てす
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サマリー
今回のエピソードでは、工場自動化(FA)の専門家と料理人が、大量生産と資本主義の多面的な側面について深く掘り下げました。FAラジオの高橋クリス氏が、工場自動化が労働者の削減と効率化を目指す資本主義の理想であると説明し、食べ物ラジオの武藤拓郎氏と太郎氏が、マクドナルドの驚異的な生産速度を例に挙げ、ハンバーガーが90秒で提供される一方で、自動車も1台90秒で生産されるという驚くべき事実が語られました。 議論は、大量生産の起源がヘンリー・フォードの自動車工場ではなく、19世紀後半のシカゴの食肉解体業にあるという歴史的背景にまで及びました。肉の腐敗を防ぐために考案された分業と効率化のシステムが、フォードによって自動車生産に応用され、さらにマクドナルドへと受け継がれた経緯が紹介されました。また、アメリカの極端な肉食文化や大量消費が地球の資源に与える影響についても触れられ、FAが多品種少量生産や職人技といった「ばらつき」を許容しない性質を持つことが指摘されました。 アダム・スミスによる分業の概念から始まり、フレデリック・テイラーによる時間研究、そしてマクドナルド兄弟による生産ライン設計に至るまで、効率化の歴史が語られました。最後に、ガンダムの量産型モビルスーツと一点物のガンダムを例に、大量生産が一点物に勝てるのか、あるいは幸福度とのバランスをどう取るべきかという哲学的な問いが投げかけられました。この対談は、現代社会を支える生産システムと、その未来における課題について深く考察する貴重な機会となりました。
自己紹介と番組紹介
はい、みなさんこんにちは。 自己紹介からいきましょうか。はい、じゃあどうぞ。
はい、みなさんはじめまして。高橋クリスのFAラジオ工場自動化ポッドキャストというですね、製造業の工場の自動化に対してだけやるポッドキャストを1年ほどやっております。
そこでパーソナリストである高橋と申します。よろしくお願いします。
お願いします。
はい、みなさんこんにちは。食べ物ラジオの武藤拓郎と申します。今日は静岡県の架け川市から車で朝5時に出発しまして、なんとか間に合ってここにおります。
本日は日帰りの弾丸旅行でございます。在庫がね、ビールで10本くらいまだ余ってるので、もしよかったら飲んでいってください。少しでも僕は車を軽くしたいのでよろしくお願いします。
はい、そんな感じで食べ物ラジオ配信の編集側をやっております。武藤拓郎と申します。よろしくお願いします。
はい、兄の太郎でございます。主に調査をして、ベラベラ一番よく喋ってるのが僕です。
はい、聞いたことある方は分かると思いますけど、ほっとくと1人でこの2人黙らせるんで、先に宣伝だけしておきますので、服と汁がまだ結構あります。
はい、お帰りまでにぜひ召し上がってください。結構江戸時代の料理を再現するって割と難しくて、調味料とか食材とか、現代、数百年経ってますからね。食材と調味料が変わっちゃってるんですよ。
で、それを一応周辺情報に基づいて、なるべく過去のものに近づけて作ってみました。ちなみに今回、出汁を一切取ってません。そういう料理になってますので、よかったらお願いします。
普通に宣伝だって。
FA(工場自動化)とは何か?
普通に宣伝しちゃったけど。まずね、冒頭で僕、高瀬ちゃんと聞いた方がいいと思ってて、FAって何の略?
ファクトリーオートメーションですね。そのまんま工場の自動化です。
工場の自動化。工場から人がいなくなることを目指している?
そうですね、はい。
ああ、そういうことですね。
なるべく自動で、全自動でものが作れる。いわゆる昔の人は自動車を作っているのは全部手作業だったので、だいたい20日で1台ぐらいしか作れてなかったんですよね。
でも今って1日1つのラインで5000台以上自動車が出ていきます。それくらいスケーラブルにものを作っていくためにどんどん自動化していきましょうと。そういう話になりますね。
人がいなくなるか。マルクス的に言ったら労働者の敵ってやつですね。
どういうこと?
