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2023-04-10 20:46

かんき株式会社 代表取締役社長・大津悦朗氏③

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今回は大阪・なんばに本社を置く「かんき株式会社」。電設資材(LED照明や空調機器など)や建設資材、生産財を扱う代理店。「お得意様の繁栄に貢献する」が社是。

【ゲスト】
【聞き手】安本寿久(産経新聞大阪本社・編集委員)

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会社の歴史と東京未来営業所について
今晩のゲストも、柑橘株式会社の代表取締役社長、大津一郎さんです。
大津社長、こんばんは。
こんばんは。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。3週目になりますので、お疲れではないですか。
大変楽しくやらせていただいております。
そう言っていただくと、僕も嬉しいです。
今晩もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日は会社のことを主に伺うと思っております。
会社の資料を見せていただきますと、
2017年とありますので、今から6年前ということになるかもしれませんが、
東京未来営業所というものを開設されたということが書かれているんですが、
この未来営業所というのは、そもそも何ぞやということを伺いたいと思うんですが。
このネーミングは、実は私が作ったというか考えたんですけれども、
私も東京支店がございまして、これは昭和37年に開設して発展しているんですけれども、
私どもの会社の過半の販売というのは、東京のほうでできるように大変大きな支店に育っていまして、
この支店は、大手サブコン様の金田様がちょうど東京のほうにご進出されるときに、
私どもも一緒に東京のほうに行かせていただいて、それで実は発展してきたということで、
金田様の対応ということで支店機能というのをやってまして、
そうしますと東京でですね、東京というのは大変大きな市場があって、
デバイスの関係の需要でございますとか、そういうメンテの需要でございますとか、
そういうところをですね、後半に広げる開発と申しますか、市場開拓のようなところを一つ作りたいなと思いまして、
それをですね、東京未来営業所という名前で実際にやりまして、
ネイギミングもですね、だから最初は東京特輯にしようかとかですね、東京特品にしようかとか、
いろんなことを考えたんですけど、どうもしっくりしないと。
だからその喚起の、私どもの会社のこの未来をね、ある意味のその未来を形作る一つのですね、
モデル例にならないかなと思って、東京未来営業所という名前をしたら、
すんなり入りましてね、会長に東京で新しい営業所を作って未来営業所としたいと、
こんな話をして、まあいいんじゃないかということで、それで活動を開始したという、こんな形です。
この未来がひらがなっていうのもまたいいですね。
会社会社してるんですが、ひらがななので非常に柔らかいイメージになりますよね。
そうですね、喚起っていうのがちょうどひらがなでやってますから、
海外進出について
未来もですね、やっぱりひらがなでやった方が柔らかさとか柔軟さとか、そういうのが見えるかなと思いまして、
このひらがなにさせていただきました。
なるほど、いいセンスだなと思いますね。
はい、同時にまた年表を見せていただきますが、そこから2年経ってですね、
香港の方にも会社を作られた、これはもう海外進出を睨んでということなんでしょうか。
はいはい、これはですね、ある生計メーカーさんの方から、
ちょうどですね、そのお客様がタイの方にあって、
その繋ぎのですね、納入の仕事をお願いできないかという話があったものですから、
ちょうどその香港経由でお入れするということで、
香港に事務所を入れてタイの方に納入をするという、こういうルートでちょうどスタートしたんですけど、
今から先の事業を見据えますとね、
編集員さんおっしゃるように、やっぱり海外を一つは視野に入れた動きっていうのがね、
特にこの今からのこの世の中っていうんですけど、
日本だとか海外だとか言える、なんかね、ボーダレスであることは間違いないんで、
そういうもののやっぱりこの先鞭として、東京、この香港の拠点を作ったという感じですかね。
これはどうですか、寛紀さんにとっては初めての海外拠点になるんですか。
初めての海外拠点ですね。
場所として香港というのはタイとの関係だけですか、やはり中国市場とか大きな市場を睨んでるということもあるんでしょうか。
本来は中国の方にも参りたいと思ってまして、
そうすると最近思うことはちょっと香港だと少しちょっと弱いかなと最近思ってるんで、
もう少しやっぱりちゃんと中国の中に入るという体制はどこかで整えんといかんのかなというのが今思ってるところです。
じゃあ新しい挑戦が徐々に徐々に始まってるという気がしますね。
東京でもさらに市場開拓を睨んでおられるし、海外でも市場開拓を睨んでるという形ですよね。
寛紀さんの考える企業の方向性について
それも踏まえて伺いたいんですが、寛紀さんは昭和23年の創業ですね。
そして今平成も経て令和になってるわけですが、
