OPC UA回は何回かトークテーマに取り上げていますが、今後の生産設備だけではなく設計ツールやインフラシステムとしてもかなり重要なトレンドになると思います。
特にFA関係は業界団体の標準化する力が弱く、淘汰性も薄いので、力のある規格にすがる他ないのです。
サマリー
最近、OPC UA標準を搭載したPLCが普及しており、これによりデータ通信のセキュリティが確保され、意味のあるデータアクセスが可能になっています。特にIndustry 4.0の提唱に伴い、OPC UAは標準化された通信プロトコルとして広がっています。日産などの企業がトレーサビリティシステムを導入する中で、OPC UAの活用例が増えてきています。
00:00
明日のファクトリーオートメーションへようこそ。メインパーソナリティーの高橋です。
リスです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
なるみさんからの頼りです。
いつもありがとうございます。
OPC UAの基本概念
なぜOPC UAが標準搭載のPLCが増えてきますか?
どんなようなメリットがありますでしょうか?という頼りですね。
OPC UAですね。
その話の前に、OPC UAがどういうものがあるかというと、
これは多分10年前かな、
Siemensさんがインタースペース4.0を言い出した時に、
フォービュネット協会が同時に推奨していたプラットフォームですけど、
OPC UAはオープンプラットフォームコミュニケーションユニファイルアーティクチャーの略ですね。
これはいろいろな分野も、清掃用だけじゃなくて、
エネルギーの管理とかいろいろなところも使えるOPC UA、
普通シンプル語の一つで、
いろいろな面白い特徴がありまして、
まずは、OPC UA1個前はDAでしたっけ?
DAですね。
OPC UA前は普及できなかったのは、Windowsしかダメだったんですよね、確かに。
プラットフォームは結構制限されたんですよね、OPC UA1個前の世代のやつが。
それが普及できないという問題で、
OPC UAはどんなプラットフォームでも一応走れるということですね。
次はセキュリティのところで、前のラジオも話したんですけど、
データの暗黒化とか印象とか、
そういうのが今現存のITの技術を使っているので、
IoTになったらセキュリティ問題だったので、
ちょうどOPC UAが相性がいいんじゃないかなというところですね。
もう1個面白いのはデータモデルですね。
これは高畑さんが大好きな特徴ですね。
例えば今まで、PLCの中のプレイヤーじゃなくて、
いろいろなデバイスの中のデータを取りたいときは、
大体意味がないのをバイト列で書いてこないんですよ。
でもデータモデルの適度をかけて、
全ての変数とかデータに意味をつけることができるんですね。
例えば今アクセスするのがバイト0、1、2、3、4、5じゃなくて、
例えばモーター1の中の現在電流値とか、
サーボ2の現在のエラーコードとかみたいに明確的に
アクセスすることができますね、データを。
で、多分Renmiさんが聞いた、
なんでOPC UA標準に搭載されたプレイヤーが増えたのか聞いたのは、
最近のMizubishiさんのMXコントローラーも出てきて、
OPC UA標準に対応しましたというところから、
頻度が来た質問じゃないかなと思ってますね。
今国内ではAMRONさんのMXもそうだし、
KEYENさんのKBとか、これからMizubishiさん出すMXとか、
海外のSiemensとか、BeckhoffさんのCordisとか、
全部OPC UAも対応してるんですね。
OPC UAのメリット
メリットがあるかというと、
1個考えたら、
お互いに共通でしゃべる集団が少なかったんですよね。
どうしてもインスタネットIPとか、
そういうプログラムになっちゃうので、
OPC UAがもう1個の選択肢があって、
それもデータモデルが対応できて、
ちゃんとした意味付けてるデータがもらえるのが、
結構デカいんじゃないかなと思ってますね。
あともう1つはセキュリティですね。
これもなんでみなさんが
OPC UAサーバーだけ搭載してるかと私は思ってるんですけど、
OPC UAサーバー対応してて、
クライアント、例えばIT側のデータ取りに行くときに、
OPC UAのインターフェアプログを使って、
データアクセスできるんですけど、
そのときに来てるのは、
外から入ったネットワークは
セキュリティの問題とか出てくるので、
OPC UAみたいなIT技術が対応してる、
アンコーカーとか証明書とかの機能ができる、
OPC UAが相性がいいんじゃないかなと思っていますね。
こんな感じですけど、
高谷さん、だいたいあってますか?
