経営統合の概要
こんにちは。1日15分トップのための聞く話す英語力は、生の英語を使い、英語のリスニング力とスピーキング力を磨くポッドキャストです。
この番組は大きく3部で構成されています。
1.英語の音声を解説なしで聞いていただきます。
2.英語の音声の意味やリスニング・発音ポイントを具体的に見ていきます。
3.英語の語順でわかる感覚をつかんでもらいます。
英語をすっと聞ける話せるようになるポイントも後半で説明していますので、最後までお聞きください。
解説は、日本まで日本育ち、統一句960点、元日系大手海外支社の外国人社長秘書など、海外での仕事歴10年以上、現在世界で活躍する日本人を増やしたりと活動している英語コーチ井上さんがお届けします。
今日のテーマは、経営統合に関する協議を進めていると言われるホンダと日産についてです。
このニュースに驚いている方も多いのではないかと思います。
海外メディアではどのように取り上げられているのか、報道されてまだ初期の段階ではありますが、英語学習の視点からご紹介したいと思います。
本日使用する音声は、ファイナンシャルタイムズが配信するポッドキャスト番組、FTニュースブリーフィングの2024年12月19日付の配信になります。
今日はその約3分ほどの部分の音声を使って、英語のリスニング力とスピーキング力をトレーニングしていきます。
統合の影響と課題
ニュースの内容に関する質問をご用意しました。
質問は全部で4つあります。
1つ目。
今回の統合の見込みは、金額と生産量においてどのくらい大きなものになると言われているでしょうか。
2つ目。
このニュースによると、日産にとって今までの懸念点は何だと言われていますか。
3つ目。
アメリカ市場における電気自動車、EVの死亡は?
4つ目。
なぜファイナンシャルタイムズのジャーナリストは、今回の統合見込みが日本人にとってひるむことになると思うと言っているのでしょうか。
このポイントを頭に置きながら聞いてみてほしいと思います。
1回目のリスニングです。
フォトキャスト全体で全部で3回一緒にリスニングしていきます。
1回目は耳鳴らし。
1度で聞き取れなくても3回目を聞く頃には聞き取れる感覚がつかめるようになっていきますので、一緒に聞いていきましょう。
日産とホンダが日本で統合見込みについて話しています。
まだ早い日ですが、2つの車両の組み合わせは大きくなるかもしれません。
およそ52億ドルとなります。
統合見込みによって、ホンダと日産はトヨタとヴォルツワゴンの背後で世界で3番目の大きな自動車製品を組み合わせることになります。
それが日本の自動車業界の2つのアクセスを与えることになります。
この2つのアクセスの重要な部分は、もっと大きくてもっと良くてもっと強くなります。
FDのハリー・デムシーは東京から話を聞いています。
ホンダと日産が中国の自動車製品を組み合わせることができると言っています。
また、ドナルド・トランプ氏がイギリスの総理大臣からのプランに反対することもできます。
トランプ氏がイギリスの外国の製品生産によって裁判権を置くと、
大規模な製品生産基地がイギリスにあることが重要になります。
ホンダと日産の製品生産はかなりの規模ですが、
製品生産の中で、もっと大きくてもっと効率的になるようなファストトラックな製品です。
その間、日本の企業は最近はそれを殺していない状態です。
日産については特にそうです。
日産の大きな問題は、
自動車業界での競争の時期に、正しい製品が生まれていないことです。
一方で、中国のBYDが主張しているのは、
エレクトリックやソフトウェアと定義された自動車です。
アメリカでは、ハイブリッド自動車業界での競争が進んでいます。
しかし、日産にはハイブリッド自動車がありません。
この状態での競争は非常に危険な状態です。
また、ホンダの競争はあまり進んでいない状態です。
この2つの企業は、自動車業界にとって大きな投資を得る時期に、
徐々にサイズが減ってきています。
ハリーは、日本の業界にとって大きな影響を与えることもあると言っています。
これについての意味は、
他のセクターのコンソリデーションにも影響を与えるかもしれません。
例えば、製造業界では、コンソリデーションは長期に必要です。
リスニングと英語学習
ですから、日本人にとっては、
今、中国と競争する必要があります。
それでは、ニュースに出てくる単語の確認です。
英語学習では、口を動かすことが大切です。
声に出すことで、すっと話せる、聞ける英語力が育ちます。
できる方は、後に続いていってみてください。
merging
統合すること
mergeで統合するという動詞になります。
early days
初期の段階
decent sized
十分なサイズの
decentで十分に良いとか、まずまずのという意味があります。
fast track way
fast trackには、急行列車の線路という意味がありますが、
そこから転じて、出世コースですとか、
上進するという意味があります。
thrive
目標を達成する、目標に向かって前進する
at a time of rising competition
これで、何々の時代に、何々の時にという意味があります。
rising competition
risingには、増活しつつある、競争が増しつつあるという意味があります。
excel at
