ややちょっと混乱しますね。ジョッシュアやチームメイトたちは。
チームメイトっていうのがF1の文脈だとドライバーを指すような感じがしますけど、
この東方シネマズの文脈だと野球とかサッカーとかじゃないですけど、
もっと全体ですね。チーム全体をチームという風に言ってるのかなっていう感じですね。
チームスタッフっていうべきかな。自信家のルーキードライバー、ジョッシュアやチームスタッフたちは困惑し、度々衝突を繰り返す。
衝突というのも精神的衝突もあれば物理的衝突もあるという感じで、本当にいろいろな衝突があったなという感じです。
これだけではあまりにもよくわからないので、もうちょっと僕の記憶を整理して、もうちょっと細かいあらすじを述べておきたいと思います。
若干これはネタバレはもうちょっと後からじわじわ出てくるような感じでもいいのかなと思ってますので、
とりあえずは興味を引くぐらいの感じでいきますと、これはソニーヘイズですね。
ドライバー的にはソニーヘイズという、これがブラッドピットが演じている元F1レーサーです。
この元F1レーサーとは言いますが、だいぶ昔にルーキーとして走ってそのまま引退をしてしまったという、
それが90年代なんですかね、1990年に引退したドライバーということで、
当時若手で、その当時セナとかマンセルとかそういうあたりと走っていたというような設定になっていました。
でその人が、これはいつとは言われてなかったと思いますけど、出てくるドライバーが若干ですね、
もはや懐かしい感じのですね、ペレスとかね、カルロスサインズもまだフェラーリにいますしね。
ちょっと年代は明らかではないですけど、2024、2023、4ぐらいですか、実際撮影が行われていた頃という感じなんですかね。
現代ですね、現代のF1にカムバックするということで、オールドルーキーになりますかね。
ものすごい、だから年齢は明らかにされていませんけど、60歳近いという感じになるんですかね。
60歳のブラドピッドの年齢に近い感じで、それぐらいのオールドレーサーがF1に復帰してくると。
その復帰したチームが、この東方シネマズのサイトに言いますと、東方シネマズのサイトでは、
どん底の最弱チームというふうに言われているんですけど、劇中ではあまりそんなどん底の最弱チームというような描かれ方というよりは、
新しいチームというかね、新興チームみたいな感じの描かれ方だったかなと。
それがAPXGPということになりますね。
そこでこのオールドルーキーがですね、ブラドピッドが組むのがジョシュアピアスという若手のドライバーですということになります。
何か若い頃のね、2004年5年ぐらいのハミルトンを思わせるような生意気さと才能を感じさせるという感じだったでしょうか。
このノリであらすじを解説していくとですね、全部解説していくことになってしまうんで、ここからざっとりしますけど、
このAPXGPという明らかに新山ものっぽいチームはですね、現在最下位で唯一全11チームなんですね。
全10チームの実際に実在するチームプラスこの1チームAPXGPという全11チームで争われているこのF1の選手権の中で最下位。
冒頭でもポイントゼロと獲得ポイントゼロ。
だけどもう何年か走っているらしく、今年このまま勝てなかったらもうチームは見売りだ、売却だみたいなそんな脅しがかけられているというような状況、危機的な状況ということです。
そこに現れたのがこのソニーヘイズですね、ブラッドピットが演ずるところのソニーヘイズということになります。
このソニーヘイズの当時F1ドライバーだった時の相棒なのかな、ライバルがですね、現在このAPXGPのオーナーでいいんですかね、オーナー、アドバイザー、オーナーをやっていて声をかけるということになります。
なんかね、そんなこと絶対ないだろうというようなところからこの物語が始まるというところがまずは話題だったかなという感じですよね。
で、まあなんだかんだありまして、最終的には端折りますけど、最終的にはその後ですね、レースのグランプリの後半、9戦かな、後半だけがちょうどね、このソニーヘイズが復帰したのがそのグランプリの1年の間のちょうど中盤だったということで、そこからの後半戦を描くと。
で、まあ皆さんなんとなくですね、イメージできていると思いますけど、見たことない人もね、いわゆるこうなんていうかな、快進撃をと思ってなんとなく僕も見たんですけど、意外と苦戦するっていうところがちょっと面白かったかなという感じはしましたね。
