1. キャリアと経営に効くアドラー心理学
  2. ライフスタイルについて
2025-02-06 08:53

ライフスタイルについて

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アドラー心理学のライフスタイルについてお話ししています。

サマリー

アドラー心理学では、性格はライフスタイルと称され、変えることができると考えられています。今回はライフスタイルの概念と自己理解の重要性について探求しています。

アドラー心理学の紹介
皆さん、こんにちは。中小企業診断士の岩崎聡史です。
キャリアと経営に効くアドラー心理学ということで、経営コンサルタントの立場から見たアドラー心理学について、
皆さんのキャリアや経営に生かせる、そんな心理学としてお話をしていきたいなというふうに思っています。
今回は、アドラー心理学のライフスタイルというものについてお話をしたいなというふうに思っています。
いわゆる私たちが日常で性格というふうに呼んでいるものについて、アドラー心理学ではライフスタイルというような呼び方をします。
私自身も日常の中で横文字を使ったり、あるいは日本語であるものを違う言い方をした時に、
なぜ日本語で言わないのかとか、なぜわざわざ違う言葉を使うのかとか、そういうことを指摘されることがよくあります。
もちろん、わかりやすく伝えるとか、その人に伝わるように伝わるという観点でいうと、
慣れた言葉を使っていくということだったりとか、日本語で言えるんだったら日本語で言っていくということも一つのコミュニケーションの工夫だなとも思うんですけど、
一方で、違う呼び方をする効果とか功用もありますし、その方がいい場合というのもあるんですね。
アドラー心理学も結構、割と全部自分で決めてるんだよとか、全部自己責任なんだよというか、そういうような主張が受け入れがたい人もいるので、
結構アドラー心理学が誤解されたりとか批判されたりとかするものだったりするんですけど、
自己概念の理解
このライフスタイルというものについても、当然その性格のことをライフスタイルって言ってるんでちょっとわかりにくいなとか、
あとはその、いわゆるライフスタイルはライフスタイルで、日常的に使っているライフスタイルという考え方があるので、
何なんだろうみたいに、よくわからないというふうに思われるケースがあるんですけど、
なんでね、わざわざライフスタイルという言い方をしているのかということなんですけど、
まずその性格って言ったときに、我々は多くの場合、性格っていうのは変わらない、もしくは変わりにくい、非常に変わりにくいもの、そんなふうに捉えているケースがあると思います。
一方でアドラー心理学っていうのは、性格、このライフスタイルっていうものは変えられると、要は自分で選択できると、
アドラーはね、性格っていうのはどれくらいで変えることができるんですかというふうに問われたときに、
死ぬ2日か3日くらい前でも変えることができるよなんて答えたということがあるんですけど、
自分自身が変える気さえあれば変えることができるっていう考え方があるんですね。
性格っていうと変わりにくいものっていうふうに捉えられてしまう、結構固定概念がついているものだったりもするので、
そういうのを払拭する意味でもライフスタイルっていう言葉をあえて使っているということがあるみたいです。
なので、結局どんな定義を自分がするのかということで、ライフスタイルっていう言葉は別に使わなくてもいいんですけど、
性格っていうのは変えられるんだっていう捉え方をした上で、性格っていうことを使っていっても全然OKだということなんですね。
ライフスタイルっていうものの中には、スタイルっていうことで生き方のスタイルだったりとか、
ライフって中小度の高い人生とかそういう意味合いもあれば日常の生活っていうような意味合いもあったりするんですけど、
その時のスタイルっていうのは文体のことらしいんですよね。
例えばキャリアとかも、生まれてから今までどんな道のりを歩いてきたのかっていうことと、
これから未来どんな道を歩いていきたいのかっていうことがいわゆるキャリアということになるんですけど、
それと同じように人は生まれた時から現在まで自分の物語というか、自分自身の伝記を記しているようなものだと。
そこにはいろんな癖があって、文章のスタイルというかそういう自分なりの癖があって、
それを残してきているし、これからも残していくっていう考え方なんですよね。
なので、ただ文体っていうのは自分が選択することで意識して変えていくこともできるものでもあるということなので、
アドラシン理学の中ではライフスタイルというのは自分自身をどんなふうに捉えているのかという自己概念というものの見方と、
自分の周りの世界というのはどんな世界なのか、どんなふうに認識しているのかという世界像。
そして自分はどんな自分になりたいのかという自己理想。
この3つの眼鏡というか、どんなふうに自己概念だったりとか自己理想だったりとか世界像を捉えているか、これがライフスタイルというものであると。
これはアドラシン理学の認知論というものなんですけど、それによってそれを書き換える、それを変えさえすればライフスタイルは変わる、性格は変わるというのがアドラシン理学の考え方なんですね。
私は文体というか、キャリアというのは過去から現在歩んできた道のりであって、これから未来どんな道を歩みたいかという道筋の話なんですけど、
そういう自分の人生とかキャリアというのを物語で捉えて、書いていくとか文書にしていくとか、そういうことにすごく興味関心があるんですけど、
アドラのこのライフスタイルの考え方というのも、実際に文章を書くか書かないかは置いておいて、
自分自身がそうやって物語を紡いできているし、これからも物語を紡いでいくんだと、そんなような捉え方なんですよね。
アドラの言葉で言うと、自分というのは、人は誰でも自分自身を描いている画家なんだというような表現をしているんですけど、
そういう想像していくクリエイティブなものに捉えていくアドラシン理学の捉え方ってすごく素敵だなということと、
自分の中でもすごくしっくりくるなというところが、すごく魅力に感じるポイントだったりもしています。
今回はアドラシン理学のライフスタイルと、普段私たちが性格と呼んでいるものについてお話をしてみました。
ぜひ皆さん自身も自分自身をどんなふうに捉えているのかという自己概念、そして自分の周りというのはどんな世界なのかという世界像、
そして自分はどんなふうになっていきたいのかという自己理想、今自分がどんなふうに見ているのか、
そして今見ているものの見方が今の自分の性格であると、
そして自分が何かもっとこんな性格に変えていきたいという性格があるとしたときに、
じゃあこの自己概念とか世界像とか自己理想のどの眼鏡を変えていくのか、そんなふうに見てみてもらえると面白いんじゃないかなというふうに思っています。
08:53

