特別な体験の始まり
こんにちは。好きを仕事にするマインドラジオてっしーです。
ファッションのおかげで人生は変わったのに、どう仕事にするかわからず悩んでいた私が、
好きを仕事にする仕組みで人生を好転させた方法をお伝えします。
今日はちょっと特別な体験から感じたお話をしたいと思います。
先日ですね、東京の八重洲にあるブルガリホテルの中にある
ミシュラン一つ星のレストラン、イル・リストランテ・ニコロミートさんというところに行ってきたんですね。
ランチ行ってきたんですが、なんと2万6千円のランチコースでした。
本当に3時間かけて一つ一つ丁寧に出てくるお料理と完璧なおもてなしだったんですね。
一緒に行ったのが私含めもうお二人で合計3人だったんですが、
その3人とは年に2回ぐらいちょっとランチしに行こうみたいな間柄になっているんですね。
月に1回とある会で、私は副主催というのをしていて、
そこでお仕事をさせていただいた会費っていうんですかね、
それがある程度溜まったので、じゃあちょっといいところでランチしようか、
みたいな形でランチをして行ったっていうわけなんですけどね。
価値の理解
最初は2万6千円のランチコースなので、ちょっと贅沢しすぎかなみたいに思いました。
でも帰る頃には心の底から行ってよかったって思ったんです。
あとは自分の枠が外れたっていう感覚がすごいありましたね。
いわゆるコンフォートゾーンっていうものですかね。
外れた感はすごい感じました。
で、気づいたこともあったんです。
私たちのショッピング動向を受けてくださるお客様も、
きっと同じようにショッピング動向を受けることに対して、
ちょっと贅沢かなって感じてるんじゃないかなって。
でも私たちが提供しているのはお洋服、
まあお洋服ではあるんですが、服ではなくて実際体験なんですよね。
なので今日はこの体験を通して感じた価格の枠、価値の枠を外すヒントをお話しします。
なぜ人は少し高い体験を前にすると贅沢かもとかもったいないかもと感じるんでしょうかね。
それはやはりお金を物の交換だと思っているからなのかなって思ったんですよね。
で、先日行ったミシュランのレストランで感じたのは実際違ったんですね。
じゃあ私が支払ったのは、もちろん料理は美味しかったし、
料理ではあるかもしれないんですが、実際は料理だけではなくて、
時間と空間と心の満足感だったんですよね。
3時間長時間かけてゆったりとしたペースでお食事をいただくっていうのもすごく贅沢な気持ちになりましたし、
あと周りに人がいなかったんですよ。
やっぱり平日の昼間っていうのもあるし、そこまでランチコースを頼む方そんなに多くないんでしょうね。
なので、自分たちしかいない秘密の空間というか、独占した空間みたいな、そういう感じもしたんですよね。
そして思ったのが、ショッピング動向に関してはお客様も服そのものじゃなくて、
自分が変わる時間に価値を感じてくれているんじゃないかと。
私が行ったミシュランのレストランで枠が外れた3つの瞬間っていうのがありました。
1つ目がやはりもてなしのレベルに驚いたっていうところなんですよね。
お水を注いでくださるタイミングとか、お料理を出すスピードだったり、どれをとっても完璧だし、
私たちに専属の接客をしてくださる方がお一人ついてくださったりとか、
あと食器も色が、自分の着ているお洋服と色を合わせてくださってたんですよ。
私はカーキ色の洋服を着ていて、他のお二人は黒のワンピースにワインレッドのカーディガンを着てらっしゃったんですよ。
お二方とも偶然なんですが。
そのお二方に対して使われた食器が、柄は私と一緒だったんですが、
そのお二方は赤系で、私はグリーン系だったんですよ。
なので、洋服と合わせてくださっているんだなっていうのも手に取って伝わってきたりもしたんですよね。
これは私たちのパーソナルスタイリストのサービスも同じで、
お客様の気持ちを先読みして安心してもらうとか、相手に合わせたやりとりをするとか、
この親密で誠実な対応が実は一番の価値なんじゃないかなって思ったんですよね。
やっぱりこれ私たちのお洋服に合わせて食器の色も変えてくれてるんじゃないって気づいた時、すごく感動したんですよね。
ここまで自分のことを見てくれてるんだっていうのは、実は一番の価値なんじゃないかなというところです。
二つ目が2万6千円の価値を体験で理解した瞬間ですね。
この価格はただのお料理の値段ではなくて、ここでしか味わえない時間とか、そういった心が動く感動のお値段なんだなっていうのがやっぱり手に取って分かりました。
なので自分もスタイリストとしてお客様の人生を変える感動を届けているというふうに思えると、価格に迷いがなくなるんじゃないかということですね。
そして3つ目です。
ミシュランがお料理を売っていないように、私たちもお洋服を売っているわけではないということですね。
お客様が得ているのはこんな体験なんじゃないでしょうか。
これでもう服選びに失敗しないという安心感。
サービスの価値
私ってこんな風に素敵になれるんだと改めて気づく喜び。
明日が楽しみと思えるワクワク感。
この全部が体験の価値なんじゃないでしょうか。
というわけで私がこのミシュランのレストランの3時間で感じたのは、やっぱり一流の体験は自分の中の限界を壊してくれるということなんです。
自分もこういった価値を与えてもらってもいい存在なんだと。
だからこそ自分も誰かに価値を提供できる存在なんだとも言えるだろうし、
だからこそもっともっとお客様に喜んでいただける提案をしていこう。
そんな風により前向きなスイッチが入っていったし、
自分もどんどんワクを壊していって気持ちが上がる体験っていうのをすることで、
自分にそういったいい体験をさせてあげる許可がどんどん降りてきたからこそ、
そんな自分だからこそ周りの方にもそこをもっともっといいものを提供できる。
そんなマインドによりなっていったっていう感じです。
ちょっとこのあたり伝わっているかどうか不安なんですが、伝わっていたら嬉しいです。
というわけで、今日は私がレストランに行ってきた体験から、
私たちのお仕事の本当の価値について気づいたことをお話しさせていただきました。
私たちのお仕事は贅沢でも特別でもなくて、
お客様の人生を変えるための体験価値を提供するものなんですよね。
だからこそ自分のサービスの価値に自信を持っていきましょう。
そのためにも自分自身にいい体験をさせてあげるっていうこともどんどん許可をしていきましょう。
それが自分の自信をさらに強くする大きな原動力にもつながってくるのではないでしょうか。
そしてその自信がお客様を引きつける大きな原動力にもなってくるんじゃないでしょうか。
というわけで、もし今自分の価格設定に迷いがあるよとか、
お客様に価値をどうやってうまく伝えることができるんだろうかと迷っていらっしゃる方がいたら、
ぜひご相談ください。
というわけで、今日も聞いてくださってありがとうございました。