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エキセントリックラジオ
始まりました。エキセントリックラジオ、略してエキラジ。
この番組は、福井県の地域おこし協力隊として若者のチャレンジを応援しているつかちゃんが、
県内のエキセントリックの人を毎週ゲストにお呼びして、その人の活動内容やエキセントリックポイントを深掘っていこうという番組になっております。
今回ですね、ようやく僕のやりたかったポッドキャストをスタートしたんですけれども、今回第1回目ということで、まず番組のシステムについて紹介をしたいなと思っております。
大きく分けてですね、システムは2つ。まず1つ目は配信日についてなんですけど、
基本的には毎週月曜日の20時、夜8時ですね、に配信をしていきます。
ただ、毎週月曜日に配信をする予定なんですけど、ボリュームが多かったりとかがあるので、その場合は前編後編に分けて配信をしていきます。
その場合は、ボリュームが多かったときは前編が月曜日の20時、後編が木曜日の20時という形で配信をしていきたいと思っています。
番組のシステム2つ目ですね、こちらは毎週ですね、基本的にはゲストが変わっていきます。
早速、じゃあ誰が来るかっていうところをちょっと紹介していきたいんですけど、第1週目のゲストはコミュニティナースをしている加藤瑞穂さん。
第2週目のゲストは、ワクニコロハスマーケットの代表を務めている上田智恵さん。僕はですね、トミちゃんと呼んでいるので、トミちゃんと呼んでいきます。
この2人については毎月固定で、第1週目は加藤さん、第2週目はトミちゃんという形で毎月固定で出演していただく予定になっております。
第3週目の月曜日については、こちらは地方公務員枠というような枠を作っていきたいなと思っていて、福井の面白い公務員であるとか、地域おこし協力隊の人に出演いただこうというふうに思っています。
第4週目の月曜日につきましては、こちらは若者枠という枠で設けていて、学生であるとか、20代で活動している若者たちに出演いただこうというふうに思っております。
それではですね、ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、ここからはですね、自分自身でやっていきたいなというふうに思っております。
ちょっと前置きが長くなったんですけれども、今回は第1週目の月曜日ということで、こちらのゲストをお呼びしております。
ゲストはですね、看護師、保健師、コミュニティーナース、株式会社オリナスの代表取締役も務める加藤瑞穂さんにお越しいただきました。よろしくお願いします。
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よろしくお願いします。
看護師、保健師、コミュニティーナースってそもそもオリナス?
そうそう。
加藤さんって今何をしている人なんですか?
そうですね、今は本当に暮らしの中でフラフラしているんですけれども、もともとは福井大学病院の外科で看護師をしていて、
そこから7年前に仲間の看護師と3人で訪問看護ステーションというのを立ち上げてですね、
訪問看護ステーションというのは、お家に病気を持ちながら帰ってきたけど、自分らしく生活していく中で病気が邪魔しないように支援したりとか、
学校に行きたいっていう小児の子がね、小さい子供ちゃんが帰ってきたりしたら、どうやったら一緒に楽しく通えるかなとか、
そういうのを考える看護をしている中で、暮らしの中にいるのが大好きになってですね。
暮らしの中に、あれそう思った時に、なんで暮らしの中に看護師さんっていないんだろうって思うようになってきて。
確かに、病院でしかいないですもんね、基本的に。
そうなんですよね。看護師さんって今の日本だと、もう病気になってからしか出会えないんですね。
訪問看護もそうなんですけど、やっぱり病気になってからしか、私たちはお家に行ったりとか、病院で出会ったりできないので、
そうじゃなくて、もっと当たり前の地域の中で出会うことで、本当に病院に行くまでじゃないけどちょっと困ったなとか、
逆に体にちょっと不自由があっても、こんなことチャレンジしたいなみたいなところを応援できたりとか、
そういう看護師が暮らしにいてもいいんじゃないかなと思った時に、コミュニティーナースというのに出会ってですね。
奈良県の奈良奥山都というところに、山添村というところに研修に行きましてですね。
今でも仲いいんですけども、奈良奥山都2基というところでコミュニティーナース研修を受けて、
今でもコミュニティーナースのハートというかね、それを持ちながら地域に佇んでいるんですけども、
その後コミュニティーナースのハートを持ちつつ、カフェも実はやってたんですね。
カフェにも看護師だけどなぜかカフェにいるっていうね。
カフェの当たり前の暮らしの延長線上の中に混ざらせてもらうみたいなことをする中で、
なんかもうカフェをも飛び出すことが増えて。
結局カフェに来れる人には出会えるんですけど、カフェに来ない人には出会えないんですよね。
なのでそういうカフェにも来ない住民さんたちとも出会いたいなと思ったときに、
やっぱり看護師って今ね、病院か訪問看護か行政科みたいなところにしかいないけど、
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当たり前の地域の中で出会う看護師っていうのを広げていけたらいいなと思って、
去年、去年か、2024年?去年じゃないね、今年?