働く人いらないってことでしょ?資本家からしたら労働者いらねえよって話じゃん。
まあそうなるね。
全部読んでないけど、資本論の中で書かれているようなことでいくと、労働者いらねえよっていったらしいでしょ。
そういうことになるね。
そうです。資本主義における理想を追い求めるとそういうことになるということですね。
資本主義の権限。
そうですね。
マクドナルドと自動車生産の驚異的な速度
最近ね、食べ物ラジオでハンバーガーのシリーズを特集でやってるんですよ。特集でって言っても、ざっくりも紹介してないし、1話ずつ完結もしてないんですけど、
ガレくん何話やってるのあれ?
何話?
ハンバーガーシリーズ。
ハンバーガー今18話。
18話。だいたい平均何分あれ?
40分から1時間くらい。
40分から1時間を今18話やって、まだ完結はしてないんですけど。
多分21時間だった気がする、今。
あのね、ハンバーガーは別にそんなに大好きなわけじゃないんですけど、やり始めたから、この間ほんと何年かぶりにマクドナルド行ったんですよ。
マクドナルドで。
ハンバーグで。ハンバーグじゃない、ハンバーガーね。
これかな?
これを外せばいい?違う。これかな?
こっちはね、関係ないと思う。
関係ない?
これは関係ない。
まあいいや、わからないです。
ピンマイクがね、乾燥しちゃってる。
あ、そういうこと。あ、収まった。あ、これだ。
えっと何だっけ、あ、マクドナルド。
マクドナルド。
あれめちゃくちゃすごくないですか。もう10年ぶりくらいに行ったんですけど。
うるさいな。
これか?えっと、注文、今なんかタッチパネルなのね、あれ。
あ、そうですよね。目の前に行ったらもう人がタッチパネルで注文をするっていう。
あれもなんかよくわからなくて、カウンターに誰もお客さんいなかったんですよ、暇だから。
タッチパネルがあるから、あっち行ってくださいって言われて。
いや、お前暇やろ、外に。
ちょっと思ってたのと違うと。
まあまあ、そりゃいいんですけど。
あ、すいません。
これ切ってる。
そしたらですね、注文してから1分半くらいで出てくるじゃないですか。
確かに。
今日、うちのとこでフクトジル注文してもらった方はわかると思うんですけど、ちょっと待ちくださいねって言って3分くらいかかってるんですよ。
いや、意味がわかんない。
90秒って。
90秒。すごいタクトタイムですよね。
なんかすげえシステムになってるんですけど、もうほぼ工場ですよね。
確かに。
ラインみたいになってて。
あれ、ハンバーガー1個90秒かかるらしいんですけど。
それも相当早いんだけどね。
車ってどのくらいかかるんですか?
車はですね、1台大体90秒弱に。
バカでしょ。
ハンバーガーと?
何が?え?車を、一部パーツを組み立てるとかではなくて。
じゃなくて、車は工場に行くと90秒に1台1ラインが出てきます。
は?ハンバーガーと同じってこと?
そこで実は車は生産されてると。
ハンバーガー1個いくら?
1個300円くらいかな。
車は?
400万から500万くらい。
そりゃね、車の工場にやりますわ。
90秒で500万?
そうですね。はい。
我々今30分時間もらってるじゃないですか。
はい。
何台できるの?
何台できるんですよね。
ちょっと俺計算するの嫌なんだけど。
そんな違うんだ。
そうですね。だいたい20台前後。
このポッドキャストの時間の間に車がもう世界中で作られている。
20台前後?
そうですね。それが一つのラインでなので、実際にはそれが何百ラインとありますので、
実際には秒当たり2000台とか、世界では出ていってる形になります。
そうなんだ。Macとちょっと比較してみたいよね。
年間作られる、1秒当たりに作られるMacの個数と車の台数どっちが多いか。
いや、Macの方が多いと思いたいけどね。
そうやってほしいけどね。
店舗数だから。
ああ、そうね。
人間には、使う側の人間の限りあるからね。
食べる側は割と無人像にいるからね。
20個くらい使うしね。
そうね、そうね。
で、Macの店も何万店舗とかあるから。
確かに。
世界2位だからね。
そんなあんの?