言ってることが。
はい、なってると思います。
前話をしたのと、
すごい緊張しました。
どこだったかな。
あれですよね。
でも、OPC UAは結構よくあったと思うんですけど、
パブサプも出てきたんですね、パブサプ。
最近じゃないな、もう2年前か。
今パーッと調べたんですけど、
シャープ82でしゃべってると、
シャープ84でもしゃべってるので、
もしそっちも聞いていただけたらなと思います。
それをこれ、OPC UAが好きですね。
好きでか、興味持ってるんですね、今。
そうですね。
クリスさん、さっきの話を速報すると、
なんていうんですかね、
なんでOPC UAを使われるのかっていうと、
一番大きなところは、
OPC UAしかないみたいなところがあると思いますね。
OPC UAしかないという問題もありますよね。
結局、PLCをはじめとしたOT層のコントローラーから、
上位のサーバーにデータを上げるっていうところで、
かつそれをセキュリティにきちんと担保した状態で上げようとする。
いわゆる工場間だとか、
工場外ということも含めて通信をする。
そこのデータの暗号化とかもしっかりとやる。
っていうふうなものをやって、
それが標準的に整備されているものっていうのが、
現状でいうとOPC UAしかないっていうところがあるんでしょうね。
OPC UAの普及理由
なんでOPC UAが広まったかっていうと、
昔ドイツがインダストリー4.0っていうのを提唱してたと思うんですけど、
インダストリー4.0で標準採用された通信企画だからなんですよね。
結局ドイツがこれを採用して、
結局これにタイクオーバーっていうのがあまりなかったので、
みんなこれに対応しだした。
いわゆるこれ、このOPC UA対応のスキャダとか上位システム、トレサビ、
そういうのがどんどんどんどん出てきて、
そもそもこれに対応しなかったら、
オタクのやつはうちのシステムにつながらないんですけど、
っていうふうな感じに最近どんどんなってきてるので、
どこのPLCメーカーもOPC UAには標準に対応していくと。
こういう流れが多分あると思います。
確かに高橋さん出たこれしかないのは多分結構大きいですね。
今みなさんIoTとかそういう系で使ってるもの、
これともう一個比べたらMQTTだけですね。
MQTTとOPC UAこの2つって、
FAになったらみんなOPC UAほうが好きとか使ってる気がするんですけどね。
格好合わせ変幻ですけどこれは。
MQTTはセキュリティないんで。
単体のMQTTにはセキュリティないんで、
セキュリティまで考えたときにOPC UAになる。
そうですね。なるほど。
でも結構どのPLCでも対応してるんですよね、基本PLCでは。
そうですね。標準でしてるかどうか置いといて、
今OPC UA通信ができないPLCというのはかなり少ないと思います。
何よりそもそも売れないというか。
そうですね。世の中探したら別にFLネットでTracer BDと通信してますみたいなとこも別に全然あるし。
そうですね。別にそこまで困るわけでもないという気は多分。
そこまで困るわけでもない。
ただ基本的に上位とPLCは別システムとして入れていくっていうのは基本的な世界になりつつあるので、
なぜかというと上位が作りきれないからですね、そこまで。進化が早すぎて。
そうですね。
だから専業スキャンダルメーカーみたいなのがどうしても出てくるので、
そこが分かれるってことはその間は統一されたインターフェースであるほうが都合がいい。
それがOPC UAですよね。
なるほど。
OPC UAが万能かって言ったらあんまりそんな万能じゃないですけどね。
でも他はないというのがたくさん出たんですね。
他はそれほど機能とどろいてるものはない。
そうですね。やっぱりそのOPC UAのやりやすいところっていうのはやっぱり1秒周期とか10秒周期で、
そんなにたくさんじゃないデータを取ってくる。
100点以下かな、1設備あたり30点40点ぐらいのデータを取ってくるぐらいの規模感では非常に有効ですけど、
これがもっと周期がめっちゃ早いデータがいるとか、ものすごい点数を取らなあかんとか。
OPC UAの現状
大量用だったらちょっと話が違うかもしれないですね。
こういうのがあってくると少しまた苦手な領域に入ってきますけど、
ただもう他にないから一旦これで行くしかないねっていうのは多分今のOPC UAの現状になっちゃうかなと僕は思ってますけどね。
今アゴレンマスターでも家庭OPC UAついてるですもんね今の。
アゴレンマスターですか。
いやもう何でもOPC UAだなと思いましたね。
なるほど。
日本も多分もう結構使ってるんでしょうね皆さんOPC UAは。
使ってないんじゃない?
使ってないですか?
使ってないと思うな。
でもコントローラーカーはわざわざOPCも使わないしね、どう考えたら。
使わないし、上あがったらOPC UA?
本格的にOPC UAを使いまくってるようなところってそんなにないと思ってて。
ユースケースはあまり出てこないな、そこまで出てこないなという気がしますね。
そうですね。
ただ日本にもそのOPC UAの例えばランタイムとかスタックとか売ってる会社っていうのはいっぱいあってゲートウェイとかもそうですけど、
そういうところと組んで大々的にトレーサビリティシステムをOPC UAで作りましたみたいな例はちらほらありますよね。
日本でよく大きく出てくるのは日産?
日産?
