自己紹介の重要性
こんにちは。好きを仕事にするマインドラジオてっしーです。
ファッションのおかげで人生は変わったのに、どう仕事にするかわからず悩んでいた私が、好きを仕事にする仕組みで人生を好転させた方法をお伝えしています。
今日は、いきなりですがクイズです。
ファッション業界の経験が17年もあるベテランのパーソナルスタイリストと、アパレル未経験のパーソナルスタイリスト。
この2人、どちらがよりファッションの仕事の依頼が来たと思いますか?
ちょっと考えてみてください。
実は答えは、後者、アパレル未経験のスタイリストなんです。
今日は、なぜこのような結果になったのか、私の実体験を交えながらお話ししたいと思います。
この2人の違いは、自己紹介の仕方、つまり誰に何を伝えるかの視点にありました。
まず、アパレル経験17年のスタイリスト。
実はこれ、昔の私なんですけどね。
こんな風にアピールしてました。
アパレル経験が豊富です。
年間何万人もの女性にファッションを提案してきました。
だから、どんなファッションのお悩みも解決できます。
見た目に気を配らないと損しますよ。
ぜひ、経験豊富な私にご相談ください。
一方、アパレル未経験のスタイリストは、こんな風に自己紹介をしていました。
以前は別の業界で、相手の魅力を引き出す仕事をしてきました。
ファッションに転身したのは、もっと身近な距離で目の前の人の魅力を引き出したかったから。
お洋服を通して、あなたの魅力を引き出し、仕事も人生ももっと好転するためのサポートをします。
この2人、どちらの方が相談しやすいでしょうか?あるいはちょっとワクワクするでしょうか?
きっと多くの方が、後者のアパレル未経験のスタイリストを選ぶのではないでしょうか?
なぜなら、前者は自分がいかにすごいかというアピールで、
成功のための原点
お客さんは少しマウントを取られているように感じてしまう。
そんな方もいるのかな?っていう風に思いますね。
でも後者は、お客様がどうなれるのか、という相手目線でのアピールになっているんですよね。
当時の私は、アパレル経験豊富だからこそ、お客様にすごい提案をしてくれるんだろうと、
過剰な期待をされてしまったり、瞬時に似合うものを教えてと急かされたりして、結構疲弊してきました。
でもこれって自業自得で、自分の自己紹介の仕方がそういう自己紹介だったからっていうのはあります。
一方で、アパレル未経験のスタイリストは、お客様にとても重宝されて、
お客様の要望を聞きながら満足度の高いサービスを作り続け、たった1年で仕事として確立していきました。
私自身もその後、失敗したなっていうところを築きまして、試行錯誤を繰り返し、
今では女性にコーディネートの提案をできるようになったり、企業さんからのお仕事もいただけるようになりました。
じゃあどうやってこの状態までたどり着いたのか。
それは原点に立ち返ったからです。
つまり、オシャレを必要としている人はどんな人か。
オシャレをしたい人の本当の望み、目的は何か。
オシャレをすることがメリットになる人はどんな人か。
こうしたことを徹底的に理解することに注力しました。
これからのパーソナルスタイリストは、ただファッションの知識や発信力を磨くだけではなかなか難しいんじゃないかなと思っています。
というよりは、原点に立ち返り、先ほどお伝えした3つのポイント、
ここのテクニックを身につけていくことが、大好きなオシャレを一生ものの仕事にするための鍵になってくると思っています。
好きを仕事にしたいけど、何から始めていいか分からない。
今私こういうことを考えているんだけど、ちょっと壁打ちしたい、答え合わせしたいという方は、ぜひまた個別でご相談をください。
というわけでまた次回の配信でお会いいたしましょう。