって、
無音になるのね全く。
1分ぐらいかな。
その時に、
俺は間違ってたと。
甘かったと。
なるほど。
こんな違うんだと思って。
なるほどね。
やっぱり耳が聞こえてるけど理解できない時と、
全く情報がゼロの時の。
で、両親はだんだん高田が歌ってるの見てるけど飽きちゃうの。
何言ってるか結局分かんないし、
歌ってる絵では見えるけど、
歌声が聞こえないから、
どうする?夕食何する?みたいな。
2人で手話やり始めたりとか。
なるほどね。
俺もそれで一生懸命最後の最後に、
そんな高田が音題の試験を受けるラストシーンに、
そこの伏線になってて、
感動できる。
感動したな。
後ろのお姉ちゃん大泣きしてたから。
本当にちゃんと感動した時は、
涙とかあんま出ないね。
でも満足感はあるよね。
鳥肌が立つだけで、
すっごい俺間違ってた。
分かった。
前半すぐ分かると思ったけど。
分かった。
田島さんは障害者系とか。
最近なぜかそういうのにハマってて。
ガジラなんか、
俺なんか上辺だからさ。
エンタメとしてとか、
ヘレンキラーも高田も。
ガジラは直でそういう大変な人と。
障害者の方を見るようにはなってます。
なるよね。
またそれ違うと思うし。
高田に関してはすごい良いとこが、
あんまり家族が自分の障害を
悲観的な感じに描かれないの。
めっちゃ手話でコンドームつける仕草やって、
お父さん爆笑撮ったり。
娘の彼氏の前でやって。
娘からは大失縮なんだけど。
映画館でちょっと笑いが起こるぐらい。
その辺がよくあるじゃん。
障害者抱えてて、
俺マジ悲しいみたいな。
私悲しいとかじゃないのよ。
結構幸せに生きてるけど、
15:00
やっぱり大変なところもあり。
そうね。
オーディションの写真見てよ。
見てよ。
これは今年一番今のとこいい映画だね。
お父ちゃんお母ちゃん応援してくれたの?
最後は最後だね。
応援してくれた。
まさかスパイダーマンを超える映画が
今年現れるとは思わなかったんだけど。
障害は本当に大変だと思うんだよね。
どうなの?
俺なんか実際ほとんど接したこともないからさ。
街で見かけるとかあるけどさ。
やっぱり先天的というか、
生まれ持って障害あったら
あるのもそれはそれで大変だし、
成長していくにつれて
みんなと違うっていうのが分かってくるのも
また辛いところだと思うけど。
ガシルランの障害のレベルにもよってさ、
その辺のちゃんと自分の思いを伝えられる人とさ、
人との差異が分かるくらいの障害の人とさ、
全くもう何も分かんないみたいな。
人もレベルもあるじゃん。
おっしゃる通り。
それってどうなんだろう?
例えば、
本当に世の中はいろんな病気があったりしてね、
分かりやすいのは脳卒中だけど、
脳卒中は生活習慣病とかいったりして、
割と高齢になる人はなるんだけど、
いきなり立てないとかにもなったりするし、
結構もどかしいのは多分、
喋れないみたいなのもあるんだよね。
もうずっとベッドの上で、
みたいな人に抱えられて、
ガジラもそういう患者さんを見たりするの?
見たりもするんだけど、
自分ではもうベッドから起き上がることもできないし、
トイレもおむつなのよ。
クダトーストか。
クダトーストとかもあるし。
確かにね。
それになった直後で、
例えば、頭の整理もつかない状況だったら
まだいいのかもしれないけど、
それがある程度回復していって、
自分の状況が分かるようになってくると、
また悲しいのよね。
初めはなったことに対して、
ショックだし、
ショックというか、
そもそも分からないのね。
脳卒中の場合だと。
それが理解できて、
改善すればするほど、
自分の状況がいかに絶望的だったり、
18:00
あったりするから、
難しいね。
難しいよね。
映画で見るくらいで、
映画で見て、
電車とかで、
助けてくださいカードが付けてる人とかいるじゃん。
赤い下地に。
多少は気遣う気持ちを持とうかなぐらいの、
なかなかあれを、
自分がサポートする側?
もしかしたら、両親の介護が必要になる可能性も、
十二分にあるから、
いつ自分が、
なる方だかもしれないしね。
タジーとかなんて、
なるよ。
なってしまう。
孤独で、
ぼーっとして。
結局お家に帰れずに、
施設にとかもあるし、
施設に預けるお金もなくて、
介護も必要になっちゃって、
ご家庭も結構大変になったりとか、
重要なトピックスですよ。
田島さん。
素晴らしいですね。
ヘレン・ケラーのやつと、
コーダーに関しては、
すごく元気をもらえる。
そう。
辛いなとかガジラも仕事思うけど、
まだまだ甘いと。
ハードモードは、
上がいると。
確かにそうだね。
このことで、
仕事始めたばっかりで辛いとか、
何言ってんだってことね。
もうちょっと頑張ってみようっていう。
あと今、辛い思いをしている人がいれば、
俺を見たときに甘かったと。
これはそういう回ね。
俺甘かったなっていう。
上には上がいるぞという。
そうですよね。
辛いときあれじゃない?
忙しいときとか。
世界中忙しいわって思うときあるけど、
甘かったね。
ぬるまいだったって。
頑張りましょう。
最後まで聞いてくださって、
ありがとうございます。
番組への感想は、
8小路議員でお願いします。
では、さよなら。