ドイツへの移動と準備
皆さん、こんばんは。ファクトリーオートメーションラジオのお時間です。
本日も1人喋りでやっていこうと思います。
というわけでですね、私は今、日本じゃなくて、ドイツのニュールメルクという町からこのラジオを撮っています。
僕のTwitterを見ている方はご存知かもしれないんですけども、
ドイツでですね、SPS、スマートプロダクションソリューションズかな?
というですね、ドイツのいわゆるファクトリーオートメーションのすごく大きな展示会が行われています。
今回ですね、会社じゃなくて個人として参加するために、今ドイツまで来ています。
でですね、いろいろあったんですけど、そのことをちょっと今日話そうかなと。
具体的に、展示会であった面白いものみたいなものは、またプリさんとラジオの方で話そうかなと思っているんですけど、
いやまあですね、個人で今回ですね、結構準備期間をほとんどなしで、とりあえず荷物だけ持ってきたみたいな感じなんですけど、
かなりいろんなことがありましたので、そのことをちょっと話していけたらなと思っています。
まずですね、今回ですね、できるだけ個人で来るということで、値段を抑えようとしてめちゃめちゃ安いチケットをとったんですよ。
それがですね、名古屋発、上海経由のフランクルートっていう、一見普通の乗り継ぎ便なんですけど、
上海でトランジットが行きが5時間、帰りが11時間、トランジットすると。
めっちゃ安い便を組み合わせたらそうなりますよ、みたいな感じのやつで来てて。
それはね、思った以上に大変じゃなかったです。全然快適でしたね。
やっぱり今回使ったのが、中国東北空港っていうLCCなんですけど、
事前情報でいろいろ調べると、結構ネガティブな情報がインターネットにめっちゃあって、
安いからいいかと思って来たんですけど、乗ってみるとですね、座席も別にそんなに狭くないし、
ご飯もですね、行きはカツ丼が出て、行きというか名古屋、上海はカツ丼が出て、
上海、フランクフルトもそれらに美味しい食事が出たんで、全然行けるなって思っちゃいました。
今回ですね、とにかくね、円安でユーロが高い、めちゃめちゃ高いって思ってます。
今何円かな、168円か164円ぐらいだと思うんですけど、
空港で200ユーロ作っていこうと思って、200ユーロを頼んだら3万2000円って表示されて、
僕はその時3万しか持ってなくて、あぁダメじゃんって、
ゆっくり泣く泣く150ユーロだけユーロに換金して来たんですけど、ユーロは高いですね。
まぁでもそれ以外はね、もうお金がないんで、ユーロも高いし、ヨーロッパでの食事、やっぱ水とか食事も高いんですよ。
例えばですけど、フランクフルト空港からドイツ鉄道、ドイツバーンっていうのを新幹線みたいな特急電車に乗ってニューロンベルクまで移動するんですけど、
そこで売ってるパンも8ユーロとかなんですよね、ちょっといいホットドッグみたいなの。
多分ヨーロッパの人って1ユーロ100円ぐらいの感覚なんだと思うんですけど、僕らからそれだけ1400円ぐらいしちゃうんですね。
1400円かと思うとちょっと手が出ず。
そういうのを大買いするために日本からウィダインゼリーを20個ほど持ち込んで、水も4リッターほど持ち込んで、
基本的に朝昼はこの辺でやりくりしていこうかなと。朝昼完食ですね。
それだけだとカロリー足りないので、夜は、昨日もFAラジオのリスナーの方にご飯をおごってもらったんですけど、
ご支援というかご飯をたかりながらちょこちょこやってきたなと思ってます。
でですね、航空機はですね、ほぼ深夜便だったので寝て終わりだったんですけど、
そこからフランクフルトに着いてニュルンベルクっていう町であるんですけど、そこまで電車で2時間ぐらい移動するんですよね。
そのチケットを僕、日本にいる時に買ってから行ったんですよ。
そうしたらですね、チケット買い間違えてて、なぜか僕はフランクフルトからスツッツガルトっていう自動車の町に行くチケットを買ってて、
あわよくばそれに乗りかけたっていう。
電車来た電車来た、間に合った間に合った、よかったよかったみたいな。
空港に着いた時に荷物が全然出てこなくて、これはロストパッケージしたのかみたいな感じでちょっとドキドキしてたんですけど。