いきなりバンバン勝っちゃったとかね、なんか思ったんですけど、なかなかそういうわけでもなくて、意外に苦しむというね、そういうところが結構長く描かれますので、映画としてはそういうところでちょっと長くなってしまったのかなという感じですね。
で、そんな中でですね、ソニー自身も昔ルーキーとしてF1を走って引退したきっかけになった事故のですね、後遺症でトラウマがあったりですね、実際に体にも身体的にもトラブルがあったりとかして、それをどうするんやみたいなね話をありつつ、最終的にはこのソニーヘイズがレースで優勝してですね、最終戦アブダビで優勝をしてチームはそのまま存続するし、
なんていうか、丸く収まるみたいな感じでしたね。
ということで、ざっくりですね、全体的に説明するとそんな感じということで、なかなか不足している部分もたくさんあったと思いますけれども、そんな感じの映画になっています。
で、現在ですね、これいろいろな映画館で上映されてまして、興行収入も非常に良いということで、良かったんじゃないでしょうかね。
さて、というオープニングですが、この後なんですけれども、ちょっと今日はですね、普段このポッドキャストはF1のレースごとにね、なんとなく出してまして、2週間2回出しているんですけど、今回はこの映画F1に関してということで、この前先週イギリスグランプリがシルバーストーンであったんですね。
で、僕も予選行ったりですね、決勝はパブで見たりとかですね、いろいろ体験もしてきたんですけど、その話はまた次回以降のね、このF1ログの本編でお話しするということで、レースの話はともかく置いといて、今日はこの映画の話をする回ということで、この映画のね、勢いに乗っかっていこうということで、よろしくお願いいたします。
この番組、F1ファンになる方法、F1ログ、桐戸みや子がお送りしております。今回は通算で148回目ということになりますね。よろしくお願いいたします。
さて、F1の映画なんですけど、まず最初にお断りですが、ネタバレは特に気にせず話していきます。特に何か僕は映画を語るときにネタバレとかですね、ネタバレじゃないとかあんまりそんなに気にしないんですけれども、気にされる方もいると思いますので、見るまで本当1ミリも何も知りたくないという方はね、また見てから聞いてください。
ただ、ネタバレを含みますよと言っても、むしろ見てみたくなるっていうかね、そうなんだ、じゃあちょっと絶対見てみたいとか、見るときにそこ気にしてみたらもうちょっと面白いかなとかね、なんかそういうすごいポジティブな感じの、どうしても含んでしまうようなところは含んでいくみたいな、そういう感じで話していこうかなと思ってますので、そんなにあんまり気にしないという方はそのまま聞いていただければと思います。
で、もう一点ですね、ありまして、僕今イギリスにいるので、イギリスで英語で見たんですね。で、理解が怪しいかもしれないです。むしろ皆さんから理解を補っていただいた方がいいのかなっていうぐらいで、英語なんで7割、言って7割ぐらいは理解はできていると思うんですけど、もしかしたらレースのシーンとか特に問題ないんですけど、
登場人物2人とか3人がこうちょっと親密なやり取りをしているようなところでは、やや誤解があったりですね、理解が浅いところがあるかもしれないっていうね、そういうところはありますので、ちょっとそこら辺はね、そうなんだみたいな感じで聞いていただければと思います。
さてさて、そしてですね、まずじゃあ最初にお話したいのは、僕はF1を見ててですね、映画もF1の映画も今までに何本かは見てますし、ドキュメンタリーとかも見てますけど、この映画を初めてね、ハリウッド製のですね、ブラッド・ピットが主演の映画を見て、ここはもしかしたらちょっと初めてね、F1をね、見た人には、
難しいんじゃないかなっていうね、何が起きているのかちょっと分かりにくいんじゃないかなって勝手に狼狽しながら見てて思った点っていうのが2つぐらいかな、あるので、そこをまず最初にガイドとしてお話ししたいと思います。
まずですね、先ほどもあらすじの中にありましたけれども、この30何年ぶりにですかね、F1に復帰したこのソニーヘイズですね、ブラッド・ピットを演じるところのソニーヘイズが、このAPXGPというところに参加したらですね、なぜかクラッシュばっかりすると。