何々において勝っている、何々を得意とする
excel atの後には、名詞が続きます。
have been shrinking in size
have been〜ingの形で、現在完了進行形になります。
動作が過去からずっと続いていて、今も進行中であることを表します。
shrinking、縮小しているin size、牙の面で
ですので、have been shrinking in size
規模の面で、過去から現在もなお、縮小傾向が続いているという意味になります。
trigger
引き金を引く、出来事をもたらす
daunting on
dauntingで、気が遠くなるような、きついという意味の形容詞になります。
daunting on〜で、誰々をひるませるという意味になります。
dauntedは動詞で、威圧する、脅す、ひるませるという意味があります。
それでは次に内容を見ていきます。
ここでは意味の塊ごとに英文を見ていきます。
実際の英語の会話は、英語が聞こえてきた時点で、瞬間的に意味がわかる感覚をつかむことが大事です。
その基礎のトレーニングをしていきます。
リスニングのポイントも少し解説していきます。
Nissan and Honda in Japan are talking about meeting.
Nissan and Hondaは日本のare talking about〜〜について話している。
merging、統合について
talking aboutのGとaboutのAが音が連結して、talking aboutがのように聞こえます。
It's still early days まだ初期ではあるが
It's still のスティールの音が欠落していて、
It's still ではなく、It's still のように聞こえます。
But a tie-up between the two car makers 二つの自動車メーカーのタイアップは
could potentially be huge かなり大きいと言われている。
Worth something like 52 billion US dollars. その価値はおよそ520億ドルになる。
So, ここでのそうはあまり意味がないそうで、
それでのような意味になります。
So, by merging Honda and Nissan,
HondaとNissanを統合することにより
we'll form the world's third-largest automaker
世界で3番目に大きい自動車メーカーを形成することになる。
Behind Toyota and Volkswagen トヨタとフォルクスワーゲンに続く
And what that will do それがするだろうことは
ここでのwhatはthe thing which に置き換えられます。
ですのでthe thing which that will do と言い換えることもできます。
2番目の軸を与えること
ここではis giveと言われていますが
英文にはbe動詞と一般動詞2つ入ることはありません。
ですのでisとgiveの間にtoが隠れていると思われます。
日本の自動車産業にand so ここでのand soのほとんど意味がないです。
なのでみたいな意味ですね。
A key part of this この鍵の部分は
is very sped up and stronger 大きいほどよく強い
The FT's Harry Dempsey ファイナンシャルタイムズのハリーデンプシー氏は
has been following the talks 競技道具をずっと追っている
has been ここでのhas beenは音がつながって一部脱落しています。
has been following のようになっています。
from Tokyo 東京から
and he says 彼は言います
a merger might help Honda and Nissan 統合はHondaとNissanを助けるかもしれない
to catch up with Chinese EV makers 中国の電気自動車メーカーに追いつくために
to catch up のtoはほぼ聞こえないですね。
音が脱落しています。
it could also protect them 彼らを守ることにもなるかもしれません。
against some of the plans いくつかの計画に対して
from US President Elect Donald Trump アメリカ大統領選挙のトランプ氏からの
if Trump puts tariffs もしトランプ氏が完全をかけることになれば
on production outside of the US アメリカ国外の生産に対して
then it's going to be important 重要になるだろうfor oil makers 自動車メーカーにとって
ホンダと日産の協議
to have big production bases in the US 大規模な生産拠点をアメリカ国内に持っていることは
and Honda and Nissan ホンダとニッサンは
have decent sized production かなりの規模の生産拠点を持っている