フランチャイズ店舗数で。
世界1位何位?
1位どこだと思う?
どこですか?スターバックスとか。
正解!
スターバックスぶっとう、Macがぶっちぎっていて、
3位以下はダダダダダって下がってくる。
もうあの2つだけですよ。
やっぱりその構造になりますよね。
自動車もやっぱり1位、2位、3位とかが一番多くて、
そこからやっぱり下がってくるみたいな、
上位の20%くらいで80%占めるみたいな感じになってるんで。
やっぱね、大量生産、大量消費、杖。
うん、ほんとそうですね。
大量生産の強みとカスタマイズの課題
うちなんか大量生産全く向かないからね。
解析料理の上にこんだて毎回違うんだから。
そうだね。
もう本当にね、お客様に合わせてどうしようかなとかって、
飲んでるから飯こう変えようかとかってやってるから、
LINEに乗らないんですよね。
そうですね。やっぱり大量生産の強みっていうのは、
やっぱりばらつかないってことなんですよね。
ばらつかない。
毎回の仕事がばらつかないっていうことなんですよね。
だから決まった時間で決まった個数を作っていけるので、
最低限の投資で効率よくものを作れるってことになります。
敵だ。安全に敵だ、俺の。
いやまあでも、暑い日にあんまり薄いやつ食べたらおいしくないじゃん。
塩気の薄いやつとか。
やっぱりちょっと濃くしたいけど、それが難しいってことでしょ?
FAの。
そうですね。基本的にはそういうのを入れちゃうと、
手数が多くなったりだとか、一つの作業のばらつきが変わっちゃうんで、
さっき言った90秒で車ができるって言ったんですけど、
あれは一つの車を90秒で作ってるんじゃなくて、
90秒の工程をいくつもやって順番に流してるんですね。
あーなるほどなるほど。
だから今この3人ただ、3人90秒で仕事をして隣に渡して、
3人90秒で仕事をしてみたいな感じで作っていくんですよ。
なるほどね。
だから1人が91秒になっちゃったら、出てくるのも91秒になっちゃうんですよ。
はー。
なのでさっき言ったようなことをやると、途端にその理論が崩れてくるので、
やっぱりそういうフレキシビリなことをやるのはとても難しいと。
各工程を同じ秒数ぐらいでやらないといけないという制約が逆にある。
そうですね。だからそれをやるために訓練します。
訓練する?
訓練します。
あなたがこの作業を90秒以内にやりなさいと言ったら、90秒に立てるようにみんな練習してます。
それができるように機械をデザインする?
デザインして、それを扱う人も90秒できるように訓練をして、全員決められたものでやる。
それをタクトタイムって言うんですけど。
じゃあ誰か1人が仕組むと、操作ちょっとでミスったらみんなアウト?
そうですね。みんな遅れますね。
やばい責任ですね。
ライン生産システムの意外な起源
それをいつからやってるんですか?そういう仕組み。
そういう仕組みは、車で言うとやっぱりフォードが有名なんでね。
第一次世界大戦のちょっと後ぐらい。
もう有名ですね。1910年代、自動車社会ができて。
でもね、僕知ってて振ったんですけど、あのフォードのLINE生産システム、発明したのフォードじゃないって知ってました?
そうなんですか?