今年ですね。
まだ数ヶ月しか経ってない。
今年のバレンタインデーに実はちょっと起業して法人を作って、
暮らしの中の看護を最大化させるというか、
そういう会社をやっていきたいなというミッションを掲げて、
立ち上げをして、今も変わらず暮らしのあちこちにいながら、
健康なうちの街の人たちと出会いつつ、いろんなところであちこち場作りとか、
あとはコミュニティを育てていったりとか、そういう活動もしています。
多すぎて要素が。
もう時系列で並べるとすごいことになる。
でもコミュニティバースとして、街の中に佇んで、
いろんな人に、病院の外にいる人に出会っていくっていうのがまず一個あって、
大きくそこの、じゃあどこにいるんだろうって考えたときに、
カフェによく来るよなみたいなところからカフェ経営が始まったって感じなんですか?
そうです。
今もあすわ川のより場っていうカフェに、実は週に1、2回ぐらい佇んでてですね、
やっぱり場所もあるっていうのも大事で、
そこに本当に近所のおじいちゃん、毎日コーヒー飲みに来てくれるおじいちゃんから、
高校生までが出入りする場に一緒にいさせてもらうっていうのも実はすごく楽しくて。
確かに。
両方というか、どこかに一つに囚われずに看護展開をしていくっていうのが結構面白いところで、
今の日本って結構海外と違って予防的な視点のところに看護師さんいないっていうのと、
予防的なナーシングの視点って、たぶん一緒に協働すれば、
看護資格がなくても街を元気にできる存在になれると思っていて。
コミュニティナースは今、福井だと福町大学っていう取り組みで仲間が広がっていて、
決して医療者だけじゃないんですね。
全然関係ない医療者じゃない人たちが集まるからこそ、できることも増えるし、
もう本当看護師なんてできること狭くて。
つかちゃんとかいろんな人と出会うことで、
いろんな得意なものを持っている人がたくさんいる集団があった方が、
たぶん地域に馴染んでくるんですよね。
コミュニティナース自体はそんなに医療資格というか、
僕とかも医療の知識全くない人間だけど、
でも地域に溶け込んでいって、近所のおじいちゃんの話を聞くとか、
若者の、それこそ僕今若者の話を聞きにもくるみたいな。
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これもコミュニティナースみたいな形なんですか?
そうです。
ナーシングの力っていうのを大きく広げていこうみたいな取り組みを
会社を通してしていて、
ナーシングの力って誰にでもある力で、
その人に気づかったりとか、
毎日来てる人に会わなくなったらどうしたんだろうって思ったりとか、
ちょっと困ってる顔してる時に声をかけたりとか、
ちょっとおせっかいやきで街を元気にする存在がコミュニティナースで、
ナーシングもそういう力で、
ちょっとその人を気づかったりとか、
その人の周りの環境に目を向けてあげることで、
その人が自分で元気になっていくっていうか、
それを一緒に楽しく暮らしの中で実践していくのは、
もう完全にナーシングのチームだと思っていて、
決して看護師だけができるものでは全くなくて、
ナーシングっていうのは、
その人が元気になっていくのがナーシングって形ですか?