there あそこに アメリカ合衆国にということですね
but it would be a sort of fast track way 急進させることになるだろう
to become bigger in the process さらに大規模な製造メーカーになり
and more efficient in the process さらに効率的な自動車メーカーになるために
meanwhile その一方で
the companies haven't exactly been killing it lately 両社は最近成績がかんばしくない
ここでのkill itはとても口語的で
slangとも扱われるようです
意味としてはcapture the market 市場を捉えるという意味があるようです
ですのでここをもしビジネス的に言い換えるとしたら
ビジネス英語のように言い換えるとしたら
haven't been capturing the market になります
particularly 特に when it comes to Nissan ニッサンにおいては
the big problems for Nissan ニッサンにとっての大きな問題は
have been simply it's not got the right products
simply に適切な製品を生み出せてないことにある
to thrive in the auto industry 自動車産業を生き抜くために
at a time of rising competition 競争激化の時において
on the one hand 一方では
the Chinese led by BYD BYDをはじめとした中国メーカーは
they excel at electric vehicles and software-defined vehicles
excel at で何々を得意とするという意味がありますので
彼らは電気自動車EVとsoftware-defined vehicle SDVを得意としています
on the other hand もう一方では
in the US market アメリカ市場において
hybrid vehicles have been doing very well 電気自動車の業績は非常に好調です
but しかし Nissan doesn't have any hybrids
ニッサンはハイブリッド車を全く取り扱っていません
and so it's been ニッサンは過去から今に至るまでずっと
何々の状態にいる
ここでの it's は it is ではなく it has の現在完了進行形です
ですので it has been 過去から現在に至るまでという状態を表しています
in this very vulnerable position この非常に脆弱な不安定な位置において
and Honda has also not been doing too well ホンダもすごく好調というわけではない
has not been doing ここでも現在完了進行形が使われています
it has been で過去から現在に至るまでという状態を表しています
現在完了進行形ということで完了という言葉が使われていますが
実際は過去から現在まで今もなお続いている状態を表すことができます
and these two companies これら二企業は
gradually over time だんだん時とともに時間が経つにつれて
have been shrinking in size 規模の面で縮小を続けている
ニッサンの課題
ここでも現在完了形の have been shrinking が使われています
過去から今に至るまでずっと縮小してきている状態を表しています
at a time when the auto industry has huge investments to make 自動車産業が巨額投資をしなければならない時において
Harry also says
ハリーはこうと思います
this potential merger この統合の見込みは
could have major implications for Japanese industry 日本の産業にとって重要な関わりを含んでいます
so I think 私は思います
the significance of this この重要性深刻さは
as it could also trigger consolidations in other sectors too 他のセクターの統合を引き起こすことにもなるかもしれない
for example 例えば
manufacturing sectors 製造セクター
where consolidation has long been needed 統合が長い間必要とされてきた
ここでも現在完了進行形が使われています
has long been needed
so I think 私は思います
it's really daunting on the Japanese 日本人にとって本当に脅威に感じることであると
daunting はここではほぼ t の音が脱落していて
dawning のように聞こえます
now that they need to do this 彼らがこれをするのは今です