ちょうどこの間ね、俺聞いたばっかりで。
そう。LINE生産システムって実は僕らみたいな料理人からすると相性悪そうじゃないですか。
それをヘンリーフォードがやったフォードのあのシステムをマクドナルドが導入してああなってるんだけど、元は肉の解体業。
肉の解体業。なるほど。
シカゴにね、ユニオンストックヤードっていう肉の解体のでっかい工場ができたんですよ。
なんでシカゴかっていうと、単純にアメリカの横断鉄道とか縦断鉄道の結節点がたまたまシカゴだったんですよ。
なるほど。重要なロジスティックスの拠点だったんですね、そこが。
そうそう。いろんな田舎から牛を生のまま運んできて、生のまま?生きたまま。
生でもあってる。あってるけどまだ生きてる。
生きたまま。もうね、英語の通りリブストックとして届いて、それを解体してバラバラにして、それを大都市のニューヨークに届ける。
大量生産、大量消費するじゃないですか。その時に肉だから、ちまちまやってると腐っちゃうのよ。
確かに。冷蔵庫がなかったのに。
冷蔵庫、まあね、あったんだよ。出てはいる。もう19世紀の終わり頃?1880年代から1900年代の頭くらい。
だからその時に、腐らないようにやるために分担するしかなくて、映画とかで見たことあるかな、でっかいフックがあって肉の塊が。
ああ、なんかガラガラって流れてるやつですよね。
なんかウィーンって回ってるように突っ込んでって、たまにサスペンスだとああ、やられるみたいな。
ちょっとね、グロいやつね。
あれが先にあって、それをたまたまフォードが見て、解体がいけるんだったら組み立ていけるって言って。
なるほど。
元は食らしい。
なるほど。食からFA。
食からFA。
すごいか。
極端みたいな状態。
それがまた食に帰ってきてマクドナルドになって。
で、フォードがすごいみたいになってるでしょ?
そう、フォードが発明したみたいになってるんだけど、ユニオンストックヤードの場合は誰が発明したかわかんない。
そうなんですか。
わかってないですね。
もうね、大量に来ちゃったからみんなで工夫して、そうしなきゃいけないからやってたっていうだけで。
牛生きてるから餌代とかってどうにかなる問題じゃないよね。どんどん来るもんね。
どんどん来る。解体しないと餌代取られるから。肉業者としては解体したいわけです。
そうだね。止めたいよね、一回ね。
解体しちゃったらもうそっからは腐る一方だからとにかく早くやらなきゃいけない。
すごい追い込まれてるね。
アメリカの食文化と大量消費の現実
解体して肉の塊になったら早く食べないといけないからどんどん来るわけ。
で、同じ時代、1900年代の初期にヨーロッパ人がアメリカ、ニューヨークとか行くじゃないですか。
はいはいはい。
ヨーロッパ人って肉食ってるイメージあるでしょ?
めっちゃあります。
ヨーロッパ人がアメリカ行ったら、「やべえ、こいつらめちゃくちゃ肉食うよる!」って。
えー?
日記残ってんの。
マジですか?全然知らなかったです、それ。
ヨーロッパの人たちは肉っていうよりは乳製品ですよ、タンパク質の中心に。
確かに確かに。チーズとかそういうイメージありますよね。
ヨーロッパの人たちチーズとかを食べるから、アメリカでチーズ、バター、ミルク製品を作って、ヨーロッパに売りに出して、自分たちは肉をガンガン食ってる。
なるほど。
で、ああなる。
ニューヨークには砂糖のでっかい工場あるから。
あれ、砂糖が結構効いてる気がするけど。そうでもない?
そうでもあると思うよ。
アメリカのマクドナルドさ、なんかおかしいんだ、あいつら。
どういうことですか?
でかい、クォーターパウンドみたいなやつ。クォーターパウンドバーがダブルで。
ダブル?
クォーターじゃなくて、ハーフじゃん。
確かに確かに。
クォーターは4分の1だもんね。4分の1たつ4分の1はハーフなのに、クォーターは4分の1のダブルって言ってる。
ハーフパウンドバーガーって書けよ。
4分の2って言ってるよ。
4分の2。
わざわざ4分の2って書くよ。
逆分する。
2分の1って言ってるよ。
なんなんあいつら。
おかしいな。
今はちょっと違うらしいけど、前はね、リフィールフリーのお店だらけだったんですよ。
リフィール?
