2025-05-03 19:04

#212 シンプルCPU通信とPLCリンクについて教えてください

結論:便利なのでガンガン使えばいいと思います。ただしセキュリティ課題あるので、いつかは使えなくなるかもよ

サマリー

今回のエピソードで、シンプルCPU通信とPLCリンクについて詳しく説明されています。特に、Keyenceや三菱、オムロンのPLC間の通信方法やそのセキュリティ面の課題について触れられています。このエピソードでは、セキュリティと簡易PLCリンクのリスクについての考察が展開されています。特に、インターネット接続によるIoTの影響や、PLC設定の便利さについて議論されています。

シンプルCPU通信の基礎
明日のファクトリーオートメーションへようこそ。メンバーソニックの高橋です。
クリスです。
よろしくお願いします。続きましてお便りを読んでいきたいと思います。
ラジオネームたこ焼さんから頂きました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
お疲れ様です。シンプルCPU通信、PLCリンクについて語ってほしいです、ということでございます、クリスさん。
まず先言っておきますけど、私もこのPLCリンクはあまり使っていないんですけど、色々見てきて、
簡単なPLCリンクは何なのか説明していきたいと思います。
これは概要欄ではKeyenceとPLCで管理PLC機能が付いてきて、基本はKeyence同士とか、
あとはみずみしさんのPLCのインスタネットでリンクでさせることができるんですね。
基本は読み出しと書き込み、あとは他の曲で経由してメッセージを転送できるというイメージですね。
対応するのはKeyenceのPLCの参戦シリーズとか、ちょっと古い方かな。
私見ているのは多分ページ上で古いんですけど、KeyenceのPLCとかみずみしとかも対応できて、
基本KBスタジオで設定できるかというものですね。
私の推測はみずみしとか、みずみしのMC465か、SiemensのS7コネクションとか、
あまり似ているようなものですけれども、今後も高谷さんと話しても残る通信の一つじゃないかなと思ったんですけれども、
最近はちょっと別のコントローラーを触ってきて、Siemensの新しいコントローラーですけれども、
彼らは基本はソケット通信系の接続に関してはすごく制限されているんですね。
色制限を始めているんですね。
S7通信とかSiemens通信だけとか、他の対応者のPythonスクリプトで書いてアクセスするとかは基本的にデフォルトは拒否できないようになっているとか、
ちょっと厳しいところも、セキュリティ面ではこういう通信は基本は強化しないようにしているんですね。
なので、どうなんでしょうね。今後こういう通信は便利は便利ですけれども、
使う面はこれから少し減っているか減っていないかどうかちょっと分からないかなと思っています。
どうですか、高谷さん。
通信の簡易化と利点
はい。
そうですね。
まずこのシンプルP CPU通信とKiesのKai PLCリンクの話をしているんだと思うんですよ。
何かというと、単純に言うと、
PLCの中で勝手にSLMPとか叩きに行きますっていう、そういう機能になります。
そうですね。
だから本当は、たとえMCプロトコルを三菱から叩こうと思ったら、三菱のMCプロトコルのライブラリ、もしくはファンクションボックスを叩いてとか、
そういう設定をしなあかんけど、もうそんなん自社会から分かり切ってますと、設定なんて。
だからIP2つ入れて、アドレスここからここってやったら、あとは中で勝手に通信しますよっていう、そういう話ですよね。
そうですね。
何が楽かっていうと、圧倒的に設定が少ないんですよ。
確かに。
設定が少ないっていうのは、相手の設定がもう分かり切ってるからなんですね。
はい。
いわゆるコントロールできるからなんですよ。
例えば自社のPLC2つ間通信されるんだったら、そこの設定なんて何本でもコントロールできるじゃないですか。
いますね。はい。
究極的に言うとIPアドレスすらコントロールできるわけです。
やろうとすればね。
なるほど。
じゃあ、これとこれ、イーサネットさせて通信って押すだけで通信されるのも事実上は問題ないわけです。
ハードウェアと設定をコントロールできるんだったら。
はい。
っていうもんなんですよね、こういうのって。
そうだね、基本設定レースで。
そう、だから楽なんです。楽で品質高いんですよね、これって。
小さなもんだから、基本は。なるほど。品質も担保できるってことですね。
そうですね。だから楽ですよっていう通信になると。
ただ、使ってる通信が基本的にMCプロトコルであったりだとか、サイクリックな通信じゃないので、
データの読み出しっていうのが深くて、サイクリックじゃないんですよね。
コマンドウィーズで送ったら。
メッセージ通信ですね。なので、遅いときは遅いし、速いときは速いみたいな、いわゆる読めない。
リアルタイム、リアルタイム性はわからないですね。
わからないよね、でも別にいらんとこはそれで良くないっていう話ですわ。