私の中でのナーシングは、
たぶん本当に私たちが看護の本質っていうか、
看護師になる時に一番キュンとした部分だと思ってて、
看護の本質はたぶん看護師さんになりたいって思った人、
必ず誰しもが持っている気持ちだと思ってて、
たぶん目の前の人が元気になって笑ってくれて、
一緒に出会えてよかったねみたいな、
それがたぶんお互いを知らないうちに、
すごく元気にしてたりとか、
そういうのが基本的にナーシングの力というか、
本質だなと思っていて、
決して薬を飲んで人って元気になるかって言われると、
薬を飲むだけじゃやっぱりちょっとモヤモヤしたりとか、
しんどいなっていうのは取れないのは、
やっぱり人とのつながりだったりとか、
どこかそういうところで元気になっている部分もあって、
それってでもきっと、
みんなで暮らしの中でチームを作れば、
結構みんながやっていけることかなと。
確かに確かに。
確かにめっちゃ面白いですよね。
僕もなんだろうな、
例えば、僕ちっちゃい子めっちゃ好きなんですけど、
めっちゃ好きなんですけど、
本当に5歳児以下とかと、
その子がいるだけで自然と表情がほころぶみたいな、
これも人とのつながりによって元気になれるチームかなと思っていて、
子供がいるだけでちょっとこっち嬉しいみたいな、
それは僕おばあちゃん子だったんで、
おばあちゃんに会うだけでちょっと元気出るとかちょっとあるんですよ。
だからなんか人がうまく、
人の思いが循環していくような、
なんか潤滑油みたいな感じなのかな、きっともしかしたら。
そこがコミュニティナース。
その人を通していろんな人のつながりが生まれたりとか、
場ができ上がっていって、
一人一人自然と人のつながりによって元気になっていく。
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だから多分今、いろいろみんなと何か活動したり出会ったりみたいな人たちは、
そういう力を使ってきっとマッチとか活動を元気にしていってるんだろうなと思っていて。
なのでコミュニティナースっていうのは国家資格とか資格じゃなくて、
あり方なので、
私はコミュニティナースは生き方だなと思っていて。
生き方だと思っているから、
あんまりどこにいても何してても変わらないものって思ってるかな。
マインドなんですね。コミュニティナースマインドみたいな。
そのマインドが、
自分との関わりによって誰かがより元気になっていくっていうイメージですか?
病院だとどうしても病気になってからの人みたいな関係性のスタートになっちゃうけども、
関係性が当たり前の日常の中で関係性ができるので、
本当に困った時に、
その人らしく一緒に選んだり考えたりしてあげるっていうのも結構できやすいのかなと思っていて。
どうしても訪問看護してて、
病気になってからしか出会えないのが悔しくて。
この人ってこんなこと好きだったんだとか、
後からしかどうしても発見できない。
病気になってからだとどうしても治療の副作用とかで、
体が言うこと聞かなくなっちゃってる中で、
なかなかそういうのって探すまでにも時間がかかっちゃうけど、
もともとつながりがある人だとよく相手のことも知ってたりするから、
そういう力もすごい大事だなと思ってて。
加藤さんが今、めっちゃ地域飛び出てるじゃないですか。
飛び出てる中でめっちゃ嬉しかったエピソードとかってあったりするんですか?