僕行ったの20年以上前だけど、カップを捨てない限り、店内にいる限り、自分でガーっていくらでも飲んでるんですよ。
あ、あったあった。確かに。
なんか20オンスとか30オンスのでかいやつに入れて。
なんかでっけえカップで、Mくれって言ったらLLサイズぐらいのの出てきてる。
コンビニ行ったらさ、カップのサイズしか見えんだもん。カップが5種類ぐらいブワーって並んでて。
おー、なるほど。
ガボンって取って、ガーって入れて、飲みながら出てくるんだけど、だいたいみんな店内で飲むんだよね。あれダメなんだけど。
あの甘いジュース、ジュースじゃん。ソフトドリンクをガーって飲んで。
クォーターバウンドダブル食べて、それで太らないようにGLP-1っていうダイエット薬飲むって。
後処方で。
半分に減らせよ、マジで。
ビビるよね、コップのサイズ。
コップって普通手に持って歩いてると思ったらさ、どこかでショッピングモール歩いてたら、おばちゃんがこういうやつをこう抱えてさ、紙コップ。
こんなんだからさ。こんなでっけえからさ。
あれでしょ、イメージ映画館のポップコーン入ってるサイズだよね。
あー、そうそう。あれのね、縦長のやつ。
あれをガーって飲むでしょ。
飲んでた。ちょっと引いたもん、さすがに。
俺めっちゃ食べるし、めっちゃ飲むけど、さすがにちょっとね。
あれでね、太るのは無理。
1週間、研修じゃないけど体験で行ったことがあったけど、中2だよ。中学校2年生が1週間で3キロくらい太ったんですよ。
中2でですか。あんな大社の多い時期に。
大社の多い時期に。しかも3カーブだから。
凄まじいですね。
ね、びっくりしましたよ。顔パンパンに、はぁはぁ、なんか膨らんでましたね。
どうしたって言われますよね。
大量生産、大量消費は、大量消費側に限界があると思うんですよ。
消費する側として。
そう、だって人口増え続けてるけど、もうそろそろ地球が支えられる支持力って言うんですか。もう限界切ってるじゃないですか。
そうですね、やっぱりスペースの問題もありますしね。供給の問題もありますし。
なんだっけ、アメリカ人と同じ食生活を今、86人がやると、何年持つんだっけ、1年か2年しか持たないでしょ、地球って。
え、そうなんですか。
うん。で、日本人と同じ食生活だと2、30年。
あ、それ20倍ぐらいに。
そう、で、インドとかのイスラム系の肉食わない系の人たちとかに行くと、100年くらい持つよね。
100年くらい。
アメリカとか一番大量消費ヤバいんですよ。
じゃあ、やっぱりアメリカがこのさっきのトップ1、2みたいな話でポーンってなってるんですね。
らしいですよ。
だからこのペースでFへ進めると、地球壊れる。やってる人前に。
そうですね。製造業の基本は横展開なので、基本的に上手くいってるものを横展開するので、このまま行くとアメリカが横展開されますね。食の方も。
じゃあ、今のアメリカの極左社会はいい感じなのかな、逆に。横展開しちゃいけないよって。
これはまだちょっと待とうみたいな、そういう。めっちゃいいってなったらやっぱりみんな真似しますから。
そうね。
基本主義におけるとやっぱり。やっぱりその両面が見えてちょっと判断に迷うぐらいがちょうどいいのかもしれませんね。
FAが不向きな分野と資本主義の功罪
逆にFAに向いてないものってどんな工業製品で何かあるんですか?
そうですね。やっぱり多品種なものだとか、あとはその、なんていうんですかね、それをやることに価値があったり。
例えばブランドとか。職人が作っていることに価値がありますとか。
私?
