2023年3月の人工知能AIについてのニュースやノウハウをPodcastラジオ配信で振り返る
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目次

川上に立つスタンス
皆さん、こんにちは。ネットビジネスアナリスト 横田秀珠です。
1ヶ月に1回のポッドキャストの時間となりました。
今月も2023年3月までにあった 人工知能AIに関するニュースということで
解説をしていきたいと思っています。 今日もよろしくお願いします。
今日はですね、とにかくこの1ヶ月は チャットGPTに関するニュースが
結構たくさんありまして、その中で 人間の仕事が奪われるとかですね、
これからどうなるんだ、みたいな ニュースが結構多いですね。
そして、こんなこともできるようになった、 こんなこともできるようになった
というニュースもですね、たくさん流れているんじゃないかな
というふうに思うんですね。 その中で今日はですね、
ちょっとニュースを1個1個解説するんではなくて、
僕の今考えているAIに関する考え方ということをですね、
話をしていきたいなと思っていますので、 よろしくお願いします。
まずですね、最近よく僕が言っている言葉というのがありまして、
それがですね、とにかく、
川上に立て、風上に立てという言葉なんですね。
川にはですね、川上と川下というのがありますし、
風には風上と風下というのがありますね。
上から下にものは流れたりしているわけなんですけど、
この上に立つんだということを言っています。
例えばですね、このAIに何かさせるっていうふうに考えた場合ですね。
自分が上に立ってAIに指示をする、
お願いするということをしていく立場になるのか、
AIに何かさせられるような立場になるのかって考えた場合に、
AIにさせられる立場、つまりAIに依存してしまう、
AIのやっていることを自分がやる、
ということのスタンスに立ってしまったのでは、
これではですね、仕事が奪われるというふうに、
恐怖に感じるということも分かるかなと思うんですね。
だから、どうやったら上に立てるかっていうことを考えなきゃいけないんですけど、
これはですね、経営者をやっている方は、
自分が人の上に立ってですね、経営をしているじゃないかということです。
みんなの先頭に立って経営してるじゃないかということです。
このような自分が誰かのために、
人の上に立って仕事をしようという、
そういう気持ちがあるんだれば、
それはAIの上に立って仕事をするって考えてもらえばいいかなと思うんですね。
周りの人のために働く
なので、その誰かの上に立ってする仕事っていうのは奪われないわけです。
仕事が奪われるという、この仕事っていうことをすることをですね、
働くっていうふうに言いますよね。
働くっていうのは、旗が楽になることをすることを言うんですね。
旗、つまり、旗から見るとという日本語がありますように、
そばから見るとということです。
つまり、自分の周りにいる人が楽になるようにすることが、
働くという仕事です。
つまり、自分が楽になるために、
AIやロボットを使うっていうふうに考えるのではなくて、
自分の周りにいる人が楽になるため、
喜んでもらうために、
AIを使うというふうに考えましょうということなんですね。
なぜかというとですね、
自分が楽になるために使おうって考えた場合に、
楽になるために使ってたらですね、
楽になるものが全部AIになってしまうと、
自分の仕事が奪われると思っちゃうんですよね。
そうすると、自分の仕事がなくなるっていうふうに考えちゃうわけですよ。
ところが、みんなを楽にさせるために仕事をするっていうスタンスはですね、
世の中の人が、全員がもし楽になって幸せになったとしたら、
働く必要は本当にあるんでしょうかという話なんですね。
みんなが幸せになって、みんなが苦労しなくても、
みんなが物を作らなくても、みんなが食べ物を作らなくても、
いいんだったら、それがいいかもしれないですよね。
わざわざですね、自分が辛いことをするために仕事をする必要はないわけです。
なので、自分のためにと考えるのではなくて、
世の中のためにやっていることをしていれば働く、
AIを使ってみんなを楽にする
旗が楽になることをしていれば、僕はいいかなと思っています。
そのように考えてですね、自分のためにではなくて、
周りの人のため、地域のため、自分の国のために、
みんなが楽になるために自分は何ができるかって考えて、
それにAIを使えば、どういうふうにすればそれが楽になるかって考えてみるといいんじゃないかなと思います。
ということはですね、このAIというものは、
今でいるところの皆さんの会社の従業員であったり、
皆さんの家族であったり、地域の人であったり、国民であったり、
という人たちのことを指すわけですね。
その方々のことを考えて、その方々が楽になってもらうためには、
どうしたらいいかっていうことを常に考えていく、
そのような仕事をしていきましょうということになりますね。
そうするとですね、皆さんはその人たちにもっと楽になってもらうために、
仕事をどのように依頼したらいいかって今もね、
よく働いてもらうためにはどうしたらいいかって考えていると思うんですが、
AIも同じなんですよね。
皆さんのお仕事を依頼していると同じように、
AIに向かってどのように指示を出すか、
どのようにアドバイスをしてあげるかということが大事です。
言われた通りにやるというような仕事をしている方、
決まった通りのことをするという仕事をしているということは、
その時点で自分は上に立っていないですよね。
つまり誰かに言われたことをしている、
誰かに決まったことをやっているというスタンスというのは、
自分は上に立っていないわけなので、
その仕事はなくなるということなんですね。
ですが、自分が新しくみんなのために仕事を作っていくとか、
