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2025-05-28 08:20

#236 【1人回】使いやすいという言葉の都合のよさ

使いやすいというのは相対的な言葉のように感じます

サマリー

使いやすさの概念について議論が行われ、人によって異なる使いやすさの定義や、それが業務に与える影響が考察されます。最終的には、使いやすさの本質に触れ、改善の方法についても言及されます。

使いやすさとは何か
明日のファクトリーオートメーションにようこそ。 メインパーソナリティの高橋です。
本日も一人回です。
話すことないんですけど、 今日ふと思ったことがあるんですよ。
いろんな方と議論をしていて、 使いやすいって何だろうなっていうことをすごく思ったんですよね。
僕は仕事柄、自分たちの考えたことを いわゆる現場に入れて、
使っていただくという立場の中で、 現場の使いやすいっていうワードがよく出てくるんですけど、
使いやすいっていうのもいろいろあるな っていうふうに最近は思うんですよね。
どういうところで思うかっていうと、 使いやすいっていうのは絶対的なことではないじゃないですか。
絶対的なことっていうよりは人によって違う。
使う人のスキルによったり慣れだったり、 いろんなことによって使いやすさっていうのは変わってきますよねっていうところ。
例えば、今まで使ってきたこと、 覚えてきたことと同じようなものだったら無意識に使えるから使いやすい。
もしくは何かが見たかったときに もうすでに表示がされている、これは見やすいだとか、
いろんな見やすい、使いやすいっていうのは あると思うんですけど、
それを自分たちがどう考えていくかっていうのが なかなか難しいところだなっていうふうに今日は少し思っていました。
具体的に何かっていうと、 究極的な話をしてしまうと何も変わらないのが
使いやすいっていうふうな形になるんですけど、 そうじゃなくて、やっぱり使いやすいっていうのは
使っている人がストレスなくっていう、 そういう文脈だけじゃなくて、
それとかける、その人がその作業で生み出す 成果っていうんですかね、価値。
これをかけたものっていうものを 指標にしていったほうがいいんじゃないかっていうのは
少し思っているところになります。
例えば、その作業をしたときに100の価値があるけども、 めっちゃ使いにくくて、
それが1だったら掃除で100ですみたいな。
そういう考え方もやっぱりしていかないと いけないんじゃないかなっていうのはちょっと思っています。
ただやっぱり難しいのが使いやすいものを、 使いやすいというかちょっと覚えるの大変とか、
いろんなことがあって、でもめっちゃ成果出ますよ っていうものを仮に提供したとして、
それを使っている人が良くならなかったら やっぱり意味がないんだろうなっていう。
受け入れられないんだろうなっていうのも やっぱり思うんですよね。
例えば、これをある現場に、 現場というかユーザーにある機能を入れました。
それはものすごく効果が出て、 めちゃめちゃ経営者は儲かったけども給料は増えませんでした。
でも仕事は大変になりました。
だったら、やっぱりユーザーが受け入れる っていうモチベーションがなり得ないなって思い出すし、
やっぱり今、日本のアプリはそういうところ 結構相性悪いと思うんですよね。
なかなか人の頑張りっていうものが モチベーションの高いところ、
モチベーションになるようなところに 反映されてこないっていうことは非常に多くあると思っています。
これはどう変えればいいのかなっていうのを ここ1年ぐらい、3年ぐらいかな。
3年ぐらいずっとああでもないな、 こうでもないなとボソボソと考えているところになります。
いろんなところを調べたりするんですけど、 じゃあどういうところがうまくいってきますかっていうと、
圧倒的には少数性っていうところが まず一番成果出やすいなと何となく見てて思うんですよね。
例えばすごいスキルの高い人が 5人ぐらい集まってチームを組んで、
その人たちがどんどんどんどん新しいこと、 すごく価値の高いことを使いこなして成果を出していくっていうところですね。
そこではどんどん成果が出るし、 少数性でやってるからその人たちは見返りも大きいっていう。
これは多分かなり有意義な関係 築けてると思うんですけど、
逆にすごく広いところの一部分っていうと、
結局こういうのは統一感がないと、
別にそこを改善しても その横ボトルネックになってるからみたいな。
例えばその設備で言うと、 この設備は1時間100個作れるけど、
その後工程は1時間1個しか作れませんっていうと、
いくら手前がいっぱい作ったとしても、
結局ラインから出てくるのは 1時間1個しか出てきませんよみたいな形で、
やっぱり全体スルーでボトルネックを 解消しないことには効果が上がらないって。
ってなったときにすごく大きな広い範囲の仕事をしているところにポッと入れると、
なかなかそういう全体のスループットが 上がらないねみたいな話はよくある話で、
使いやすさの改善
なかなか難しいなっていう。
どうしたらいいのかなっていうのは思いながら、
最近ちょっと仕事をしているような形になります。
やっぱり僕は大企業に属しているので、
やっぱり広い分野に入れていくっていうことが なかなかミッション的なことになるんですけど、
どうにもなかなか思い通りにいかないところも多くて、
ちょっと大変ですねっていうのは最近少し思っています。
本当はもっと思っていることはたくさんあるんですけど、
ちょっと言えないことも多いので、なかなか難しいなと。
少数制でガンガンやっていくっていうところには すごく憧れを感じたりはしますね、そういう意味で言うと。
っていうふうな形で、本日使いやすさって何だろうって。
使いやすいと何がいいんだろうか。
こういうところを今かなり考えていってるのかなっていう。
ただやっぱり使いやすさっていうのは、 本質的な使いやすさっていうのは、
誰が触っても使いやすい部分っていうのは あると思いますので。
例えば究極的な話で作業なかったら使いやすいですね。
今までこの画面をタッチしなあかんかったのが、 画面をタッチしなくてもいいです。
廃板ありませんみたいなものはやっぱり、
そもそも使いやすさを通り越して使いやすくなるとかもあるんで、
そういう本質的なところにも目を向けながら、 この改善作業ですかね。
例えば僕らで言うと、
ラダープログラミングはいかに使いやすいかっていうところで、
そもそもプログラム書かなければ、
そもそもそんなこと考えなくていいですよねみたいな。
そういうしゃぶ台返しみたいな使いやすさの向上っていうのも あると思っていて。
僕は割とそういうのが好きなんですけど、
ちょっと取り留めない話をしているなと思いながらも、
今日はこんな感じで終了したいと思います。
というわけで結論は、
使いやすいというワードの魔力、安全性、
こういうところに言えないことが多すぎる。
ちょっとついてしゃべりました。
この2日間一人しゃべりで、
あまり取り留めないことはしゃべっているんですけど、
明日から栗さんとの対談がスタートしますので、
皆さんぜひお楽しみしていただければなと思います。
それではぜひ、皆さんそれではご安全に。
バイバイ。
08:20

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