料理人もそうですよね。やっぱり作っている人は有名人がやっているとかそういうのもあります。
カバー製品。
やっぱりその、良くも悪くも均質化するっていうのがFAの特性なので、そういうところがやっぱり難しいところですよね。
あとは基本的に量が要ります。量が要りますね、やっぱり。初期投資が高いっていうのがやっぱりFAの難しいところなので。
やっぱり小さくてとか、あと数が少なくてとか、そういうものには向いてないっていうのは今までのFAですね。
なるほど。スケールアップするのが大前提みたいなところ。
そうですね。なので基本的には資本主義の社会とともに成長してきたもので、その理念から外れるものっていうのに今のところカバーされていないっていう形ですかね。
資本主義ってすごいよね。いや、今ふと思い出したのが、このLINE生産システムの元になっている考え方って文業じゃないですか。
そうですね。
文業と効率化ですよね。これ一番最初に世界で最も有名な人が、すごい有名な人がこれ言い出したんですよ。これやるべきだって。
で、それによって経済学っていう学問が生まれて。
なるほど。
世の中に文業家と効率家が一気に浸透したんですけど、知ってるかな?有名だと思うんだけど、アダム・スミッツっていう人がね、コクフローの中に書いてるらしいんですよ。
コクフローの中に書いてるんですか。
1700年代だよね。で、そっから50年後くらいにはユニオンストックヤードができてる。さっきのシカゴに行く工場みたいな感じ。
当時、ネットとかがないのに異様なスピードで広がりますよね、そういうのって。
どうでもいいんだけど、アメリカの人とか日本の人とかも、例えば中国の工場とかね、ネズミランドっぽいやつとかね、何でもパクリやがるって言ってるじゃないですか。
アメリカ人も怒ってるんですよ。すぐ中国パクリ。お前らこそだ。
歴史的に見てね。
めちゃくちゃ多いから。
そうですね。でもやっぱり新興国が真似するっていうのは基本的な世の中の仕草ですよね。
ケログなんかね、コーンフレークなんかもCWポストでパクりまくって、訴訟型になったけど金の力で書いてるって。
そのパターン多いよね。
アメリカは。
めちゃくちゃ多いよね。パクって、訴えられたら金で何とか持ち込むみたいな。
あと、法に触れてても突っ込まれない限りはやるっていうのが。
だから裏の表示があんなに多くなってくるね、あの国は。
それか。
だと思うよ。もともとのパクリの、なんでああいうふうになるんだろうね。
デネラルモータースの車って裏側いっぱい書いてたりする?
PDFを開くといっぱい書いてます。
トヨタとかと違う?
いや一緒です。グローバル販売してるやつは全部そうなってますね。
なので皆さんもダッシュボードを開けて中にマニュアルとかが入ってると思うんですけど、あの中には死ぬほど書いてます。
確かに。読めないもん。
読めないですね。意味あるのかはわからないです。
ある時代から簡易マニュアル突き出したよね、車にね。
そうですね。確かに。
どんどん分厚くなってこんなになっちゃったから、こんなちっちゃいの最近ついてくるもんね。
そうなんですよ。製造業よくあるんですけど、ある仕組みで始めたものが肥大化しすぎて、誰かがこれまとめたらいいじゃんって別のものができてっていう連鎖するっていうのはすごくよくある話なんですよね。
修正効かなさそうですけど。
ダブルチェックとかもそれに該当するんですけど、みんながよくしようとしたらなんか偉いことになるっていうのはよくありますね。
大量生産してくれたからこの場所が今存在するわけだからね。
FAが進んだわけで僕らこういうマイクをみんな同じものを使えるわけだからね。
若干ね、ばらつきはありますけど。
ばらつきはあってもさ、これ手作業で一個一個作ったら何時間かかるよ。
そうですね。でもやっぱり両面必要ですよね。やっぱり効率化の先がディスポットピアみたいな話もあったりしますからね。
それを支えている人たちはやっぱり製造業、製造業というかFAの外にいる側の人たちがしっかり価値を作っているというのはあると思います。
誰だっけ?ベンサムだっけ?最大多数の最大降伏とか言った人。
ベンサムでしたかね。たぶんそうだったような記憶がします。
読んでないからね。なんとなくしか覚えてないけど。
僕は俺覚えなんですけど。
時代背景的にはそれを求められた時代なんですよね。
そうだと思いますね。やっぱり人類がものすごく成長しているときですよね。
結局投資をしたらそれだけリターンがある。
今がボーナスタイムだみたいなところに思いっきり投資をしたのがたぶんその時で。
そうか。その時のまま今やってる?
