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こんにちは、スタイリストのあてしがわらです。今日はちょっとドキッとするタイトルかもしれませんが、
好きを仕事にすると苦しくなることもあるというテーマでお話しします。
スタイリストというお仕事に少しでもワクワクしているあなたに向けて、リアルなお話をお届けいたします。
ファッションが好きだから、個人の方へのスタイリングを提案するパーソナルスタイリストになりたい。
そう思って始めたのに、実際にやってみたら、
思うようにお客様が集まらないとか、SNSがしんどいとか、好きだったはずなのにプレッシャーになる。
そんな風に感じたことないですか?
実は私は感じましたね。
思うようにお客様が集まらないは、最初私、お客様が勝手に集まってくるって思ってたので、
そうじゃないことに気づいた時、びっくりしましたよね。
あとSNSとかも、最初は自撮りができなくて、
自撮りをしろ、自撮りをしろって周りから言われて、
言われると、私は素直じゃないので、さらに嫌になって、
笑え、笑えって言われたら、余計笑えなくなって、
自分の頑固な性格、素直じゃない性格と対峙するみたいなところが、
結構しんどく感じたこともありましたし、
好きなことをやっているのに、うまくいかないもどかしさでプレッシャーになる、
相手の方に喜んでもらわないといけない、みたいな、
そんな義務感みたいなところが強くなってしまって、
がんじがらむになってた、そんな時はありましたね。
実際に私もスタイリストを育成する講座をやっていて、
周りの受講者さんも、みんな通る道だなって本当に思いますね。
好きなのにしんどくなっちゃったっていうのは、すごく話聞きます。
なので、ぜひこれが悪いこととか、自分がダメなんだとか、
そういうふうに思ってほしくないなって思うんですね。
そもそも好きを仕事にすると、好きっていうことが誰かの評価の対象になる、
あとは自分の中の理想と現実、できていないことのギャップに苦しんじゃったり、
楽しいはずなのに頑張らなきゃいけないに変わっちゃう、
これは本当にみんな通る道なんだなっていうことなんですね。
これって好きであることが悪いとか、そういうことではなく、
仕事にするっていうふうに決めて活動した途端に、
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やっぱり視点が変わってしまう、考えが変わってしまうっていうことが原因なんじゃないかなって思います。
だからこそ、思考を変えちゃいけないんだとか、
視点を変えちゃいけないんだとか、そういうことでもないですね。
その上でなんですが、そういうふうになっちゃうのが当たり前だからこそ、
必要なのは私は目的だと思っています。
好きのまま走るというよりは、自分にとっての仕事の意味を見出すこと。
じゃあこれ私にとっては何だろうかっていうと、
私にとってパーソナルスタイリストのお仕事は、
ファッションを通して人を元気にすること、
人の可能性を引き出すこと、それ以外何ものでもないんですね。
私は実際に小学生の頃、ファッションに救われたっていう思いがすごいある。
ファッションを通して自分が元気になった、元気にさせてもらえたっていうのが原点なので、
それが目的なんですよ。
これがあるからSNSの発信も継続できたし、
自分のやっていることにも少しずつ自信を持てるようになったっていうことです。
なのでちょっと視点を上に上げるっていう感じですね、感覚的に言うと。
なのでもちろんSNSがしんどいとかめんどくさいのはあるっちゃありますよ。
なんですけど、その上に自分の目的、
自分にとってこの仕事をする意味っていうのを見出せていて、
それを忘れていないのでやれているっていう感じです。
これは好きだからこそできているっていうのもあるので、
やっぱり好きっていうエネルギーは何よりも強いんだなって思います。
そこに目的が加わった時最強になっていく。
仕事として続けていく力になっていきます。
今日の話が少しでもヒントになったら嬉しいです。
そしてあなたの目的って何ですか?
あなたの自分にとってのパーソナルスタイリングの意味って何でしょうか?
ぜひ私に教えてください。
また次回の配信でお会いいたしましょう。