to compete with Chinese 中国との競争のために
compete with Chinese の間の with はほぼ聞こえなくなっています
それではここで今日のキーフレーズをご紹介したいと思います
今日はこんな表現を覚えてみてはいかがでしょうか
キーフレーズごとに覚えてしまって
自分の表現として音やリズムごと蓄積していきましょう
in the US market, hybrid vehicles have been doing very well
アメリカ市場ではハイブリッド車はとても順調に推移しています
売り行きが好調ですという意味です
この US market を他の国や市場に置き換えたり
ハイブリッド車を他のサービスや製品に置き換えることが可能です
例えば
EU 市場ではパーソナルケア製品がとても好調です
ドリンク市場において機能的飲料が好調です
あなたの会社のサービスや商品はどのマーケットにおいて順調に推移しているでしょうか
それでは2回目を聞いてみましょう
ハンダとニッサンはトヨタやヴォルツワゴンの背後で
世界で3番目の大きな自動車製品を組み合わせることになります
それが日本の自動車業界の2つのアクセスを与えることになります
これらの大きな部分はもっと大きい、もっと良い、もっと強くなります
FDのハリー・デムシーは東京から話を聞いています
ハンダとニッサンは中国の自動車製品を合わせることができると言っています
また、ドナルド・トランプ氏がイギリスの総理大統領からのプランに反対することもできます
トランプ氏がイギリスの外国の製品の製品価格に対応すると
自動車製品はイギリスの大規模な製品基地を持つことが重要になります
ハンダとニッサンはその製品の大規模な製品を持っています
しかし、その製品は製品の大規模で、製品の効率が高くなることになるのです
さらに、最近はその製品を殺していない企業が多いのです
特にニッサンに関しては
ニッサンの大きな問題は
自動車業界に向上することができない製品が多いのです
競争が上がっている時代に
一方で、中国であるBYDが
エレクトリックやソフトウェアの製品を提供しています
一方で、アメリカでは
ハイブリッドの製品が上手くいっています
影響と競争
しかし、ニッサンはハイブリッドの製品を提供していません
そのため、その製品は非常に危険な状態になっています
ハンダもその製品を提供していない状態になっています
この2つの企業は少しずつ
自動車業界に向上することができる時代に
大きな貢献を得る可能性があります
ヘリもこの貢献は
日本の業界に大きな影響を与えると言っています
この貢献の意味は
他の業界にも
貢献を与えることができるのです
例えば、製品業界では貢献は長く必要となっています
日本人の貢献は
中国の貢献に競争する必要があります
2つ目の質問です
このニュースによると
日産にとって今までの懸念点は何だったと言われていますか?
本文では
3つ目です
アメリカ市場における電気自動車の
市況はどうですか?
という質問でした
聞き取れたでしょうか?
4つ目です
なぜFTのジャーナリストは
今回の統合見込みが日本人にとって
怯むことになると思うと言っていましたか?
聞き取れたでしょうか?
最後のリスニングです
1回目と同じく通常速度で聞いていただきます
ここで英語を聞く時に覚えておきたい
3つの大事なポイントをご紹介します
1つ目
耳と口の筋肉をトレーニングするイメージです
2つ目
3つ目です
それではもう一度実際のスピーチを聞いてみましょう
3つ目です
3つ目です
3つ目です
3つ目です
はい、上手に聞き取れましたか?
後に続いて言えたでしょうか?
今回のニュースを聞いて感じた方もいらっしゃるかもしれませんが
統合見込みとはいえ
もし実現すれば積極の見えないことが起こるのを感じます
それは良くもあり悪くもあり
どちらも言えると思います
経済、政治などの情勢に伴い
英語圏での経営活動を強化する企業が
出てくるかもしれませんし
そこで新たなマーケットが生まれる可能性だって
否定できないわけです
変化は脅威でもあり
捉え方によってはチャンスともいえます
これを機に
もし英語学習から遠ざかっていた人は
例えば英語のニュースを聞いてみるのもあるでしょうし
英語を始めようかと思いながらも行動できていなかった人は
一歩踏み出すタイミングかもしれません
私のオススメはNHKのラジオ英語講座です
レベルが細かく分かれているので始めやすい
リストやトピックは次音に変わる
そして何より1回15分ほどで終了するので
習慣化しやすい特徴があります
一人で続けるのが難しい方は
英語コーチをつけたり
英会話教室を利用することもおすすめします
まずは独学でトライしたい方は
ネイティブ英語を聞き取れる
海外で活躍する人もしている3つのステップを
授業動画講座でご覧いただけますので
良ければご利用ください
詳細は概要欄に貼っておきます
今回のポッドキャストを聞いて
活動を応援したいと思った方は
サポートシステムを導入しています
1回限りまたは月額サポートを選びいただけます
概要欄にリンクを貼っておきますので
サポートしてくださると嬉しいです
あなたが英語や海外で一つでも多く
楽しみながらチャレンジされることを応援しています
今日もお聞きくださってありがとうございました