人工知能AIによる翻訳が人間を超えられないのは文化を翻訳していないから

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皆さん、こんにちは。ネットビジネスアナリスト、横田秀霖です。
今日も人工知能AIについて考えていきたいと思います。
最近ですね、インバウンド対策セミナーというのを講演をさせていただきまして、その時に話したことなんですけど、
今ですね、スマートフォンでGoogle翻訳ですとか、もしくはですね、ポケトークとかイリーとか、いろいろ翻訳機とかですね、
翻訳アプリっていうのが出てきているので、翻訳するってことが簡単にできて、しかもですね、リアルタイムにまあまあいい精度でできるようになったわけですよね。
で、それを見てですね、翻訳家とか翻訳の仕事とか同時通訳の仕事っていらなくなるんじゃないの?ってね、
それこそ翻訳の仕事が生まれるんじゃないの?ということが言われているんですけど、
決してですね、そんなことはないと思っていて、少なくとも現時点では全くと言ってほど奪われることはないというふうにね、自信を持ってほしいなと思うんですけど、
それはなぜかというとですね、僕は言っていることなんですけど、言葉はね、翻訳できるけど、文化を翻訳できていないということなんですね。
簡単に言うとどういうことかっていうと、例えば海鮮丼があったときに、海鮮丼にわさびが三角形、三角錐になって乗ってますよね。
で、その海鮮丼というものをご飯の上に刺身が乗っているものですっていうふうに説明してありますが、その説明だけを自動翻訳したからといって、
海外の人はですね、海鮮丼が出てきたときに、なんだこの黄緑の三角錐のものはと、丸ごと一個パクって食べるかもしれないですよね。
で、うわ辛いと、なんてまずいんだと言って、クレーム入ってその場で帰っちゃうかもしれないです。
つまりその海鮮丼という言葉を翻訳すればいいのではなくて、海鮮丼という日本の文化を翻訳しないとですね、いけないわけですね。
じゃあそのレベルまでが今の人工知能にできるかというと、できないわけですよ。
だからそこの仕事っていうのがまだ翻訳に残っている。
ただしその文化というものがデジタルデータになっていけば、そうするとそれはディープラーニングとかですね、機械学習を通して人工知能が学習していくことができるわけですね。
なので翻訳家の仕事がですね、アナログで入り続けることができれば仕事は奪われないということなんですけど、誰かがねデジタル化しちゃうんですよね。
そうすると一気に奪われるんじゃないかなと思います。
ネットベースアナリスト、横田修林でした。ありがとうございました。
ではまた明日。
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