企業としての方向性は時代自体によってだいぶ変わってきているというふうにご自身お考えでしょうか。
寛紀という形ですね。
パナソニックの代理店であったり大金様の代理店であったりしてるんですけども、
やっぱりその時代時代によって扱う商品とか、商品のハイリストアリアがあって、
それをきちっとキャッチしてやっていくということで、実はこの75年間生きてるということでいくと、
これが昭和であるとか平成であるとか令和であるとか、やっぱり企業が変わりながら、
会社が変わりながら、それをキャッチアップしながらお客様に満足をお届けするというふうに、
変わっていかなければならないのは間違いないと思いますね。
それとちょっとこれ大げさな話になるのかもしれませんけど、
私のような企業の社長が言う話じゃもしかしたらないのかもしれないですけど、
昭和っていうのはものすごく伸びたイメージ。
私は昭和の生まれで伸びたイメージがあって。
高度経済成長というものを踏まえて伸びましたもんね。
伸びましたですね。
平成でどっちかというと停滞をした後、失われた30年とか言われてるんですけどね。
で、電話ってじゃあ何なんだって言われたら、
もう一回再調整さなあかんのじゃないかって思ってましたね。
ちょっと話長くなっていいですか。
大丈夫です。
私小学校4年の時に鮮明に覚えてるんですけど、
日本っていうのは資源がないんだと。
海外からいろんなもの輸入して加工している。
加工貿易ね。
貿易が日本なんだ。
これって実は今も変わってないはずなんですね。
それはDXであるとかカーボンニュートラル、
いろんなことの背景の違いはいろんなことはあるんだけども、
日本の国柄としての立ち位置が変わってないような感じがします。
そうすると必然的にやっぱりそのものをきちっと作り上げる、
それをきちっと世界にお届けをする。
それが世界の方が喜んでいただくという国に日本がなっていって、
その一回の私ども代理店としては、
そうやって代理の仕事として企業に収めた、
それぞれの企業がそれを広げていっていただく。
そういうふうにして令和というのを、
なんとなく内向きになっていたところから外に発散するようなことが、
その魅力ですけども、できたらなというのがちょっと思っているところです。
もう偉いね。
大事な話だと思いますよ。
口だけの話で実力ともなってないんですけど、
年取ったせいかもしれませんけど、
最近そういうふうに思って、
そういうふうなことの一部を、
私どもの会社の中で少しでも東京未来であるとか、
香港であるとか、支店であるとか、もちろん本社であるとか、
いろんなところで仲間がいるわけですから、
そういうところでみんなで広げていけたらいいなというのが、
今思っていることです。
僕もそれは実はよく感じてまして、
最近その貿易赤字がずっとついているわけですね。
特に今エネルギー関係が高いのでということになっているんですが、
いつもニュースを見ながら思うのは、
こんなに赤字いつまで垂れ流しておけるのかなということですね。
やはり売るものを作らない限りは、
日本というのは将来絶対ないというのを改めて認識させてくれるというのは、
この令和になってからじゃないかなという気がするんですね。
その時にじゃあ何を売るのですかということは、
じゃあ何が作れるんですかということですから、
そこのところをしっかりとして、
日本の経済界が持っていかないと、
日本の将来はないわけですよね。
その際に大津社長のような会社がですね、
必要なこれだったら売れるとか、
こういうものを作ってくれれば絶対に売ってみせるよとか、
いったことをサジェストすることは非常に大事だろうと思いますね。
そういった意味では今おっしゃったことは、
非常に正しい時代認識だなという気がしますね。
企業経営理念について
それに本当に実行が伴うような形でね、やっていきたいなと。
いやもう75年もやっていらっしゃるから大丈夫ですよ。
本当に思っております。
その新しい感性でですね、
さらに関西経済界全体を引っ張っていくような社長業をお願いしたいなと。
全然別にそうでもないですけど。
じゃあまた後半もよろしくお願いします。
後半は経営理念とか、
そういうことをもう少し伺っていこうと思いますので、よろしくお願いします。
はい、後半です。
引き続き関係株式会社の代表取締役社長、大津哲郎さんにお話を伺います。
よろしくお願いします。
先ほど令和になった時代認識といったような話を伺いました。
その中でですね、関係株式会社の経営理念にも変化というのは、
これからあるのでしょうか。
あるいは進化といった方がいいかもしれませんが。
先週、先々週でもちょっと触れたかもしれないんですけどね。
やっぱりお得意さまの繁栄に貢献するという、このベースというのはですね、
この松下電機パナソニックの経営理念の代理店としての実践者としては、
これは常に持っておくべきもので、
それにプラスですね、やっぱり人間大事というか、従業員大事というですね、
これを付け加えたものが、今現時点の換気のですね、
一つはその理念であり、実行する姿であるというふうにして考えて、
今動いているところですね。
そういう意味では、進化といっていいでしょうね。
そうですね、どんどん進化させていきたい。
企業感と使命
今まだまだ言葉だけに終わっているところを、
本当にですね、私も社員も含めて、換気ってええな、
をですね、この実現活動をね、してまいりたいなと思っております。