みんなのために新しいことを考えるということは、
なくならないと思うんですね。
先ほども紹介したように、
これがもしこの地球上からなくなってしまうことがあるんだとすれば、
AIのクリエイティブな仕事と指示の具体化
それは地球上のすべての人が平和で満足する、
幸せな毎日を暮らせるような日になっているということになりますので、
それはそれで僕はいいんじゃないかなと思います。
そうした場合に、
AIに向かって我々がどのようなことを支持していくかということが大事になります。
支持の仕方ですね。
相手に対して漠然とただ働け、ただ稼いでこい、
ただ何かやってこいと言っても、
何を稼げばいいか、何を働けばいいか、
とにかく頑張れ、精神論を言われても困ります。
ところがここに対して、
具体的に売上げの20%アップするのか、
売上げを上げるためには、
どのような手順を使うのか、
どのような戦略を立てて、
どのような戦術を使うのか、
ということを具体的に支持をしていくと、
それに対してきちんとやってくれる。
そしてこのようなことを計画して、
実際やってみたけどうまくいかない場合は、
どうすればいいのか、
その場合はこういうふうにしなさい、
とアドバイスをできる状態にしていれば、
そうするとそれをきちんとこなしてくれるのがAIです。
嫌な顔もせずに、失敗もせずに、
淡々とこなしてくれる。
これがAIです。
なので、例えばよく例に話をするんですけど、
クリエイティブな仕事というのは、
これから売られていくという世の中になりましたね。
ちょっと前まではクリエイティブなことではなくて、
AIというのはどちらかといえば認識技術という、
いろんなことが分かる、理解できるというステージだったのが、
最近は自分たちで考えて指示通りに絵を描くとか、
音楽を作るとか、文字を生成するとか、
いろんなことを発表するとか、
こういうことができるようになりましたよね。
このようなことになったら、
今度クリエイティブな仕事も奪われるのかと思うかもしれませんが、
もし皆さんがクリエイティブな仕事を頼む立場になったとしてください。
そのAIに向かって、
絵を描けと言って絵を描いてくれるのでしょうか。
AIが果たすべき役割とその指示の仕方
皆さんの会社のログマークを作れと言って、
はいと言って作ってくれたのに、
皆さんは満足するのでしょうか。
おそらく変なものを作ってくると思いますね。
というのは、指示の仕方が曖昧すぎて、
何をやっていいか分からないからです。
これを具体的に、
例えばどのようなコンセプトでとか、
自分の会社の理念をうまく取り入れたとか、
自分たちの会社の歴史をさらに進化させるような、
何か具体的な指示とか、
もしくは他の会社のこのようなイメージに近いものを作ってほしいとか、
ということを指示すると、
より具体的に仕事をしてくれるんじゃないかなと思います。
これは皆さんの会社でも、
できる営業マン、できない営業マン、
できる会社員、できない会社員、
いい営業マン、いい経営者、
いいくない経営者、
同じことが言えているんじゃないかなと思うんですよね。
精神論ばっかり言われても、
AIには精神がありませんから分かりません。
具体的に指示をしてあげることが大事。
その指示の仕方をどうするかということですね。
AIに対する指示の仕方
分かりやすく説明できた人は、
おそらく優秀な上司ですし、
優秀な部下も育っていくと思います。
同様にAIに対しても優秀な指示を出していく
と優秀なAIになっていくと思いますよね。
このような形で皆さんの思っていること、
考えていることを指示していることに対して、
いかに言語化するか、いかに見える化するかということです。
大きく分けると指示の仕方というのは、
声、つまり音声を使って指示をするのか、
文字を使って指示をするのか、
そして視覚的に見せて指示をするのか、
この3つぐらいしかないですよね。
文字で指示をするというのは、
今であればメールでするとか、
LINEでするとか、
手紙を書いてするとか、
書類を回すみたいな仕事の仕方がそうでしょう。
そして音声を使って指示をするというものは、
実際に口に出して指示をするのか、
電話で指示をするのか、
Zoomで指示をするのかというようなことになりますよね。
このようなものも文字認識技術、
音声認識技術というのが進化したことによって
できるようになりました。
そして3番目の見て指示するという方法は、
例えばお寿司はこうやって握るんだよ、
バットはこうやって振るんだよというのを実際に見せて、
これと同じように真似てごらんという方法ですね。
これは口でも言わず、
昔で言うとこの背中を見て覚えなさいみたいなものですが、
こういったものも画像認識技術というものが進化したことによって
それとそっくりな動きができるようになりました。
このように実際に皆さんが具体的に指示をすればいいほど
いいAIになっていくんじゃないかなと思います。
もう1回最後に言っておきます。
AIとの共存について
皆さんのAIに仕事を奪われると心配になっている方は、
おそらく自分が誰かの言いなりになったり、
指示待ちになっている人間になっているからじゃないでしょうか。
そうじゃなくて、自分が人の上に立つ、
人のためになることをやる、働く、
旗が楽になることをする仕事を見つけていくということをしておけば
いいんじゃないかなと思います。
ということで、今日は精神論的な話になりますが、
ぜひ皆さんもAIについてもう1回考え方を
捉え直していただけると嬉しいなと思います。
今月の人工知能AIに関するニュースということで解説しました。
ネットビジネスアナリスト、横田秀珠でした。
ありがとうございました。
バイバイ。
13:31

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