正解のない世界での生き方
こんにちは、えりむすです。この番組では、自分らしく幸せに生きるための学びについて発信しています。
さて、今回のテーマですが、どこにも正解がない世界で、どう生きるか、です。
私たちは子供の頃、学校で習ってきた勉強、テストでは、答えがあるということが前提でした。
ただ、社会に出てみると、この働き方が正しいとか、この生き方が幸せとか、この人間関係が理想なんだとか、
そういった答えって、実はどこにもないですよね。むしろ、人の数だけ正解があるなんですよね。
しかも、それが日によって変わったり、年齢によっても変わっていくんです。
だから、たぶん、この世界には絶対の正解なんてないんですが、ただ、それってすごく不安にもなりますよね。
じゃあ、私は何を基準に選んだらいいんだろうとか、間違っていたらどうしようとかですね。
そんなふうに迷って立ち止まってしまうこと、きっと誰にでもあると思います。
正解がないということは、裏を返せば自由に選んでいいということでもあります。
それってとても嬉しいことでもあるんですが、ただ、この自由というのは楽しいばかりじゃないと感じる方も多いと思います。
選ぶ責任も自分で大事になるからですね。
例えば、誰かがこうすればいいよと言ってくれれば楽なんですが、自分で選んだ道がうまくいかなかったときに、これでよかったのかと自分を責めたくなったりとか、
自由というのは可能性を開くものではありますが、重さも伴いますよね。
そんな自由を楽しむためのコツですが、シンプルであります。
それは仮の正解でまず動くことですね。
これが絶対に正しいと確信できる瞬間なんて多分一生来ません。
こうあるべきという固定的な見方が柔らいで、多様なライフスタイルが認められるようになったことで、個々の価値観というのをより尊重できる社会になっているとは思うんですが、
自由であるがゆえに生じる3つの苦しみというのがありまして、選ぶ苦しさと選んでもその通りになれないということ、そしてもう一つが諦めきれないということなんですね。
なので、今の自分にとってはこれがいいかもと思える選択をひとまず信じてみるということがとても大切かなと思います。
そしてもし違ったと思ったらその時にまた考え直すというですね、自由の中で大切なのは選び直す勇気なんだと思います。
正解を一発で当てるということよりも選びながら自分に合った道を作っていく。
それが正解のない世界を生きる一番自由で優しい生き方なんじゃないかなと思います。
というわけで今回はどこにも正解がない世界でどう生きるかというテーマでお話ししました。
自由は不安も運んできます。ただ不安を抱えたまま進める力こそ私たちが持っている本当の強さなのかもしれません。
皆さんは今日どんな小さな選択をしていきますか。
それではまた次回の放送でお会いしましょう。
エリムスでした。