フロントウィングを壊したりですね、コースからはみ出したりとかですね、こいつ下手くそじゃんみたいな、なんかそういう演出になってますよね。で、実際、映画を見ててですね、説明もそんなに詳しくされるわけじゃないので、こいつ何やってんだろうみたいな。
確かに破天荒なっていうね、破天荒だなーみたいなふうに思われるかもしれないんですけど、これをですね、F1のファンが見てた場合の視点の破天荒さっていうのを受け取り方が多分違うんだろうなと思ってまして、こいつわざとやってんじゃないかって多分ね、F1のファンの人は見てて思ったんじゃないかなと。
でもF1を知らない人は、こいつ下手くそだなって思ったんじゃないかなっていうようなシーンが結構ずっと続くんですよね、レースでね。そんなことなかったですかね。
で、あれは一体何をやってんだろうと。で、これもしっかり映画を見てたら、もちろん描かれてはいるんですけど、ソニーがですね、なんかトラブルを起こしてですね、クラッシュしたりとかですね、コースアウトしたりとかしてると、なぜかチームメイトのジョシュアの方ですね、ジョシュアピアス、ジョシュアの方の順位がなぜか上がっていくという。
なぜか。で、あれは何?偶然?やっぱジョシュアは速いよねみたいな話でもなくですね、F1ファンが多分見てて思ったのは、あ、これはチームメイトのね、ジョシュアをなるべく上位に上げていくためにわざとソニーがわざとですね、フロントウィング壊して、セーフティーカーを出したりとかですね、ピットに入ったりとかですね。
もうなんか、わざとこいつは自分を犠牲にしてチームメイトを勝たせるとまではいかないまでも、ポイントを取らせるために無茶をしているっていうね。そういう演出だったんじゃないかなと思うんですよね。
ぜひ、F1を初めてこれで見て、なんだこいつ下手くそだなというふうに思ってたという人は、ぜひそういう視点でもう一回映画を見てください。これはチームメイトのために自分を犠牲にして、きれいに言えばですよ、犠牲にして、要するにチームメイトの順位を上げていると。
なんでそういうことが可能になるかということなんですけど、F1というのは基本ずっとぐるぐる回り続けるレースではあるんですけど、必ずレース中に何かトラブルが起きるんですよ。起きないときもありますけど、マシンとマシンがぶつかることもあるし、マシンが単独でコース上に止まってしまうこともあるし、いろいろあるんですけど、そういうときにドライバー全員の安全を守るためにいろいろな手続きが定められているんですね。
映画の中でもレース中に黄色い旗が出たり、赤い旗も出ましたし、青い旗が振られることがあったりとか、いろんな旗が振られていたり、あとはセーフティーカーが入るみたいな感じで、これもややこしかったですね。バーチャルセーフティーカーとか、セーフティーカーとかですね。
何にせよセーフティーなので、安全を守るためにレース全体をちょっとクールダウンさせる。スピードを落としてみんなちょっとゆっくり走ってくださいと。その間にコースの片付けをしますよとか、ドライバーの救出をしますよみたいな、そういうことが行われるわけです。
でなりますと、このソニーがやってたことというのは、わざとセーフティーカーとかバーチャルセーフティーカーとかですね、わざとレースをニュートラルにして、わざと途中でレースを中断させないまでも途中でレースをみんなゆっくりわざと走らせるように仕向けて、
その隙にチームメイトのジョシュアがいいポジションをキープできるようにすると。そういう戦略をやってたんですね。なので、これはですね、賢いっていうふうに思う人もいるかもしれないんですけど、これは汚いんですよ。
レース中でもMAXの無線かな、ダーティーっていうね、汚い奴らだなみたいなですね、無線があったように記憶してるんですけど、これは現在のF1では許されない行為なのかなと、スポーツとしてはね、スポーツとしては許されないのかなと。
映画的にはこれはグレーだと、ルール違反ではないし、ギリギリね、政府なんじゃないかみたいな感じで、最低も政府だったんですけど、実際には相当ブラックなことをやっているというふうに思って、わくわくしたF1ファンの方もたくさんいたんじゃないかなと思います。
