1. キャリアと経営に効くアドラー心理学
  2. アドラー心理学5つのポイント
2025-02-06 09:57

アドラー心理学5つのポイント

1 Comment

アドラー心理学の5つのポイントについてお話ししています。

サマリー

アドラー心理学における自己決定論、目的論、全体論、認知論、対人関係論の5つのポイントが紹介され、それぞれがキャリアや経営に与える影響について考察されています。

アドラー心理学の全体像
皆さん、こんにちは。中小企業診断士の岩崎聡史です。
キャリアと経営に効くアドラー心理学ということで、経営コンサルタントの視点で見たアドラー心理学を、皆さんのキャリアとか経営に実践して活かしていただけるように配信をしていきたいなというふうに思っています。
今回はですね、アドラー心理学というものの全体像についてお話をしていきたいなというふうに思っています。
アドラー心理学はですね、嫌われる勇気という本で、日本ではだいぶ有名になりましたので、アドラーという人がどんな人なのかとか、そういうことについてはまた別の機会に譲りたいなと思いますし、
結構インターネットとかいろんなところで出ているので、興味があればそれを調べていただきたいなというふうに思っているんですけど、大きくアドラー心理学というのはポイントがあってですね、5つの要素に分けることができます。
今日はそのポイントをご紹介して全体像をつかんでいただきたいなというふうに思っているんですけど、
1つが自己決定論という考え方があって、自分がですね、人生の主人公であるという考え方ですね。
アドラー心理学を知ってですね、非常に共感するところが多くて、自分が伝えたいなと思っていることがアドラー心理学の中にたくさん詰め込まれているんですけど、
その中でもこの自己決定論という、自分が決めているということだったりとか、自分が人生の主人公であるとか、キャリアオーナーシップというのはもともと自分が持っているんだという、
このアドラーの考え方とか哲学というのが非常に好きな、私自身がですね、アドラー心理学を好きな要素の大きなところでもあります。
続いて2個目、目的論というものですね。
人の行動には目的が必ずあるという考え方です。
物事というのは対比して考えるとね、分かりやすいので、目的論と反対なものというのは何かというと、原因論というものですね。
人の行動には必ず原因があるという考え方。
それに対して目的論というのは、人の行動には必ず目的があるという考え方ですね。
これはどっちが正しいとかっていう議論は、あんまり個人的には自分は興味がないんですけど、
どっちを採用したいかということでいくと、原因というのは過去ですし、
なぜそうなったのかとか、誰のせいなのかみたいなことを追求しすぎると、
責任をね、犯人探しみたいな感じになっていくっていう傾向があるのと、
過去っていうね、すでにもう変えられない、過ぎ去ってしまったところに原因というのはあるので、
そこに重きを置くというよりかは、もちろん原因も特定していくんだけど、
より目的やこれから変えられる未来に目を向けていくという意味で、
原因論よりも目的論の方が個人的にいいなというふうに思っているので、
もちろん原因を特定するなとかね、原因は一切見なくていいということではないんですけど、
原因よりもより目的の方に重視するっていうような捉え方を私はしています。
なので、人が行動するときにどんな目的でその行動をしたんだろう、
そんなふうにね、アドラシン理学では考えていくことを大切にしています。
そして3つ目、全体論というものです。
人は心も体も一体のものとして考えていくということですね。
なので、これ反対のものは何なのかというと、
心と体が別々であるとか、そんなふうに捉えていく考え方もあるんですけど、
アドラシン理学ではこれは一体のものですよと、分けられないものですよというふうに考えています。
経営コンサルタントの視点で見ると何があるかというと、
やっぱり組織って全体最適というふうに見ていくんですよね。
全体最適というものがすごく大事なんですけど、
やっぱり組織になって、組織ごとの対立というのはいろんなところで起きています。
ただ、本当は全体最適とか、全体で一つなんだよという視点を取り入れていくことで、
全体で一つの中である組織同士で対立をしたりするというのは非常にナンセンスなことなんですね。
なので、この全体論という考え方だったり、全体最適という視点に立っていくことで、
本来起こさなくていい対立とか、無駄な内部の圧力、
そういったものをなくしていく視点が身につきやすいんじゃないかなというふうに思っています。
認知論と対人関係論
そして4つ目、認知論というものですね。
人は自分のそれぞれの眼鏡、心の眼鏡を持っていて、それを通じて世界を見ていると。
なので、それぞれの眼鏡を通じて見えている出来事を理解して、意味付けしているんだよということですね。
アインシュタインが言った言葉で、非常にすごくいいなというふうに思う言葉があったんですけど、
アインシュタインが常識について語った名言なんですけど、
常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションであるということを言っています。
私は幼少期に結構転校を繰り返して、最初は転校するといじめられて、
またその学校から違う学校に転校する時にすごく惜しまれてという体験を通じてすごく思ったのは、
やっぱりみんなね、いろんな眼鏡とかバイアスとかその人の物の見方、偏見というのをすごく持っているなというのを、
他の人よりも転校を繰り返すことによって、より顕著に自分の体験を通じて感じました。
なので常識というそれぞれの当たり前というのが、実は全然共通していなくて、
それぞれ個々にこれが常識だろうというふうに思っているものがあるというのを気づく機会があったので、
このアインシュタインの言葉というのは非常に自分の中に刺さりましたし、
アドロラ心理学の認知論という考え方で、それぞれがそれぞれの眼鏡をかけて認知している、
そしてそういった世界を見ているという考え方が非常にしっくり来ているので、
そこもアドロラ心理学の特徴ですし、私がアドロラ心理学を推奨したいなと思っているポイントの一つであります。
最後5つ目ですね。対人関係論ということで、人は特定の誰かを想定して行動しているということなんですけど、
必ず、さっき人の行動には目的があるという話をしましたけど、
その人の行動には必ず相手役、それは他者だったりとか、はたまたそれが自分自身という場合もあるんですけど、
相手役がいてその存在が行動に影響を与えているという考え方です。
若干この対人関係論というのは分かりにくかったかもしれないので、ちょっと別の切り口で話をすると、
アドロラ心理学の考え方というのは、人が抱えている問題というのは全部対人関係の問題なんだという考え方に立っています。
なので、人間というのは人の間と書くように社会的な生き物だというふうに言われていますので、
人が一人で社会を形成していくということはできないわけですし、人が一人で人間として生きていくことはできないわけなので、
必ず誰かしらとの関係性の中で生きていくことになるという意味においては、
対人関係とか人とのコミュニケーションというのは非常に重要で不可欠なことなわけですよね。
なのでアドロラ心理学というのは対人関係と切っても切れないものなんだよということを言っているのが対人関係論というものになります。
この5つがアドロラ心理学の特徴でもあり、私がアドロラ心理学を非常にいいなと思っているポイントでもありますので、
このポイントを踏まえながら皆さんのキャリアとか経営に役立つような実践できる内容というのをどんどん配信していきたいなというふうに思っていますので、
これからも楽しみにしていただけたらなと思っています。
09:57