あれ?フォードが出てきたの1910何年とかよね。
10何年にT型フォード大量生産ですね。
そうですね。
あれ?100年経ってるよ。
100年は経ってるね。
変えてもいいんじゃね?
変えないと。変えた方がいいんだろうね。こうなってるってことはそういうことでしょうね。
一点物 vs. 大量生産:ガンダムと幸福度の考察
僕これからちょっと話したじゃないですか。
あの後にふと思ったのがガンダムを思い浮かべたんですよ。
ガンダムを。
ガンダムシリーズ知らない人は分からないかもしれないけど、ジムとかザクってFAの賜物じゃないですか。
そうですね。ジムは無理ね。
ジムとかザクって連邦かジオン軍かの違いだけど、量産型モビルスーツね。
赤いやつの元の方。
元の方が量産型で、赤ザク、シャア専用の赤ザクってカスタマイズだから、いわゆる車屋さんで言ったら車のなんかちょっとカスタムモデルみたいなやつ。
ガンダムってあれ一点物っすよね。
ガンダムはそうですね。
元々ね。あれ量産できるかどうか知らんけど。
なんかああいうガンダムチックなものが一方でないと、幸福度ってどうなんだろうなって思いますね。
なるほど。幸福度っていうのは具体的にもう少し言うとどういうことですかね。
同じものを食べてる方が幸せとか、同じものを着てる方が幸せって、時代によって違うらしくて。
それこそ20世紀の初めの頃から戦前、太平洋戦争くらいまでの間って、アメリカ社会もやっぱりみんな同じが良かった。
今の日本人って海外から見ると、みんな同じ服着てるよねとか言われるんだけど、アメリカ人もやっぱりね、20世紀、1960年代とか見ても大体同じ格好してるんですよ。
それは同じものを喜ぶ文化があったから。なんだけど、途中から同じものになりすぎて、ちょっとずつ個性持ってた方がいいよねって言って、今超個性主義にいってるじゃないですか。
それは行きすぎると、今度大量生産の恩恵から外れてっちゃうんだけど、このバランス。
だから今、日本も、僕が青春時代を過ごした24年前とかは、もっとみんな一緒だったから、ちょっとずつばらけてきてる。そういう流れなんだと思うんですよね。
そうすると、シャアザクみたいなカスタムモデルか、ガンダムみたいな一点物かみたいなのは、選択肢としてあってほしいなとは思うんですよね。
ちなみに、ガンダムに乗ってるアムロで合ってる?
アムロ合ってるよ、正解ね。
なんでアムロじゃないといけなかったの?優秀だったとか何か条件があるわけ?
それはね、見て。今説明するとガンダム話で終わるから。
だからね、大量生産でガンダムに戦っていくわけじゃん。倒していくわけじゃん。
だからざっくりその話。
語る?今から。いっぱいいると思うよ、ガンダム話せる人。
大量生産は一点物に勝てるのかどうかっていう話で。大量生産は束になれば一点物に勝てるかどうかっていう話で。
これによってその比重の割合でどっちが効率がいいかってわかるのかなと思って。
ガンダムはね、一点物だから強いわけじゃないんだよ、あれ。
その話、例えば戦国自衛隊とかいう映画があったじゃないですか。
あれって現代のものすごく優秀な武器を持った人たちでタイムスリップをしてっていう話なんですけど、
結局は組織だったら現在の武士たちに負けちゃうんですよね。
だからそういう話で言うと多分あまりにも物量があるとやっぱりなかなかっていうところはあるんだと思います。
ただ急所があるので、例えば王様を殺されてしまったら負けだとか。
だからそういう戦略論とうまく組み合わせた時にどっちが勝つかっていう感じですよ。
だから一眼に何とも言えないなっていうふわっとした回答するんですけど。
まあ軍隊は勝てないよ。
物量にはなかなか勝てない。
人間だってさ、ヒヤリがいっぱい来たら死んじゃうじゃん。
よく有塚に引きずこまれる映画とかあるよね。
そこまではたぶん現実的にないだろう。
ザクがいっぱい来たらガンダム1機じゃどうにもならないよ、きっと。
いや、無理なんですよ、この人。
高専教育と効率化の歴史的背景
だってガンダムの一番最初に出たやつって79年なんですよ、公約にしてが。
私1歳なんです。
なるほど。
生まれてないんです。
90年生まれなんです。
90年生まれなんだよ。まだ全然。
頑張ってみてね。
ちなみに私も90年生まれです。
おお、同い年ですね。
ちょっと待って。
俺?