なので、映画で見ててね、最初何やってんだろうみたいなふうに思った人は、ぜひね、こういう視点でソニーがわざとマシンをぶつけてですね、チームメイトに有利なようにレースを運ばせるようなね、そういう流れを作ってたというふうに見ていただくと、序盤がちょっと長いなあっていうようなレビューもあるんですけど、
そういうことをやってるんだよっていうところで見ていただきたいと。そういうことで考えてみると、このチームメイトのジョシュアは恩知らずですよね。
ソニーが身を子にしてですね、ジョシュアの順位を上げるようなことをやってるんですけど、ジョシュアは自分がポイントを取って、自分が活躍して、俺が最高だみたいな感じでノリに乗ってるっていうのは若さの証明でもあるし、実際にはチームプレイなんですけど、そこら辺もこいつ調子に乗ってんなあっていうのも、見方を変えるとこいつもわかってないなみたいな。
本当はかなり汚れた仕事をソニーがやって、これが映画のあらすじでいう破天荒なっていうところだと思うんですけど、なんでそれをやりながら助けてあげてるんだけど、ジョシュアはそんなこともあんまり気にせず、俺は最高みたいな感じになっているのが痛々しくもあり、若々しくもあるというね、そんな感じの前半戦だったんじゃないでしょうか。
これが1点目なんですけど、どうですかね。こんな感じの解説なんですが、もう一個もレースの最後のところでちょっとわかりにくかったんじゃないかなっていうのが、赤旗ですね。赤旗って何みたいな。
レッドフラグって何だろうみたいなね。赤旗でレースが一回、もう一回レースが始まったんだけどみたいな。あれが一番わかんないんじゃないかなと思うんですよね。
これも今の説明の続き的なところでもあるんですけど、このレース中に何かトラブルが起きたときに、レースを一旦休憩しましょうみたいなね。一旦ゆっくりにしましょうみたいな。のやつの最高のやつがレースを一旦止めましょうなんですよ。危ないからね。
そのときにマシンを片付けたりとかするわけですけど、こういう赤旗が出るということは結構頻繁にある。赤旗の回数は増えていると言われてますけど、それなりにそんな頻繁に起こることでもないんです。
これが映画の終盤に起きるわけなんですけど、あれはレースを一旦ストップさせて、もう一回安全を全部確認してからレースを始めましょうというところなんですよね。
そこでみんなのピットに並んでて、タイヤを交換したりとかしてて、やったラッキーラッキーみたいな感じになってるわけですよ。ブラッドピットのソニーのマシンに至ってはリアウィングまで交換してて、壊したね。
一体何なんだということ。何が行われているのということなんですけど、赤旗で中断されたときにはタイヤは自由に交換してもいいし、パーツに関しても滅多にというか、リアウィングの交換はレギュレーション上は禁止されてないとは思うんですが、実際のF1ではほぼ起きないんですね。
というのは、今リアウィングというのはDRSという加速装置みたいな、映画中でもガチャンってすごい音がしてね、マシンが加速していくみたいな、実際あんな音しませんけどヒョロンみたいな感じで動くんですけど、ガチャンと開いてマシンが加速していくような演出の機構がありましたけど、
リアウィングは今非常に複雑な機構が入ってますので、映画の中でボルト4本で4個一緒って付け替えたら終わりみたいな話ではないと思われますし、FIAの認証を受けたしっかりとしたパーツをね、FIAの立ち会いの下でしか重要パーツの交換できないので、実際にレース中にリアウィングが交換されることはなくほぼリタイヤになるんですけど、映画中ではそれがされてましたが、
ああいうことも赤旗中であればできるということになりますね。なのであれでなんでレース終わんないのみたいな、残り3週微妙なところですけど、残り3週で再開ってなったのは一旦レースが中断されて、それでもう1回ということになったということです。
それもソニーがうまく演出したレースの盛り上がりということです。
そこの赤旗でタイヤが交換されてということなんですけど、あそこでもなぜAPXGPが有利になったんだろうみたいなことなんですが、あそこでソフトタイヤというですね、柔らかいタイヤをAPXGPが残ってて、それを履くことができたみたいな。
他のチームはもう使い果たしていて、それがなかったというですね、そんなような描かれ方になっていたと思いますが、僕もちょっと英語で見てたんでよくわからなかったんですけど、予選でタイヤを使わなかったんですか、ソフトタイヤをAPXGPは。