KeynesのPLCリンクっていうのは、自社官だけじゃなくて他社もやりますと。
要は三菱とかオムロンを全部調べ尽くして、オムロンだったらこれ、三菱だったらこれっていう極限まで設定を少なくして、
同じような設定でやれるようにしましたよっていうのがPLCリンクなわけです。
はいはいはい。
中の実態はPLCによって使うプロトコルを中で勝手に変えてるだけのマスターなんですね。
なるほど。
だから、
PLCって良い意味ですね。
楽で良いんですよね。
通信っていうのは基本的にはめんどくさいの極みじゃないですか。
めんどくさい。
無いほうが良い。無いほうが良いに決まってるんですよ、めんどくさいから。
っていうところを究極的に簡易化しますよっていうのがこれらの機能なわけ。
じゃあユーザー喜ぶじゃないですか、これすぐつながるし設定少ないしええやんってならないですか。
なりますね、確かになるね。
なるよねっていう。
そういうところで売りポイントというか特徴というかですね。
そうですね。
セキュリティの課題
PLCリンク。
で、もう一個利点があるんですよ、これって。
イーサネットIPとかイーサキャットと違う大きな利点があるの。
これ。
分かります?
違う利点。
待って。
これね。
設定ファイルいらない。
そんなのよりもっと大きなメリットがあります。
設定した後に次に止まらなくてもいい?
メモリ共有の真似事ができます。
どういうことですか、メモリ共有の真似事どういうことですか。
要はPLCとPLCにがあたかも同じメモリを共有しているかのごとくの挙動ができる。
分かんない。
なぜかというとイーサネットIPとかイーサキャットっていうのは
イーサキャットはちょっと変わるかもしれないけど
イーサネットIPベースの話をしますけど
イーサネットIPっていうのは書き込みアドレスが決まってるわけですよ。
入手するアドレスになるわけですね。
決まってますね、インスタンスで。
決まってるわけですよね。
絶対このデータここってなるじゃないですか。
決まってますね。
このPLCリンクは書き込むと細かく指定できるんですよ。
XYだけじゃないの。
もう全部できるんですね。
そういうこと?
つまりPLC1とPLC2があたかも同じメモリを共有しているかのごとくの設定ができるわけ。
Bの0からランパー見てるとかこうなってくるんですね。
できる。
なるほど。
こういう使い方考えたことないですね。
PLC2の例えばXの0からXの4番っていうところをPLC1のXの0からXの4番ってところに飛ばすこともできるわけ。
じゃああたかもPLC1とPLC2のXの0からXの4を共有しているような状態になるわけですよね。
定期的に書いてるからそこ。
なるほど。
見え方としてはそうなんですね。
こういう暫定的なメモリ共有の仕組みが簡単に作れるよっていうのがこの手のやつの特徴なんです。
ただセキュリティガバガバなんこれ。
誰でも囲まれる。
誰でもどこでも囲まれるからセキュリティガバガバなんすよこれ。
ほぼブロックしないから。
そう。だから悪意のあるプログラムが書かれたら一発アウトなんこれ。
全部囲まれるんですね。
例えばサーボモーターの位置指令するところに変なアタックが来られたら暴走するし。
でそれが例えば原子力発電所とかって偉いことになるわけですよそれが。
基本は使わないでいいから多分巻かないね。
だから何でも書けるっていうのが本当にセキュリティガバガバ危ないやつなんす。
許されたベースね。シリアル中心ベースだったらまだ許せるかもしれないですね。
改ざんできるからねこれも。
今ちょっと見たんだけど設定やっぱり簡単だねこれ本当に。
簡単だね。
これ今、何ですか? PLC1とPLC2があって、
PLC2になりすますことはそんなに難しくないんですよね。
ない?難しくない?
そう。悪意のある人がこのネットワークの中にイザネットケーブルを繋いで、
あったかもPLC2からデータが送られているように偽造することって全然難しくないんですよ。
セキュリティと接続リスク
確かに確かに。難しくないね。
っていうセキュリティ面の課題がかなりあると思う。
でもそれはそういうブログじゃないですか。
でもこういう簡単に設定するならセキュリティのものを入れたらもう簡単じゃなくなっちゃうもんですね。
セキュリティの証明書とかの話を入れたら多分こんなに簡単な設定は崩壊するんで。
という話ですね。
一発アウト。
今までは閉じたネットワークで作ってたからあんまり問題にはならなかったし、
多分これから問題にならないとは思う、その辺は。
ただこれを今からインターネットに繋ぎますっていう話に持っていったときに
IoTとかそういう関係になっちゃうと、
セキュリティどうしましょうね。
このブログじゃないかもしれない。
工場といわゆる外の湾ですよね。
湾に繋いだときにそこにセキュリティゲートを設けたとしても、
じゃあ工場の中のどっかのハブに刺されたらどうすんねん。
言われちゃう。
で、来られたら自分こそセキュリティゲートを設けたとしても、
だから、誰でもかけ込みますよって。
でも見たら、
いろいろ、ランモードがかける。
これはすごい。