日産。
おしゃべりは日産、OPC UA、日産。
どこまでちゃんとやれてるかわかんないですけど、ただ大々的にプレス売ったりとかはしてますね。
あるんですね。ちょっと読んでもいいですか?今この場で。
ちょっと途中ですけど、日産、日産そうですね。
多分栃木工場ですね。
日産のほうでどういう設備に更新されるのを、ジグなどのシンプルなものを添えて基本はメインラインのほぼ全ての設備はOPC UAに入ってるんですね。
OPC UAの拡張と活用
工場内のネットワークに繋いでて、これより設備のリモートメンテナンスとか機械の操作と充電を監視して、
故障前の対処とか予防用事の方針とかに力を取り込んでいるところですね。
工場ではロボットのPLGのビューシステムとか、どこの工程でもフィールドストレージに集まる。
フィールドストレージは工場のネットワーク通信企画であるOPC UAに変換するインターフィーゼントとなっていると。
なるほど。
そうですね。使ってますね。リリース出てるし。
ドイツのものづくりは、フラウスワーガンも採用を使っている。
日産自動車も、これいつ出てるんですか?
2019年ですけど、これ前ですけど、OPC UAをバリバリ使っているというニュースが出てきましたね。
確かに。
という感じですね。
その年くらいかな。なるほど。
OPC UAの流れとしては、さっき言ったように、OPC UAのクラシックっていう企画。クラシックでよかったかな。
ちょっと忘れましたけど、今一番スタンダードなやつですね。
あとはさっき言ったとおり、そんな大点数取るのしんどいっていうのと、高速に取るのしんどいっていう話があるんで、
その辺の企画拡張がちょっとずつ行われていると。
いわゆる速くするために、オーバーMQTTにしてみたりとか、
フィールドネットワークに対応できるようなFXっていうのを出したりだとか。
あと、大容量のデータを引くメソッドを開発したりだとか。
そういうですね、いろんなものが開発されていますが、この拡張が使われるかどうかっていうのは、ちょっとまだよくわかんないなってところですね。
メソッド、メソッド、メソッド。実装されないとどういう場合で使うか、なかなかピンとこないなと思うんですね。
メソッド、どこで使うんですか。使えそうですか、メソッド。
使えんでしょうね。なぜかというと、メソッドの中身をサーバー側に実装する必要があるからなんで、
PLC各社も含めて、特殊なメソッドを実装してくるようには全く思わんので、
多分そんなに活かせへんとなるなと思いますね。
そうですね、そもそもメソッドを実装してないしね、NXとかKBとか、そこまで実装してないしね、そもそも。
そうですね、なのでOpc UAのメソッドは上位サーバー間とかそういうとこで一旦活用されていくんじゃないかなというふうに思いますね。
なるほど、なるほど。
そうですね、Opc UAも皆さん使いたいんだったら試してみたらそんなに難しくないので、
Opc UAのUA Expert、もしOpc UAのサーバーがあって、どこかに立ち上げてテストクテストしたいんだったらUA Expertという無料なソフトがあるので、
これはUnified Automation.com、Opc UAのホームページのところでOpc UAのクライアントソフトをダウンロードできますので、無償で。
これを使ったらPubSubとかデータアクセスとかアラームとかヒストリーとか全部見えます。
LinuxでもWindowsの対応もできます。
またサーバーが立ち上げるのがめんどくさいという方はUnified Automation.comにもこのOpc UAサーバーのデモサーバーを立ち上げるボタンを押してセットアップできるので、
だからすべてのメソッドとか配列とかスケーター、スケーラーなどの短乱変数とかも全部試線に定義されたので、接続テストでもちょうどいいんじゃないかなと思っています。
すごく気が楽です。これを試したいんだったら。
全部のツールも無償できるのでダウンロードできます。
って感じかな。
という感じでOpc UA、これからも標準搭載になっていくと思うので、Opc UAをうまく活用した他のいろんな周辺ツールも含めて出てくるといいなとは思ってますね。
これからも少しずつ更新を待っていきたいと思います。
Opc UAの仕様も知りたいんだったら、確かにOpc UAのページ柄も一部は無償ダウンロードできますよね、Opc UAの概要とかみたいな。
大したこと書いてないけどな。
そうですね。お金払わないと見えないですよな、そういうものが。
そうですね。もったいないなって思いますよね。
そこまでオープン、ノープンやってるんだけど、そこお金取るんかよみたいな感じですよね。
そうですね、それはちょっと。
それは難しいですよね。
イーサーキャットとかポーキングネットとか、イーサーネットIPはみなさんもオープンプロトコル言ってるじゃないですか、でも実はオープンじゃないですよね、あれも。
オープンじゃないですね。
仕様書だったらお金頂戴ということ。
たぶん仕様料とかですね、1あたりでうちのスタックを、うちのスパケーションのプログを使うから、1台お金頂戴ねとかね、開発の仕様書のお金頂戴ねみたいな感じですよね。
そういうところでやっぱりちょっと、あんまり聞かないですけど、ITの人はなんでポーキングネットとかネットIPの仕様書を公開してないんですかって言われたら、そんなもんですよって感じ。
そんなもんですよ。
そんなもんですね。
そんなもんです。
というわけで、この話はここまでにしましょうか。
ありがとうございました。
ありがとうございます。ありがとうございました。
19:04
コメント
スクロール