ソニーに至っては予選出てないと思うんですけど、本当は予選出てなかったら決勝も出れないんですが、その辺は映画ということで。何せよF1というのは週末ですね、金土日を通して使えるタイヤの量というのが決まってまして、チームはそれぞれ考えながら柔らかいタイヤから固いタイヤまでいろんなものを使っていくと。
柔らかいとか固いってどういうことだってことなんですけど、タイヤっていうのはゴムでできてまして、消しゴムなんかを机に擦り付けると熱を持ちますよね。
あれと同じでタイヤを路面に擦り付けながら、F1のタイヤっていうのは自動車のタイヤと違ってドロドロに溶けた液体みたいな状態になって地面に張り付きながら走ってると。
これが柔らかいものは比較的早く溶けてドロドロになるし、固いやつはなかなかドロドロにならない。柔らかいやつは長持ちしないし、固いやつはちょっと長持ちすると。柔らかいやつの方が早く走れるという。
大体そんなような計算によって成り立っています。実際にはもっと複雑な要素がいろいろあるんですけど。
あと3週でレースが終わるよっていう時に一番柔らかいタイヤを持っていたAPX GPは他のチームよりもちょっと有利という、そういう描かれ方だったんですね。
なのでこれでもしかしたらマシーンとしてはちょっと他よりも遅いけれども、タイヤで有利に慣れている、あるいは同等に慣れているんじゃないかみたいなね。そんなような描かれ方だったかなと思います。
この映画を通して予選はないので、この映画は決勝しかないんでね。実際にはF1には予選とかあるんで、そこは1ミリも出てこないっていうところにもまたこの映画の面白さっていうんですかね。変わったところがあるのかなというところですね。
はい、ということでした。僕が見ててF1あんまり詳しくないなとかね、F1初めてこれで見たわみたいなね、そういう人が何が起きてるんだろうみたいなところは一応この今お話しした内容を何となく頭に入れて、もう1回劇場に行っていただきたいと思います。
ということでした。というわけで、F1を初めて見たっていうね、ここからF1を知ったという方に是非余計なお世話ですけど、これを知っとくともうちょっとまた違った目線で見れるんじゃないかという2点、キリノからお送りしました。
是非皆さんの映画をお勧めしてですね、F1映画、ここの部分も一緒に後で聞いてもらってください。というわけでした。
さて、この映画F1ですが、工業収入もですね、高まっているということで、なかなかいろんなところで話題になっているなということで、いくつか面白そうな記事もありましたので、その中から2つだけ紹介しながらちょっとコメントというかね、解説していきたいなと思います。
まず1つ目ですが、エスクワイヤーですね。なんかね、やっぱりF1の映画がF1のニュースサイトにも載るんですけど、F1じゃないサイトにもたくさん載ってるっていうのが、今回一番見てて面白いところかなと思いますね。
エスクワイヤーですね。エスクワイヤーで、ブラッドピッド主演の映画F1にモデルは実在した?元ネタを徹底解剖というですね、2025年7月11日の記事ですから、昨日ですね、こういう元ネタを探し始めるっていうですね。
これ何なんでしょうね。最近のジークアックスとかもそうですけど、元ネタを探してこそのみたいなですね、そういうところもあるのかなと思ったりもしますが。
F1はあくまでフィクションではあるんですけれども、この中でいくつか実際のF1であったことをモデルにしているものがあるのではないか、元ネタがあるのではないかというですね、そんな記事です。
また詳しく読んでいただきたいと思いますけど、この中で一番大きくフィチャーされているのが、ソニー・ヘイズが主人公が引退するきっかけになったという、1990年のスペイングランプリで起きたという大事故ですね。
これが実際に存在したということが、この記事で一番大きく書かれているところです。
書くのキャラクターはソニー・ヘイズですが、これは実際にはマーティン・ドネリーというドライバー、ここではイギリス人ドライバーと書かれてますけど、彼は多分北アイルランドの出身のドライバーだと思いますので、イギリス人ではあるんですけども、アイリッシュつながりですね。