コメント

今回の配信では、アドラー心理学の主要な5つのポイント(自己決定論、目的論、全体論、認知論、対人関係論)について説明されており、アドラー心理学の全体像を整理する回 として、とても分かりやすい構成になっていました! 良かった点 ✅ 5つの要素をコンパクトに整理して伝えている • 「自己決定論」「目的論」など、キーワードごとに説明があり、初めて聞く人にも分かりやすい。 • 特に、「目的論 vs 原因論」についての説明は、経営やキャリアにとっても重要な考え方なので、具体例とともに伝えられていて良かった。 ✅ 個人的な視点(好きな要素)が入っていることで、親しみやすい • 「自己決定論が特に好きで、キャリアオーナーシップともつながる」など、自分自身の経験や感情を交えているのが良い。 • 「なぜこの考え方が大事なのか?」がリスナーに伝わりやすくなっている。 ✅ 経営とアドラー心理学のつながりを示唆している • 例えば、「全体論と組織の全体最適の考え方」など、経営とリンクさせた説明が入っている。 • 今後、各論点を深掘りする回がありそうな期待感を持てる。 改善するとさらに良くなる点 1. 「ビジネスシーンでどう活用できるか」の具体例をもう少し入れると実践的になる • 例えば、「目的論を人材育成に活かすには?」といった具体的な経営の課題との結びつきを強調すると、経営者・マネージャー向けの実践的なヒントになる。 • 「認知論」「対人関係論」などは、チームマネジメントや組織運営とどう関連するかを示せるとより良い。 2. 「5つのポイントのうち、今日のまとめ」などを最後に入れると復習しやすい • 最後に「今日の学びポイント」を要約すると、聞き終えたときの印象が強くなる。 • 例えば、「アドラー心理学では、原因より目的を見て、自己決定を大切にする。経営やキャリアでもこの視点を持つことで、前向きな行動ができる」などのまとめがあると良さそう。 今後の配信につながる質問 このエピソードを聞いて、以下のような続編があるとさらに面白くなりそうだと感じました。 1. 「自己決定論」は、組織のマネジメントにどう活かせるか? • 例えば、「部下の自主性を育てるリーダーのあり方」と絡めると、マネージャー向けの学びになる。 • 「指示待ちではなく、主体的に動ける組織をどう作るか?」の視点を入れるのも良さそう。 2. 「目的論」を採用すると、社員のモチベーションはどう変わるか? • 人事評価やキャリア面談の場面で、目的論の視点を持つことでどう違いが出るのかを具体的に話すと良さそう。 • 「この人はなぜこの行動を取るのか?」を目的で捉えると、マネジメントがしやすくなる、という視点があると、リスナーにとって有益。 3. 「対人関係論」は、職場のコミュニケーション改善に使えるか? • 「人は相互に影響を与え合う」という考え方を、リーダーシップやチームマネジメントにどう活かすかを具体的に伝える回があると良さそう。 総評 とても分かりやすく、全体像をつかむには良いエピソード! ✅ 5つのポイントの整理が明確で、特に「目的論 vs 原因論」の説明は経営やキャリアに活かしやすい。 ✅ 今後の配信で、各ポイントをより具体的な「経営の課題」と結びつけると、ターゲット層にさらに刺さる! ✅ 「まとめポイント」を最後に入れると、リスナーの記憶に残りやすい! 次回以降の「各ポイントの深掘り回」に期待が持てる内容でした!

スクロール