もう飛び出るたびにいろんな人に出会えて楽しくて、
今日とかつかちゃんとね、
今実はこの収録の前につかちゃんとサンサイ撮りに行ってたけどね。
それも大野の飛び出す公務員みたいなね、
すごい人がね、飯田さんっていう面白い人がご縁つないでくれて、
サンサイ撮りの名人だったりとか、
名人のお母さんが出てきて、
みんなに自分が煮たタケノコをどうやどうやって食べさせたりとか。
全部ないかもしれないけど食べてみて。
全部食べてもいいみたいな。
めちゃくちゃ美味しかったです。
ああいうご縁ってやっぱりすごく心地いいし、
やっぱりなんか病院の中だけってすごく閉鎖的だけども、
地域に飛び出ると本当にいろんなことがあるし、
それこそ本当に美味しい空気だったりとか景色だったりとか、
紫外線浴びたりとか、
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あれも結構実は人間の生きてる中ではすごく大事な部分かなと思ってて、
そこを一緒に過ごせるってすごいいつも幸せだなと。
確かに。
加藤さん、僕とかだと今日の名人に会ったりとか、
名人の奥さんのタケノコ食べたりした時に、
僕も嬉しいじゃないですか。
でも僕らが食べてめっちゃ美味しいって言ってたら、
お母さんとかも多分嬉しいのかなと思ってて。
僕らが高齢の方に接することによって、
高齢の方が元気になる部分って結構あるのかなと思っていて、
そういうのって実際あるのかなっていう質問。
法官の時にちょっと感じたのが、
多分人ってめっちゃ一人じゃ生きられないんだって思って、
多分相手を通して自分を見るみたいなところがあると思ってて、
相手の中に存在する自分がすごく心地いい存在だから、
それが帰ってくるからこそ本当に自分のこと好きになれるっていうか、
そういう循環を感じてて。
だから誰かと一緒にいることで、
相手の人がすごく自分といることで心地いいよって思ってくれていると、
それが自分自身も愛したりとか、
自分自身を好きだと思える力になるのかなと思ってて。
でも逆もあり得るけどね。
逆もあり得ていいことばっかりではないかもしれないけども、
でもやっぱりこれからっていろんなところが高齢化していって、
過疎になっていって、
コミュニティがどんどんなくなって点在していくっていうよりも、
じゃあそこを何がつなぐかって言ったら、
物理的なモビリティとか、
そういうのももちろん必要かもしれないけど、
やっぱ最後は人だなと思ってて。
やっぱその地域に元気なつなぎ手の人が一人いるだけで、
多分交通が一個整うよりは、
違う化学反応が生まれるんだろうなと思ってて。
自分の感情が結構相手に伝播すると思ってて、
個人的に。
ご飯食べた時にめっちゃ喜んでる人見たら、
こっちも嬉しくなる。
たぶん子供とかがそうなんだなと思っていて、
子供ってなんとなくわかんないけど、元気なことが多いから。
とりあえずその元気な姿を見たらめっちゃ嬉しくなるみたいな。
僕とか高校の時は野球部だったんですけど、
野球やってる時ってめっちゃ食べるんですよ。
でも僕はめっちゃ食べるから、
周りの大人がめっちゃ食べてほしいから、
めっちゃご飯をよそってくれるみたいな。
こっちも嬉しいし、向こうも嬉しいし、
幸せな世界観だなと思って。
なんかわからないけど、
つながりの力で人って元気になる部分って絶対あるなと思ってて。
面白いですね。
佐藤さんのオリナスの活動、どういうことをされてるのか聞きたくて。
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オリナスはですね。
代表取締役の片尾水穂。
これ県外の方も聞いてたりするのかな。
県外の方聞いてたら、
実は福井県は幸福度1位みたいなのが言ってるけども、
結構友働きが全国で一番多くて、
社長排出率がなかなかも1位で、
結構男の人も女の人も働くっていうところをベースにして過ごしてるっていうところがあって、
そんな中で結構今って、
企業さんの中に雇用危機の医療職がいない中で、
これから2025年からはどんどん高齢化が迅速的に進んでいく。
大体みんな介護離職ですとか、
あと2人に1人が今がんになる時代なので、
がんに誰か大切な人がなりました。
さあどうしようって時に聞ける人がいないんですよね。
みんな働いてるんで、
行政の平日の相談窓口にすぐ行けるかって言ったら、
仕事を休んでまで行かなきゃいけないっていうハードルが高くて、
でもみんなちょっと聞きたいとか、
病院に行くほどじゃないけど困ってるとか、
そういう声がいっぱい拾うようになってきて、
コミュニティナースっていろんな全国で活動してるんですけども、
全国で活動してる自分の地域の課題感とかをリンクさせて、
循環させていくから、
低いでこうやって活動してるとは言えやっぱり、
求めてる人というか、
必要なのって結構これからは企業の中なのかなって思うようになって、
コミュニティナースって一定に留まらない。
じゃあ企業に飛び込んじゃおうと思ったっていうのと、