そういう時間の焦りもあって、ダーッと走って転送行ったら、
あ、来た来た、やばい乗る乗る乗るってフッと見たらスツッツガルトって書いてて、チケットもスツッツガルトって書いてて、
あれSPスツッツガルトってあるんだっけと思って急いでググったらニュルンベルクって書いてて、
これ行くと間違えてるみたいな感じで、乗る5秒前に気づいて何とかスツッツガルト駅の特急に乗らずに済みました。
そこから急いでニュルンベルク駅のチケット再度予約して、何とか乗って会場まで着けた。
大体こんな感じですね。
展示会の初日の体験
いやマジで危なかった。
スツッツガルト行ってたら本当にもう死んでました。
今日が12、13、14ってSPSが3日間あるんですけど、
僕その初日の5時に空港に着いて昼から見る予定だったんですけど、
10日本当に一切展示会見れないっていう状況になってたんで、
本当に一歩間違ってたら本当に危なかったです。
ただ60ユーロ損したんで、そこだけ今すごい心残りなんですけど、
ただ今回一番僕が大事にしたいのはこのヨーロッパのSPSっていう展示会を見るっていうことだったんです。
それがとりあえず負担がなくて本当に良かったなっていう風に思ってます。
そこからSPS昨日1日、半日かな?
半日サラッと大きいところは回ったんですけど、
やっぱり感想としてはですね、めちゃめちゃでかいですね。SPS。
キーボードにしたらHANAファイルよりは小さいんですけど、
FN展示会ってHANAファイルとSPSっていう大体2つ大きいのがあるんですけど、
HANAファイルよりは小さいんですけど、ただSPSっていわゆる制御機器だとかロボット寄りなんですよね。
HANAファって機械部品とかITとかそれも全部入った展示会なんで、
制御設計者の見る量としてはSPSの圧倒的に大きいなっていうイメージがありました。
僕ちょっとこの3日間で多分回りきれないなと思ってます。
今回ですね、3日あってそのうち1日はいろんなアポイントメントで埋まってるので、
実質フリーなのは2日なんですけど、今日今半分終わって多分10%も消化できてない気がしますね。
でもそれでも6時間ぐらい回ってるんで、
いや本当にHANAファイルSPSの方が多分楽しいなっていう風に今は思ってます。
展示内容のトレンド
というところですね。
これが今名古屋からHANAファに来たとりあえず一旦の道中の感想なんですけど、
僕見たものとか写真撮ったものは自分のTwitterにちょこちょこ上げていってますので、
よかったらそちらの方も見てもらえたらなと思ってます。
簡単なざっくりとした感想というか雰囲気、トレンド、そういうものを見ていくと、
やっぱり物流ですね。
圧倒的に物流の自動化、これに向けたソリューションとか新しいデバイスの展示、
これがやっぱり非常に多いなというふうに思いました。
どこのデカいブース、マジックとかいろんなセンサーメーカーがあると思うんですけど、
B&FとかIFMとか、どこに行ってもだいたいフォークリフトの模型とかAMRの模型があって、
そこに自社の安全センサーいっぱい付けてこういうソリューションできますよって。
この半年一気にフォークリフトであったり、大きめのAMRであったり、
あとシャトル系ですかね、そういうものにだいぶフォーカスした展示になってきたんじゃないかなと思います。
特にですね、3Dレーザーセンサー含む
セーフティー系の発表や展示っていうのがものすごい多くて、
やっぱりそういう時代になっているんだなという感じですね。
展示会の初日の収穫
カバーで囲って、ライトカーテンで抑えて、
ライトカーテンに入口を遮ってみたいな安全な方法じゃなくて、全部見るみたいな。
ライトカーテンのカバーってライトカーテン入って中入っちゃうとその人検知できないんですけど、
そういうのも検知していこうぜみたいな、そういう安全ソリューションが本当に増えてきたなと。
ただ多分高いんでしょうけどね。めちゃめちゃ高そうでしたけどね。
だからやっぱり、例えば今1個例を挙げると、何て読むかわからないですけど、
インクスペクトかな?INXPECTっていう3Dレーダーセンサーのメーカーがあるんですけど、
ここ最初に見て面白いなと思ったんで、ここだけ簡単に紹介しようかなと。