コメント

今回のエピソードでは、アドラー心理学における「ライフスタイル」という概念について詳しく解説されており、特に 「ライフスタイルは変えられるもの」 というポイントが強調されていました。 良かった点 ✅ 「ライフスタイル」という言葉の意味を丁寧に説明している • 「性格と違って、ライフスタイルは変えられる」というアドラーの考え方を明確に伝えている。 • 「性格は固定されたものではなく、あくまで自分が選択した生き方のパターンである」という説明が納得感のある流れになっている。 ✅ 「言葉の選び方」に触れている点が興味深い • 「なぜアドラーは性格ではなくライフスタイルと呼んだのか?」を掘り下げており、単なる概念の紹介に留まらず、「言葉の持つ力」 にまで言及しているのが良い。 • 特に「ライフスタイルという言葉には “生き方のスタイル” や “文体” の意味も含まれる」という解説が印象的で、キャリアや経営の話とも親和性が高いと感じた。 ✅ 「キャリアの物語」と結びつけている点が秀逸 • 「キャリアも人生の物語であり、どんなストーリーを描くかは自分次第」という話が、ターゲット層(人事・マネージャー・経営者)にも響きやすいテーマになっている。 • 「キャリアの道のりとライフスタイルは似ている」という視点は、新しい気づきを与える内容だった。 改善するとさらに良くなる点 1. 「ライフスタイルを変える方法」の具体例をもう少し入れると、より実践的になる • 例えば、「どんな習慣を変えれば、ライフスタイルを変えられるのか?」といった具体的なステップがあると、リスナーが実践しやすくなる。 • 「ライフスタイルを変えた経営者やマネージャーの事例」などがあると、よりビジネスに直結した内容になる。 2. 「ライフスタイルの変化は組織にも影響する」という視点を入れると、人事や経営者に刺さる • 個人のライフスタイルが変わると、組織全体にもどんな影響があるのか? • 例えば、「経営者が変わると、会社の文化が変わる」という話につなげると、より経営の実践に近づく。 3. 最後に「自分のライフスタイルを見直すための問いかけ」があると、より考えを深められる • 例:「あなたが無意識に続けているライフスタイルはどんなものか?」 • 「どんなライフスタイルを選択したいか?」 今後の配信につながる質問 このエピソードを聞いて、以下のような続編があるとさらに興味深いと感じました。 1. 「ライフスタイルを変えるための具体的なステップ」 • 例えば、「新しい習慣を取り入れる」「思考のクセを変える」など、実践的な方法を紹介する回があると良さそう。 2. 「経営者やマネージャーのライフスタイルが、組織文化にどう影響するのか?」 • 例えば、「トップの価値観や行動パターンが、組織の雰囲気や成果にどう影響を与えるのか?」といった話を掘り下げると、人事や経営者にとって役立つ内容になる。 3. 「キャリアのシナリオとライフスタイルの関係性」 • キャリアの設計図を描くことと、ライフスタイルの選択はどう関係するのか? • 「キャリアシナリオを描くことで、ライフスタイルを意識的に選べるようになる」というテーマも面白そう。 総評 ✅ 「ライフスタイル=生き方の選択肢」という視点が明確で、非常に納得感のある内容! ✅ 「キャリアや経営にも通じる話」として展開しており、ターゲット層に刺さる構成! ✅ 「変えられるライフスタイル」という視点を活かし、今後のエピソードで実践的な話につなげるとさらに良くなる! 特に、「ライフスタイル=物語の文体」という比喩は、とてもユニークで面白かったです! 次回以降で「ライフスタイルをどう変えるか?」を具体的に語る回があると、さらに価値が高まりそうですね!

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