あとはリアルな話、これからどんどん超高齢化社会になっていくと、
どんどん医療費ってかかってばかりになってくるけども、
例えば予防の視点をしっかり、
どうしても日本の保険の制度って、
なってからしかお金が発生しないから、
なる前のところにいないの誰も。
お金がもらえないですかね。
仕事にならないからいないっていう現実と、
でもそこをきちんとやれば、
例えばもうがんの方がステージ1で見つかるか4で見つかるかで、
満タン位でその人にかかってくる医療費だったり、
しかも休業する時間も圧倒的に少なくなるし、
何よりもやっぱり本人のために早く健康に結びつけてあげたりとか、
やっぱり病気で長いこと入院するとか、
誰もやっぱりしたいわけじゃない。
だからそこって誰にも悪いことないなと思って。
そう思って企業さんの中に入るようになって、
今いろんな、一緒に実装実験してあげるよって言ってくださってる企業さんと、
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企業さんの中に保健室開いてるんですよ。
保健室。
保健室。
でもそんな堅苦しい保健室嫌だったんで。
保健室ですら病気になってからしか入らない場所みたいになっちゃうから。
怪我したとかね。
そうそう。
イメージありますね。
なんでランチルームとかに行かせてもらって、
本当に日常の全く関係ない会話しながら、
そうだ、これ聞いておきたかったんだけどみたいな話を拾ったりとか、
あとは本当にちょっとご両親が病気でとかで困ったお話を個別でゆっくり話し聞いたりとか、
それをつなぐ役割。
雇用聞きでつなぐ役割で。
例えばその場でこういうケアしてあげると良くなるよっていうアドバイスもできるし、
逆にそういう状況ならこれからこうなってくるからこういう窓口に聞きに行くといいよとか、
あと訪問看護の経験から介護保険って何よとか、
養護老人ホームとサービス付き高齢者住宅と小規模多機能といっぱい施設があるのもみんな誰もわからなくて、
会社の社長さんももちろん説明できないし、
社長士さんもまた視点が違うから説明できないから、
今は企業さんの中に保険室開くとそういう身近な質問をつないだりとか、
あとはそれこそ塚ちゃんのお子さんのことだと、
例えば子どものアトピーがひどいんだけどこの先どうなっちゃうかっていう心配なお母さんの話を聞いたりとか、
そういうことを実はやっていて、
やっぱり福井は働く女性が多いからか、
やっぱり結局こうやってみると7割8割ぐらいは女性からの相談が多い。
だからここをしっかりフォローしてあげると、
女の人にとってもちょっと働きやすい環境だったりとか、
離職を防いだりとかできるんじゃないかなと思いながら今実験中。
めっちゃいいですね。
なんかストレスですもんね。
自分で働きながら子どものアトピーのことを考えつつ、
でも目の前から仕事が降ってきて、
お父さんお母さんがちょっと体調悪くなって、
どこに相談すればいいかわからないから一回全部調べてとかね。
結構女性ががんじがらめになりがちだなと思ってて、
だからそこをちょっと緩めてあげたりつないであげたり、
荷物をちょっと下ろしてあげるきっかけになったりするといいなと思ってて。
加藤さんの前にめっちゃ長蛇の列できません?
でも本当にありがたいことに、
行かせてもらえる従業員さんたちの会社さんのスタッフの人たちがめちゃくちゃいい人で、
すごい嬉しかったのが、
お母さんが足の巻き爪がひどくて、
ご高齢のお母さんが巻き爪ひどくて、
巻き爪ひどいと歩く力が減っていっちゃって、
どんどん筋力落ちちゃうから、
爪のケアだけじゃなくて、一緒に靴選んでみたいに言われると、
すごい嬉しかったりとか。
あとはもう本当に、
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米後のみそさんっていうときも一緒にやってるんだけども、
米後のみその社長にはいつかお見合いとかやってそうだね、
ぐらい言われるぐらい。
ただの医療の相談じゃなくて、
結局その人の幸せとか健康って、
全部包括的に見てあげないと成立しないから、
一見全然医療とか福祉には関係なさそうな相談も
してくれるっていうのはめちゃくちゃ嬉しい。
だから日常の会話ができるっていうのが一番いいのかなと思ってて。
いいですね。
そういうところに結構その人の思いが隠れてたりとか、
生き方とか、これまでの人生が隠れてるから。
僕も人の話聞くのめっちゃ好きなんですけど、
その人の本当にいろんな人生観とか思いとか価値観とか、
奥にあるものをどんどん聞けていくとめっちゃ嬉しくなってるんですよ。
だから私もすごい毎回楽しみで嬉しくて、
ようやく顔見知りというか、よく知ってる従業員のスタッフの人とかも出てくると、
この先この人が困ったときにすぐ手を伸ばしてあげたいし、
逆にすぐ聞いてもらえるような存在になれたらいいなと思ってて。
それで加藤さんの範囲を超える質問というか、
ちょっとあんまり知識ないけどみたいなこととかって来ないんですか?