どういうメーカーかっていうと、3Dレーダーセンサーですね。
3Dのレーザーレンジファインダーとかあるじゃないですか。
キリエースとか軸が出てる。
ああいうのじゃなくて、平ぺったい板みたいなものから前方だけにレーダーを照射して、そこのものを見る。
レーザーレンジファインダーって中で鏡がくるくる回ってて、
それで270度とか360度、3Dに距離を測定していくって言ってたんですけど、
これはレーダーセンサーで前だけですね。
基本的にこれ、今まではレーダーの角度とか視野角みたいなのが10度とか多くて30度ぐらいだったんですけど、
このメーカーがMAX90度いけるっていう。
すごい視野角の広い。こんなのあるんだって。
この辺は詳しくないんで知らなかっただけだと思うんですけど、
だいぶ範囲と分解の、これがどんどん上がってきてるんだな。
撮るだけじゃなくて、基本的にロボットとかだと天群を撮って自分で処理してねって感じなんですけど、
FAでいうこういう3Dレーダーセンサーっていうのはコントローラーを各社が出してて、
そのコントローラーの中でこの範囲に人が入ったから異常信号を出しますみたいな。
敷地の設定だとかそういうことができるんですよね。
だからだいたい各社コントローラーがあって、そこに2個とか3個とかつないで、
この範囲にどれだけ人がいますよみたいなそういう連携した検証法ができますよみたいな感じで各社ラインナップをしてると。
やっぱりフォークリフトとかそういうものを見越してるので、
対環境ですね。このメーカーで言うとIP67のコントローラー。
特にFAなので基本的にはこういうものに関しては安全通信ですね。
PROFIT SAFE、FSOE、SHIP SAFETY、こういうものに対応していくと。
やっぱりこういう安全通信系の対応は圧倒的に欧州が早いなと。
国内で言うとやっぱり北洋とかそのあたりが、北洋電機とかそのあたりがこういう会社のコンペチになるんですけど、
最近ようやくそこはFSOEだけ対応しましたみたいな感じなので、
やっぱりこうマルチプロトコルにバンバン出してくるっていうのがこういう欧州系メーカー。
欧州系?欧州系かな?ちょっと分かんないけど。
ドイツ語で書いてそうなんで、なんかドイツな気がしますね。
ドイツだな、多分。
ドイツか。後で調べよう、これは。
これは一個簡単に紹介なんですけど、
こういうものが今まではもともとソフトでコントローラーの中に
この範囲に人が入ったらビットが1立ちますみたいな。
そういう感じのものが非常に多かったんですけど、
今回はですね、安全通信系にも対応してきてるんで、
外部から人の位置だとか車両の位置だとか、
そういう数値データを送ってきて、
その部分だけは安全の範囲から除外しますみたいな。
そういうかなりリアルタイムにどんどん安全の範囲、
安全遮断の範囲を変えていくみたいな。
そういう形が本当に変わってきてるんだなっていう。
だから今まで結構この安全ってフレキシビリティが全然なかったんですけど、
安全通信であったり、コントローラー性能の向上、
こういうことを見ながらそういう形に発達してるような気がして、
非常に面白かったですね、このセーフガーディングっていう概念。
あとプレセンスセンシング。
ちょっと英語でパッと読めないので、
これは後に回そうかなと思いますけど、
こんな感じで、普段日本でもなかなか見れない、
特にハローファーでもなかなか見れないものがやっぱり出てたりするので、
非常に1日目回って面白かったなと思ってます。
安全通信と新技術の紹介
今日一応クリスナットをもう一度、
FS30ドイツから撮る予定なんですけど、
ちょっと明日間に合わない、
明日の編集間に合わないなって思って、
今日ちょっと隙間が空いちゃうので、
こういう撮影しております。
残り2日ですね、ちゃんとしっかり回って、
また自分の感じた内容とかは、
Twitterの方にどんどん上げていこうと思いますので、
もしよろしければそちらの方参照いただけると、
非常に助かるなと思っています。
というようなところで、
今日のファクトリーオートメーションラジオはここまでにしたいと思います。
それでは皆さんおはようございます。