エリー・ジョーナンと仲が良かったりとかですね。北アイルランドってやっぱり独特なところがありますけど、北アイルランド人ドライバーのマーティン・ドネリーからインスピレーションを受けている可能性が高いということです。
これもですね、知ってても知ってなくてもどっちでも良い話ではあるんですけど、いかにもフィクションっぽい事故があれは本当に実際にあった話だというのは、ちょっと映画に深刻さを与えるというか、そういうところはありますがね。
このマーティン・ドネリーなんですけど、当時ロータスですね、スペインのヘレスを走ってた時に、時速280キロで金属製のバリアに衝突し、マシーンは真っ二つになって、彼は裸のまま、シートにくくりつけられた状態でコースの上に投げ出されてしまったということです。
で、これのシーンが映画の中でも出てくるのですが、あれは何?って思う人もいますよね、たぶんね。CGなのかなとかですね、どうなのかなと思うんですが、僕が思うに90年のスペイングランプリで、マーティン・ドネリーのマシーンにはたぶんオンボードカメラは載ってなかったと思うんですよ。
なんですけど、映画ではオンボードカメラっていうのはマシーンに乗っているカメラね、マシーンの視点を取っているカメラのことなんですけど、それはたぶん当時載ってなかったと思うので、客観の映像ね、そのマシーンを外から描いているような映像に関しては、当時の収録した本当の映像を使っている可能性もあると思いますけど、
壁にぶつかっていくようなオンボードであるとか、あれはアイルトン・セナなのかな、セナを左から抜いていくような時のオンボードとか、あれは後から作ったのかなと思いました、皆さんどうでしょう、詳しい方。
あれはたぶんフィクションでもう一回作ったんじゃないかなと思うんですが、ただ事故としては実際に存在したものなんだよということですね。
映画と実際が実際にちょっと違うところは、マーティン・ドネリーに関してはその後リハビリをして、93年ですね、3年後にエディ・ジョーダンというアイドルランド人のF1チームの監督がいて、最近亡くなって、先日のイギリスグランプリでもエディ・ジョーダントリビュートという追悼が行われていたのですが、
そのエディ・ジョーダンの行為で、ちょっとじゃあ復帰してみろと約束もしてたらしいんですよね。乗ってみて、残念ながらWikipediaによりますと、5秒以内に脱出しなければいけないというテストがあるんですが、それをマーティン・ドネリーはクリアできなかったということで、残念ながらF1に復帰することはもうできなかったっていうね、実際にはできなかったんですよね。
なんですけども、映画の方ではできたということになっているわけですね。
ということで、実際にあれだけひどい事故だと、なかなかF1に復帰するというのはなかなか難しいんですけども、そういう映画では復帰してきた。
ただし、終盤明らかになりますけど、ソニーヘイズももうレースをしてはいけないというような重大な損傷をね、身体とか視力に受けていて、本当はもうレースをしちゃいけない身体ではあるんだけども、それを無理してやっていたということになりそうですね。
って聞くとね、なんかすごいマーティン・ドネリーがかわいそう不謹慎みたいな話になるかもしれませんが、マーティン・ドネリー自体はまたね、F1を運転したりとかですね。
グッドウッドフェスティバルっていうイギリスでモータースポーツのフェスティバルみたいなのがあって、昔のF1マシンを走ったりするんですけど、そこでマーティン・ドネリーがロータスを運転してたりとか、あとこの映画でもスペシャルサンクスみたいな感じで、一番最初にマーティン・ドネリーに感謝みたいな感じで出てきますので、この映画自体に対してもマーティン・ドネリーはしっかり関与していてくれているのかなということでいいんじゃないでしょうか。
というのがありますね。
あとですね、他にもですね、クラッシュ絡みのところの元ネタと言われるものがちょっとここに並べられててですね。
ロメン・グロージャンの炎上事故であるとか、ニキラ・アウダの炎上事故であるとか、あと僕はなんかジョーグワンUの回転して落ちていったような事故とかね、そういうものもなんとなく頭をよぎりましたけれども。
なんとなくいろいろなところにですね、元ネタのようなものが実際のF1にはあるんですよと。
全くフィクションというわけでもないんですよというところです。