無限に何でもできますよ。
いいのか悪いかちょっと。
なんかよく分からないよね。
ワンチャンやってるの。
いいのか悪いのかちょっとよくないと思うんですけど、でもこれくらい便利なポルゴですね。
ただそこまで入れたら基本的には PLCのエンジニアルツール上で書き込めますけどね、IPさえ分かっていれば。
なるほどね。
パスワードないからね、今のPLCほとんど。
私は基本的にPLCはパスワードがないんですね。
新しいやつじゃないと、AMLOのエンスコードなら最近一回触ってやっとパスワード有力設定してくださいって言われたら、これでも設定しないという保存性もあるんですけどね。
そうですね。
だから工場全体にネットワークを這わすっていうことのリスクが最近出てきたっていうことと、それに対して簡易PLCリンクっていうものをどう扱っていくかっていうのは今後の課題ではある。
なるほど。なくなることはないと思う。なくなることはないんですけど、使用する場所をちょっと限定するとか。
なくなることはないというか、ある方策を取ろうとしたら、どっかで使えなくなるところは出てくる。
どっかで使えなくなる、採用してなくなるってことですね。
採用できなくなる、セキュリティ上。
この簡易PLCリンクのポートを開けとくっていうことが多分許されなくなる。
PLCリンクのポートを開けておくっていうのは確かにね。
っていうので、これはまだ従前に使えばいいし、まだ向こう、IoT化するのは向こう3年4年先になると思うんで、まだ活用の場所っていうのも十分ある。
PLCリンクの利便性
なんだかんだインターネットが長かったらガンガン使えばいい。
ただ、これで一生いけるかっていうと難しい。
難しいところですね。
っていう認識かな。
セキュリティの話がかかってしまう。
でもここがあると、このPLCリンクだけじゃなくて、このPLCリンクのMCポートとかセムもそうですよね、そう考えると。
ただ、これはポート開けとかないと使えないんですからね、基本的には。
もう大丈夫ですか?すみません。
ポートを開けとかないと使えませんから。
あ、そうだね。ポートはCであるんですよね。
ポートはCであるんですよね、はい。
だからPLCごとにそのポートを閉じる設定はあるんで、基本は閉じてますよ。
まだ大丈夫かな、まだ大丈夫、大丈夫。
まあでも許されないな、たぶん。
大丈夫、大丈夫じゃないっていう議論じゃないと思います。
要はどういうシステムをどうやって使っていくかっていう話だけですね。
はい、ポートあったね、ポートの設定のところが。
ただね、めっちゃ便利ですよ、本当に中のデバイス好きに変えられるんで。
いいね、便利だね、これ。
僕は基本シミュレーターとか作るときはこの機能を対応しますね。
ああ、PLCリンク?
まあ、PLCリンクを使うわけじゃないけど、MCプロトコルとかで中のアドレスを書き換えます。
一応タグタイミングで。
そうね、これ便利ですね。
それは固定ができますからね。
何ですか?
要は入出力アドレスっていうのはハード構成で変わるんで、割り付けが。
変わるね、変わりますね。
でも他のアドレスって別に予約できるじゃないですか。
ここからここまではシミュレーション映画使うなみたいな。
この辺だけでいいんですか?
Xマシンとか、あの辺は全部セミュレーションエリアで使う?
そう、叩き放題で。
そうですね、入出力アドレス使わないでいいっていうのは便利なんですよね、めちゃくちゃ。
でも書き込もうと思えば入出力書き込めるんですよね、XとYとか。
場合による。できないメーカーもあります。
そうなんだ。
安かとかできないね。
XY書き込めないんだ。
XYは結構システムが握ってて書けないケースはそれなりにありますね。
でも理屈はあってますよね、XY。
普通に書くんだとすごい大変になりますよね。
はい、というシンプルCPU通信とPLCリンクの話を少しだけクリスさんとしました。
ありがとうございました。
クリスさんこの辺使わないんですか?
PXの仕事だからビッツビッツ仕事だったら使わないんですか?
そもそもビッツビッツ仕事ないんです私が。
ないの?
ほぼない。
ホームロンは?
ホームロンは最近やっと終わった。
ホームロンはチップ通信で使ってる。
そういうことですね。
だからないです。ビッツビッツ仕事ほぼないんです私。
ちなみにこれデバイス指定になるんで、プロトコルが。
変数になってくると急に使えなくなったりするんで今後は減るんじゃないかな。
変数を使うと変数をまたまさらさデバイスに紐を付けないとダメですよね。
そうですね。だからプロトコルの中に変数を指定するっていうフォーマットになってないんで。
それはできないですね。
なるほど。
PLCリンク使ってこないな。マジ使ってこないね。
一回使ってみてください。メーターでも使えるんで機嫌差あったら。
そうですね。一回ちょっと試してみます。
というわけで、誰からだっけ?
そう、たかやきさんからですね。たかやきさんありがとうございました。
ありがとうございました。
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