それも踏まえて、今度こういう質問をさせてもらうんですが、
大津社長が会社員になられてからもう47年という歳月が経っているわけですが、
47年間で得たですね、企業感とか企業の使命とは何かといったことを、
どういったものでしょうか。
そうですね、企業感、企業の使命ですね、難しいんですけれども、
一つはですね、企業って何かって考えますとね、
すべてお預かりもので動いているわけですね。
例えば従業員さんにしても、いろんなものを社会の、
社会の後期という言葉がありますけれども、
そうやって企業は社会のお預かりもので成り合いをしているんだから、
企業というのは社会に対してお役立ちをするということで、
実は進まないといけないというふうに思っています。
なんかこういうと、なんかですね、綺麗すぎてうまいことがない、あれなんですけど、
突き詰めると、やっぱり企業というのは社会の後期であるという、
松下創業者の言っている言葉というのは正しいなって感じてましてね、
それを具現化するためには、やっぱり社員、従業員の皆さんを大事にし、
幸せにするということの繰り返しが、
お客様であるとか会社であるとかの発展につながっていくじゃないかなというふうに理解してます。
47年かかって、それを新年に到達された。
新年になりつつある。
昔は全然思わなかったです。
まあ入った頃あれもそうですけど、
徐々にやはり企業社会で成長していって、そういった理念に到達するということなんでしょうね。
まだ到達ったらもう行き全然違うんですけど、
ちょうど社長にお受けした時に、
ずっと疑問に思って、いい会社って何なんだろう。
何で構造改革で私は辞めたんだろう。
従業員も辞めないといけないというところになったんだろう。
いい経営って何なんだということを自問自答してるということをずっと感じてるんですけど、
それの一つの答えがこれかなと今のところですね。
成長途上の今のところは感じてます。
それも踏まえて、もうそろそろ最後の質問しなきゃいけないんですけど。
この企業社会で働くことの意味というのは、今この47年の経験を踏まえていうと、
特に若い人にこういうことだよということで訴えられることというのはありますか。
そうですね。
仕事に対する意味
私は仕事が大好きなので、ある意味幸せだなと思いますね。
大好きだったけれども、じゃあずっと順風満帆かというかね。
決してそんなことなくて。
失意もあれば、得意な時もあったかもしれませんけれども。
こうやって好きだと言えると。
それは何かなってよく思うんですけど、
一つはやっぱりいろんなことを逃げずに真正面で受け止めて、解決したり解決できなかったりの繰り返しとかですね。
基本的には教えられたことを素直におきしようという気持ちだけは持ってやって。
だから自分自身がやっぱりそんなに拓越したものが何もないものですから、
教えられていることを素直に聞いて、はいわかりました。
素直に聞けるという、素直に聞いて一生懸命、車に構えずにいろんなことに向かっていくということが大事かなと思いますね。
それと、やっぱりね、私ね、一番このコパル行ったりとか松下もしかりなんですけども、
やっぱりね、いろんなことを成した方々っていうのはやっぱり実践する力があるなという感じがね、ものすごくします。
だから、もちろん言葉っていうのは大事なんですけども、それを実行する力とか、実行に踏み出す勇気とか、
っていうのがね、やっぱりね、最後は大事なような感じがしますね。
で、付け加えると、リタというか思いやりのね、やっぱり日本という国柄、考えたらそういう思いやりであるとか、リタの気持ちであるとか、
こういうことでね、が、私の47年間の中で言うと、自分自身はそんなできてませんけどね、できてませんけど大事なことかなって思います。
なるほどね。あの、その社長自身の理念の中に、かなり松下このさんっていうのは、やはり大きいですか?生きていますか?
社長の役割と文化
そうですね。だから、最近になってでしょうね。
同業2人ってね、よくございますけれど、なんかこう、そういうふうにして、教えを日々感じていれたらいいなというのは思いますけど、
もう私も68ですしね、こうやってサラリーマンとしてずっと生きてきて、今はこうやって社長をやらせていただいているわけですけども、
どうやってできるかね、この先どこまでできるかわかりませんけども、そういうね、一つはこの実践しながらね、
それが一人でも社員のね、ここの中にその通じ合うものがあって、それがまた次にまた繋がっていくようなことになったら、
その喚起としての文化の一つになったらいいなというのは思いますけども。
人生も今や100年時代ですから、後進に道をずるなんてことはあんまり考えなくてもいいと思っているんですよ。
できるだけ引っ張っていくということをね、僕たち年配者がやらなきゃいけない時代だと思っていますので、
それも踏まえて長く喚起と、それから関西の経済化を一本ぐらいの気持ちでやっていただければなと思いますが。
そうしました。ありがとうございます。
3週間にわたって来ていただきました。非常に貴重な話を伺いました。ありがとうございました。
いやいや、ほんとつたない話で。大変申し訳ございません。ありがとうございました。
三景新聞社がお届けする、ラジオ三景ビジネスジャーナル。
ラジオ三景ビジネスジャーナル終了
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