で、一応ですね、ここがね、F1のファンの人っていうのかな、長く見てるとか深く見てる人とライトに見る人の一番大きな違いかもしれないし、そこは実はあんまり変わらないかもしれないんだけど、
クラッシュを見た時に、ウェーイってなるか、あーやめてってなるかっていう、このイエーイみたいなクラッシュみたいなところでテンションが上がっていく人と、あーもうやめてみたいな、あーっていうね、目を覆うじゃないですけど、あーもう勘弁してみたいな風に思うかっていうのは、
なんかこう、それぞれ映画を見た時のリアクションとしても両方ありえるのかなと、なんか思ったりしますね。
どっちもいいとは思うんですけどね、実際にクラッシュするシーンっていうのはハイライトでもよく取り上げられますし、マシンが何かぶつかって砕け散るっていうのが起きないとつまんなかったりレースが動かなかったりみたいなところもあるので、何か必要なところではあると思うんですけど、
一番大事なことはドライバーが安全にですね、どんな事故が起きたとしても生きて帰ってくることができるように、この90年代からF1はこの何十年、30年以上かけてマシンを改良してきたっていうですね、そういう歴史があるっていうことですね。
なので、仮にですね、90年代にこのソニーヘイズがですね、追ったような、実際にはマーティン・ドネリーが起きたような事故が今仮にですね、同じような角度で同じような速度で起きたとしても、また全然違う結末になるような、それぐらいのマシンの作り方とか安全基準っていうのが変わってきています。
なので、そういう安全であるっていうことを前提にして、クラッシュを楽しむっていうかね、楽しむ人もいてもいいんだけど、本当はない方がいいし、そういう安全性があってのことではあるんだけど、100%の安全はないということをレースのファンの人は知ってるから、絶対ないんですよね。
100%はないので、クラッシュが起きたときに大丈夫ではあろうが、万が一何かが起きることもあるっていうのは、本当近年もモータースポーツでは事故がもちろんありますので、そこでやっぱこうやめてほしいと勘弁してほしいと、映画であってもフィクションであっても勘弁してほしいと思う人はたくさんいたりもするかなということで、逆にこれはF1をよく見ている人がこの映画を見るときに気をつけてほしいことですね。
クラッシュシーン、しかも過去の歴史上に存在したような、あなたがかつて見たかもしれないクラッシュシーンが美しい映像でですね、大迫力で再現されますっていうね、その点だけですね、ちょっとこう心に留めてみていただくというのもまあいいのかなと思います。
なのでちょっと面白かったですね。ここまでの話だよね。初めてF1を見る人はここがわかんないんじゃないかなみたいなポイントもあるし、F1をよく見てたり知っている人が見るときに注意しなきゃいけないポイントも逆にあるっていう、なんかね、そういう感じを実際に見て受けました。
はい、ということで、まず元ネタがあるという話でしたね。で、もう一個ですね、あの面白い記事があります。こちらフォーブスですね、また全然違う媒体なんですが、フォーブスジャパンの記事で、ブラッドピットを映画F1で58億円の人間広告棟にした男っていうですね、こんな記事が出てまして、こちら7月7日の記事です。
フォーブスジャパンに出ていますが、こちらはね、そうなんだみたいな感じで面白かったんですが、F1の中にですね、いろいろな商品とかですね、広告が出てくるんですよ。
レースなんで、当たり前じゃないかと思うんですけど、APXGPっていうね、架空のチームなんですけど、架空のチームに対してもたくさんスポンサーがついてて、そのスポンサーは実際に存在する企業、メーカーですね、がついているということで、これが最近の映画ではプロダクトプレイスメントだったかな。
この記事の中で、そうですね、プロダクトプレイスメントという最近広告処方が定着していて、映画の中に実際の商品とかロゴを露出させることで広告とすると、制作費にすると、こういう作品内に企業の商材を自然な形で登場させる。
例えばロゴじゃなくても飲み物とかですね、チョコレートでもそうですし、下着もそうですし、あらゆるところにその企業が、例えば4秒間露出してだいたい何千万円とかね、なんかそういうことがあるそうで、これは現在の映画でも一般化していると。