そうなの?
え?馬?
馬。
馬?
馬。
そりゃそうだよ、12だもんね、馬馬。
Aと一緒なんで。
なるほど。
馬しかいない。
学歴どこでしたっけ?
奈良高生です。
高生出身。
奈良高生。
お前どこだっけ?
沼津高生。
同じNNCTで。
普通高生。
なんだろうな、これ。ちょっと2人で話す?
たぶん普通にニッチで話して終わるからやめて。
俺も大概ニッチで話するんだけどさ。
それ以上に言ってしまいますね、絶対。
同い年で一緒に高生卒業式。
奈良高生の話よく聞いてたんで。
知らないんだけどさ、高校、高生みたいなところって
LINEの管理とかシステムデザインみたいなことするんですか?
するんですか?
品質。
品質管理は習った、計算式でこのくらいの割合だったら
ばらつきがとかっていうのはやったし、
LINE式の生産工程とかは学ぶよ。
科学的管理システムみたいなやつ?
そうですね、理論は習って実務はやらないみたいな。
実務、LINE作るのちょっと非現実的だよね。
それの本の一番最初に研究して提唱した人の論文
この間読んだばっかりなのよ。
フレデリック・テイラーっていう人がね、
LINE生産システムのストップウォッチを持って
ユニオンステーション、ストックヤードに行って
ビーッと測った。
肉測った?
工程を全部、タイムスケージを測って
ここで何が起きてるかを論文化したのがあって。
そんなマニアックだろ。
それの教え子みたいな人がいて、夫婦なんだけど
その人が今度は人の動きのデザインを決める。
で、それが世の中にバーッと広がっていって
それが最終的にマクドナルド兄弟にインプットされて
あの人たちテニスコートに図面描く。
テニスコートに図面?
テニスコートに図面描いて、自分が動いてストップウォッチ持って
ここで肉焼いてハイパスみたいなことやったらどうなるかっていうデザインを
3ヶ月かけて作って
今まで5分かかってたハンバーガーが
90秒になる。奇跡を起こす。
今日のカネーとかも一緒にやったらよかった。
あそこでね。
え?
LINE組めないじゃん。
今日初めて来たんだよ。
ちょっと組めるようにこう。
テニスコートくれよ。
これと合わせてこう。
ちなみにその今の話、現代でも全く同じことをしてます。
やっぱロープレみたいなのやるの?
ロープレみたいなのやりますし、広い会議室に図面を描いてやるっていうのは現代でもやります。
だからやっぱり本当に基礎的な本当に素晴らしいことが多分発明だったと思いますねそれは。
すげーなーなんか今日の話、ここでこんな話になるとは思わなかったけど
まるで資本主義とは何かみたいな話になった。
すんげー真面目な話のキーワードばっかりだったけど。
大丈夫?30分間。
90秒かける20?
30分で?
20台ずつで。
20台500万としたら1億円?
1億円。
そのトーク1億円分の価値ありますかね?
それを決めるのはここに来てくる皆さんなのでね。
ということで1億円分の会話をお届けいたしました。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
これ、お越しください。
ありがとうございます。
30:25
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