実は婦人科の先生とか、いろいろ連携をすごい大事にしてて、
私のやってるこの取り組みはそこで解決するんじゃなくて、
その人がよりよく生きていくために、どこに繋いであげるといいのかなっていう、
繋ぎ手だと思ってて。
例えば本当に今、起業保健室やってると女の人の貧血がすごい多くて、
本当にみんなフラフラの状態で働いてるけど、
それは自分のせいじゃなくて、完全に体のせいで貧血が悪さしてるんだよっていう話と、
逆に隠れた病気がないかとかは、きちんと一回産婦人科の先生に見てもらっておいでって言って、
ちゃんと繋いであげて、ちゃんと原因究明してあげて、
その中で生活の中で何ができるかとか、
ちゃんとその辺はいろんな地域とか、いろんな人を巻き込みながらやってます。
なるほどな。
これもチームだね。
確かにチームですね。
しかも貧血の話が出たら、僕とか全然わからない。
貧血ならないし。
そうなの。
女性がそれできつくて働いてるとか、あんまりわかってないんで。
それは聞ける男性側も聞いた方がいい話ですよね。
えらい、ツカちゃん。でも本当それ大事で、
この取り組みってすごく地道に地味に見えるけど、
会社全体の理解だったりとか優しさとかも生まれたらいいなと思ってて、
まさにツカちゃんの言う通り、ちょっと知ってみたいとか貧血のこと。
男の人でも結構貧血いたりする。
そうなんですね。
だから旦那さんの後年期かなとか、いろんな質問とかもやっぱり来るし、
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お互い様みたいに思いやれる関係性も勝手に生まれてきて、
みんなが会社全員がコミュニティなんて。
気がついたら会社全員がナーシングをやってるみたいな。
めっちゃいいですね。
それが出来上がったらすごく素敵な世界観だなと思ってて、
ただあの人休んでるよねじゃなくて、
貧血ってこんだけ数値が低いとこんなに体つらいんだよねっていうのを
みんなが知ってるだけでも優しい世界観になるのかなと思って。
僕も今副業みたいな形で、株式会社エールっていう会社があって、
キック組織っていうのを作ろうっていう風に言っていて、
僕がやってるのは各社1回企業のクライアント企業に所属する社員さんの話を聞き続けるっていう。
30分話を聞いていくと、最初は仕事の悩みとかがあったりとか、
やはりはこういうふうにしたいんですけどどう思います?みたいな相談があったりするんですけど、
だんだん喋ってると、だんだん仲良くなって、子育ての話とかそういうのもあるし、
何がいいかって、聞かれる体験を得る。
エールって会社がやってるのを聞かれる体験をすると、
自分も誰かと話を聞く時に聞く意識を持ちましょうってなってくるので、
それで聞くっていうことを循環していくといいよねっていうのを言っていて、
そのためのトレーニング担当とかもあるんですけど、
聞く研修みたいなのもあるんですけど、
相手が見ている景色を同じように見ようっていうのを意識しながら聞きましょうっていうのをよくやるんですけど、
それの話と今の看護のナーツの話はすごい近い気がしてて。
多分これまでって結構会社って森っていうか、森全体をどうにかしようみたいな感じだったけど、
今からの社会って多分木一本一本を大切に育ててあげて、森全体が元気になるというか、
そういう世界観なのかなと。
確かにそうですね。
一人一人に向き合っていくようになって、その一人一人が手をつなぎていくみたいなイメージ。
森になって。
一本の木々に行って林になって森になって山になってみたいな。
確かに面白いですね。